エロゲーの歴史を紹介――黒歴史編

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エロゲーの歴史を紹介――黒歴史編

2018年6月6日 古城

 

 

 

昔のアダルトゲームおよびアダルトソフトの紹介です。

「え? あのメーカーもアダルトゲームを作っていたの?」というものをまとめました。

なお、私は紹介するゲームをリアルタイムにプレイしていた……という訳ではなく、後から調べました。もし内容に誤りがあった場合は指摘していただければ幸いです。

 

 

※記事のタイトルに「黒歴史」と書きましたが、これは記事の内容を端的に表現するために使ったもので、実際にメーカーが黒歴史としているかどうかは別の話です。

 

 

 

ハドソン

 

 

野球拳

ボンバーマンシリーズ」や「桃太郎電鉄シリーズ」などで有名なハドソンが1981年に発売した作品です。

ゲーム内容は、タイトルの通り「野球拳」をして、勝ったらヒロインの「めぐみちゃん」の服を脱がせていくことができます。

めぐみちゃんは服が脱げていくたびに表情が羞恥にそまり、最後には体が真っ赤になります。

激萌えですね!!!

 

 

 

九十九電機

 

 

野球拳

パソコン量販店チェーンストアのツクモが1982年に発売した作品。

こちらもハドソンの野球拳同様、ジャンケンに勝つと脱衣してくれます。

 

 

 

コーエー

 

 

ナイトライフ

三國無双シリーズ」や「信長の野望シリーズ」で有名なコーエーテクモゲームス(当時は光栄マイコンシステム)が1982年4月に発売した作品。

伴侶がいる人に向けた、性生活のサポートをしてくれるゲームです。

質問に答えることにより、本日のおすすめの体位を知ることができます。

また、射精までにかかった時間の記録も可能です。

リアルでのセックスライフが充実しているであろうエロゲーマー諸兄は、このゲームが役立つこと請け合い。

 

 

団地妻の誘惑

光栄が1983年6月に発売した作品。

セールスマンである主人公が、団地でコンドームを売りさばくゲーム。

セールストークで人妻をうまいこと口説くと、「イタスカ?」という選択肢が出てきて、「y(イエス)」を選ぶとオイシイ思いができるというわけです。

ちなみにこの団地は治安が悪くて、幽霊やチンピラに絡まれたり、場合によってはオカマに掘られたりもします。

 

 

オランダ妻は電気ウナギの夢を見るか?

光栄が1984年11月に発売した作品。

この作品と「団地妻の誘惑」を合わせて『ストロベリーポルノシリーズ』と言います。さらに「ナイトライフ」も入れて『光栄アダルト三部作』と呼ばれています。

この作品は、映画ブレードランナーの原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(邦題)」のパロディ作品です。

警察から逃げまわりつつ、高性能ダッチワイフ「北極6号」を三体回収する……という内容です。

ダッチワイフは人間の女に紛れ込んでいるので、しっかりと確かめなければいけません(意味深)。

うっかり丸腰で挑むと、ものすごい膣圧で、あっという間に射精させられてしまうので、大人のオモチャなどの用意はお忘れなく!

 

 

 

エニックス

 

 

マリちゃん危機一髪

ドラゴンクエストシリーズ」などで有名なエニックス(現スクウェア・エニックス)が1983年2月に発売した作品。

美少女のマリコは、主人公に惚れたせいで、嫉妬に狂ったストーカーどもに襲われることに……。それを助けるのがあなた(主人公)の役目です。

包丁に刺されそうになっていたり、ダイナマイトで爆破されそうになっていたり、感電死させられそうになっていたり、溺死させられそうになっているところを、あなた(主人公)がジャンケンをすることで救うのが目的。

なぜジャンケンに勝てば救うことができるかは不明ですし、危機が迫っているのに余裕しゃくしゃくなシュールなポーズもとっているのも意味不明。

何度もマリちゃんの遺影を見ることになったユーザーは多数います。

しかし、救出に成功するとマリちゃんは服を脱いでいってくれるので頑張りましょう。

 

 

ロリータ・シンドローム

エニックスが1983年10月に発売した作品です。いくつかの文献で「当時のロリータブームにのってエニックスが作った」と書かれていますが、実際のところはどうなのか疑問が残るところです。

当時は「ロリータ」といっても女子高生くらいの年代など「若い女性全般」を指します。たとえば、私が大好きなヤンキー漫画「湘南純愛組!」でも女子高生くらいの年代が好きなやつを「ロリコン」扱いしていたような記憶があります。古めの漫画を読むと、当時の世相がわかるかと。

閑話休題。

さて、この作品は「メゾンロリータ」というアパートの、1号室~5号室に住むロリ少女たちを救いだすことが目的です。

部屋ごとにそれぞれ違ったルールのゲームが設けられているのが面白いところ。

余談ですが、この「カッターが迫る」シチュエーションは、「毎日がM!」という作品でも見ましたねぇ。

内容を紹介したいのですが、ネタバレになるので、それでもオッケーな人はクリックして見てください。

クリックで展開


©アトリエかぐや

主人公は迫るカッターに対して、無理やり射精することで、その危機を逃れる感動的なシーンです。

 

 

TOKYOナンパストリート

1985年4月にエニックスから発売された作品です。

街へ繰り出してナンパを成功させるため試行錯誤する、軽いノリのゲームです。

女の子は55人もいます。コツとしては現実のナンパと同じで焦らずじっくりと攻めましょう。

 

 

 

日本ファルコム

 

 

女子大生プライベート

軌跡シリーズ」や「イースシリーズ」などで有名な日本ファルコムが1983年11月に発売した作品。

内容はパズルゲームで、スライドパズルを完成させると、エッチなイラストが見れるという仕組みです。

ちなみにイラストの女の子は、「美幸、優子、今日子」の3人がいます。

 

 

 

ポニーキャニオン

大手映像・音楽ソフトメーカーのポニキャンは、かつてPONICAという名前でエッチゲームを3作発売しました。1983年の12月に3作とも出ています。

 

 

ペンキ屋ユウちゃん

アクションパズルゲーム。

 

 

となりのお姉さん 第一弾 早く伝書鳩をとばして!

リアルタイムアクション。

 

 

おーい!かぐや姫

シューティングゲーム。

 

 

 

ガイナックス

新世紀エヴァンゲリオン」などで有名なアニメ制作会社ガイナックスも、昔はエロゲを作っていました。

作品数が多いので一作だけ紹介。

 

 

電脳学園

1989年の7月にガイナックスが赤字の補填のために作ったアダルトゲームです。

○×クイズに正解すると、エッチなご褒美CGを見ることができるシンプルなゲーム性。

さすがのガイナックス制作なだけあってグラフィックが綺麗です。

 

 

 

以上となります。

もし古いアダルトゲームに興味があって、環境を揃えることができる人は「通販ショップの駿河屋」にてソフトを手に入れられるかもしれません。興味がある方はどうぞ。

 

 

今後、他にも「エロゲの歴史」に関する記事を書くかどうかは、今のところ未定です。

最後までお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。

 

 

 

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