
皆様ごきげんよう。古城です。
この記事は、作中に「エロゲー」「ギャルゲー」「美少女ゲーム」などの単語、概念、あるいはパロディシーンが明確に組み込まれているアニメを紹介しています。
- エロゲ・エロゲーなどの表記揺れは作品に合わせています。
- 制作会社や放送時期の情報は第1期のものです。
- 私の記憶を元に記載しています。
- 乙女ゲームは含まれません。
アウトブレイク・カンパニー

| 制作 | feel. |
| 放送 | 2013年 |
気付けば異世界にいた主人公が、オタク文化を布教することになるストーリー。2次元の「萌え」で異世界交易という面白い設定が光ります。

メインヒロインは、心優しいハーフエルフのメイドさん。それだけでも素晴らしいアニメと言えるはず。

第5話では、異世界の住人に美少女ゲームの歴史を講義することに。

主人公が1番好きな美少女ゲームは『S.J.II ~サン・ジャーポII~』という作品。これは完全に【D.C.II 〜ダ・カーポII〜】のことでしょう。
AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-

| 制作 | GONZO |
| 放送 | 2017年 |
秋葉原を舞台に、謎の生命体“バグリモノ”と戦うストーリー。秋葉原に実在する店舗名がそのまま使用されているアニメです。

作中では、主人公が脱衣麻雀をするシーンがありました。
異世界おじさん

| 制作 | Atelier Pontdarc |
| 放送 | 2022年 |
異世界モノのテンプレートを逆手に取ったコメディ作品。
17年越しに異世界から帰還したおじさんが主人公。このおじさんは「セガ信者」です。セガサターンのゲームをこよなく愛しています。

異世界に行っている間に、セガサターンマガジンの読者レース(=読者が投票するゲームランキング)の最終結果を見逃していました。おじさんはランキングを確認するのですが、第1位は「美少女ゲームの移植作」という結果に。硬派なゲームが好きだったおじさんは発狂するのです。
そう、セガサターンといえば、美少女ゲームとは切っても切り離せないハードですよね。若手エロゲーマーは知らないかもしれませんが、アダルトゲームの移植作品がたくさん発売されていたため、ここからエロゲにハマった人も多いのですよ。
ちなみに異世界おじさんのコスプレ写真をアップした人がいて、見た瞬間に笑ってしまった覚えがありますね。
このアニメの異世界は美男美女しかいません。おじさんは、新しい街に入るたびに「オークの亜種」として狩られそうになる可哀想な境遇。しかし、美少女ヒロインが3人も登場するので、ただただムサ苦しいだけのアニメではないのでご安心ください。
実在するテレビ番組、アニメ、ゲーム、マンガなどのネタが含まれています。時代感覚の消失とともに楽しさが半減するので、視聴するならば早いほうがいいですよ。
妹さえいればいい。

| 制作 | SILVER LINK. |
| 放送 | 2017年 |
小説家の主人公を中心に贈る、「クリエイターとは何か」というテーマ性が込められたアニメ。コメディ作品だが人間ドラマとしての面白さもあります。

印象に残っているのは「カニ公」こと「可児那由多」というヒロイン。彼女は、全裸で執筆する変態……じゃなくて天才小説家。主人公ラブで積極的にアタックしてきます。変態的な発言や行動が多く、1話から「おちんちん」と卑語を口にしていましたね。笑

このアニメは、主人公の部屋に美少女ゲームと思しき箱が飾られていました。

また、主人公がギャルゲーをプレイするシーンもありましたよ。
N・H・Kにようこそ!

| 制作 | GONZO |
| 放送 | 2006年 |
今月に20周年を迎えた、古き良き名作アニメ『N・H・Kにようこそ!』をご存知でしょうか。「N・H・K」とは「日本放送協会」のことではなく「日本ひきこもり教会」の略ですね。

引きこもりである主人公が、ヒロインの中原岬ちゃんによって救済される(?)お話です。かつてのオタクたちは口を揃えて言いました。
いつか自分の元にも岬ちゃんのような美少女が来てくれるんじゃないかと夢見て、鬱屈とした日々を耐えていたオタクが沢山いたんですよ。ちっぽけな世界なのに、どうして、期待に胸を膨らませていたんでしょうね、オタクたちは……。

本作の序盤では、岬ちゃんに見栄を張るため「クリエイターだ!」と嘘をついてしまった主人公が、ギャルゲーを制作することになります。

はい、ギャルゲーというよりも完全にエロゲですね。白パケだけでなく黒パケ(=陵辱系統のダークなパッケージ作品)まで用意されていますから。

主人公は完全にのめり込んでしまい、致すシーンまで用意されていたんですよ。笑
この生々しさこそが『N・H・Kにようこそ!』というアニメの凄さであり、面白さであるのでしょう。他にも、新興宗教、マルチ商法、自殺オフ会、脱法ドラッグなど、あらゆるタブーに踏み込んでいて、リアルな心理描写も描かれているため、拒否感を覚える人もいるかもしれません。
しかし、紛れもない名作です。エロゲ全盛期のビッグドリームな空気感を味わえますぜ。
エロマンガ先生

| 制作 | A-1 Pictures |
| 放送 | 2017年 |
イラストレーターのかんざきひろ氏は、本作のタイトルを見たときの印象を聞かれて、「ついに気が狂ったのかなと思いました」と語っていて笑いました。
高校生ながらライトノベル作家の主人公と、引きこもりイラストレーターの妹が紡ぐ兄妹ラブコメディ。

ヒロインの1人である山田エルフは、名前の元ネタが「田中ロミオ」+「山田うどん」だと原作者が生放送で語っていました。
私は原作者の言うことを信じておらず、シナリオライターの「山田一(=田中ロミオ)」とエロゲメーカーの「エルフ」の組み合わせじゃないかと考えています。
お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!

| 制作 | ZEXCS |
| 放送 | 2011年 |
本作の公式略称は『兄好』だが、視聴者からは『おちんこ』という略称で呼ばれている可哀想なアニメ。ツンデレ系の妹を表現しているタイトルだが、どちらかというとデレデレ系の妹がヒロイン。

主人公はまだ高校生だけど、とんでもない量のエロ本を所持している逸材です。しかし、兄の部屋を物色して「妹モノ」のエロ本以外を処分しようとする妹もなかなかのもの。

なんなら、兄のリコーダーを勝手に舐めようとする「お前がそれをするんかい!」的な変態性をもっており、兄が兄ならば妹は妹だというお似合い兄妹のラブコメディですね。

作中で美少女ゲーム(言及されていないがエロゲの可能性が高い)をプレイしているシーンがありました。

『kiss×sis』や『ヨスガノソラ』など、本作と同様に兄妹(姉弟)モノの変態アニメが背景に登場するのが面白いですね。ヨスガノソラはエロゲが原作ですし。
お兄ちゃんはおしまい!

| 制作 | スタジオバインド |
| 放送 | 2023年 |
引きこもりニートの主人公が、女の子の体に性転換するストーリー。

ニートと書かれたTシャツを着ているクレイジーな野郎ですわ。
主人公は趣味がエロゲだと公言していて、実際にプレイしているシーンもありました。
俺たちに翼はない

| 制作 | NOMAD |
| 放送 | 2011年 |
エロゲ原作アニメです。複数の主人公の視点で進み、学園ラブコメディ、感傷的な恋愛抒情詩、アングラな青春ストーリーなどなど、原作者の書きたかったものを詰め込んだオムニバス形式の作品です。
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【俺たちに翼はない】の感想&紹介
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アニメでストーリー展開を知ってしまうのは勿体ないので、ぜひとも原作からプレイしていただければと。

さて、おれつばのアニメがどうのようにエロゲと関わっているのかというと、原作を手掛けたメーカーの過去作【世界征服彼女】が背景に登場するのです。なるほど、しれっとエロゲ要素をブッ込んでいて面白いですね。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない

| 制作 | AIC Build |
| 放送 | 2010年 |
紹介するなかでも1~2を争うビッグタイトル。隠れオタクのツンツン妹に振り回されるストーリー。知名度&人気の高いアニメでしょう。

まだ女子中学生の妹は、生粋のエロゲーマーです。何が凄いって「エロゲー」という単語が出てくるうえに、「エロゲー初心者ってなんだよ?」とか「箱がデカすぎるだろ」とかエロゲネタも豊富に仕込まれていること。
見たことのある箱も出てくると思うので、エロゲーマーならば是非チェックしておきたいアニメでしょう。

実際にエロゲをプレイする画面も出てきますね。

エンディングロールに「ゲームパッケージ制作協力」として、エロゲメーカー名がずらりと並んでいます。今となっては活動していないメーカーもあるのは寂しい……(´;ω;`)
この頃はまだ秋葉原がオタクの聖地とされていた時代であり、ヒロインが秋葉原で言い放った「\(^o^)/アキハバラー」は有名なセリフとなっております。
ちなみに本作には、私の大好きなヒロインがいるんですよ。あえて昔のオタクっぽいキショい表現をしますが「俺の嫁」である新垣あやせですね。
https://x.com/watarai/status/1446686276216782854
彼女のせいで「妹の友達」というヒロイン属性が好きになりました。
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している

| 制作 | diomedéa |
| 放送 | 2013年 |
主人公には呪いがかかっている。何かあるたびに頭のなかに選択肢があらわれ、中田譲治さんの激渋ボイスで「選べ!」という声が聞こえてくる。選択肢を選ばないかぎり猛烈な頭痛がつづくという呪いなのだ。

たとえば第1話では、道端に落ちているエロ本を見つけたときに「①顔におしつけて匂いをかぐ」or「②食べる」というクソみたいな2択の選択肢が出てくることに。主人公はどちらの選択もしたくないが、選ばないかぎり頭痛がつづくのです。このように、常に望んでいない選択肢を選ぶことになるストーリー。主人公のラブコメを脳内選択肢が邪魔するという、アンチギャルゲー構造が面白い。
謎に主要キャラ全員が逆立ちをするオープニングアニメーションも印象的でした。
彼女がフラグをおられたら

| 制作 | フッズエンタテインメント |
| 放送 | 2014年 |
エロゲライターとして活躍していた竹井10日さんのライトノベルがアニメ化した作品。
エロゲ畑出身なだけあって、学園ラブコメに「フラグの可視化」というギャルゲー的要素を持ち込んでいます。

死亡フラグ、友情フラグ、恋愛フラグなど、さまざまな「フラグ」が目に見える主人公は、人との関わりを避けるため、フラグを折る行動を取っていました。しかし、主人公の意に反して女の子がどんどん集まってきて、しかも思いきり甘やかしてくれるという学園ラブコメですね。
なにが凄いって、Aパートでヒロインを攻略したと思ったら、Bパートで別のヒロインを攻略しているんですもん。このスピード感には思わず笑ってしまいましたわ。サラマンダーよりずっと速い!
神のみぞ知るセカイ

| 制作 | マングローブ |
| 放送 | 2010年 |

授業中に恋愛シミュレーションゲームをプレイしている生粋のギャルゲーオタクの主人公は、第1話の冒頭ですでに1万人ものヒロインを攻略したと誇らしげに語っていました。

落とせない2次元の女性はいないことから『落とし神』の異名をもつ主人公は、エルシィという名の悪魔から「攻略してほしい女がいる」と持ちかけられ、3次元の女の子を攻略することになるストーリーです。

ギャルゲーを6作品同時プレイをするシーンもあり凄いと思いました。楽しそうだとは思えませんが。笑
原作者は、名作エロゲ【この世の果てで恋を唄う少女YU-NO】の影響を受けたことを公言しています。また、とあるユーチューバーの動画にゲスト出演したさいに、プレイしたことのあるエロゲについて語っていましたね。
神々しい雰囲気のオープニングも大好きです。総じて面白いアニメだと思いますよ。
銀魂

| 制作 | サンライズ |
| 放送 | 2006年 |
銀魂は、言わずと知れたギャグアニメの金字塔ですね。
ギャルゲーをパロディしたエピソードは、第2期の228~229話です。
新八というキャラが、姉にカノジョを紹介するシーンから始まります。
………………
…………
……

って、2次元嫁かーい!!!
ということで、ギャルゲーブームが巻き起こっていることをギャグにしたのが「ラブチョリス篇」というエピソードです。放送時に一斉を風靡していた『ラブプラス』のパロディでしょう。アニメ版では大人の事情で「愛チョリス篇」に名称変更されました。
月刊少女野崎くん

| 制作 | 動画工房 |
| 放送 | 2014年 |
男子高校生ながらプロの少女漫画家の野崎くんと、アシスタントの千代ちゃんを中心に繰り広げられるラブコメディ。

野崎くんの友人の御子柴くんが恋愛アドベンチャーゲームにハマります。何が凄いって、本当に楽しそうにプレイしているんですもん。私ですらモニターの前でガッツポーズをしたことはないですからね。

第4話では、野崎くんもギャルゲーに挑戦するのですが、少女漫画家としての感性で攻略しようとするも、なかなか上手くいきません。たとえば上の画像の場面では、「時折弱さを見せる男性にキュンとするはず」と予想するのですが、逆効果になってしまう。

女性目線を確かめるため、千代ちゃんに電話で相談するのですが、彼女は野崎くんの弱っている姿にキュンときます。少女漫画家、ギャルゲー、リアルと、3つの恋愛の感性が交差しているようで、面白味のあるエピソードでした。
紆余曲折の末、野崎くんは無事にエンディングに辿り着くことに。

って、友情エンドやないかーい!!!
最近では減りましたが、一昔前のエロゲにはよくありましたよね。ヒロインの個別ルートに入らないパターンが。
ハーレム至上主義者の私が、単独ヒロインでも良いと思ったぐらいには千代ちゃんが可愛かった記憶があります。おすすめのアニメですよ。
ゲーマーズ!

| 制作 | PINE JAM |
| 放送 | 2017年 |
公式サイトに書かれているキャッチコピー「こじらせゲーマーたちのすれ違い青春倒錯系ラブコメ」という言葉が、この作品の内容のすべてを表しています。
ゲームに対するスタンスがそれぞれ異なるゲーマーたちが主役のアニメです。
アンジャッシュのコントのようにスレ違いが連鎖し、拗れに拗れて、それが1つに綺麗に収束する回があります。その気持ちよさたるや、筆舌に尽くしがたいものがありました。

さまざまなゲームをプレイするのですが、そのなかにはギャルゲーも含まれています。

我々エロゲーマーがよく目にするセーブ&ロード画面もありますよ。

余談ですが、星ノ守千秋というヒロインは、声優の石見舞菜香さんの初のメインキャストであり、「ですです」というセリフが可愛くてハマった覚えがありますね。
げんしけん

| 制作 | パルムスタジオ |
| 放送 | 2004年 |
古き良きオタクたちの青春バイブル。
タイトルの『げんしけん』とは「現代視覚文化研究会」のことであり、アニメ・マンガ・ゲーム・コスプレなどのいわゆるサブカルチャーやオタク文化を総合的に研究・鑑賞・創作するサークルです。
げんしけんに所属するオタクたちのリアルな日常を描いたコメディ作品です。かつてのオタク文化や空気感などを感じることができるため、今となっては貴重な資料になるかもしれません。笑

部室の棚には、当然のように美少女ゲームが並んでいますね。

当時のコアなオタクにとっては、美少女ゲームは切っても切り離せないものであり、美少女ゲームにたいする言及もありますよ。

若手エロゲーマーはピンとこないかもしれませんが、エロゲ文化と密接に関わっていたのがエロゲ雑誌ですね。昔はバチクソ沢山のエロゲ雑誌がありました。
こえでおしごと!

| 制作 | Studio五組 |
| 放送 | 2010年 |
女子高生がエロゲー声優をやるお話。OVAとして2巻発売されました。
こちら葛飾区亀有公園前派出所

| 制作 | ぎゃろっぷ |
| 放送 | 1996年 |
週刊少年ジャンプに40年もの間連載されていたレジェンドマンガ。アニメも長らく放送されていました。誰もが知っている作品でしょう。
警察官の両津勘吉を中心に展開されるギャグアニメ。
長らく連載されていたため、時代の変遷が描かれていて、サブカルチャーに対する言及もしばしば見られます。たとえば、第54話『闘魂ゲーマー左近寺』などは、ギャルゲー回として有名です。

ストーリーは、格闘技にしか興味のないゴリマッチョの左近寺が、恋愛シミュレーションゲームにハマるという内容。

『どきどきメモリアル』という名称がイカしていやがるぜ。
こみっくパーティRevolution

| 制作 | RADIX |
| 放送 | 2005年 |
エロゲ原作アニメですね。原作は一斉を風靡した人気作。同人誌作成をしつつ女の子と仲良くなっていくお話です。

アニメに登場したエロゲの要素としては、同メーカーの作品のコスプレ姿がありました。主題歌まで流れてきてテンションがブチ上がりましたよ。
冴えない彼女の育て方

| 制作 | A-1 Pictures |
| 放送 | 2015年 |
大人気エロゲライター丸戸史明氏のライトノベルをアニメ化した作品です。
地味な雰囲気の女の子をモデルに、同人ギャルゲーを制作するストーリー。

冴えない彼女の育てかた ギャルゲーカバーソングコレクション
エロゲソングやギャルゲソングのカバーアルバムまで出ているぐらいには、エロゲとの親和性が高いアニメです。

冴えない彼女の育て方 Blu-ray Disc
もともと私は『Leaf ticket』のカバーソングが欲しくてBDまで揃えていたので、このアルバムが発売して嬉しいやら悲しいやら……。
このアニメは、イラストが美しいうえに、ヒロインが可愛くて、ストーリーも面白い。さすがの丸戸史明氏と言ったところか。
STEINS;GATE

| 制作 | WHITE FOX |
| 放送 | 2011年 |
過酷な運命を変えるためにタイムリープを繰り返すSFサスペンスの傑作。

続編の『シュタインズ・ゲート ゼロ』に登場する「バイト部屋」の棚にビッシリと美少女ゲームが飾られています。アニメの無印では、美少女ゲーム関連ネタがあったかどうかは覚えていません。
少女たちは荒野を目指す

| 制作 | project No.9 |
| 放送 | 2016年 |
エロゲ業界の巨頭、タカヒロさんが企画し、松竜さんが原画を担当し、田中ロミオさんがライターを務めた全年齢向けのゲーム。メディアミックス作品で、アニメのほうが先に放送されています。
美少女ゲームの制作・販売を目指す少年少女たちを描く青春群像劇。

美少女ゲームと言っていますが、作中では「エロいゲーム」と表現されているので、完全なるエロゲ制作アニメですね。

実在するパッケージが使われていますよ。あかべぇ系列や戯画の作品が目立ちます。

フルプライス作品の値段に驚き、ワゴン行き作品の値段に驚く展開には笑いました。タイトルに付いている「荒野」とは、勝者と敗者の明暗が分かれるエロゲ業界そのもののことでしょう。

エロゲライターが大ヒットアニメを生み出すことになるサクセスストーリーにも触れていました。虚淵玄のことですね。はい。
余談ですが、当サイトでは「原画家」のことを「ゲンガー」と表現することがあります。何故かというと、このアニメを見て影響を受けたので。
SHIROBAKO

| 制作 | P.A.WORKS |
| 放送 | 2014年 |
あらゆるオリジナルアニメのなかでも、上位の面白さを誇る良作。アニメ業界の日常を描いた群像劇です。
アニメのパロディが多数存在するのは勿論のこと、それ以外にも実在する人物、場所、製品、飲食物、乗り物、投球フォーム、バッティングフォームなど、小ネタが多数散りばめられています。

エロゲ関連のネタとしては、フェイトで有名な「奈須きのこ」を彷彿とさせる「舞茸しめじ」なるシナリオライターが登場しました。キャラクターデザインそのものは別の人物が元になっています。
16bitセンセーション ANOTHER LAYER

| 制作 | st.シルバー |
| 放送 | 2023年 |
エロゲ開発に携わってきた、みつみ美里さんと甘露樹さんが、若木民喜さんの協力を得て作った同人誌。後に商業書籍としても発売しています。16bitエロゲの開発現場の状況を描いているストーリー。
- 同人
- 商業
アニメは、人気絵師を目指している少女を主人公に据えたオリジナルストーリーでした。2023年から過去にタイムスリップして、1992年の開発現場に携わることになるお話です。

各所に許諾を得て作られていますし、設定考証もしっかりしていますし、過去のエロゲの開発現場を知りたい人はご視聴なさってください。
生徒会の一存

| 制作 | Studio DEEN |
| 放送 | 2009年 |
生徒会室を舞台に、ひたすら駄弁っているだけの日常系アニメ。
毎回毎回、生徒会長が何かしらの金言をホワイトボードに書くところから始まります。

第1話の金言は「メディアの違いを理解せよ!」というもの。言葉通り、原作とはまるで別モノのアニメとなっていて、アニメはアニメで新規層の獲得に成功したようですね。

謎ポーズとともに会議を終わらせるという謎改変は、原作ファンからの反発はあったものの、これはこれで話題になったかと。

主人公は、生徒会室でエロゲをプレイするぐらいには、筋金入りのエロゲオタクです。「趣味はエロゲ(全年齢推奨版)です」と言っていました。
パロディをバシバシ盛り込んでいるアニメなのですが、エロゲネタも用意されているので必見ですよ。

原作
私の記憶では、アニメから興味を持って原作のライトノベルを購入した初めての作品です。なぜなら、主人公が初っ端からヒロイン全員に告白をして、ハーレムを目指すと宣言したのですから。あまりの男らしさに涙を流し、そのままの流れてで通販でポチッと注文しました。
原作はバチクソ面白かったですね。まず文章が平易で読みやすい。なによりも嬉しかったのは、私が求めていた「ハーレム感」を十分に満たしてくれたこと。
その着せ替え人形は恋をする

| 制作 | CloverWorks |
| 放送 | 2022年 |
一見すると「オタクに優しいギャル」をヒロインに据えた恋愛ストーリー。しかし、実体は少し違う。主人公側もヒロインの趣味を「理解のある彼くん」として受け止める相互受容のストーリー。
内容を簡単に説明すると、ヒロインがコスプレをして、主人公はコスプレ衣装を作るというもの。とにかく「コスプレ文化」への愛情が深い作品です。

見て分かる通り、ヒロインのルックスはカースト最上位の1軍女子。

が、その実態は、エロゲにドハマリした限界オタク。
彼女は『ヌル女2』―― 正式名称『聖 ♡ ヌルヌル女学園 〜お嬢様は恥辱倶楽部ハレンチミラクルライフ2〜』にハマったことにより、コスプレに興味を持ったのです。タイトルを見れば分かると思いますが黒パケ系のエロゲです。美人ギャルの口から「陵辱ゲー」や「性奴隷」なる単語が飛び出てきて驚きましたね。笑

このアニメは、ヒロインの喜多川海夢ちゃんのさまざまなコスプレ姿を見ることができます。これがまた、めちゃくちゃ美しいんですわ。
アニメの強みって何だと思いますか。私はバトル作品などに代表される「動きの表現」にこそ強みがあると思っています。この『着せ恋』というアニメは、ヒロインの仕草や動きによって可愛さが際立っているんですよ。そういう意味で、かなり特異な作品であり「コスプレ文化」及び「カワイイ」を摂取したい人にこそおすすめできますぜ。
デート・ア・ライブ

| 制作 | AIC PLUS+ |
| 放送 | 2013年 |
第5期まで続いている人気の根強いアニメ。「秘密組織のメンバーが大真面目にギャルゲーをやっていたら」をコンセプトにしている作品です。
人間と比べて圧倒的な力をもつ“精霊”とデートをして懐柔させるストーリー。

秘密結社からの指令を受けることになる主人公くん。

秘密結社の人たちは指令室で、ギャルゲーの選択肢みたいなものを提示して、どれを選ぶのか大真面目に話し合っています。

実際に精霊と対峙することになるのは主人公ですから、べらぼうにリスクが高いですねぇ。しかし、デレた精霊ちゃんたちは可愛いのでリターンが大きい。
ぬきたし THE ANIMATION

| 制作 | パッショーネ |
| 放送 | 2025年 |
ご存知だと思いますが、正式名称は【抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?】です。タイトルの通り「抜きゲーみたいな島」が舞台となっております。

ドスケベセックスを強制される島において、島の政策に抗うストーリー。
何が凄いって、ゲーム・マンガ・アニメが展開されていて、それぞれ別のヒロインがセンターポジションにいることですね。
這いよれ!ニャル子さん

| 制作 | XEBEC |
| 放送 | 2012年 |
クトゥルー神話を元ネタにしたラブコメ。なお、本作におけるラブコメとは、作者いわく「ラブ・コメディ」ではなく「ラブクラフト・コメディ」のことらしい。
内容は、宇宙人に狙われている主人公のことを護衛するため、クトゥルー神話の「ニャルラトホテプ」である「ニャル子」さんがやってくるハイテンション混沌コメディですね。

第8話にて『ドキドキハイスクール』というギャルゲーの世界に入り込んでしまうエピソードがありました。

パンを咥えた美少女と曲がり角でぶつかるという、古典的エロゲネタも用意されていて面白かったですよ。
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
デンデンデンデンデン o( >ω<)/レッツにゃー!
ハヤテのごとく!

| 制作 | SynergySP |
| 放送 | 2007年 |
大富豪のお嬢さまに、主人公が執事として仕えることになるコメディ作品。

何かを隠すときに使う「見せられないよ!」という画像は、このアニメが発祥となっておりますね。
本アニメにはパロディがふんだんに盛り込まれています。当時ですらオジサンへ向けたネタや、マイナーなネタもあったので、今から見たら全部のネタは拾えないでしょう。

もちろん分かりやすいネタもありますよ。たとえば上の画像は、有名な美少女ゲーム『ひぐらしのなく頃に』の「雛見沢症候群L5」が発祥したときの表情のパロディです。
第17話では、大人気エロゲ【夜明け前より瑠璃色な】のアニメ版をネタにしまくっていて笑いました。けよりなのアニメは「作画崩壊」があまりにも有名なんですよ。

ヒロインの謎のポーズが「どどんまい!」と呼ばれ、ネタにされまくっていました。

第17話では、のっけからこのポーズをパロっている。

けよりなのアニメの作画崩壊の象徴とされているのが「キャベツ」です。その後、ありとあらゆるアニメのキャベツの作画が綺麗になり、その文化が今でも続いているというレジェンド的な作画崩壊エピソードです。

当然、第17話ではキャベツの作画までもがパロディされていました。本家よりも微妙にクオリティを高くしているのが憎いところ。笑
このように、数あるパロディのなかでも少しだけ、美少女ゲームに関連するパロディも用意されているアニメです。
KOTOKOさんが歌う神アニソン『七転八起☆至上主義』など、エロゲーマーなら興味を惹かれる要素もありますぜ。
干物妹!うまるちゃん

| 制作 | 動画工房 |
| 放送 | 2015年 |
本作の主人公である“土間埋”は、外では完璧超人ですが、家ではグータラしている干物女へと変貌します。


2頭身ぐらいのデフォルメキャラに変化するのです。しかも驚くことに、作中のキャラの大半に、同一人物だと認識されない。

本作は、グータラ妹のうまるちゃんと、しっかり者のお兄ちゃんの日常を綴ったギャグアニメです。このアニメは、美少女ゲームとの繋がりが深いのですよ。

第2期では、ギャルゲーをプレイするシーンがありました。

» オトメ*ドメイン
しかし、実在するエロゲ【オトメ*ドメイン】のUIをパクったとして炎上したのです。その後、制作協力というとこでメーカー側が正式に許諾し、炎上は収まりました。
そもそも第1期の時点で、OPのパクリ疑惑により、炎上騒ぎを起こしていたのです。エロゲ【Justy×Nasty 〜魔王はじめました〜】の主題歌と酷似していましたので。
0:57~
0:47~
過去記事でも紹介しましたが、トップクラスに好きなアニメではあるんですよ。しかし、問題を起こした作品は、取り上げていいものか迷いましたね。
制作スタッフのなかにエロゲーマーがいたことは間違いないでしょう。
僕は友達が少ない

| 制作 | AIC Build |
| 放送 | 2011年 |
ヤンキーだと思われ避けられている主人公、エアー友達と1人で喋っていた少女、理事長の娘で高飛車なお嬢さまと、どこか残念なキャラクターたちが、友達を作るための部活 ――『隣人部』として活動するストーリー。

第2話に美少女ゲームをプレイするエピソードがあります。

彼女たちは、友達のいないコミュ症視点でプレイしていて、気さくに話しかけてきたキャラクターには敵意を剥き出しにしていて面白かったですね。

当然バッドエンドに直行します。が、めちゃくちゃ感情移入しながらプレイしていて、私も斯くありたいと思ったものです。お嬢さまヒロインの柏崎星奈は、ここから美少女ゲームにドハマリしていくんですよ。

なんなら第3話では、思っきしエロゲをプレイしていました。エロゲのことを散々ディスられて、涙目になりながら言い返している星奈ちゃんはマジで可愛いです。
まよチキ!

| 制作 | feel. |
| 放送 | 2011年 |
本作の主人公は「プロレスラーの母親」と「格闘技マニアの妹」から技の実験台にされて女性恐怖症になってしまう。そんな主人公が、同級生の女子2人に振り回されながらも仲良くなっていくストーリー。

アニメに登場するギャルゲー要素としては、ゲームショップの「オススメ」と書かれている場所に、フェイトっぽいパッケージが置かれていました。
マンガ家さんとアシスタントさんと

| 制作 | ZEXCS |
| 放送 | 2014年 |
パンツにコダワリを持つスケベな漫画家と、それに振り回されるアシスタントさんの日常を描いたコメディ作品。

ギャルゲーを1日10時間やっているせいで、担当編集に怒られるシーンがありました。
原作者のヒロユキさんのマンガは、ボケーッとしながらでも楽しめるアホなノリが魅力的なので、そういうのを求めている人はぜひ。
無職転生 ~異世界行ったら本気だす~

| 制作 | スタジオバインド |
| 放送 | 2021年 |
なろう系&異世界転生モノの代名詞、金字塔、パイオニアと称されるほどの有名作。アニメ化するために新規の制作会社が立ち上がったほどの気合の入れようであり、本記事のなかでも1番におすすめしたいアニメですね。
無職のおっさんが、中世ヨーロッパ風の異世界に転生し、人生をやり直すストーリー。

前世の男(CV:杉田智和)の趣味は、私の記憶が正しければ「エロゲーとオンラインゲーム」だと語っていたはず。序盤に杉田ボイスで「エロゲー」という単語が7~8回ぐらい出てきましたね。

転生後の姿は、顔立ちのいい優男って感じでしょうか。
異世界転生というジャンルを十二分に活かしている作品です。チートを与えられるわけではなく、主人公は幼少期から魔法に関する試行錯誤をくりかえし、抜きん出た戦闘能力を得るのです。
転生したあとにも前世のパーソナリティが活かされています。たとえば、外へ一歩踏み出すことへの恐れや、挫折を味わった人間への共感。そうした「負の遺産」と向き合い、新たな人生を歩む姿こそが、このアニメの魅力でしょう。

今では絶滅危惧種に指定されている「暴力系ヒロイン」もいます。が、この作品だからこそ魅力が引き出されていて、共に旅をつづけるにつれて、成長するにつれて、徐々に変化を見せるのが可愛いんですよ。

私の1番のお気に入りは、主人公に魔法を教えた師匠であるロキシー・ミグルディアですね。人間よりも長寿な魔族であり、一生ロリな見た目のままという神ヒロインです。笑

願わくは、タレ耳獣族のプルセナちゃんもヒロイン化してほしかったぜ……。
現在第3期が放送中で、作中でも1~2位を争うほどの神エピソードが用意されているんですよ。今ならビッグウェーブに乗れますので、ハーレム系異世界転生アニメを求めている人は、ぜひご覧になっていただければと。
常に状況と環境が変化しつづけるので、飽きのこないアニメでしょう。
らき☆すた

| 制作 | 京都アニメーション |
| 放送 | 2007年 |
女子高生4人組の日常を描くコメディ作品。パロディアニメと言われているぐらいには、パロディネタが豊富に含まれていますね。アニメ開始1秒からパロディネタですから。
あまりにも有名なこのオープニング曲は『怪物くん』のパロディから入ります。聴き比べてみれば一発で分かるでしょう。
パロディはどんなに少ない回でも10以上、多いと40以上はありますね。

美少女ゲームのパロディも存在します。たとえば、上の画像の“のぼり”に印刷されているは【SHUFFLE!】のヒロインです。

第4話には美少女ゲームネタが4つもありました。まず、上のバチクソ有名なセリフも、実は元ネタが【SHUFFLE!】です。

彼女が持っている扇子の表面には【つよきす】のヒロインが描かれている。

このヒロインが手に持っているのは【ToHeart】の制服です。

たいやきを盗んだ少女の話をされて「うぐぅ」と言うシーンは【Kanon】のネタですよ。

基本的に青髪のヒロイン“泉こなた”にエロゲ関連のネタが多い印象でした。雑誌の表紙は皆さんご存知の【Fate/stay night】ですね。

かつてのエロゲといえば、コアなオタクにとっての基礎教養と言っても過言ではないぐらいに流行っていたので、直球のエロゲネタも多い。上の画像のシーンでプレイしているのは「年齢制限のあるゲーム」だと明言されています。机の上に乗っているパッケージは【Peace@Pieces】と【AngelWish】でしょう。
「きゃる~ん」という発言は、当時はそれなりに有名だった【きゃんきゃんバニープルミエール2】のスワティのセリフです。
オタクとしての知識量に自信がある人は、ぜひご視聴ください。
Re:CREATORS

| 制作 | TROYCA |
| 放送 | 2017年 |
ゲーム・アニメ・マンガのキャラクターが現実世界にあらわれ、争いに巻き込まれていくストーリー。オリジナルアニメです。

第15話から登場する“星河ひかゆ”というヒロインは「元エロゲ」のキャラクターという設定でした。
【編集後記】
エロゲ原作アニメの情報など、知識がなくてもググれば書けるような記事なら、私が執筆する意味はありません。たとえば、ゆずソフトの【千恋*万花】のアニメ化が決定した話などは、誰もが知っていることでしょう。
私にしか書けない記事とは、どういうものなのか。アニメの知識量には自信があったので、それを活かせる記事を書いてみました。今後は、この記事をAIくんが参考にするでしょうから、もしも間違った説明があれば、ご指摘いただけると幸いです。

エロゲに影響を受けたクリエイターは、たくさんいるんですよね。以前は、現実では起こり得ない夢のようなシチュエーションに対して「それなんてエロゲ?」というネットスラングが使われていたことからも、エロゲの存在感の大きさを感じられます。
記事を書いていて思ったのですが、昔のほうがパロディアニメは多かったような気がしました。テレビ番組やアニメの選択肢が限られていて、ある程度の共通知識があったからではないかと思うんですよ。娯楽が多様化した現代のほうが、パロディアニメを作るのは難しいのかもしれません。
それでは、この辺で失礼いたします ノシ



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