そもそもエロゲって何さ?

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そもそもエロゲって何さ?

2016年5月11日 古城

 

 

 

エロゲとは?

 

 

エロゲ、エロゲー、萌えゲー、美少女ゲーム、アダルトPCゲームなど様々な呼称があります。

これらがどういうゲームかと言うと、主に性的要素があるためR-18(18禁)の指定がされているPCゲームの事を言います。

(厳密にはパソコン以外でプレイができる『DVD-PG』や『BD-PG』などもございますが、基本的にはこの認識でいいでしょう)

一言でいうと「エッチな要素のあるゲーム」のことです!

 

 

「なんだ……ただエロいだけのゲームなんだ」

などと思った人もいるでしょう。

 

 

「エロいだけじゃないんですよ!!!」

私は声を大にして言いたい。

 

 

18歳未満は禁止されているが故のグロテスクな描写。

反社会的な行為。特殊性癖。思想。深い恋愛描写。

アニメやライトノベルや一般のゲームでは到底表現できないような、それはもう凄い描写がされている作品だってあるんです。

 

 

先ほどの発言と矛盾しますが、

ただただエロいゲームだってあります。

 

 

18禁である。エロゲという呼称である。

これらのことから勝手なイメージを持たれているのはなんだか癪(しゃく)ですよね。

まあアンダーグラウンドなコンテンツであることに変わりはないのですが。

 

 

 

基本的なエロゲ

 

 

あなたはエロゲと言ったらどういうゲームを思い浮かべますか?

ときめきメモリアルのような恋愛シミュレーションゲームでしょうか?

確かにそういうゲームもありますが少数派です。

Honeyview_DSC_0164

(LOVELY×CATIONシリーズなどは、そういうゲームに近いかもしれません)

 

 

まず一言申し上げておきます。

 

 

……

 

 

エロゲの大半は紙芝居です!

 

 

……

 

 

ぇえ――――っ!!
ミ~ ̄ ̄ ̄\
/ __ __亅
/ .> ⌒ ⌒|
|/  (・) (・) |
(6 ーーー○-○‐|
|    つ |
|   .___) /
\  (_/ /
/\__/
/  \ロ/
/ /   V ||
/_/   | ||
⊂ニu\__/L|⊃
|  / /
| / /
| / /
(ニフフ

 

 

いやスミマセン言い過ぎました。

(ゲーム性が高い作品もありますよ!)

 

 

どういう事かといいますと

大半のエロゲーが、絵と文章で構成されたADV(アドベンチャー)ゲーム、またはビジュアルノベルゲームなのですよ。

 

 

オーガストの9月発売予定の新作

千の刃濤、桃花染の皇姫』の体験版にて説明していきます

以下無断転載禁止 ©オーガスト

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こちらが基本的な画面構成となっております。

女性キャラが二人いると思います。

この女性キャラクターの絵の事を立ち絵といいます。

 

 

そして画面の下の方。透き通った黒枠(テキストウィンドウ)の中に文字が書かれていると思いますが、こちらがテキストですね。

テキストの横に今現在喋っているキャラクターが表示されていますが、これはゲームによって有ったり無かったりします。ちなみに顔グラフィックという呼称です。

 

 

そしてキャラクターの後ろには背景がありますね。

 

 

つまり

背景 + 立ち絵 + テキスト

これが基本構成です。

 

 

どういう風にゲームを進めるかといいますと、

マウスをクリックするかEnterキーを押すなどして、テキストを読み進めていくだけです。

 

 

「え? それだけ?」

えぇえぇ言いたいことは分かります。

 

 

昔の人は言いました。

「これでいいのだ」と。

 

 

冗談はさておき基本があれば応用もあるもの。

それがイベントCGです。(一枚絵とも言います)

基本パターンと違い

CG + テキスト

という構成になっています。

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CGはエロゲーの顔とも言える部分ですね。

 

 

大抵のエロゲは右クリックもしくはスペースキーでメッセージウィンドウ消去(テキスト部分が消せる)が出来ます。

その状態で、CGを見てみましょう。

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キレイだ……なんてキレイなんだ……

買うぞ!絶対買うぞ!!ステマェ

CGを集めるのもエロゲの醍醐味の1つなんですよね。

 

 

その他SD絵なんてのもあります。

思わず購入したくなるエロゲーのSD絵まとめ

(⇧気になる人は見てみてね)

 

 

ここまでの説明で「同じ絵をずっと見つつゲームを進めていくのかな?」と思われた人がいるかもしれませんので補足を。

 

 

紙芝居と言ってもずっと同じ立ち絵が表示されている訳ではなく、「表情が変わったり」「ポーズが変わったり」「服装が変わったり」して多少の変化はあるのです。

 

 

イベントCGでも同じように、表情やポーズが微妙に変化している絵があるのですが、それを差分と言います。

 

 

上の画像を見て下さい。

一枚絵の左右に、切り取られた絵が差し込まれていますが、これをカットインと言います。

このように紙芝居と言われながらも、飽きないような工夫が凝らされているのです。

 

 

 

選択肢

 

 

たまにあるゲーム性

そう。それこそが選択肢

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©ASa Project 恋愛0キロメートル

 

 

どの選択肢を選ぶかによって

  • 選択肢直後のテキストに違いがでる
  • 攻略ヒロインのルートが変わる
  • ゲームオーバーに直行
  • フラグが立つ(好感度が上下する)

など状況が変わってきます。(場合によってはほとんど変わりません^^;)

 

 

また

  • 中に出す
  • 外に出す

など、見ることのできるイベントCGが、少し変化する選択肢もあります。

この選択肢が何を意味しているのかは言わずもがな。笑

 

 

そして

ゲームによっては、自力攻略が不可能に近いくらい難しいものもあります。いや、マジで。

 

 

とにかくまぁ

こうして絵を見ながらテキストを読む(声優が音声を読み上げてくれますが)。

たまに出てくる選択肢を選んでストーリーが分岐していく。

結構ゲームとしては単純な流れなんですよね。

だからこそゲームではなく紙芝居とまで言う人もいるわけですよ。

 

 

ですがそれを補って余りあるくらいの魅力がエロゲにはあります。

別の記事で追々紹介していきたいと思います。

 

 

今回の記事で分かって頂けてたと思いますが、エロゲーは静的な演出が多かったんですよ、今までは。

そう… 今 ま で は 。

続きます。→動くエロゲの紹介 ~E-mote・AE・3D・手書き~

 

 

 

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