【ハッピーライヴ ショウアップ!】のパッケージイラスト

エロゲーの感想

【ハッピーライヴ ショウアップ!】の感想

8,888文字

IT'S SHOW UP!
さあ、新しいセカイへ!

ハッピーライヴ ショウアップ!FAVORITE
【ハッピーライヴ ショウアップ!】のパッケージイラストゲーム属性:キャラゲー
ジャンル ―― 絶対、夢を叶えてみせる!恋と青春のパフォーミングADV
発売日  ―― 2021年05月28日
パッケージ版価格  ―― 9,800円(税抜)
ダウンロード版価格 ―― 9,800円(税込)
スタッフ
シナリオ高山大河
原画ベコ太郎
SD原画ミズタマ
主題歌 ―― MAGICAL∞SHOWTIME!!(Vo.鈴湯∞山本美禰子)
あらすじ

極寒の大国ラーシャの長い冬が終わり、春の風が吹き始めた頃――

ライカスク学園の2年生アキト・ユキハラはある日、往来で泣いている迷子を見つける。
偶然居合わせたソフィア・トゥーリナと一緒に、迷子の親を探すことになったアキト。
彼はその子を泣き止ませるために、魔法を使って見せた。

無事に親子を引き合わせた後、ソフィアはアキトに言った。

「私に、魔法を教えてくれませんか!?」「私もあなたみたいになりたいんです!」

ソフィアに魔法を教えてくれる教室が見つかるまで、彼女の面倒を見ることになったアキト。

ライカスク公園で魔法の練習をしている時、二人は大道芸人のルー・マオに出会う。

「あたしと一緒にライヴをやろう!」

この国では大道芸のことを“ライヴ”と呼ぶ。
ルーと一緒に、魔法でライヴの大会にエントリーすることになった二人。

果たして、三人は本番当日までにメンバーを集めることができるのか!?
そして、ソフィアは魔法を習得することができるのか!?

ッピーイヴ ショウアップ!」

これは、仲間たちと共にひとつの太陽を作り出す物語――

公式サイトより引用

評価

評価おすすめ度
【ハッピーライヴ ショウアップ!】の評価★★★★☆
満足度
満足度77点

作品の紹介

今回は、FAVORITEが「NEXT GENERATION!」を掲げ、次世代のクリエイターをあつめて作った【ハッピーライヴ ショウアップ!】を紹介します。略称は【ハラショウ】です。

我々の世界では30歳まで童貞をつらぬくと「魔法使い」になれるとかいう都市伝説がありますが、ハラショウの世界では普通に魔法が存在します。

美樹さやか

©Magica Quartet/Aniplex・Madoka Partners・MBS

/ 奇跡も……魔法も……あるんだよ \

そんな世界で、仲間をあつめて夢を追い求める温かみのある作品です。

仲間がおらず、夢も希望ももっていない、濁りきった眼をしているそこのあなたも、ハラショウをプレイして明るい気持ちを取り戻しましょう。

所持証明

私が所持しているのはパッケージ版です。

どんな人向け?

  • 体験版をプレイしてテキストに肌が合っていた人
  • サンプルCGやキャラクターデザインに心惹かれた人
  • 一致団結して目標の達成を目指すお話が好きな人
  • 夢を追い求めるお話が好きな人
  • 成長物語が好きな人

攻略情報など

プレイ時間

私のプレイ時間は、ボイスをだいたい聞いて24時間ぐらいかかりました。最初のエッチシーンまでは9時間半ほどです。

 

攻略

自力攻略は比較的容易です。

攻略サイト

 

攻略順

コダワリがない人はソフィアルートを最後に。好きなヒロインがいる人はそのヒロインを最後にするのがいいでしょう。

 

システム

バックログ画面からのシーンジャンプ機能あり。

感想

どんなお話?

極寒の大陸ラーシャ(ロシアをモデルにした架空の国)が舞台。

主人公のアキト・ユキハラは、往来で泣いている迷子をみかけます。

女子「どう、しのた……? 大丈夫……?」

©FAVORITE(≫著作権ガイドライン

その場に偶然いあわせたピンク髪の少女ソフィア・トゥーリナとともに、迷子の対応をします。

構えた手の平の上に、手足の生えた土人形が現れた。

©FAVORITE

かつて高名な魔法使いとして活躍していたアキトは、魔法を披露して、子供の笑顔をとりもどすのです。

そして無事に親子が再開しました。

 

アキトの魔法に感銘をうけたソフィア。

ソフィア「私に、魔法を教えてくれませんか!?」

©FAVORITE

彼女はアキトに、魔法を教えてほしいと頼みこみます。

 

アキトの指導のもと、公園で魔法の練習をはじめることに。

練習中に、ルー・マオという大道芸をやっている少女に声をかけられました。

ルー「用、用って、用がなきゃ声をかけちゃダメなのー?」

©FAVORITE

ルーの提案で、ライヴ(大道芸)の大会に出ることになったアキトとソフィア。

彼らは、仲間をあつめて無事にライヴを成功させることができるのか!?

という内容です。

 

共通ルートは、個性豊かな面々が協力をしあって、ライヴの成功のためにがんばるのが話の主軸。

無理を通してでも本番にのぞもうとするシーンなんかは、名作漫画「SLAM DUNK」みたいな熱さを感じました(あくまでも瞬間的にですが)。

 

個別ルートではうってかわって、ヒロインそれぞれの問題にフォーカスします。

重い事情をかかえていたり、大きな困難にたちむかう展開は、どこか懐かしさを感じるというか、一昔まえのエロゲ感がありました。

近年のキャラゲーでは、そこまでシリアスにならなかったり、イチャイチャの部分に力を入れている作品が多いですからね。

 

合わない人

今までのFAVORITE作品のようなものを求めている人には合わないと思います。

また、ソフィアルートなんかは「人よりも未熟なヒロイン」が成長するお話でもあるので、「未熟さ」にイライラする人にもおすすめできません。

 

 

エッチシーンについて

卑語あり。ピー音なし。アナルモザイクなし。

 

キャラによっては無修正の卑語が使われています。

そしてなにより、グラフィックパワーが強い!

ペチカを抱えあげる構図

©FAVORITE

たとえばこの画像。構図もいいですし、お腹の陰影もすばらしい。そしてなんといっても筋の食い込みがエロすぎる。

まさに、スージーQ(筋のクオリティがすごい)。

 

カーチャのパイズリフェラ

©FAVORITE

私としてはベコ太郎さんは、お尻の描写がエロい原画家だと思っていますが、おっぱいの見えるアングルのほうが多かったです。

 

バックでルーを……

©FAVORITE

ヒロインのなかでも精神的に幼い「ルー・マオ」が卑語を言うシーンは、卑猥さが際立っていて素晴らしかったです。

 

しかし全体的に尺が短めで、シーン数は平均2回しかありません。

キャラゲー路線に近づけると、競合が『ゆずソフト/まどそふと/クロシェット/Hulotte』などになってくると思いますが、そこと比較されるとどうしても不満をもつ人もいるでしょう。

 

 

特徴

共通ルートが面白かった

それぞれ異なる才能、個性、性格をもったメンバーが、1つの目標にむかって団結する共通ルートは間違いなく面白かったです。

テキストは平易で、テンポよく読むことができて好印象でした。

個別ルートは、ソフィアルート以外が短めで、ルートによって好みが分かれそうです。そして、隠しルートがホントに「おまけ程度」の内容だったので、そこに不満をもつ人もいるでしょう。

 

立ち絵のセンスがいい

他作品の話になりますが、私の大好きなヒロインに「テレサ・テスタロッサ」という子がいます。

その子の「髪をいじるクセ」がめちゃくちゃ好きだったんですよ。

髪をくりくりするテッサたん

©賀東招二・四季童子/KADOKAWA

 

ハラショウをプレイしたときに、髪をいじる立ち絵がでてきてめちゃくちゃドキッとしました。

………………

…………

……

ソフィーが髪を握っている立ち絵

©FAVORITE

じゃじゃーん!

可愛すぎません!?

ズルですよ、反則ですよ、一発レッドカードですよこれは。

ゆるふわウェーブのかかった毛先をイジりたおしたい。

………………

…………

……

カーチャが前髪をいじる仕草

©FAVORITE

お前もかーい!!!

頬を赤らめながら、ちょっとした上目遣いで、髪をイジイジして、こちらを見つめてくる。

これはもうアレですねアレ。

……素直に射精です。

 

クラリスが好き

クラリスちゃんのムッとした顔

©FAVORITE

男性のことが苦手で、はじめは主人公のことを警戒しているヒロインがいるんですよ。

クラリス・クローニャという名前です。

えぇえぇ私は分かっておりましたとも。

こういう子は、デレたら可愛いって!

 

ツンケンした表情をしていた彼女が、柔らかい表情をみせてくれたり、笑顔を見せてくれたときなんかは、まじで脳内に「ズキューン」という音が響きました。

未プレイの方の楽しみをうばうのは忍びないので、スクショは掲載しないでおきます。

 

しかもこのクラリスちゃん。他のヒロインのルートに入るときに毎回……おっと、これ以上はやめておきます。

とにかくルックスも性格も可愛いヒロインでした。

これはアレですねアレ。

……素直に射精です。

 

SD絵が可愛い

ハラショウのSDイラスト

©FAVORITE

ふんわりとした優しい色使いをされているSDイラストがガチで可愛い。

 

 

ネタバレ感想

ネタバレあり(クリックで展開)

 

ペチカルート

ペチカは共通ルートで、とりあえずトラブルが起きたときはアキトの胸ぐらをつかんで「お前が何とかしろよ!」みたいな感じだったので、あまりイメージが良くなかったです。好きなヒロインほど後にまわすタイプなので、ペチカを最初に攻略することにしました。

そしたら、

思った以上に刺さるストーリーだった……。

ドクロがプリントされたピンク色の服がめっちゃダサいし、ジャージ姿も色気がなかったので、全然期待していなかったはずなんです……。しかし、エレナちゃんとペチカが和解するシーンで、めちゃくちゃジーンときました。

笑顔のペチカとエレナ

©FAVORITE

2人の笑顔を見ているだけで泣きそうになる……。

 

才能がなくて夢を諦めたペチカが、あたらしく服飾関係の夢をもつことになる展開も素晴らしかった。

ペチカは、他のヒロインのルートでも魅力的でした。気を回してクラリスやソフィーを慰めていたからです。だんだんと好きになっていきました。

ここまで良い印象に変わるとは思わなかったです。

 

ルールート

ルーがおしっこ

©FAVORITE

トイレに鍵をかけていなくて、アキトが入ってきちゃうシーンで、なにも気にせずオシッコをしはじめてちょっと引きました……。

が、次に同じような場面がきたときには、アキトのことを意識して恥じらっていたのが良かった。

 

終始ルーがスランプに陥っていて、持ち前の彼女の明るさを体験することができなかったのが悲しかった。

それと、髪飾りをプレゼントしたあとのシーンは、立ち絵に反映して欲しかったです。

 

カーチャルート

この子のルートだけ毛色がちがいます。途中下車をすることになり2人きりのセカイになって笑いました。

カーレンティア「夢、みたいですね……」

©FAVORITE

アキトとカーチャが2人で寄り添って幸せそうにしているCGがおおくて、ガチで満足感が高かった。

ひたすらイチャイチャが堪能できるルートでした。

強いて不満をあげるとすれば、エッチシーンのときに舌っ足らずになって「しゅき」とテキストに表示されたシーンを「好き」と声優さんが読んでいたところぐらい。

 

クラリスルート

お互いに触れ合いたくても触れ合えない。好き合っているのに気持ちを通じ合わせることができない。

クラリスと朝日を眺めるシーン

©FAVORITE

そんな2人が、キレイな朝日をみる時間を共有している序盤の展開から、すでに幸せな気持ちでいっぱいになりました。

 

自分の気持ちを素直に伝えることのできなかった、不器用なクラリスが告白するシーンがマジで好き。

クラリス「どうしようもなく……アキト先輩のこと……好きなんです……」

©FAVORITE

腰がぬけてヘタリながらも、祈るように気持ちを伝えるCGにグッときました。

あとはエッチシーンもアクロバットな体位がおおくて良かった。

 

タチアナ「あたしの旦那も、理解はあるけど――、他の男と体を重ねて踊るところを見るのは、時々イヤになるって言ってた」

©FAVORITE

しかし、最後の最後で冷水をぶっかけられて、モヤッとした気分でエンディングをむかえることになりました。

なんで幸せな気分だったのに「他の男と~」なんて話をされなきゃアカンねん。

さらにエピローグでは、唐突に「アキト呼び」に変わっていて椅子から転げ落ちそうになりました。

 

ソフィールート

絶賛している人がおおいソフィールート。私もよく練られたルートだと思っていますが、ちょっとした不満点もありました。

  1. アキトが過去にどれだけ辛い思いをしてきたのか、イマイチ描写されていなかった
  2. アキトが過去と向き合う展開を期待していたものの、「すべてを投げ出して逃げる決断をしたのは凄い」「いずれはやりたいことが他に見つかる」という私が期待した方向性とは違う答えが提示された
  3. アキトが培ったもの(魔法の力)を、ソフィーに譲渡する展開が好きくない。一流の魔法使いにはなれないかもしれないけれど、ソフィーにしかない魅力をもつ魔法使いを目指す……という方向性のほうが好みだった

の3点です。

 

しかし、全キャラクターが活躍するシーンがあったのは素晴らしかった。

ルー「会えなくても大丈夫でしょ! あたしたちなら!」

©FAVORITE

とくにルー・マオの「会えなくても大丈夫でしょ! あたしたちなら!」というセリフがめちゃくちゃ好きです。

 

ソフィア(私は、たくさんの人を楽しませられる人間になりたい……! みんなみたいに……!)

©FAVORITE

ソフィーが「答え」をみつけた公演のシーンも胸が高鳴りました。

すべてを回収した大団円のエンディングで良かったです。

暗く重い展開が長かったですが、終盤のソフィーはガチで可愛くて魅力的でした。

 

ミヤビルート

トゥルーエンドを期待したら、オマケルートだったでござる……。

ミヤビ「性欲丸出シ、ドスケベ猿……ウッキッキー……」

©FAVORITE

ミヤビのカタコトなラーシャ語が好きでした。

 

まとめ

ココがイマイチ

  • 隠しルートがオマケ程度の内容だった
  • 主人公の過去など、きちんと語られていない部分があった
  • ソフィアルート以外は少々短め
  • エッチシーン数が少ない

 

 

ココがおすすめ

  • 共通ルートが面白かった
  • 個別ルートもルートによっては好き
  • 卑語無修正
  • クラリスが可愛い
  • グラフィックがとにかく強い
  • テキストが平易で読みやすい

 

 

ネタバレ感想のほうには、気になった部分も書かせていただきましたが、総合的にみると満足できた作品です。

スポ根っぽい要素、恋愛、夢を追いかける姿を楽しみたい人におすすめさせていただきます。

グラフィックに惹かれた人も“買い”でしょう。

パッケージ版

ダウンロード版

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