【勇者さま… 私とHしませんか?】のパッケージイラスト

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【勇者さま…♥ 私とHしませんか? ~姫様とHをしないと出られないダンジョンに閉じ込められた件について~】の感想

古城

4,804文字

両片思いの2人が囚われたのはHしないと出られないダンジョン!?

勇者さま…♥ 私とHしませんか? ~姫様とHをしないと出られないダンジョンに閉じ込められた件について~AMUSE CRAFT EROTICA
【勇者さま… 私とHしませんか?】のパッケージイラストゲーム属性:抜きゲー
ジャンル ―― お気楽エッチなダンジョン探索ADV
発売日  ―― 2024年11月29日
パッケージ版価格  ―― 6,000円(税込6,600円)
ダウンロード版価格 ―― 5,000円(税込5,500円)
スタッフ
シナリオ若瀬諒
原画うすめ四郎
声優六条太助/有栖ねね/そらまめ。/露野しずく/深堂絢音
主題歌 ―― ダンジョン攻略♥志向(Vo. 時任ひかり)
あらすじ

勇者と姫様が閉じ込められたのは
「エッチしないと出られない」ダンジョン!?
ご丁寧にでっかいベッドが用意された部屋を拠点にダンジョン探索。
階層攻略の度に何かと卑猥なことになるダンジョンを、二人で攻略していく。

別に脱出するだけなら、姫様とエッチしちゃえば脱出できるダンジョン。
階層を超える度に色々と溜まってくる二人。

「あの…勇者さま…、私とHしませんか……?」

意外と積極的な姫様のお誘いに、勇者はいつまで耐えられる?
むしろ、耐えなくてもいいのでは?

ゆるっとお気楽エッチなダンジョン探索アドベンチャー。

――公式サイトより引用

評価

評価おすすめ度
【勇者さま…♥ 私とHしませんか? 】の評価★★★★☆
満足度
満足度75点

作品の紹介

今回は【勇者さま…♥ 私とHしませんか? ~姫様とHをしないと出られないダンジョンに閉じ込められた件について~】をご紹介します。公式略称は【ひめえち】です。

埋もれてしまうには惜しい作品ですね。

クロちゃん「全然動けないんだけど」

豊富なパロディとグラフィック表現が素晴らしい作品でした。

【勇者さま… 私とHしませんか?】のパッケージ画像

私が所持しているのはパッケージ版です。

どんな人向け?

  • 職業:勇者
  • 個性あふれる作品を探している人
  • キャラクターデザインに惹かれた人
  • ノリが良くて楽しい作品を求めている人
  • 凝ったパロディが用意されている作品を求めている人

攻略情報など

プレイ時間

私のプレイ時間は、ボイスをだいたい聞いて5時間ほどです。最初のエッチシーンまでは 10 分ぐらいかかりました。

 

攻略情報

勇者さま……私とHしませんか?

https://erotica.amusecraft.com/09ohime/

Hをするとエンディングに入ります。選択肢は多いですが、自力攻略は容易でしょう。また、クリア後にシーン解放できるので、攻略を気にせず読み進めても構いません。

 

システム

難易度修正パッチバックログジャンプ
普通なしあり
備考

感想

どんなお話?

物語の冒頭では、その作品がどういう内容なのかを示す必要があります。

姫「ゆうしゃしゃま……しゅきぃ……」

本作のヒロインは、いきなり寝言で好意を伝えてくる。

その後、主人公である「勇者」とヒロインである「」が、どのような状況に置かれているのかが説明されます。

ナレーション「Hをしないと出られないダンジョンです!」

どこからともなく聞こえてきた天の声 ―― ナレーションが説明してくれるのです。

どうやら主人公たちは、Hしないと出られないダンジョンに閉じ込められてしまったのだと。

しかし何も問題はないでしょう。

なぜなら、冒頭でいきなり勇者と姫は両思いであることが示唆されていたのですから。

姫は勇者に問います。「勇者さま……私とHしませんか?」と。

そうして俺は――HするorHしない

姫「やっと、こうして……勇者さまとHできたと思うと……」

いや、ホンマにするんかい!!!

勇者「それより姫様、帰りましょう!」

ほんで終わるんかい!!!

プレイ開始 15 分でエンディングを迎えるとは思いもしませんでした。

ナレーション「……戻ってもう1回やろうね? ねっ? 待ってるからねっ!?」

ナレーションさんも、まさか初っ端からHするとは思っておらず、ドン引きしておりましたね。そして、ここでプレイヤーがゲームを止めてしまわないように、もう1度、選択肢のところからプレイを再開してねと促します。

 

それでは、Hをしない選択をするとどうなるでしょうか。

姫「なんだかとってもドキドキしますね……!」

勇者と姫の2人でダンジョンを探索することになるのです。

ナレーション「どぐうが あらわれた!」

ダンジョンの最奥には、その階層のボスが配置されています。

ボスとの勝負を終えると、2人が目覚めた部屋に戻されて、そこで姫さまに聞かれます。

「勇者さま……私とHしませんか?」と。

ここでまた選択肢が現れて、Hをするとエンディング、Hをしないと次の階層に進むという流れですね。

ひめえちの特徴

特殊なゲーム構造

ルート分岐「デッド・オア・アライブ型」

以前に私は、エロゲのルート分岐に関する記事を書いたのですが、途中途中の選択肢で BADEND に直行する構造を「デッド・オア・アライブ型」と名付けました。

しかし本作の場合は違います。途中離脱した場合は、GOODEND になりエンドロールが流れるのですから。

すぐさま結ばれるのか、なかなか結ばれずにもどかしい展開を迎えるのかは、あなた次第。なかなか面白い構造だと思いましたね。

 

世界観の表現が面白い

土偶が現れた!!

たたかう・どうぐ・にげる

先ほど、ダンジョンの最奥にはボスがいるとお伝えしましたが、ボスとの会話シーンは、RPG の戦闘画面風に表現されています。

選択肢も「たたかう」「どうぐ」「にげる」と、コマンド選択式になっているのは面白いですね。

 

豊富なパロディとグラフィック表現がすごい

本作の1番の見どころはグラフィック表現でしょう。

しかし、画像を掲載するとプレイする楽しみが減少してしまいます。

そこで、公式Xに掲載されていた画像の内容だけでもネタバレさせてください。

おそらく7階層目あたりだったと思いますが、なぜか勇者と姫のグラフィックが四角くなってしまうシーンです。

姫「ほ、本当です! それに勇者さまも四角いです! すごく角ばってます!」

完全に「Minecraftマインクラフト」のパロディですね。ジャンプしながらだと少し速く移動できることなど、マイクラをプレイしたことがある人ならばニヤッとできるような小ネタが豊富に散りばめられていました。

壁を叩いて壊したり、建物を作製したりと、どんどんマイクラの内容を踏襲するネタが繰り広げられていく。

勇者「これでこの箱はダイヤでいっぱいになったから、次はまあ適当にエメラルドで埋めたりするか……」

次第にマイクラにドハマリしてしていき、廃人ばりに素材を集めることに。

後方から、緑色の物体が近付いてくるのが見えた。

最終的には、「クリーパー」のような緑色の物体が近づいてきて、ボカンと爆発するオチが用意されていて笑いました。

このように、階層ごとに特色のあるダンジョンが用意されていて、とにかく視覚表現が楽しい作品なのです。

パロディが豊富なので、元ネタが分かる人ならばテンションが上がること請け合い。

 

クリックで画像を表示

ネタバレをされてでもグラフィックを見たいという人に、少しだけ画像を掲載しましょうか。マイクラのときとは全く違ったグラフィック表現であることが分かるでしょう。

クリックで画像を表示

まさかのドット絵サービスシーンも用意されていてテンションが瀑上がりしましたね。

 

処占 NG 展開アリ

姫「ぷにょぷにょして、ぷにょんって感じで……」

姫(話かけられると、ダメっ……喋る時に、えっちな声が出そうになる……!)

本作は、純愛和姦ゲーなのですが、モンスターとのHなハプニングシーンが用意されています。挿入される訳ではありません。安心してください。姫さまが体を弄られて絶頂する程度のシーンです。

しかし我々の業界には、動物エロハプニングにすら烈火のごとくキレる人がいますからね。こういうエロハプニング展開が苦手な人には、おすすめできない作品です。

ちなみに私は嫌いです。

勇者「それにローパーは本来、海辺のモンスターです。どうしてこんなところに……」

特に、ローパーみたいなキショい見た目のヤツが大嫌い。

 

キャラクターが可愛い

姫「その、私もずっと……勇者さまのことを、お慕い申しておりました……♥」

姫さまはドチャクソ顔がいい。そのうえ、勇者にたいして一途です。

姫「ここで勇者さまへのお役立ちポイントを獲得するんです!」

さまざまな表情を見せてくれるのですが、ゆっくりパロディも用意されていました。

土偶「ういーっす、おかえりー」

それ以外にも、準レギュラーである土偶さんの声がアホみたいに可愛くてビックリしましたよ。ナレーションさんのテンポ感のいい喋り方も素晴らしい。声優陣の熱演が光る作品です。

 

コメディ作品

姫「ぷふぅーっ!」

コントのような掛け合いが楽しめる、明るくてノリの良い作品でした。

 

体が小さくなる

勇者「って、うわあ!? 姫様が小さく……!!」

姫さまの体が小さくなる展開も用意されています。

まさか令和の時代にここまでロリ……小さいボディをお目にかかることが出来るとは……。

※本作の登場キャラクターは 18 歳以上です※

エッチシーンについて

卑語なし。ピー音なし。アナル描写なし。

 

姫様のパイズリフェラ

Hシーンにおいても、姫さまの顔がドチャクソ可愛いので、それだけでも実用性を感じる人はいるでしょう。

しかし、デカいおっぱいを強調した作品なので、尻フェチの私の好みには合いませんでした。せめて卑語があったのなら良かったのですが、それすら無いというのはどういう事なのでしょうか。また、モブ男女の音量調整を別項目にしていただきたかったですね(Hシーンでは男性ボイスだけオフにしたいので)。

好きだったシーンは、姫さまが三角木馬に乗って、お尻をペシペシ叩かれるシーンです。

まとめ

ココがイマイチ

  • モブ男女の音量調整を別項目にしてほしい
  • モンスターエロハプニング
  • 3Pの構図のセンスが悪い
  • アナル描写なし
  • 卑語なし

 

 

ココがおすすめ

  • グラフィック表現が素晴らしい
  • 冒険するワクワク感がある
  • ノリが良くて楽しい作品
  • 凝ったパロディ展開
  • 世界観の構築がいい
  • 姫さまの顔がいい
  • 土偶の声がいい
  • 小さいボディ

 

 

気合を入れて作られた作品であることは伝わったでしょうか。惜しむらくは、モンスターとのHなハプニングは要らなかった。勇者が倒したモンスターの力を取り込んで、Hシーンに活かす展開にしてくれたならば、文句なしに絶賛していたでしょう。

私の好みはともかくとして、個性あふれる作品ですので、ぜひともプレイしていただきたいのですよ。埋もれてしまうにはあまりにも惜しいので。

パッケージ版

ダウンロード版

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