エロゲは進化する必要があるのか考える

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エロゲは進化する必要があるのか考える

2018年1月8日 古城

 

 

 

エロゲは進化していくべきなのか。

このままでいいのか。

考えがまとまっていないながらも、記事にしてみました。

 

 

 

エロゲの進歩

 

 

以前【動くエロゲの紹介 ~E-mote・AE・3D・手書き~】という記事でアニメーションを取り入れているエロゲを紹介しました。

この項目でもエロゲの技術の進歩に関して触れていきます。

 

 

以前の記事で紹介していないところで言うと、「Live2D」を活かしていみるのも面白そうですね。

 

 

お手軽なスマホゲーが主流となってきている昨今では、スマホ対応するエロゲも増えてきています。こうした要素が含まえれているだけでも楽しいのではないでしょうか。

 

 


VR方面での進歩も楽しみです。

近年では、人気3Dエロゲーが追加パッチなどでVR対応していたりしますね。

 

 

カスタムメイド3D2【萌えゲーアワード2015 審査員特別賞 受賞】

この作品はアニメ調の3Dキャラクターをメイキングできます。

 

 

ハニーセレクト DL版

こっちの作品は、リアル寄りな3Dキャラクターをメイキングできます。

 

 

その他最近では、電動オナホールと連動する作品もけっこうありますよね。たとえばWaffleさんの出す作品なんかが該当します。

VR技術や、エロゲと他の製品が連動する技術を組み合わせて、二次元の美少女とよりリアルなエッチができるようになるかもしれませんね。

今回紹介したものやアニメーション技術だけでなく、様々な方向への進歩も考えられます。

今後のエロゲの進歩が楽しみです!

 

 

 

既存の技術を突き詰める

 

 

前の項目では技術の進歩に関して少し触れました。

ただ、本当に技術の進歩だけが生き残る道かどうか……それは一概には言えないと思います。

例えば「小説」は、昔から今にかけてなにか進歩している訳ではないですよね。

ある意味で一つの完成形なんだと思います。

 

 

エロゲだって「紙芝居」と揶揄されることがありますが、「それって本当に悪いことなのかな?」と思うんです。

新しい技術を取り入れている作品だったり、色々と凝った作りをしているエロゲが批判されることもありますよね。

その原因は、取り入れた技術が面白さに直結していないことに起因する場合がほとんどですが。

なかには「煩わしい選択肢や目新しいシステムはいらない」という人もいます。

 

 

技術の進歩だけでなく、出来ることはあると思うんです。

物語は無数に作ることは可能ですし、今ある技術――「絵」「音」「演出」「文章」「システム」などを突き詰めていくことも一つの道だと思います。

もちろん飽きられないための施策は必要ですが、「エロゲは紙芝居」と揶揄して一蹴するのもどうなんでしょうか。

というかぶっちゃけ「エロゲは進歩してない」とか言うだけで、今現在買っていない人の戯れ言を聞いても仕方ないと思うんですが……

 

 

なんでこんな事を書いたかというと、私の敬愛する南浜先生がこんなものをTwitterにあげていたからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

一枚絵にちょっと手を加えるだけでも、空間の広がりやリアリティを感じるのが凄いですよね。

技術の大幅な進歩がなくてもまだまだより良く見せるための余地があると思うんです。

 

 

 

他のコンテンツの良い部分を取り入れる

 

 

他の18禁コンテンツに目を向けてみても取り入れることの出来る部分は多いと思うんですよ。

いくつか例を紹介します。

 

 

CG集

出典:むち無知ッ強制成長中っ!!!&何かいるっ!!!2〜幼妻編〜

構図や差分、限られた枚数をどういうシーンに割くか。そういう要素を突き詰められている人気CG集からは学べることが多いはずです。

 

 

音声作品

音声だけで興奮させる技術は音声作品の強みですよね。

ただ単調な喘ぎ声を続けるだけでなくどういうセリフを喋らせるのか。そういうところも含めて取り入れられる部分があるとおもうんですよね。

 

 

音声作品のなかで、バイノーラル音声を取り入れた作品も人気です。

最近ではバイノーラル音声を如何に取り入れるかを試行錯誤しているエロゲが出始めています。

 

 

癒しの女神の実験台(モルモット)

これは全編通してバイノーラル音声で構成されているエロゲです。

 

 

添いカノ 初回限定生産版

こちらは、本編とは関係ないコミュニケーションモードでバイノーラル音声を取り入れている今月発売予定の作品。

バイノーラル音声にせよ、それとは関係ない音声作品にせよ学べる技術は多いと思います。

 

 

エッチな小説

エッチな小説は、文章だけで如何に興奮させるか……そういう技術に特化しています。

もちろんエロゲは、絵・音・演出・テキストなど色々な要素で構成されていますので、エロゲにはエロゲの表現方法があるのは理解しています。ただこういうエッチな文章だけに特化したのもから学べることも多いと思うんですよね。

最近では18禁小説投稿サイトの人気作をエロゲ化して高評価を受けた作品もあります。

 

 

神様のゲーム ‐監禁された6人の男女‐

こちらは昨年発売されて、高評価を受けたゲームです。

 

 

美少女を上手に肉便器にする方法 vol.1

個人的に18禁小説投稿サイト「ノクターンノベルズ」出身のエロゲで一番好きなのはコレ。

アナル調教特化ゲーなんですが、読み物としても非常に楽しいです。

文章だけで興奮できます。

Hシーンでアナル関連のシーンがあると文句を言う人は、一度このゲームをやってみて欲しいですね。

 

 

 

海外展開

 

 

スマホゲーがゲーム市場を席巻している日本とくらべて、まだまだPCゲームが人気な国だって多いです。

近年では海外展開が成功しているエロゲも出てきているので、そうしたことを視野に入れていくことも必要かもしれません。

既存の作品の英語版の「CF」での成功例も増えてきています。

 

 

海外展開を視野に入れることも含めて、どのように展開していけばいいのか。

スマホ対応は必要なのか。

新たな層にどうやってアプローチするのか。

色々考えていく必要があると思います。

 

 

 

まとめ

 

 

技術を進歩させる

既存の技術を突き詰める

他のコンテンツの良い部分を取り入れる

どう展開していくかを考える

まだまだ色々な方法が考えられると思うんですよね。

「どれが正解だ」とは断言できませんが、各々のメーカーが切磋琢磨してこの業界が今後とも続いてくれることを願っています。

 

 

 

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