【毎日がM!】の感想

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【毎日がM!】の感想

2017年12月19日 古城

5579文字

 

 

毎日がM!

公式ジャンルちょっぴりMなAVG
メーカーアトリエかぐや
発売日2008年11月28日
通常価格8,800円(税抜)
パッケージ購入駿河屋・DMM・Getchu
ダウンロード価格2,980円(税抜)
ダウンロード購入DMM・DLsite・Gyutto・DiGiket

 

クラス委員の女の子たちに、ちびっちゃうほど色々されちゃう、ちょっぴりMな毎日

 

 

 

 
◀【ゲーム属性グラフ】

シナリオ須永成人・金竹射月・ひらいでらく・にわりはとり・速水漣 他
原画1:02am
音楽井出今日子

 

 

 


おすすめ度:★★★☆☆


知名度:


ストーリー:7

テキスト:7

キャラクター


演出

システム:6

ゲーム性:6


CG:7

Hシーン


BGM:7

主題歌


ポイント:Mシチュ、JK、一部アニメーションあり、フルプライス、廉価版あり


満足度:70


 

 

 

作品の紹介

 

 

【あらすじ】

主人公は幼い頃の体験が原因で『つらさを喜びに変換する』という、人類の神秘、未知の自己防衛本能を有していたのだった。

クラス委員の女の子たちに、ちびっちゃうほど色々されちゃう、Mシチュ満載の毎日が始まるのだった。

 

 

2008年に【アトリエかぐや Honky-Tonk Pumpkin】が発売したM向けのゲームです。

芸人の有吉さんが、ラジオ番組で「毎日がM!」をプレイしたことがあるという旨の発言をしていましたね。笑

 

 

満足度を70としましたが、正直それ以上に楽しめましたし、良作だと思います。

アホらしい設定とアホらしいノリ。

そして、スタイリッシュセックスバトル!

 

 

M向けのゲームながら、あんまりMではない私でも、それなりに楽しめました。

もちろんMの人は、より楽しめる作品だと思います。

 

 

なんで満足度が下がったのかを含めて、感想記事を書いていきます。

 

 

所持購入動機プレイ前期待値

ダウンロード購入しました。

私はMではないですが、新たな扉を開きたいな~と思い購入。

M向けの作品の中でも評判が良かったのでこれを選びました。

プレイ前期待値:75

プレイ後満足度:70

正直、とあるルートを除くと満足度は80近くでした。

そのとあるルートのせいで満足度が著しく下がりました。

しかし、それを差し引いても良作だったと思います。

 

 

 

どんな人向け?

 

 

・M

・罵倒されたい人

・性癖開発したい人

・煽り画像を集めたい人

・楽しいノリのバカゲーを求めている人

 

とりあえずMの人にはオススメしたいです。Mじゃない人でも新たな扉を開きたい人はプレイしてみるのもありかもしれません。

あとは、ヒロインの罵詈雑言テキストが多いので、そういうシーンのスクショを集めたい人にもおすすめ。笑

 


©アトリエかぐや

「包茎」「短小」「早漏」「童貞」「変態」の罵倒がたくさんある作品はあまりありません。

そんな貴重な罵倒を求めている人には唯一無二の作品とも言えるかもしれませんね。

 

 

 

ストーリーについて

 

 

主人公は過去のトラウマにより「絶対M感」という体質の持ち主です。

精神的もしくは肉体的に攻められると、心は嫌がっていても体は喜んでしまうのです。笑

 

 

主人公は教師なのですが、赴任初日から女生徒の着替えを目撃してしまったりと色々やらかしてしまいます。

そうして被害者女性たちに責められることに……

絶対M感」の働きもあり、逆に喜んでしまう主人公。「変態」の烙印を押されて余計に責められる展開に……

 

 

はたして彼と彼女たちの関係はどのように変わっていくのか?

といった内容でしょうか。

 

 

 

【好きなところ・嫌いなところ】

 

 

・好き

 

 

1:スタイリッシュセックスバトル

 

 

この作品では何人かのサブヒロインが出てくるのですが、そいつらがメインヒロインへ嫌がらせをしてきます。

そして主人公が「〇〇への嫌がらせはヤメてくれ。やるならオレにやれ!」みたいな発言をして、なぜかエッチな攻めを受けることに……

持ち前のドMさを発揮して、「バカな、私のこの容赦ない攻撃をたえるとは……」とか「ヤツの精力は無限なのか?」となり、最後には「私の負けです」……と。

もうね、アホかと。笑

 

 

このアホらしい展開がけっこう楽しかったです。

 

 


©アトリエかぐや

エッチシーンでスタープラチナみたいな掛け声で攻めてくる女性は、他の作品じゃまず見られないでしょう。笑

 

 

2:ヒロインのデレ

 

 

最初は主人公に非があるために容赦のないオシオキをしてくるヒロインたちですが、色々な出来事を通じて心を開いていきます。

その様子が、まさにツンデレキャラの変遷を見ているみたい。

つまりは可愛いのです!

 

 

他の有名作品でいえば、「つよきす」が近い感覚かもしれません。

強気っ娘たちがだんだんとデレていく感覚が少し似ています。

 

 

3:アニメーションの質が高い

 

 

2008年の作品とは思えないくらいに、アニメーションの動きが良かったです。

公式サイトの「System」に少しサンプルがのっていますが、迫力があり違和感のない動きにブルンと揺れる肉体。

これはエロいです。

 

 

前述したセックスバトルなどのギャグHシーンや、ドM向けのハードなHシーンなど全然抜けないシーンもありましたが、なかには物凄い実用的なシーンもありました。

総じてアニメーションHシーンは実用性が高まっていたと思います。

 

 

・嫌い

 

 

1:ハーレムルートがとにかく合わなかった

 

 

私はこの作品を良作認定しながらも、満足度を低めに設定しました。

じゃあなんで満足度が下がったのか。それは私の怠慢にあります。

前にプレイしたときは、攻略サイトを見ずに自分の思ったとおりにプレイしました。

今回は感想を書く必要があるので、オールクリアをするために攻略サイトを見ました。

 

 

そして攻略サイトには【ハーレムルート】の文字が……

 

 

「おっしゃ! ハーレムルート楽しみだな~」と思ったのが運の尽き。

他のルートを全部クリアしてからいざプレイ!

プレイしてみると「あれ? これってバッドエンドっぽくね?」という事態に。

 

 

共通ルートや他のルートでは、主人公に非があるからこその「オシオキ」だったり、相手が心の底から嫌がっていないことを分かった上での、ある種「愛のある攻め」だったのですが、ハーレムルートもといバッドエンドではそれがありませんでした。

子供化した主人公を、心の底から気持ち悪がっている様子や、容赦ない攻め、サイコパスになったんじゃないかというくらい楽しそうにイジメています。

そして、他のルートでは守ってきた処女を、なぜか気持ち悪いと思っている対象の主人公にあっさり捧げるヒロインたち……

 

 

もうね、

最悪でした。

他のルートでも、ルートによってキャラの性格が微妙に違うことはあったんですが、このルートではものすごく変貌しています。

他のルートに共通していた『最初は主人公に非があり攻めていたヒロインたちが、色々な出来事を通じて心を開いていく』という過程がこのハーレムルートには存在しませんでした。

 

 

これほど胸糞悪い展開はなかなかないですよ。

ただこれって、容赦のない攻めが好きな真性ドMの人はもしかしたら嬉しい展開かもしれません。

私はそんなにM属性がなかったため楽しめきれなかっただけのことかと。

 

 

まあハーレムルートはオマケ程度の長さなので、私の感想を読んで「自分に合わなそう」と思った人は、このルートだけプレイをしないのもアリだと思います。

 

 

 

【攻略】

 

 

私のフルコンプまでのプレイ時間は、21時間くらいでした。

そこまで難しいルート分岐ではないのですが、10種類くらいのエンディングがあるので、攻略サイトを見てのプレイで大丈夫だと思います。

一番効率のイイ攻略サイトはこちら

 

 

 

【攻略順】

 

 

どういう順番でも大丈夫です。

ただ私と同じような感性の人は、ハーレムルートを最後にしてしまったら後味が悪くなること請け合い。

 

 

 

【体験版】

 

 

作品のエッチシーンの方向性などは体験版で分かるかと思われます。

毎日がM! KAGUYAコレクション

 

 

 

テキストについて

 

 

1~3行で書かれています。

誤字脱字はそんなに目立たなかったです。

基本的には読みやすい文章だと思いました。

ルートごとにライターが違うためか、少し齟齬はありましたが、基本的にはノリがバカゲーなのでそこまで気にはならなかったです。

 

 

 

キャラクターについて

 

 

よしのかわ  ゆりな
吉乃川 由梨菜

CV:このかなみ

(教師である)主人公が受け持つクラスの、クラス委員長。

メインヒロインのなかでは一番どぎつい性格です。けっこう口論に強いところがあるんですが、それがリアルなギャルっぽいですね。

私の中ギャルのイメージは、口が達者なのです。

きつい分デレたら可愛さが際立っていましたね。

 

 

あやしま ほのか
綾島 穂乃果

CV:倉田まりや

クラスの副委員長。

クールな性格の秀才。

非常に淡々とした語り口やクールビューティーな見た目が魅力です。

 

 

こみなみ まお
小南 麻央

CV:桃井いちご

書記。

元気で明るい性格。

最初から主人公に対して割りと好意的に接してくれていた清涼剤のような存在でした。

一人称が「麻央」なんですが、そんな子どもっぽいところもいいですね。

 

 

ますがき かなめ
益垣 要

主人公。

基本的にはヘタレで情けないですが、非常にポジティブでへこたれない一面があります。

ときには熱くてカッコイイ場面も。

なんだかんだで憎めないキャラですね。

 

 

きさらぎ みく
如月 実玖

CV:青葉りんご

主人公たちがいる学園のライバル校・紅百合学園のスケバンクラス委員長。

なんだろう……小物の悪役っぽい性格をしているのが憎めないというか可愛らしかったです。

彼女は手下を従えているのですが、手下達の「サー、イエッサー!」という掛け声が若干うざかったです。

 

 

ララ

CV:桜川未央

学園の近所のファミレスの店員。

見た目はけっこう可愛らしかったかと。

 

 

長澤PTA会長

CV:芹園みや

学園のPTA会長。

この人は登場人物のなかでもとくに頭がおかしかった人です。

見た目もあまり好みじゃありませんでした。

でもでっかい尻を上下に振る騎乗位は反則です。

なにあの「悔しいけど感じちゃう」感は。

 

 

※ネタバレ

※クリックで拡大


©アトリエかぐや

作中であまりにも頭がオカシくて笑ったエッチシーン。

 

 

好きなキャラ好きなルート主人公の呼び方

由梨菜 ≧ 穂乃果 = 麻央

ぶっちゃけどのヒロインも魅力的でした。

各ヒロインのエンディング > > > 越えられない壁 > > > ハーレムルート

由梨菜:おまえ、要

穂乃果:先生、要先生

麻央:要ちゃん、先生

 

 

 

演出について

 

 

目パチあり。

それだけではなく瞳が揺らいでいるような立ち絵もあります。これは他の作品でも取り入れて欲しいと思いました。

 

 


©アトリエかぐや

なによりも特徴的なのは、アニメーションの使い方。

こんなデコピンのシーンでも指を弾くアニメーションがついています。笑

他にも舌だけがペロペロ動いたりとか、オシッコのシーンがアニメーションだったりとか……

普通のアニメーションのエッチシーンも多々ありますが、アニメーションの使い方がかなり独特でそれは他の作品との圧倒的な違いかと思います。

 

 

 

システムについて

 

 

バックログを開く挙動が少し遅いのと、右クリックでテキストウィンドウの消去ができないのが痛いです。

 

 

 

ゲーム性はあるか

 

 

選択肢がいくつかあるノベル系アドベンチャーゲームです。

 

 

 

CG

 

 

立ち絵・CGともに安定している原画ですし、可愛らしく描かれていたと思います。

 

 

このシーンなんかは、なんと3人の足がグリグリと動きます。

手抜きアニメーションを取り入れている作品とは一線を画す部分ですね。

目立った画質の劣化がないのも凄いところ。

 

 

 

Hシーン

 

 

フェチ:どちらも

着衣脱衣比率:着衣多め

攻められるシーンは着衣が多かったですね。

後半でヒロインがデレてきたら裸エッチもでてきた印象。

アングルはおっぱいの見えるアングルの方が多いのですが、画面いっぱいに描かれたお尻がアニメーションするシーンがエロかったため、おっぱい派もお尻派も楽しめるかと思われます。

 

 

一部、ガチのM向けの痛そうなシーンも。

ただしデレてからはこういうハードなのは減るので苦手な人でも大丈夫だとは思います。

 

 

序盤はヒロイン3人に攻められる展開で、後半は各ヒロインとのエッチ……といった構成です。

 

 

ヒロインは全員処女ですので、そういうのにコダワル人はご安心を。

M向けのゲームではありますが、ラブラブなエッチだってありますよ。

 

 

卑語ありピー音ありアナルモザイクあり

ピー音はありますが、そこまで邪魔じゃないタイプのものです。

 

 

【シーン数】

クリックで展開

シーン数は全部で53シーンです。そのなかでアニメーションシーンは半分近くあるのではないでしょうか。


由梨菜_13

穂乃果_10

麻央_12

メイン3人に攻められる展開_10

実玖_3

ララ_2

長澤_2

女教師_1


1シーンで複数回するシーンも多いです。なかには主人公が無限の精力を発揮する展開も。笑

 

 

 

BGM

 

 

全18曲あります。

メインのテーマ「Mスクール」はなかなか頭に残る曲です。

あとは「時の砂」という曲が、穏やかな良い雰囲気の曲でした。

 

 

 

主題歌

 

 

 

 

 

その他の要素

 

 

・タイトル画面の「オプション」から「CG鑑賞」「シーン再生」「音楽鑑賞」が選べます。

 

 

 

まとめ

 

 

Mな人、新たな扉を開こうとしている人、罵声を浴びせる画像を集めたい人、色々な人にオススメできる作品です。

現在は廉価版がでていて非常に安く手に入りますので、ぜひともお買い求めください。

 

 

 

パッケージ版

 

駿河屋で「毎日がM!」を検索

 

DMM.com→BC 毎日がM!

Getchu.com→Best Collection 毎日がM!

 

 

ダウンロード版

 

DMM.com→毎日がM! KAGUYAコレクション

DLsite.com→毎日がM! KAGUYAコレクション

Gyutto.com→毎日がM! KAGUYAコレクション

DiGiket.com→毎日がM! KAGUYAコレクション

 

 

 

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