【いもうと~蜜壺・完全版~】の感想

6338文字

 

 

いもうと~蜜壺・完全版~

公式ジャンル 真夏の田舎で妹に溺れる禁断関係ADV
メーカー スナック・ファクトリー
発売日 2013年11月29日
通常価格 5,800円(税抜)
パッケージ購入 駿河屋
ダウンロード価格 4,800円(税抜)
ダウンロード購入 DMM・DLsite・Gyutto・DiGiket・Getchu

 

……溺れていく。夏の暑さに。蜜壺のような妹の魔性(カラダ)に

 

 

 

 
◀【ゲーム属性グラフ】

企画・原案 短編工坊
シナリオ 短編工坊・ニコチュウ(仮)・びんぼうくじ
原画 瑳々
音楽 shibahiro・村岡さん(ぉ)

 

 

 


おすすめ度:★★★☆☆


知名度:C


ストーリー

テキスト

キャラクター:7


演出:7

システム

ゲーム性:6


CG:7

Hシーン


BGM:7

主題歌


ポイント:実妹、近親相姦、背徳的、ヤンデレ、ミドルプライス


満足度:75


レビュー

 

 

作品の紹介

 

 

【あらすじ】

都会に出てから一度も連絡をよこさなかったことを怒鳴られはしたものの、予想に反してあっさりと迎え入れられた実家で、家族の温かみを感じながら過ごす数日。
しかし、あの頃となにも変わらない佇まいの中で、ただひとつ大きく変わっていたのは、あの頃の面影を残したまま美しく成長した妹・満花(みつか)でした。
徹はその姿に忘れていたはずの想いを翻弄され、その狭間で激しく揺れ動きます。

季節は夏。
立ち込める熱気と、草いきれの匂い。
それらを乗せた生ぬるい風。

どうして―――なぜ―――

自問に対する答えもないまま、ただがむしゃらにお互いを貪り合う兄と妹。
二人の関係に悩みながらもそれを捨てられない兄と、純真無垢に兄を慕い篭絡しようとする妹の物語は、二人を育ててくれた母である節子(せつこ)をも巻き込んで、想像もしなかった事態へと発展していきます。
果たして、倫ならぬ想いを抱えた兄妹に待ち受ける結末とは……?

 

 

実妹との背徳的な関係を描いた抜きゲー「いもうと~蜜壺・完全版~」。

 

 

2012年に発売された「蜜壺 ~兄さん……わたしこんなに大きくなりましたよ~」をリメイクした完全版です。

 

 

公式サイトによると、今作は「蜜壺」から約350%の増量をしている作品のようで、「蜜壺」よりも完成度が格段と高まっていることが窺えます。主人公と妹との濃厚な関係が描かれている作品です。

 

 

ただの抜きゲーをイメージして買ったのですが、意外にも兄妹の関係の難しさをしっかりと描いた作品となっておりまして、読み物としても楽しめました。

しかし、物語展開は好き嫌いが分かれそうですし、登場人物も好き嫌いが分かれそう……。

良質な作品だとは思いましたので、あとは好みによって評価が分かれそうな作品だといえます。

 

 

所持購入動機プレイ前期待値

ダウンロード購入しました。

背徳感のありそうな実妹ものの抜きゲーを探していて購入しました。


プレイ前期待値:70

プレイ後満足度:75


まったく前情報を仕入れていなかったのですが、意外にも読み物としても面白い作品でした。

ただ、全ルート必ずしも好きな展開ではなかったのでこの満足度に。

 

 

 

どんな人向け?

 

 

・実妹好きだと自負している人

・夏の田舎の雰囲気が好きな人

・背徳的なエッチシーンが見たい人

・ヒロイン満花のビジュアルを気に入った人

・一人のヒロインとの様々なエンディングを求めている人

 

実妹好きな人は、この作品に出てくるような困難をすべて踏まえた上でもなお「実妹好き」だと主張できるならば、それは本物だと思います。

逆に言うと、そうしたいざこざを感じさせないフランクな実妹ものの作品を求めている人は、同じ実妹好きでも回避した方がいいのかもしれません。

 

 

 

ストーリーについて

 

 

妹への好意を自覚してしまった主人公。

主人公は妹と距離をおき、単身都会へと逃げこみます。

 

 

数年の歳月が経った後、主人公の沙緒里という女性と婚約します。

婚約報告のために、逃げ出した実家へ帰省することに。

そこで妹満花と再会――

そこから物語は始まります。

 

 

選択肢によって、妹の満花との様々な展開を迎えます。

単純に社会と世間から逃避するエンディングだったり、逆境に立ち向かおうとしたり、結ばれないこともあったり、悲劇がおきたり……

 

 

兄妹ものの作品としての葛藤――『血がつながっているから、兄妹だからの難しさや立ちはだかる壁』というものをしっかり描けている作品です。

 

 

 

【好きなところ・嫌いなところ】

私が好きなポイントと、好きじゃないポイントを列挙。

 

 

好きなところ1:駆け引き

直球で好意を示してくる妹の満花と、満花を愛しながらも「結ばれてはいけない」と考えている主人公の徹。

その2人の駆け引きは面白かったです。

 

 

たとえば、満花が徹に好意を示す発言をしたとします。

すると徹は、その言葉を冗談として処理します。

徹「お前、そういう事を他の男に言うと誤解されるぞ?」

すると満花は

満花「ふふっ、兄さんだから言うんです」

さらにハッキリと自分の発言の意図を示します。

……強い……強すぎるよ、満花。

 

 

嫌いなところ1:満花の発言

満花ちゃんは一途で可愛らしい娘なのですが、私は、「手のひらで転がそうとしてくるような女性」が嫌いでして、満花の少し計算高いところが合わなかったです。


©スナック・ファクトリー

徹が満花に婚約報告をした時の反応。

 

 

すべては、兄さんを愛するが為……

愛する人に振り向いて欲しいがための発言。

最初は、純度100%の発言だと思っていました。

しかし満花は、のちのちの展開で意外と狡猾であることがわかったので、このシーンを見返してみると「こう言えば兄さんの気持ちは揺れるだろう」と計算していたんじゃないかと疑ってしまいます。

しかし、兄を愛する気持ちに嘘偽りないことは分かっているんです。彼女はほんとうに一途なんですよ。

だけども私は手のひらで転がされるのが嫌いなんです。ただそれだけの話しです。

 

 

たとえば相手の気を引くためにチラッと他の男の存在を匂わせてくるような展開があればイラッとします。

そんな駆け引きは求めていません。単純に好みの話なんですよ。

 

 

だからこそ「嫌い」と言いつつも評価している部分でもあるのです。

手玉にとってくるからこその弄ばれるエロさ。大人の色気妖艶さ。ズブズブとハマっていくまさに「蜜壺」と呼ぶに相応しい魅力はここにあるんだと思うのです。

よって満花は魅力的だとも思っています。

 

 

要するに、私がこういう発言が嫌いなだけで、多くの人にとってはマイナスにならないポイントだと思います。

 

 

嫌いなところ2:主人公のヘタレ具合

これはこの作品のいいところでもあるのですが、主人公はとにかく悩み、迷います。

ウジウジグダグダとしていたりどうにも煮えきらなかったり、流されるまま流されたりと主人公にイライラする人も多いかもしれません。

ただこれはこの作品には必要な部分でして、そうした葛藤や思いこそがこの作品の肝だと思っています。

 

 

好きなところ2:母は強し

満花は計算高いところもあるのですが、母親の節子はそのさらに上をいく鋭さをもっています。

徹の婚約報告を受けた満花は、内心動揺しています。

そうした感情の機微を感じ取った母・節子との会話シーン。

節子「アンタ、徹が結婚するからってヤケになってるだけなんじゃないの?」

満花「……!!」

満花「そんなことは、ありません」

節子「嘘おっしゃい。目が泳いでるわよ」

満花「そんな……私はただの妹です。兄さんが結婚したからって、何も……」

節子「ただの妹は自分のことをただの妹だなんて言わないものよ」

言葉尻をとらえて、ズバズバ指摘。

普段は計算高いように感じていた満花をゆうゆうと越えていく強さと鋭さを持っていました。

 

 

愛する息子や娘を、ときには厳しく突き放し、ときには優しくフォロー。

豪胆でおおらかながらも、頭が良くて優しい母親。

こんなに素晴らしい母親キャラはそうそうお目にかかれないレベルです。

※母親の名言は、少しですが「エロゲーの記憶に残ったセリフ集」にのせています。

 

 

好きなところ3:様々な結末

詳しくは言いませんが、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかよく分からないような展開や、ときにはホラー・サスペンスのような展開もあります。笑

なかには私好みのイイ感じのエンディングもありました。

そうした様々な展開が見れたことには満足しました。ただ鬱・胸クソ展開もありますので苦手な人は注意。

 

 

 

【攻略】

 

 

私のフルコンプまでのプレイ時間は、1.2倍速でボイスを全部聞いて10時間くらいでした。

攻略を見てのプレイで大丈夫だと思います。

 

 

推奨攻略順私の攻略順

 

 

<セーブ1>

満花に食器を頼む

<セーブ2>

考えない

<セーブ3>

満花を追いかける

<セーブ4>

答えられない

※満花エンド1※

 

 

セーブ2から

考える

※満花エンド2※

 

 

セーブ1から

自分で片付ける

考える

<セーブ5>

……だめだ、答えられない

※満花エンド3※

 

 

セーブ5から

満花を受け入れない

※満花&節子エンド※

 

 

セーブ3から

母さんの話を聞く

※ノーマルエンド※

 

 

セーブ4から

満花は妹だ

※グッドエンド※

 

 

 

 

<セーブ1>

満花に食器を頼む

<セーブ2>

考えない

<セーブ3>

母さんの話を聞く

※ノーマルエンド※

 

 

セーブ3から

満花を追いかける

<セーブ4>

満花は妹だ

※グッドエンド※

 

 

セーブ4から

答えられない

※満花エンド1※

 

 

セーブ2から

考える

※満花エンド2※

 

 

セーブ1から

自分で片付ける

考える

<セーブ5>

……だめだ、答えられない

※満花エンド3※

 

 

セーブ5から

満花を受け入れない

※満花&節子エンド※

 

 

 

 

 

【攻略順】

 

 

基本的には「推奨攻略順」と書いてある方の順番で攻略することをオススメします。

他の攻略サイトを見たところ「ノーマルエンド」とか「エンド◯◯」とか書いてあるルートが、実はグッドエンド的な感じでした。これでは非常に分かりづらい。ですので、上記の私の記載した攻略順をオススメしています。

 

 

母親の節子がちょっぴり酷い目にあう展開に興奮しそうな人は、「私の攻略順」と書いてある方の順番でも大丈夫かもしれません。ただ私はこの順番で少し後悔していますので、基本的には「推奨攻略順」の方をオススメします。

節子が酷い目にあう展開を見たくない人は、「満花&節子エンド」は見なくてもいいかもしれません。

逆に、人によっては「満花&節子エンド」は、ものすごく興奮するエンドかもしれません。

 

 

 

【体験版】

 

 

作品の雰囲気や、キャラクターのイメージは体験版で掴めるかと思います。

いもうと〜蜜壺・完全版〜

 

 

 

テキストについて

 

 

1~4行で書かれています。

引き込まれましたし、読みやすいテキストでした。

とくに母親の節子の、現実的で核心を突いた発言の数々が素晴らしかったです。

 

 

 

キャラクターについて

 

 

くさかべ   みつか
日下部 満花

CV:計名さや香

主人公の実妹。本作のメインヒロインです。

前の項目で、少しディスりましたが、この子は根本的にはいい子ですし、とっても一途な女の子なんですよね。

だからこそ幼少期、兄が急に自分の前からいなくなってしまった時の気持ちを考えると心苦しいですし、彼女の恋心が報われてもいいんじゃないかと思ってしまうのです。

そしてエロいです。笑

 

 

くさかべ   せつこ
日下部 節子

CV:華鈴

徹と満花の母親。

こんなに素晴らしい母親キャラは他にいないんじゃないかってくらいのお気に入りです。

 

 

くさかべ   とおる
日下部 徹

本作の主人公。

メガネをかけていると冴えない感じですが、メガネを取ったCGではけっこうなイケメンでしたね。

ウジウジしていて好き嫌いが分かれそうですが、実妹との関係の難しさを考えるとそれも仕方ないと思うんですよね。

ですので、理解はできます。

 

 

まるやま さおり
丸山 沙緒里

徹の婚約者。

もし序盤の方にCGなり立ち絵なりで登場して姿が見ることができていれば、徹と満花とのHシーンの興奮度が増したように思えるのですがいかがでしょうか。

 

 

好きなキャラ好きなルート主人公の呼び方

節子 > > > > > > > 満花 = 主人公

グッド > 満花&節子 > ノーマル > その他

満花:兄さん(たまにお兄ちゃん)

節子:あんた、徹

 

 

 

演出について

 

 

取り立てて目立った演出はないのですが、田舎の雰囲気を醸し出している「環境音」が素晴らしい。

たとえばセミの鳴き声。

鈴虫の声。

風鈴の音。

祭囃子。

花火の音。

 

 

夏の田舎を感じられる作品として素晴らしいと思います。

 

 

 

システムについて

 

 

バックログが、従来のテキストがバーっと表示されるタイプのものと、その場面のCG(もしくは立ち絵)とテキストが表示されるタイプの2種類を切り替えることができます。


©スナック・ファクトリー

これは素晴らしいですね。

 

 

いちばん好きな機能は「音声再生速度が変更できる機能」。

これは本当に私が好きな機能なのです。

ありがたい!

 

 

 

ゲーム性はあるか

 

 

選択肢がいくつかあるノベル系アドベンチャーゲームです。

 

 

 

CG

 

 

満花が魅力的に描かれていたと思います。

ちなみにこのシーンはチ◯コがピンクな訳ではなく、1シーンだけあるコンドームを使ったシーンです。笑

 

 

雰囲気もよく出ていたと思います。

CGによって多少クオリティの差はあれど、可愛らしく描かれていたと思います。

 

 

 

Hシーン

 

 

フェチ:おっぱい

着衣脱衣比率:やや裸

おっぱいの見えるアングルが大半です。

着衣率はどちらかというと裸でHをするシーンが多かった印象。

 

 

満花ちゃんがご奉仕するシーンも比較的印象的でした。

一部シーンではアニメーションもあります。

 

 

満花が奉仕するシーンだけじゃなく、徹が激昂して思いのままに攻めるシーンも……。

 

 

少しだけサブヒロインの節子のHシーンあり。

 

 

進め方によっては3P展開になったりもします。

 

 

Hシーンは序盤は背徳感が強くて興奮する展開。

中盤以降はズブズブと関係にハマっていく、まさに蜜壺……と言うに値するような展開が多いです。

視覚的な興奮よりもシチュエーション的な興奮が高かったです。とくに背徳感のあるシチュエーションは好きでした。なので回想シーンで見るよりも物語の中でエッチシーンをみた方が実用性が高めだと思います。

 

 

卑語ありピー音なしアナルモザイクなし

 

 

【シーン数】

クリックで展開

 

 

【プレイ内容】

クリックで展開

 

 

 

BGM

 

 

BGMは全7曲です。

 

 

 

主題歌

 

 

 

 

 

その他の要素

 

 

・タイトル画面の「ギャラリー」から「CG鑑賞」「シーン鑑賞」「立ち絵・背景鑑賞」「音楽鑑賞」が選べます。

 

 

 

まとめ

 

 

私のなかで、好きなのか嫌いなのかイマイチ消化しきれていない部分があるのですが、それなりに楽しめた作品であったことは確かです。

「自分には合いそうだ」と思った人には、ぜひともプレイしていただきたいですね。

 

 

 

パッケージ版

 

駿河屋で「いもうと ~蜜壺・完全版~」を検索

 

ダウンロード版

 

DMM.com→いもうと 〜蜜壺・完全版〜

DLsite.com→いもうと ~蜜壺・完全版~

Gyutto.com→いもうと ~蜜壺・完全版~

DiGiket.com→いもうと ~蜜壺・完全版~

Getchu.com→いもうと ~蜜壺・完全版~

 

 

 

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