6,400文字
あなたの精子を狙って悪魔と天使がやってくる!
毒舌悪魔とムッツリ天使との四畳半暮らし(Waffle) | |
ジャンル ―― 悪魔と天使の精液争奪ADV | |
発売日 ―― 2024年04月26日 | |
パッケージ版価格 ―― 5,400円(税込5,940円) ダウンロード版価格 ―― 5,000円(税込5,500円) | |
評価
評価 | おすすめ度 |
★★★★☆ | |
満足度 | |
作品の紹介
今回は【毒舌悪魔とムッツリ天使との四畳半暮らし】を紹介します。
評価が低めに見えるかもしれませんが、めちゃくちゃ好きな作品でもあるのです。
その理由は……本記事の続きを読んでくださいませ。
どんな人向け?
- 3P好き
- こ~ちゃさんの原画のファン
- ヒロインから積極的な搾精をされたい人
- 演出にコダワリのある作品を求めている人
- 頭を空っぽにして楽しめる作品を求めている人
攻略情報など
プレイ時間
私のプレイ時間は、ボイスをだいたい聞いて9時間ほどです。最初のエッチシーンまでは3分ぐらいかかりました。
攻略情報
ヒロイン2人のうち、どちらを贔屓するのか選択していくだけです。攻略サイトは必要ないでしょう。
システム
難易度 | 修正パッチ | バックログジャンプ |
簡単 | なし | あり |
備考 | ||
- |
感想
どんなお話?
うだつの上がらないサラリーマンである主人公は、仕事によるストレスで「ED」気味になってしまうのでした。
オンボロアパートに帰り、もそもそと布団にもぐりこんで眠っていた主人公のもとに、「悪魔」を自称する美少女がやってきます。
いきなり主人公のチンポをしゃぶりはじめる悪魔ちゃん。
彼女のテクニックにより無事に射精をはたし、ED を解消することになりました。
終
制作・著作
――――――――――――――
今更だけどエロゲしようぜ!
・
・
・
ここまでの話は序盤も序盤。もちろん、まだまだ続きます。
なぜ悪魔ちゃんにご奉仕されていたかというと、主人公の精液には良質な魔力がふくまれているから。
まだまだたくさん精液をあつめたい悪魔が住みこみ、エロエロ同棲生活が幕をあけるのでした――。
終
制作・著作
――――――――――――――
今更だけどエロゲしようぜ!
・
・
・
もう1人、ヒロインがいます。
主人公の会社の上司は「天使」であることが判明。
天使ちゃんは、主人公の精液を悪魔なんかに渡すまいとして行動をはじめます。
悪魔と天使との、エロエロ搾精バトルの開幕です――。
好きなところ嫌いなところ
好き
ハーレム感が最高!
悪魔と天使がバチバチに争い、搾精バトルを行ってくれます。
ご存知でしょうか。私がエロゲに登場すると1番テンションの上がるセリフは「抜け駆け禁止」です。このセリフが登場する作品は、ヒロインたちから迫られるハーレム系のものが多い。
本作も例外でありません。ヒロインは、お互いがお互いを出し抜こうと暗躍します。ハーレム感があって最高でした。
好き
コミカルなノリ
悪魔と天使が、人間の娯楽にずっぷりとハマっていったり、争いが激化して暴走したりと、頭を空っぽにしても楽しむことのできるコミカルなノリが楽しかった。
好き
ヒロイン同士の友情
序盤から中盤にかけては主人公を巡って争っていたものの、だんだんとヒロイン2人のあいだに友情が芽生えていく描写があります。
取りあい3Pもあれば、仲よし3Pもあるんですよ。
好き
演出が独特
これまでに何枚かのスクリーンショットを掲載しましたが、テキストウィンドウが吹き出しのような形で、最新のテキストが手前に表示される形式であることにはお気づきでしょうか。UI にコダワリを感じる作品です。
選択肢の表現も独特です。悪魔と天使のどちらに肩入れするのかを選択するのですが、天秤が出てきて、選択肢したほうにズシリと沈みます。
画像の選択肢は、「七つの大罪」の「怠惰」と、「七つの美徳」の「勤勉」とで、対局に位置する選択を迫られているのが面白いですね。
エンディングの演出も大好きです。
作中の時系列に沿って、イベント CG が表示されます。ヒロイン2人がその場面を振り返ってトークをしているのです。
ヒロインたちと一緒に「想い出語り」をしているみたいで楽しかった。
この感覚を極めて短絡的に表現するならば ―― エモい ―― ですね。
嫌い
お前呼びヒロイン
私の感想記事をよく見てくださる方は、100回ぐらい目にしていると思うのですが、他人のことを「お前」と呼ぶヒロインが嫌いです。
じゃあなんで本作を買ったのだと思われるでしょう。
以下、公式サイトに掲載されていた画像を見てください。
この2つの画像を見て、関係性が変わるにつれて「お前呼び」から「アンタ呼び」に変わっていくのかな……と思いません?
まさかまさか、終始お前呼びヒロインだとは思わなかったんですよ。
声優の蒼乃むすびさんのボイスをじっくりと聞きたかったのですが、お前という単語が目に入った瞬間に速攻でクリックをするリズムゲーと化してしまいました。
本作は【毒舌悪魔とムッツリ天使との四畳半暮らし】というタイトルなんですが、ヒロインの毒舌要素は、お前呼びぐらいです。
エッチシーンのときに揶揄ってきますが、メスガキ風の柔らかい罵倒です。
なんなら、毎日料理を作ってくれたり、労ってくれたりと、癒し系ヒロインとしての特性のほうが強かった。
嫌い
NG展開があった
数あるエッチシーンのうちの2シーンだけですが、触手エッチシーンがあります。私は触手自体は好きです。しかし、イチャラブ和姦ゲーとの相性は悪いと思っています。
主人公と関係を持っているヒロインが、触手とエッチをするのって嫌じゃありませんか?
いや、最終的には「触手よりも主人公のほうがいい」となるんですが、私はこのシーンは要らないと思いました。
もう1シーン気に食わないシーンがありました。
悪魔が主人公に惚れ薬を飲ませようとするのですが、天使が間違って飲んでしまいます。そしてレズエッチシーンへ。
ノーマルラブの和姦ゲーに入っているレズエッチシーンがマジで嫌いです。
だって、例え女同士だとしても、ヒロインを取られたような気分になるんですもん。
触手&レズエッチシーンは、全体から見ればごくわずかな要素です。気にならない人もいるでしょうし、むしろ好きな人もいるでしょうね。
嫌い
もっと天使を優遇してほしい
あくまでも悪魔がメインヒロインです(IQ200級のギャグ)。
天使はサブヒロイン寄りの扱いでした。
天使を贔屓する選択肢を選んでいったのに、悪天とのエッチシーンで〆られたのにはイライラとしましたね。
エッチシーンについて
卑語あり。ピー音なし。アナルモザイクなし。
原画家のこ~ちゃさんの可愛らしいイラストと、それなりに豊富な卑語に彩られた、イチャイチャで甘々なエッチシーンを楽しめます。
3Pもそれなりに多め。バチバチに取り合う展開もあれば、みんなで仲良くエッチをするシーンもあります。対極的な方向性の3Pを堪能することができるんですよ。
悪魔も天使も「魔法」をつかえるので、特殊なエッチシーンが用意されています。
私の性癖にドンピシャに刺さったのは、
小さくなった2人から「全身コキ」されるシーン。
私は、和姦において興奮をたかめる要素として「愛情」が必要だと考えています。体全体をつかって奉仕をするという行為は、嫌いな相手にしようとは思わないでしょう。つまりそこに愛情を感じるのです。その愛情こそが、エロさに繋がっているんですよ。
出会える機会の少ないシチュエーションのなので、これだけでも本作を買った甲斐がありましたね。笑
まとめ
ココがイマイチ
- サブモニターでフルスクリーン起動させてほしい
- お前呼びヒロイン
- 触手エッチ
- 天使が不遇
ココがおすすめ
- ハーレム感バツグン
- 特殊なエッチシーン
- コダワリのある演出
- 飽きずに楽しめる
- 癒し系ヒロイン
- コミカルなノリ
嫌いな要素があったので、満足度を低めにしましたが、めちゃくちゃ楽しかったですし、めちゃくちゃ好きな作品です。
可愛らしいヒロイン2人からひたすら搾精される体験をしたい人は、ぜひともプレイしましょう。和やかな雰囲気に癒やされます。
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