【ソーサレス*アライヴ!~the World's End Fallen Star~】の感想

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【ソーサレス*アライヴ!~the World's End Fallen Star~】の感想

2019年2月19日 古城

9377文字

 

 

ソーサレス*アライヴ!~the World's End Fallen Star~

公式ジャンル世界の運命に抗うADV
メーカーFluorite
発売日2019年01月25日
通常価格9,800円(税抜)
パッケージ購入駿河屋・FANZA・Getchu
ダウンロード価格7,800円(税込
ダウンロード購入DMM(独占)

 

抗え、この想いが届くまで――

 

ゲーム属性グラフ主要スタッフあらすじ

ディレクター椎原旬
シナリオストーリーワークス・LEGIOん
原画早川ハルイ・庄名泉石・桜みさき・美咲ゆう
SD原画まりオイル
音楽琉姫アルナ

【公式より】

その日、眩い光が流れた――

ごく平凡な生活を送っていた少年、折見公輝が見た一筋の光。
それは、新たな世界への招待状だった。

光の洪水に飲み込まれた後、目を覚ました彼が目にしたのは
【見知らぬ大地】と【空に浮かぶ学院】

そう、そこは公輝がそれまで暮らしていた【普通の世界】ではなく、
魔力が人の序列を決める【魔法の世界】だったのだ。

憧れの少女とよく似たアキナ=ランドールとの出会いを経て、
強い魔力を持つエリートたちが集う学院に、小間使いとして拾われることになる公輝。

魔力がすべての序列を決める世界で、まったく魔法を使えない公輝には、
光明の見えない生活が続くかと思われた。

しかし、公輝の拾われた学園には、高めた魔法の力を競い合うためのひとつの花形競技が存在した。

総合魔法競技――レイヴ

それが、公輝と少女たちの絆となる、運命の競技の名前である。

 

おすすめ度:★★★★☆
知名度:A

ストーリー

テキスト

キャラクター

演出

システム:7

ゲーム性:5

CG10

Hシーン

BGM10

主題歌10

ポイント:異世界、魔法、バトル、ハーレム、フルプライス、DMM GAME PLAYER
満足度:82

 

 

 

作品の紹介

 

 

今回紹介するのは、Fluoriteの一作目「ソーサレス*アライヴ!」。

たまにタイトルを「ソーサレスアライ」だと勘違いしている人もいますが、正しくは「ソーサレスアライ」です。略称は「ソサアラ」。

 

 

なろう小説みたいな異世界転生モノかと思ったら、もっと壮大な何か……でした。

大方の人の事前予想に反して、高評価となった作品です。

 

 

「前半は退屈だったけど、後半の展開は素晴らしかった」という意見が多いようです。確かに前半のストーリーが後半へ活きてくる構成なので言い得て妙でしょう。

しかし、私としては前半の展開も好きでして、とくにミアルートのハーレム感が大好きでした。

 

 

そんな世間の評価とはズレている私でも、この作品の良さをお届けすることができる。たぶんできると思う。できるんじゃないかな。ま、ちょっと覚悟はしておけ。

……と私の中のさだまさし的な人格が申しておりますが、私のなかのシェリル・ノームは次のように言っております。

 

 

私の感想を見ろぉぉぉー!」

 

 

所持購入動機プレイ前期待値

私が所持しているのはパッケージ版です。

好きな原画家がいたことと、好きな声優がいたことと、私の好きな系統の作品だったので、迷わず買うことにしました。

プレイ前期待値:75

プレイ後満足度:82

 

 

 

どんな人向け?

 

 


  • テンプレハーレム系なろう小説が好きな人
  • 俺TUEEE系主人公が好きな人
  • 魔法が存在する異世界に心惹かれる人
  • 原画、声優、音楽などに心惹かれた人
  • 評判の良い作品は、抑えておきたい人

この作品を絶対に楽しめる人は、俺TUEEE系ハーレム(クソ)アニメやラノベが好きな人です。

とくに物語前半の「SORCERESS編」は、ラノベ/アニメ空戦魔導士候補生の教官」の設定に、異世界転生モノのテイストをプラスしたかのようなストーリーでした。

私は、そういう系統の作品を好んでいる人種なので、序盤から大いに楽しむことができました。

体験版が楽しめた人にならば、間違いなくおすすめできます。

 

 

また、序盤や体験版範囲が退屈だった人の多くは、後半の展開は楽しめたようです。

後半の展開をネタバレを避けて説明しますと、漫画/アニメがっこうぐらし」のように、実はこんな世界でした~とかこんなことが起こっていました~的な意表をつく展開があったり、PCゲームのIsland」のように二転三転する展開があったりする感じでしょうか。

 

 

 

ストーリーについて

 

 

ごく普通の生活をおくっていた少年・折見 公輝(オリミ コウキ)は、一筋の光を目にします。

その光に誘われたのか、コウキが次に目を覚ましたときには自分の知らない世界にいたのです。

 

 

そこは魔法が当たり前のように存在していて、「女尊男卑」な価値観をもつ世界。

その世界で出会ったヒロインたちと、「レイヴ」という魔法を使って戦う競技をとおして、仲を深めていくのです。

 

 

……というのが前半部分のお話。

後半になると、また違った様相となっていきます。

後半の展開の雰囲気を知りたい人は以下の動画を見てください。もうすでに買う気マンマンな人なら、後半の展開を知らないままプレイした方が楽しめるかと思います。

プロモーションムービー2

後半の展開を端的にいいますと、「運命に抗う」物語となっております。

 

 

 

攻略情報

 

 

【攻略】

 

 

私の全ルートクリアまでのプレイ時間は、ボイスをだいたい聞いて35時間ほどでした。

内訳は、共通ルートは6時間ほどで、個別ルートはそれぞれ3~4時間。その後のエピソードが15時間くらいです。

初エッチシーンまでは8時間くらいだったでしょうか。

自力攻略は簡単です。

 

 

攻略を見たい方はこちらをどうぞ。

クリックで展開

 

攻略したいキャラに好意的な選択肢を選んでいれば、そのキャラのルートに入れます。

効率を求める方は、全員に好意的な選択肢を選んでおくか、全員に好意的でない選択肢を選んでおきましょう。

 

パターン1

逆に褒めてみる
助けを求める
ケガはしてないか?
右の席のアキナに聞く(他の選択肢も可)
ナデポとか?

【セーブ】〇〇に声をかける〇〇の練習を見に行く(同じキャラを選ぶ)

 

パターン2

見てないと言い張る
わかった振りをする
重いからどいてくれー
前の席のミアに聞く(他の選択肢も可)
思いつかない

【セーブ】〇〇に声をかける〇〇の練習を見に行く(同じキャラを選ぶ)

 

すべての個別ルートをクリアするとタイトル画面に「ALIVE」が現れます。そこから続きをプレイすることができます。

 

このまま、みんなと生きる。<ノーマルエンド>
それでも母法石を止める。<続く>

 

アキナと過ごしたい。<アキナエンド>
ユズリハと過ごしたい。<ユズリハエンド>
アズーリアと過ごしたい。<アズーリアエンド>
ミアと過ごしたい。<ミアエンド>
リリリと過ごしたい。<リリエンド>

【メインヒロイン4人のうちの誰かのエンディングを見ると追加される選択肢】

〇〇のことを考えて過ごしたい。<トゥルーエンド>

 

 

 

【攻略順】

 

 

お好きな攻略順で大丈夫です。

ALIVE編(後半のストーリー)の選択肢は、おそらく2周目以降はとばす人が多いと思うので、お気に入りのヒロインから攻略して、最後にトゥルーへ行くのがいいかと。

 

 

【体験版】

 

 

体験版はこちら/DMM GAMES

 

 

 

ネタバレ感想

 

 

※既プレイ者を前提とした感想です。

クリックで展開

 

 

テキストの暴走

テキストの評価項目のところで、ライターが暴走して書いた文章が面白い……ということを述べたのですが、(エッチシーン内容のネタバレになるので)その場には載せなかった画像を載せます。


©Fluorite

ここのコウキのド畜生なセリフが最高に大好きです。笑

 

 

誘い方


©Fluorite

間接的でありながら、「ほぼ直接的」だとも思えるこの誘い方が好きです。

言葉の意図に気づかないコウキには笑いましたが。

 

 

ミアは一途

ミアのこのセリフはすごい好きでしたね。

800年以上も兄のことを愛し続けたミアちゃんに敬意を表します。

 

 

サブキャラ

サブキャラで一番好きなのは「ニコ」で、次点で「紅麗」と「リーズディア」。

ニコは、このマッシュルームカットに、目にかかる長さの前髪、そして思い込みの激しい性格……かなり個性的な要素をもつ良キャラだと思うのですが、アズーリアルートにちょろっと出て終わりだったのは、もったいなかったと思います。

 

 

インティライミ


©Fluorite

理事長の魔法の陽神波動(インティライミ)が不意打ちで吹きました。インティライミつったらナオト・インティライミしか思い浮かばないんだよっ!

 

 

ルートごとの感想

文章を整えるのが面倒くさい……その時のその時の感情を強く表すために、メモ帳に書いておいた文章をのせます。

 

共通ルート

 → これ私の好きなタイプの作品だ。おもしれー!

バラバラのチームが徐々にまとまっていくスポ根ものみたいな楽しさがある。

 

アズーリアルート

 → なんか個別に入ってから、堰を切ったようにクソシリアス展開が溢れだしたぞ。なんだこの豚みたいな婚約者。他のヒロインのルートに入るとアズーリアはこの豚に種付されるのかな。

……まぁいろいろあったけど、クソシリアスはあっさりと解決したし、爽やかな雰囲気で終えたルート。

 

ミアルート

 → え、これ私の理想とするハーレム展開じゃん。エッチシーンもまじで好みなんですけど。ミアルート……100点。(他人の批判意見には目を背けつつ)

 

ユズリハルート

 → 一番重いルートかも。でも個別ルートのなかじゃ一番面白い。世界を敵にまわしてでも好きな子を守るっていう展開はいいよね。

 

アキナルート

 → アキナちゃんはカワイイけど、正直退屈なルートだな……。

 

ALIVE編突入

 → え? え? え? なにこの展開。セカンドOPかっけぇぇぇぇぇぇ!

 

ALIVE編女王サイド

 → 今までとは明らかに異色の展開でワクワクする。でも辛い……。ミアとユズリハと対立するのは辛い……。

コウキが学園全体を動かす展開は熱いな。

 

ALIVE編魔女の落とし子サイド

 → 今度はこっち側の視点なのね。面白いじゃん。でもアキナやアズーリアと対立するのは辛い……。

ユズリハがお墓で祈るシーンが美しい。

 

ALIVE編ユーミルート?

 → コウキがヒロインたちに嫌われようとする展開……正直一番辛い……。でもその分ユーミが天使すぎる!

 

ALIVE編現実ルート

 → あぁ……今までのは全部「未来の可能性」だったんだ。それでこっからが「本当の現実」だと。それにしてもこのルートのコウキは、ヒロインの攻略を急ぎすぎていて空回りしまくっていて、まじでイライラする。なんだよこの薄い繋がり。全部前世パワーで解決かよ。回想クッッッソ長い……ワンピースか!

 

最終バトル

 → 円陣最高! & ユーミぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!!

 

トゥルーエンド

 → うーん。少し納得がいかない。

 

 

設定の活かし方

異世界(正確には800年前)の知識を活かしてピンチを切り抜けたり、その知識がヒロインの攻略に一役買ったこと。異世界の価値観をもっているからこそ、魔女の落とし子たちに偏見をもたなかった主人公。800年以上繰り返して転生してきたからこそヒロインとのつながりが深まったこと。ループ(実際は未来視)を活かして、最終戦では見事な連携をみせたこと。

「異世界」だったり「転生」だったり「ループ」だったりが、ただのお飾りになっている作品も多い中、ソーサレスアライヴではそれらがストーリー展開に活かされていたのは好印象でした。

 

 

ユーミ・オーリエト

この作品の真のヒロインとも言える存在です。


©Fluorite

彼女の散り際のあまりの美しさと切なさに息を呑んだ人は多いでしょう。

過去だけを糧に生きてきたユーミ。コウキのための世界を作り出したユーミ。

そんなユーミがコウキに抱きしめられながら、やっと何もかもから開放されるのです。

 


©Fluorite

私的に、ユーミで一番好きなシーンはここのやり取りだったりします。

まず立ち絵の表情が、優しさに溢れていて好きなのは言うまでもないのですが、コウキの話す「折見公輝」のときのエピソードを楽しそうに聞くユーミが可愛すぎて涙がでます。

 

 

トゥルーエンドの展開について

モヤモヤしたポイントを書きます。

 

ホウセキの存在

トゥルーエンドでは、魔法の研究が進んで、ホウセキを使用しないで魔法を使うことができるようになっています。

だったら、ユーミを倒して母法石(マザーストーン)を砕いたときに、ホウセキも消えて欲しかったですね。

正直、あの気持ち悪いマザーストーンから生成されたホウセキが残り続けているのは気分が悪いです。

ホウセキが消滅すると世界が混乱するとでも言うのなら、たとえば魔力の弱い人(ホウセキとのつながりの薄い人)のホウセキから徐々に消えていく……という設定でも入れてくれれば良かったんですけどね。

 

コーちゃん

「え、誰?」ってなったのは私だけでしょうか。コーちゃんって誰やねん。

美由紀に似た少女とコーちゃんなる少年が一緒にいる姿をみる主人公。

これって、

  1. 折見公輝オリジナルの転生体と美由紀の転生体
  2. 二人とも他人の空似
  3. コーちゃんという名のパンピーと美由紀の転生体

の3パターンがありえますよね?

 

解釈としては、「1」のパターンで、美由紀(転生体)と公輝(転生体)が結ばれる姿を見せて、ハッピーエンドを描いた。

または、「2」のパターンで、いつか出会い結ばれるであろう美由紀(転生体)との遠い未来(来世)を夢想した。もしくは、結ばれたかもしれなかった美由紀との過去を思い浮かべて、センチな気分に浸った。

「3」のパターンの場合は、もう交わることのない美由紀への思いを堪えて、前へ進む決意をした……ということでしょうか。

 

この展開って正直どうですか?

トゥルーでは、最終決戦から「数十年」の時が経っていることが説明されています。少なく見積もって20~30年くらいだとしても、コウキはアラフォーかアラフィフ。そして、ヒロインのうちの誰とも結ばれていない状態です。

それで最後にセンチな気分に浸って終わるって、うーん……バッドエンドとは言わないですが、ビターエンドのように感じましたね。

これだったらコーちゃん視点にして、コーちゃんをコウキの子孫であることを匂わせつつ、最後に美由紀(転生体)と出会って終わる……という展開の方が、私は好みでした。

 

でもまぁエンディングパワーで「イイハナシダナー」ってなった私はチョロいんですけどね。笑

エンディング曲の美しさはガチ。

 

 

まとめ

「ルートごとの感想」という項目に書きましたが、私が好きだったのは、共通ルートとミアルートとユズリハルートと、ALIVE編の前半と、最終決戦あたりです。

ストーリー以外には、CG、演出、音楽と、色々なものが好印象だったので、総合的には満足のできた良作でした。

 

おあつらえ向きのハーレム設定と、ハーレム的な価値観をもつ世界と、序盤で「ハーレム主人公になるんだ」と息巻いていたコウキ。すべてがハーレムエンドを匂わせていたのに、それがなかったことは悲しかったです。

ですが、思い返してみると、良い印象の残っている作品でした。

 

いくわよ! せーの!

いつも、笑顔! 冷静、正確、全力で! みんなが居ること、忘れない!

エーリュシオーッ、ファイッ!

おーーっ!

 

 

 

 

 

テキストについて

 

 

1~3行で書かれています。

誤字は少しはありましたが、気になるほどではありません。

比較的読みやすい文章だったと思います。

 

 


©Fluorite

 

 


©Fluorite

 

 


©Fluorite

 

 

たまにライターが暴走したテンションでテキストを書いてあるシーンがあるのですが、なかなか素晴らしいセンスだと思いました。

テンションを全開にして、バカゲーかギャグゲーを作っても面白いものになりそうですね。

 

 

 

キャラクターについて

 

 

アキナ・ランドール CV:北見六花

 

剣と炎の騎士娘

マジメで正義感のつよい騎士。

立ち絵からして可愛くて好きでした。怒った顔がチャーミングなのが魅力的。そして髪型も普段の髪型と、レイヴ中の髪型と、お風呂のときの髪型の三種類が見れたのが最高でした。

また、恋愛小説が好きで、恋愛に憧れをもっているのも可愛らしい一面だったかと思います。

 

 

ユズリハ・サーバル CV:小鳥居夕花

 

魔女と噂される氷の美少女

内気で物静かな性格で、小柄な少女。

守ってあげたいと思わせる、小動物的な可愛らしさです。

 

 

ミア・ウェルチ CV:満島きよら

 

空駆ける疾風の妹

とっても一途でヤキモチ焼きな、主人公の妹的な存在です。

明るく友好的な性格で、(主人公たちの所属するエーリュシオ寮のレイヴチームの)ムードメーカーでもあります。

 

 

アズーリア・ニューフィールド CV:遠野そよぎ

 

大地の守護者は癒しの微笑み

淑やかで、おっとりしている性格。

その貞淑な性格と反するように、豊満なバディでエッチな雰囲気を漂わすお姉さんです。

 

 

リリ・リル・リーリ・リンダ・リッテル・ローリア・リンドリア・ブリッドアニア CV:小倉結衣

 

高笑いの似合う好敵手

主人公たちの所属するエーリュシオ領とはべつの、ブリットニア領に属する少女。

デコ、アホ毛、金髪縦ロールという個性強い属性をかけ合わせたため、好き嫌いが分かれそうなデザインですね。

高飛車で傲慢っぽく見えますが、その実めっちゃいい人です。

さっぱりとした気持ちの良い性格をしているので、好感がもてます。

 

 

名前がクッッッソ長いんですが、プレイし終わるころには完全に覚えてしまいました。笑

 

 

ユーミ・オーリエト CV:花澤さくら

 

無敵無敗の絶対王者

オーリエト領の領主の娘で、学園最強の魔法使いだと評されています。

花澤さくらさんが声優だということで、発売前から注目していたキャラなのですが、プレイしてみてやっぱり可愛らしくて魅力的なキャラだったな……と思いました。

 

 

折見公輝(オリミコウキ)/コウキ

  

異世界転生したのに魔法が使えない主人公

この作品の主人公。

FPSの知識を「レイヴ」という魔法競技に活かすことで、チームの監督を見事にこなしたり、実家が食堂を営んでいたことから、料理でヒロインたちに絶賛されたり、異世界無双(?)を繰り広げます。

調子がよくノリがよい性格で、平気で人にヘコヘコするくらいには世渡り上手です。

いざとなったら考えるより先に体が動いたり、偏見をもたずに相手を見ることができたり、心優しい一面もありました。

 

 

【お気に入りキャラ】

全キャラ好きです。……と言うのもなんなので、アキナ、ミアだと答えておきます。

 

 

 

演出について

 

 

大量に用意された音楽と、必要な部分にはしっかりと用意しているCGなど、素材がきちんと揃っていた印象。

そしてなにより節約するのがうまかったですね。

左が最初に出てきたCGで、その後しばらくして右のCGが使われています。

使い方によって、そのCGを効果的に活かすのがうまかったとおもます。

 

 

演出面でとくに印象深かったのは、攻撃描写でしょうか。

他の作品では「剣筋をあらわす画像」と「剣を振るうSE」とで戦うシーンを表すことはままあるのですが、この作品はそういうシーンはエフェクトを使って表現していました。

 

 

また、ストーリーの継ぎ目にでてくるアイキャッチ画像には、そのときのヒロインの心象を表している立ち絵を使っていたりと、物語の流れを阻害しないようになっていました。欲を言えば、タイトルコールも表情に合わせた声色にしてくれたら、さらに印象は良かったんですけどね。

 

 

 

システムについて

 

 

バックログからのシーンジャンプ機能あり。お気に入りボイス登録機能あり。

次の選択肢までのスキップが可能です。テキスト未読部分まで飛べるので便利です。

欲しい機能は揃っていたので、とくに不満はありませんでした。

作品を起動するのにDMM GAME PLAYERが必要なので、注意しましょう。

 

 

 

ゲーム性はあるか

 

 

選択肢がいくつかあるノベル系アドベンチャーゲームです。

 

 

 

CG

 

 

サンプルCGでは伝わりきらないかもしれませんが、画面いっぱいにうつる美麗なCGは大変素晴らしかったです。

庄名泉石さん、早川ハルイさん、桜みさきさんの原画が好きなことも、この作品を買った理由の一つなのですが、キャラデザの可愛さや塗りの綺麗さから非常に満足できるものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hシーン

 

 

胸尻比率:ややおっぱい

着衣脱衣比率:着衣多め

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

卑語なし。ピー音なし。アナルモザイクなし。

卑語が全く無かったのが残念でした。他のDiGination系の作品で卑語無修正の作品もあったので、フローライトでも卑語が欲しかったですね。

 

 

【エッチシーン評価】

正直エッチシーンの内容自体は普通で、シナリオゲーのそれでした。しかしビジュアルが綺麗なことや、基本CGは2枚くらいは使われていること、尺やシーン数も十分に用意されていることは素晴らしかったと思います。

卑語が無かったことと、お尻アングルが少なめなのは悲しいですが、エッチシーンにも力を入れようとしていたことは伝わりました。

フェラに関しては、ユーミのチュパ音だけは他を圧倒していて実用性が高かったものの、他のキャラのチュパ音に関しては控えめでした。

 

 

なぜエッチシーンの評価が高めかというと、ミアルートのエッチシーンが素晴らしかったからです。

ちょっとしたエッチシーン内容のネタバレになるのですが、ミアルートではミアとアキナとアズーリアが主人公を取り合うような展開がありまして、3人でフェラするシーンがあります。

3人から「出して下さい」とか「出して」とか仕切りにお願いされるシーンが、大変素晴らしかったです。(あとは、しっかりと奥まで咥えているCGにしていれば、さらに素晴らしいものになったと思います)

その後ミアとエッチする横で、アキナとアズーリアがお尻を並べているシーンも激シコでした。

 

 

【シーン数】

クリックで展開

シーン数は全部で23シーン


アキナ_4

ユズリハ_4

ミア_5

アズーリア_5

リリ_3

ユーミ_2


1シーンで基本CGは1~3枚(ほとんどが2枚)使われています。

 

 

 

BGM

 

 

51曲(うちボーカル曲4、Inst ver.4)です。

曲は全体的にスタイリッシュで、シンセサイザーのバリバリの電子サウンドに心惹かれました。

好きな曲は「それでもなお、僕は君を」「Colorless」「Lord Brilliant」です。

 

 

公式が、曲を一部公開しています。

 

 

 

主題歌

 

 

主題歌

ABILiTY To BELiEVE / AiRI


熱くて良い曲です。

その他にも、セカンドOPの「CHANGE THE DESTiNY」もテンションが上がるカッコイイ曲ですし、エンディング曲の「Sorceress Alive」はめちゃくちゃメロディラインの綺麗な曲なのでお気に入りです。

 

 

 

その他の要素

 

 

・タイトル画面の『EXTRA』から、「CG鑑賞」「シーン鑑賞」「音楽鑑賞」を選ぶことができます。

 

 

 

まとめ

 

 

資金力があるDMM資本のゲームですので、様々な面で力が入れられていました。

おあつらえ向きのハーレム設定があったにも拘わらず、ハーレムエンドがなかったりなどの不満はあったものの、前半の展開を活かして後半を盛り上げていく構成が素晴らしかったです。

満足のできる作品でした。


©Fluorite

 

 

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