【ゴールデンアワー】の感想

7666文字

 

 

ゴールデンアワー

公式ジャンル 忘れられない青春を過ごす恋愛アドベンチャー
メーカー NIKO
発売日 2017年07月28日
通常価格 9,800円(税抜)
パッケージ購入 駿河屋・DMM・Getchu
ダウンロード価格
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この世界には忘れてはいけないものがある

 

 

 

 
◀【ゲーム属性グラフ】

プロデューサー 北澤伸一郎
シナリオ 小西翼
原画 南浜よりこ
音楽 MME

 

 

 


おすすめ度:★★★★☆


知名度:


ストーリー:7

テキスト:7

キャラクター


演出:7

システム:6

ゲーム性:5


CG10

Hシーン


BGM

主題歌


ポイント:純愛、三角関係、サッカー、ロープライス


満足度:78


レビュー

 

 

作品の紹介

 

 

【あらすじ】

サッカー全国大会地方予選決勝の直前、主人公の石森雄也は怪我によりサッカーが出来ない体になってしまった。
それまでの目標を失った雄也は夢や希望、そして、恋を半ば諦め、ただ時間を潰す日々を過ごす。
そんな雄也にも気になる女の子「広瀬夏未」が居たがどうせ自分なんてと興味の無い振りをしていた。

いつも通り、放課後に街に出て時間を潰すためゲームセンターに向かう雄也は「ユキ」と名乗る少女と出会う。
彼女はとても似ていた。「広瀬夏未」に。そして、初めて出会った筈なのに、どこかそうじゃない気がして…。

彼女は突然、雄也に告げる。

「私があなたの恋を応援してあげる」

それは雄也とユキの止まっていた時が再び動き出した瞬間だった。
残り僅かな時間の中で…。

 

 

このトレーラームービーからも漂ってくる、どこか切ない雰囲気。

 

 

ちょっぴり切ない物語と、南浜より子さんの魅力的な原画。そして艶めかしい塗り。良質なBGM。

高く評価する人も多い作品ですが、個人的には期待を下回った部分が少々ありました。そして、とある作品に似通った構成とストーリー展開に感じました。

ただ、プレイして損ということはないはず。

私もプレイして良かったとは思っているのです。

 

 

どこの店舗特典がいいのか非常に迷いました。

迷った結果、好きなキャラとかではなく黒ストッキングで選びました。笑

 

 

 

どんな人向け?

 

 

・切ない物語が好きな人

・サンプルCGを気に入った人

・音楽やムービーに心惹かれた人

・リアル寄りな恋愛を求めている人

・非現実的な要素も受け入れられる人

 

個別ルートはどちらかと言うとリアルな寄りな恋愛模様です。

メインのルートではどこか非現実的な要素があります。

そうした2つの要素が大丈夫な人向けの作品です。

 

南浜さんの原画を気に入った人。音楽や雰囲気を気に入った人はそれだけでも価値がある作品かもしれません。

 

 

 

ストーリーについて

 

 

全体のストーリーの流れ

サッカー部のエースだった主人公「石森雄也」。事故で怪我をしてから自堕落な生活を送っています。

そんな主人公が「ユキ」という謎の少女に出会います。

ユキの助けも借りつつヒロインとの仲を深めていくなかで立ち直っていく恋愛物語……といった感じでしょうか。

 

 

共通ルートは「たのしー」って感じ。

個別ルートは「うーん……

メインのルートは「イイハナシダナー

ってのが多くの人の意見だと思います。

 

 

個別ルートについて

先程「リアル寄りな恋愛模様」と書きましたが、どいうことか説明します。

 

 

たとえば、


 

・劣等感を持つ相手に対しての執着

・別れたいのに、恋人に「別れないでくれ」と言われ、別れずじまいでグダグダしてしまっている状態。

・いけないと分かっていても流されてしまう関係。

・猿のようにセックスにハマり、どこか常識を欠いてしまう。

・好きだけど理由があって付き合えない。

・「私……もう……決めたから」

・「あの子ばっかり活躍してずるい」という嫉妬心

 


どれも学生時代などに見られる青臭さです。(もちろん学生時代だけではないものもあります)

そんな青臭さを絡めた恋愛模様に「リアル寄り」という表現をしたのです。

 

 

はたして「そんな恋愛、誰が見たいんだ?」そう思う人もいるかもしれません。

……そうです。それこそが個別ルートを微妙に感じてしまう理由だと思います。

ただけっして完成度が低いわけではないですよ!

 

 

他作品では、主人公がいないと「このヒロイン生きていけないんじゃないか」って思う作品がありますが、この作品のヒロインは、強く生きていけそうな感じがします。そこも「リアル寄り」と書いた所以です。

 

 

メインルートについて

私の存在理由ってなに?

その答えが出されるのがメインのユキルートです。

このメインストーリーこそが多くの人に評価されている部分ではないでしょうか。

 

 

ネタバレ感想

最初のほうで「とある作品に似通った構成とストーリー展開」と書きましたが、それに触れていきます。

クリックで展開(※ネタバレ全開)

 

 

 

・攻略

 

 

プレイ時間は、ボイスをほぼ全部聞いて27時間くらいでした。

自力攻略はかんたんです。

攻略は見ても見なくても、どっちでもいいでしょう。

 

 

攻略チャート

 

 

推奨攻略順はユキルートを最後にしてくだされば、あとは自由です。

 

 

 

・体験版

 

 

公式サイト

楽しめるかどうかは体験版をプレイしてみてください。体験版以外の部分に関しては私の記事を参照ください。

 

 

 

・パッチ

 

 

公式サイト

・ゲーム中の演出の強化
・新規描きおろしイラストやキービジュアルを含む販促素材イラストの鑑賞画面を追加
・誤字脱字の修正
・その他細かい不具合の修正

 

 

 

テキストについて

 

 

1~3行で書かれています。

誤字脱字がそこそこ見受けられました。

読みやすい文章ではあります。

現代の物語なのに「チーマー」がでてきたり、「マブい」とか「オシャンティー」とか若干古臭い表現がありました。

 

 

この作品はサッカーをやっている主人公の話なので、少しばかりサッカーネタが入っています。

 

 

少しサッカーに関するネタを紹介しましょうか。

 

 

……

 

 

……

 

 

知って得する!? サッカー雑学のコーナー

わーっ! ドンドン ぱふぱふ ♪

 

 

ゴールデンアワーの中に登場したサッカーネタを知るだけでも作品に対する愛が深まるはず。

本文中のテキストを元に紹介します。 

「どうでもいいよ」っていう人は飛ばしてください。

 

 

雄也「ユキさん半端ないって……後ろ向きのボールめちゃめちゃトラップするじゃん。そんなの普通出来ないって、あの能力の選手じゃ……」

現在、サッカー日本代表フォワードの大迫 勇也選手の学生時代の活躍を嘆いた発言が元ネタ。その発言をされた方の泣き顔と「大迫半端ないって」というセリフ入りのTシャツも存在します。笑

 

 

雄也「じゃあ……プレミアのチームでいっか」

プレミアとは

プレミアリーグのこと。

世界最高峰レベルのサッカーのリーグ。イングランドの1部リーグ(日本で言うとJ1リーグに該当します)のこと。

世界で最も人気の高いリーグと言われています。

 

 

ちなみに日本代表の香川 真司選手の所属していたマンチェスター・ユナイテッドは世界有数のビッグクラブ(格式・実力・資金力をもつチーム)で、世界最大のファン数(6~7億人)をほこるチームです。

仮に7億のファンがいるとしたら、この地球上に存在する人間の10人に1人はマンUのファンということです。笑

余談ですが、今現在、香川 真司選手が所属しているドルトムントというチームは、1試合の平均観客動員数が世界一多いチームです。(1試合8万人ちかくのサポーターが見にきます)

サッカーのことをよく知らない人はビックリしたんじゃないですか? 笑

 

 

世代別の代表チームに選ばれた時になんかの雑誌のアンケートでリバプールの8番だった選手を好きな選手にあげた。

リバプールとは

リヴァプールFCのこと。プレミアリーグの中でも有数の名門チーム。

試合前や試合終了直前にサポーターたちが歌う「You’ll Never Walk Alone」。たくさんのサポーターの熱い思いがこもったこの大合唱には鳥肌がたちます。

 

 

リバプールの8番だった選手

スティーヴン・ジェラード」選手。

長らくリヴァプールを支えた名選手。レジェンド。

日本人(主にネット上)は、このジェラードの迫力ある大砲のようなシュートを「ジェラード砲」と呼んで親しんでいます。

サッカーに興味がない人でも見ていてスッキリするような迫力のあるシュートだと思いますよ。ドゴンッというシュート音が気持ちいいです。

 

 

ユキ「サッカーの試合、ヨーロッパの王者を決める決勝戦で3対0で負けてたのに後半の6分間で同点に追いついたチームを知ってるでしょ?」

世界最強のクラブチームを決める大会「UEFAチャンピオンズリーグ」 2004-05 決勝「ACミラン 対 リヴァプールFC」。

歴史的な試合の1つで、名試合としてあげられることが多いです。

 

 

当時、世界でも指折りのスター選手たちが集まっていたACミラン。途中、リヴァプールは3対0で負けていました。誰もが諦めてしまいそうな場面。しかし、諦めずに戦った選手たち。その末のまさかまさかの大逆転劇。

この試合は「イスタンブールの奇跡」と呼ばれています。こういう試合があるからこそ、サッカーを見るのをやめられないんですよね。

 

 

「この間、プレミアに入った17歳の選手が凄いみたいよ。私もデビュー戦見たんだけど、あれで17歳とは思えなかった」

たぶん「ベン・ウッドバーン」選手だと思います。

 

 

雄也「あっ、そう言えば名取からはロナウドのサイン入りユニフォームを貰ったよな。あれすっごく嬉しかったよ!」

現役選手だろうから、たぶん「クリスティアーノ・ロナウド」選手のこと。

出典:ゲキサカ

世界最高の選手と評されることもあるほどの選手。サッカーファン以外でも知っている人は多いんじゃないでしょうか。

年収は100億円を越え、世界一稼いでるスポーツ選手だとか。

 

 

 

キャラクターについて

 

 

広瀬 夏未

CV:あじ秋刀魚

この子はめっちゃ性格がいいです。

 

 

北上 まりか

CV:鈴谷まや

ピカソ。

 

 

七北田 瑠璃

CV:ヒマリ

第一印象では一番可愛いなと思いました。

 

 

※ネタバレ画像

このテキストにはブチ切れそうになりました。

 

 

名取 すず

CV:くすはらゆい

あんまり他のメンバーとの絡みがなかったような……

 

 

ユキ

CV:歩サラ

以前なんかのインタビュー記事で、プロデューサーか誰かが「好評だったキャラクターを次回作でも引き継ぐのがポリシー」みたいなことを話されていたのを見たことがあります。

ぜひともそんなポリシーは捨てていただきたい。

……とまあ、プレイする前はキャラクターデザインに少しばかりの不満があったのですが、プレイし終わった今となってはこの子は可愛かった……と思っています。すいません。笑

素直じゃないところなんかがカワイイよなぁ……

 

 

梅田 千尋

CV:白石かなめ

ヒロイン昇格はよ!

 

 

砂押 リサ

CV:橘まお

……ねぇ、彼女の存在理由ってなに……?

 

 

石森 雄也

主人公。

ヘタレてイライラした部分もありましたが、最後までプレイした結果、イケメンで優しくてコレと決めたらまっすぐな男らしい部分もある。という好印象で終わりました。

 

 

中村 雅史

主人公の親友。

超イイやつだし、とあるシーンでの活躍が格好よすぎた。

 

 

手塚 純一

マザツー。

サッカー部のキャプテン。

けっこうな嫌なやつでした。あんまりこういう言葉は使いたくないのですが、男のクセに陰湿です。

でもまぁとあるシーンでは同情すらしましたが。

 

 

 

演出について

 

 

ムービーのクオリティが高いです。

それを後半の良いタイミングで入れてきたのが憎らしいです。

 

 

 

システムについて

 

 

シーンジャンプ機能など便利な機能が揃っています。

しかし、マウスで操作する場合に現在の画面でのボイスリピートができない。フルスクリーンでプレイしているとタイトル画面まで戻らないとゲームを終了できない。

などマウス派にとって、けっこう不便な面がありました。

 

 

 

ゲーム性はあるか

 

 

選択肢がいくつかあるタイプのアドベンチャーゲームです。

 

 

 

CG

 

 

南浜先生の絵がとっても可愛らしくて素敵です。塗りも素晴らしくて雰囲気がよく出ています。

 

 

背景が綺羅びやかなのにキャラクターがそれに負けていない。

それって凄いことですよね。

 

 

こうカメラのピントを合わせたかのようにヒロインに焦点を合わせているのも好きです。

この作品は写真もキーの一つになってきますので、こういうCGもより印象的になります。

 

 

これは本編に出てくるCGではないのですが、こういう一見するとちゃんと描かれていないように見えるCGを本編内で効果的に使っていたのが印象的です。

 

 

その他、SD絵も可愛らしかったです。

何より立ち絵を見ているだけでも楽しい

頬をプクッと膨らませたり、満面の笑顔を見せてくれたり照れたりと、さまざまな表情を見ているだけでも楽しかったです。

 

 

 

Hシーン

 

 

フェチ:お尻

お尻のエロさは圧巻。

公式サイトのサンプル画像をみたら、お尻アングルが多いのかと思っていましたが、意外にもおっぱいアングルの方が多かったです。

ただまぁ他作品と比べるとお尻アングルが多めですね。

 

 

おっぱいだってエロいです。そして何よりも特筆すべきなのは肌の塗り。

 

 

着衣エッチと全裸エッチが半々くらいなイメージです。

 

 

卑語なしピー音なし

卑語がないです。これが致命的に痛かった……

どっちかというとインモラルな雰囲気を漂わせたエッチシーンだってあったのに、卑語なしの健全テキストでした。

個人的にこの点が非常に残念で仕方ありませんでした。

まぁ卑語が嫌いな人も中にはいますし、そういう人にとってはプラスの部分だと思いますね。

 

 

ほかにも残念に思った点がいくつかありました。

まず、フィニッシュに向けての盛り上がりをもう少し出して欲しいです。

エッチシーンとカラオケは抑揚が必要……これ鉄則。笑

 

 

あとは射精カウントが0になったときに

びゅるるるぅぅぅぅっ、どびゅううぅぅぅっぅっ!!

と射精音のテキストを入れるのはマジでやめたほうがいいと思います。

だって射精カウントをつけるってことは、カウントが0になったときプレイヤーが射精をするのを想定しているんですよね?

ってことはヒロインの喘ぎ声でイキたいはずのプレイヤーが虚しい射精テキストと共に果てては興ざめもいいとこです。

 

 

もう一点は、ループボイスがひどかったことです。

盛り上がってきたのに地の文章では控え目なループボイスの喘ぎ声。

そんなんじゃ一気に現実に引き戻されてしまいますよね?

BGVをうまく使えている会社も多いので、ぜひとも頑張っていただきたい。

 

 

逆に良い点は、

・差分をうまく利用して(ピストンなどで)臨場感を出せていたこと。

・原画と塗りが素晴らし過ぎる。

・MORE系列特有のコダワリの構図が最高すぎる。

(なかにはこういう挑戦的な構図も!)

 

 

結果的には実用的なエッチシーンでした。

 

 

シーン数は全部で23シーンです。


夏未_4

まりか_5

瑠璃_5

すず_4

ユキ_4

リサ_1


1シーンで1~3回します。3回することが多いです。

1回のHの尺は短めですが、回数が多いのでHシーンの尺自体を短く感じることはないと思います。

 

 

 

BGM

 

 

MMEの曲は良い曲が多いですね。

 

 

・印象的な曲

 

 

Insomnia

この作品を代表する曲。

 

 

Fumikiri

この曲が一番好きです。なんでかって、最初のメロディとうって変わって途中から疾走感が出てくるのが凄い。

 

 

Neon Sign

この曲も頭に残りやすいです。

 

 

 

主題歌

 

 

Change The World / 夢乃ゆき

 

 

車窓の歌 / hana

 

 

ラストタイム / 夢乃ゆき

 

 

 

その他の要素

 

 

・タイトル画面の「アルバム」から「CG」「SCENE」「MUSIC」が選べます。

・パッチを当てるとタイトル画面の「おまけ」でCGを5枚見ることができます。

・誤字脱字以外にもホラーバグが?

 

 

 

まとめ

 

 

人を選ぶ良ゲー……と言ったとこ。

絵を気に入った人。音楽を気に入った人。体験版が楽しかった人。この記事を見てプレイしたいと思った人は、購入して大丈夫かと。

人によっては心に残る一作にもなりえるでしょう。

 

 

 

パッケージ版

 

駿河屋で「ゴールデンアワー」を検索

 

DMM.com→ゴールデンアワー

DMM.com→【DMM限定】ゴールデンアワー オリジナルA4タペストリー付

Getchu.com→ゴールデンアワー

 

ダウンロード版

 

 

 

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