5,400文字
「クロックアップ!」
ESEX シコルスキー INTERNEETセキュリティクラウド2017(CLOCKUP) | |
ジャンル ―― ADV | |
発売日 ―― 2017年02月24日 | |
パッケージ版価格 ―― 8,800円(税抜) ダウンロード版価格 ―― 4,290円(税込) | |
評価
評価 | おすすめ度 |
★★★☆☆ | |
満足度 | |
作品の紹介
そうだなぁ……あれは確か2017年のこと。
当時はまだWindows10のパソコンに変えておらず、Windows Defenderの恩恵をうけていなかった。そのため、セキュリティソフトの必要性を感じていたのです。
どのセキュリティソフトがいいのか、ネットで情報をあつめて候補を絞りました。
最終的な候補は以下の2つです。
【ESET インターネット セキュリティ2017】と【ESEX シコルスキー INTERNEETセキュリティクラウド2017】。
悩みに悩んだすえに、私は【ESEX シコルスキー INTERNEETセキュリティクラウド2017】を選びました。
今回は、その使用感をレビューしていこうと思います。
私と同じように、どのセキュリティソフトがいいのか悩んでいる人は参考にしてください。
どんな人向け?
- ウイルス対策ソフトをまだ導入していない人
- ウイルスの擬人化という珍しい題材に興味を惹かれた人
- テンションの高いバカゲーライクな抜きゲーを求めている人
- クロックアップのファン
- シコルノスキー
攻略情報など
プレイ時間
私のプレイ時間は10時間ぐらいかかりました。最初のエッチシーンまでは10分ほどです。
攻略
自力攻略はちょっと面倒かもしれません。
パッチ
パッケージ版をご購入された方は、パッチを当ててからプレイしてください。
システム
バックログ画面からのシーンジャンプ機能あり。
感想
ウイルスの擬人化作品
開始早々、キモい声を発しながらオナニーにふけっているのが今作の主人公である「淫 夕一」です。
極めてどうでもいい情報かもしれませんが、当初私は「夕一」のことを「たー」と読んでしまい、変な名前だなぁと思っていました。
閑話休題。
夕一はニートで自宅にこもっているのですが、あるとき不思議な声が聞こえてきて『見えないモノを視る力』を授かります。
人ならざる存在を感じたときに、チンコをしごいて「クロックアップ!」と叫ぶと、目の前に少女が現れるのです。
ちなみにこの「4545TIME!」は自分で操作する必要があり、マウスをクリックしたまま上下に激しく動かします。成功すれば物語を読みすすめることができ、失敗するとバッドエンドになったりならなかったりするのです。
面倒な場合はキーボードの4と5を同時押しすれば確実に成功します。
「4545TIME!」が成功すると目の前に少女があらわれました。
この少女は、実はSNSのウイルスが擬人化したものなんです。
「なうなう」言っているのも、今は見ないけどSNSで流行っていた「〇〇なう」という言葉に影響をうけてのことでしょう。
どことなくTwitterのロゴマークに似ている髪飾りをしていますが、この髪飾りの表情まで変化しています。このコダワリは地味に好きな部分です。
この少女以外にも様々なウイルスと出会っていきます。
つまりウイルスの擬人化ヒロインのでてくる抜きゲーなのです。
テンションの高いバカゲー
シャル
「誕生日ケーキ……あ、上にろうそく立てて、ふーって消すやつだ。知ってる!」
夕一
「まあ、それが一般的だな」
シャル
「あれ、でもこれちっちゃいね……ろうそくはないの?」
夕一
「ろうそくを使うのはSMの時だけと決めてるんでね」
夕一
「なあ、ホントに全部お前に任せて平気なのか……?」
シャル
「大丈夫! 大きめのブリになったつもりで!」
夕一
「大船に乗ったつもり、って言いたいんじゃないだろうな……」
ミセス
「一度決めたらとことん貫き通すの。ペニスがマンコを貫くように」
夕一
「すまんガチャ子。俺はいま、エッチやセックスよりオナニーがしたいんだ」
ガチャ子
「おなにー……?」
夕一
「誰にも頼らず、己の力のみで高みに昇る行為のことだ」
ガチャ子
「まあ……なんだかカッコいいですわ。でも、それならワタクシが邪魔をするわけにはいきませんわね……」
アムネス
「女を泣かせるなんて最低ね……」
ミセス
「鳴かせるなら、せめてベッドの上にしなさい」
基本的にテキストのテンションが高めで、スベっているシーンも多いですがたまに笑えます。
パロディ的なものもそれなりに多いです。
エッチシーンについて
卑語あり。ピー音なし。アナルモザイクなし。
私が好きなのは、ガチャ子のエッチシーンですかね。
エッチに対して無知でドMでな女の子なので、主人公が攻めるエッチシーンが多いですし、従順な姿が可愛らしいです。
アムネスはロリ枠なのですが、気が強くて攻めてくるシーンが多いですね。
イラッとこない程度の言葉責めなので、Sシチュのほうが好きなはずの私でも実用性を感じました。
エッチが大好きなお姉さんのミセスにたいして、対抗心を燃やしているシーンなんかはドチャクソ可愛かったですね。
あくまでサブキャラで数シーンしか出てきませんが、男の娘とのエッチシーンもあります。
その他の魅力や欠点
主題歌もアホっぽい
シコ太郎さんが作詞した主題歌「Sweet call 体操第8.1 -Proffessional Edition-」は、「アホらしい歌詞」と「頭に残る曲調」でけっこう好きです。
絵が安定しない
本作の欠点は、絵のクオリティがまちまちであることです。
立ち絵とイベントCGを見比べて「全然違うキャラじゃねぇか」と思うようなシーンもありました。
ボイス抜けあり
ボイスが抜けているシーンや、なぜかBGVが継続していてずっと喘ぎ声が流れているシーンがありました。
意外とイイハナシダナー
いや別にシナリオに期待するタイプの作品ではないですが、ニートでオナニー大好きな主人公が、ヒロインと結ばれてからは自立しようと努力をしはじめたり、今までまったく顔を合わせなかった両親と一緒に食事をするようになったりと、ちょっとした進歩を見せられて不覚にもイイハナシダナーと思わせられる場面がありました。
まとめ
ココがイマイチ
- もっとサブヒロインの活躍も見たかった
- 絵のクオリティが微妙
- ボイス抜けがあった
ココがおすすめ
- テンションの高さがクセになる
- 刺さるエッチシーンがいくつかあった
- じんわりと温かい気持ちになるシーンがあった
- アホらしい歌詞の主題歌が好き
- ハーレムルート完備
セキュリティ対策をおろそかにしている人は【ESEX シコルスキー INTERNEETセキュリティクラウド2017】を早く導入することをおすすめします。
ダウンロード版
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