5,505文字
乙女の恋はしのぶれど――。
| 千恋*万花(ゆずソフト) | |
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| ジャンル ―― ADV | |
| 発売日 ―― 2025年06月27日 | |
| パッケージ版価格 ―― 8,800円(税込9,680円) ダウンロード版価格 ―― 6,359円(税込6,995円) | |
評価
| 評価 | おすすめ度 |
![]() | ★★★★★ |
| 満足度 | |
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作品の紹介
今回は【千恋*万花】をご紹介します。
ゆずソフトの設立10周年記念作品です。発売から10年経過していて、全世界セールス100万本突破、そしてアニメ化決定と、注目されている今だからこそ、あらためて感想記事を書くことにしました。
魅力的なヒロインだけでなく、和風の音楽やビジュアルが醸し出す雰囲気も人気の理由ではないでしょうか。

どんな人向け?
- 和風の世界観を味わいたい人
- 有名作品は押さえておきたい人
- ビジュアルに興味を惹かれた人
- 充実したシステム面を求めている人
- キャラ萌え、シナリオ、エッチシーンのどの要素も楽しみたい人
攻略情報など
プレイ時間
私のプレイ時間は、ボイスをだいたい聞いて27時間ほどです。最初のエッチシーンまで9時間ぐらいかかりました。
攻略情報
分かりやすい選択肢がいくつか用意されています。シナリオライターの籐太さんが挙げた推奨攻略順は『芳乃→茉子→ムラサメ→レナ』です。サブヒロインはお好きなタイミングでどうぞ。
芳乃→茉子→レナという順番は、他ルートのネタバレを気にするなら守ったほうがいいです。が、基本的には好きな順番でプレイしても問題ありません。
システム
| 難易度 | 修正パッチ | バックログジャンプ |
| 簡単 | あり | あり |
| 備考 | ||
| - | ||
感想
どんなお話?
主人公の有地将臣は、かつて住んでいた「穂織」の町に帰ってきました。

この町には『叢雨丸』と呼ばれる御神刀があります。その刀は、岩に突き刺さったまま誰にも引き抜くことができません。

主人公は刀を引き抜くことに挑戦します。



叢雨丸を折ってしまった主人公の前に、不思議な少女が現れました。

ムラサメと名乗る彼女は、どうやら叢雨丸の魂のような存在らしい。叢雨丸の使い手として選ばれた主人公は、ムラサメちゃんにとっての「ご主人」にもなるわけです。
さらに事態は目まぐるしく変わることに。

叢雨丸を守り続けてきた家の巫女姫さんの「婚約者」になったのです。

本作は、穂織の町に残りつづける呪いの秘密を探り、祟り神と戦い、ヒロインとの仲を深めていくキャラ萌えゲーです。
ゆずソフト公式のカウントダウンムービーにて『千恋*万花』の内容をあらわすパロディネタ画像が使われていましたね。
だけど、ムラサメちゃんでこの画像を作ったほうがしっくりくる。
ヒロイン紹介
ともたけ よしの朝武 芳乃

神社の巫女姫様。初見のツンケンした態度からは一変します。

主人公と一緒に暮らすようになって隙を見せたり、

呪いの代償によって獣耳が生えてきたり、

暴走して身悶えたり、

個別ルートに入ってからは、健気にお弁当を作っきてくれたりと、センターヒロインに相応しい魅力と風格のある女の子だったかと。

スイーツに目を輝かすヒロインって可愛いですよね。
» サノバウィッチ
二郎系ラーメンに目を輝かす、どこぞのヒロインはどうかと思うのですよ。笑
ひたち まこ常陸 茉子

巫女姫様の護衛として育てられた“くノ一”。忍者のくせに、まったく忍んでいません。

なにせ下半身はこんな感じですから。肌色面積のほうが多いですから。

そもそも出会いからして「裸」なんですよ「裸」。

ハチャメチャにドエロイ最強のアイテム「スパッツ」を着用しているのに、それを活かしたエッチシーンがなくて発狂した覚えがあります。堪忍してくれよ(忍者だけに)。
しかし、アフターストーリーにてスパッツ着用シーンがあって溜飲が下がりましたね。
» サノバウィッチ
忍び装束の卑猥さを語りましたが、痴女を極めたような格好のどこぞのヒロインと比べれば可愛いもんですわ。
ムラサメ

普通の人間ならば姿を見ることすらできない、神刀『叢雨丸』に宿る神さまのようなもの。ロリっぽい見た目だからか、主人公は彼女のことを『幼刀』と呼ぶシーンもありましたね。
まず、喋り方と声質に魅力を感じます。一人称は「吾輩」で、主人公のことは「ご主人」と呼び、語尾には「〇〇なのだ」「〇〇だぞ」などと付け、古風で独特な口調なのです。
何を隠そう、私の1番好きなヒロインである。

まず、毎朝起こしてくれるところが素晴らしい。朝1番にムラサメちゃんの美しいお顔と、愛らしい声によって目覚めることができるとか最強すぎか!?

主人公しか触ることができないからか、長らく孤独だったからか、撫でられたときのニヘラ~っとした緩い顔が可愛すぎるのであーる。

ナデナデを止めたときの寂しそうな顔が、あまりにも可愛くて叫びたくなりました。むしろ叫びました。あまりの大きな叫び声に、近所のノラネコが一斉に逃げ出しましたとさ。

個別ルートに入ったときの、ちょっとしたヤキモチ焼き描写も可愛いのですよ。


なによりも、後半に見せてくれる私服姿があまりにも可愛くて、至福のひとときを過ごすことになりました(私服だけに)。
ぜひご自身でプレイして、ムラサメちゃんのキュートな和装に出会っていただきたい。
レナ・リヒテナウアー

外国からやってきた留学生の女の子。おおらかな性格で、出会い頭にぶつかってしまった主人公のことを優しく包み込むように受け止めます。


日本語を完全にマスターしているわけではないので、ちょいちょい間違った日本語の使い方をしているのが可愛いんですよね。

個別ルートでは、彼女の勘違いが、ギャグっぽい仕上がりになっていて面白かったです。
くらま こはる鞍馬 小春

主人公の「従妹」であり、主人公のことを「お兄ちゃん」と呼びます。ヒロインのなかでも幼い顔立ちで、ほっぺがプニプニしていそうなところが可愛いと思いました。

サブヒロイン2人のルートは主人公が格好よくて、ヒロイン同士でちょっとしたバチバチと争う展開を見られて満足しましたね。
まにわ ろか馬庭 芦花

年上の幼馴染にして、甘味処のオーナー。主人公からしたら姉のような存在ですね。彼女は主人公のことを「まー坊」と呼びます。
『ヤン坊マー坊の歌』を思い出したのは私だけ?
エッチシーンについて
卑語あり。音消し修正あり。アナルモザイクあり。
豊富な卑語と、優しく包みこまれるような愛情深いご奉仕シーンが素晴らしい。

特に、芳乃のHシーンには実用性を感じました。

お尻もエロ可愛かったですしね。
あなたならタイツを破く? 破かない?

地味に優秀だと思うのは、選択肢によってはブッかけることもできること。やはり、古来より伝わる日本の伝統技術『BUKKAKE』は最高だぜ。
千恋*万花の特徴
和風の世界観が素敵
和風の世界観をいろどる音楽やビジュアルが素敵な作品です。ヒロインの属性は『巫女・くノ一・和服ロリ・日本大好き外国人』で、主人公の属性は『侍』です。和の魅力を表現するのに適した作品なのでしょう。
ヒロインが可愛い
私がゆずソフトの作品を評価しているのは、たくさんの「可愛い」が詰め込まれていて、プレイするだけで幸せな気分になれるから。
ビジュアルの良い女が、コダワリのある演出によって、コロコロと表情を変えるのです。上の動画では、たった5音の「違います」というセリフの表情を1音1音変えていて笑いました。現実でここまで表情筋を動かしていたらクレイジーな百面相ウーマンになりますが、2次元のヒロインがやったらただただ可愛いだけの存在になるのがズルいところ。
主人公が好青年
いくらヒロインが可愛くても、主人公が魅力的でなければ、そんな男を好きになってしまったヒロインの印象も悪くなりかねません。

本作の主人公には、祟り神と戦うシーンがあります。少しでも祟り神に対抗する力を得ようと、ひたすら剣道の修行に励んでいるのです。努力を重ねる姿や、無償で他人を助けようとする姿には好感を抱きますね。
パロディネタが豊富

ゆずソフト作品といえば、パロディネタが地味に多い印象です。
かつてネット上でネタにされまくっていた、芋けんぴのパロディなどが使われていました。ゆずソフトの過去作のネタも少しだけ出てきます。メーカーファンにとっては嬉しいことでしょう。
富嶽三十六計

ヒロインの常陸茉子の部屋の壁には『富嶽三十六景』が飾られています。今回、再プレイしてみて思ったのですが、制作スタッフのなかに葛飾北斎のファンがいるんじゃないでしょうか。
なぜなら、本作よりも後に発売された【ライムライト・レモネードジャム】のキャラクター名は、富嶽三十六景が元ネタになっていますから。
まとめ
ココがイマイチ
- 一部個別ルートが退屈
- アナルモザイクあり
ココがおすすめ
- ムラサメルートが素晴らしい
- ムラサメちゃんが可愛い
- 和風の世界観を味わえる
- システム面が快適
- ビジュアルが良い
- Hシーンが良い
- 音楽が良い
ゆずソフト作品のなかでも1番「和」を味わえるエロゲでしょう。

アイキャッチ画像では、絵馬がランダムに表示されるのが好きでしたね。実際にグッズとして販売もされましたし。
有名作品に触れておきたいなら、ぜひ押さえておくべき一作かと。
あなたもプレイしましょうよ『千変万化』を。
……失礼、間違えました。これじゃあどこぞの“最強のハンター”になってしまいますね。
千恋万花です千恋万花。ぜひとも千恋万花をよろしくお願いします。
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