Windows10搭載のPCに、2つ目のOSを入れる方法【VMware】

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Windows10搭載のPCに、2つ目のOSを入れる方法【VMware】

2021年8月24日 古城

古いエロゲをプレイしたいけれど、Windows10では起動しない。

そういう場面に遭遇したことがある人もいるでしょう。

そこで今回は、Windows10が入ったPCに、もう1つのOSを導入する方法をお伝えします。

VMwareという仮想マシン・ソフトウェアを使います。

※とくに難しい作業はないのですが、当方は何かあった場合の責任を負えません。検索をして自己解決できる方のみ導入しくてください。

※PCスペックが低すぎる場合や、PC操作に自信がない方にはおすすめできません。

下準備

OSを用意する

古いエロゲをプレイするのに【Windows XP】が便利だと思います。

今回はWindows XPを例に、説明したいと思います。

 

まずはOSのインストールディスクを用意してください。

持っていない場合は、「Windows XP インストールディスク」をメルカリやヤフオクで検索するか、「windows xp インストールディスク 購入」などでグーグル検索してください。

中古でも大丈夫ですが、「インストールDISC」と「プロダクトキー」の2つが必要です。購入する前に、プロダクトキーがあるかどうかご確認いただくのが確実です。

※メーカー製のインストールディスクでも大丈夫だとは思いますが、インストールできないものもあるかもしれません。

※間違えて「Windows XP Home Edition」を「Windows XP Professional」にアップグレードするやつを買わないようにしましょう。

VMware導入

「VMware Workstation Player」をインストール

VMwareの公式サイトを開いてください。

VMware Japan

 

製品」タブのなかにある「Workstation Player」をクリックしてダウロード画面に行きます。

無償ダウンロード」を押すと新しいタブが開く(上の画像の画面になる)ので、「ダウンロードする」をクリック。

今すぐダウンロード」からWorkstation Playerをダウンロードできます。

セットアップ

ダウンロードが完了したら実行ファイルを起動してください。

※Windows11をお使いの方は、右クリックをして「管理者として実行」する必要があるとのこと。

すると以下のような画面がでてきます。

「次へ」をクリック。

チェックボックス(使用許諾契約書に同意します)にチェックを入れて、「次へ」をクリック。

このまま「次へ」を押して大丈夫です。インストール先を変えたい場合は変えてください。

そのままでもオーケーですし、チェックを外しても大丈夫です。

こちらも任意でチェックを外しても構いません。「次へ」を押しましょう。

このあとに「続行」を押すとインストールがはじまります。

仮想PCにOSをインストール

OSのインストール

デスクトップのショートカットアイコン、あるいはインストール先フォルダからexeファイルをダブルクリックして起動させてください。

※Windows11をお使いの方は、プロパティから常に「管理者として実行」できるようにしておきましょう。

常に管理者として実行する方法

非営利目的ならば「無料」で使用できます。

上を選んで「続行」をクリック。

「新規仮想マシンの作成」をクリック。

この画面がでてきてから、あるいは事前にDVDドライブに「Windows XP のインストールディスク」を入れておくと、

「Windows XP Professional(Home Edition) が検出されました。」と表示されます。

「次へ」を押してください。

プロダクトキーを入力してください。

フルネームの部分はテキトーで大丈夫です。

パスワードは、仮想環境で利用するのであれば、特に設定しなくても大丈夫でしょう。

マシン名、場所はそのままで大丈夫です。変えたい人は変えてください。

こちらも設定をイジる必要はなく、そのまま「次へ」。

このまま「完了」しても大丈夫ですが、「ハードウェアをカスタマイズ」を押せば設定の変更ができます。

ちなみに私は、メモリを1024MBに変更しました。

「閉じる」を押すと先ほどの画面に戻るので、「完了」を押せばインストールが開始されます。

しばらく放置しておきましょう。

待っていればXPのインストールを完了してくれます。

インストール後

インストール後に行うこと

左下のWindowsアイコンをクリックしてスタートメニューを開き「マイ コンピュータ」を開く。

「VMware Tools」をダブルクリックしてインストールしておきましょう。

これを導入しておけば、画面のサイズを変更したり、Windows10の画面からWindows XPの画面に「ドラッグ&ドロップ」でファイルを移すことができます。

MVware Toolsのインストール方法

ライセンス認証

Windowsのライセンス認証を、インストールから30日以内にしないと利用できなくなります。

忘れないうちにライセンス認証しておきましょう。

私はネット接続が上手くいかなかったので、電話で認証をしました。

必要なソフトの導入

サポート外のOSですし、脆弱性があるので、ネットの利用はおすすめしません。

念の為にセキュリティソフトを入れておいたほうがいいでしょう。

「エロゲの修正パッチ」や「必要なフリーソフト」は、Windows10の方でダウンロードして、そのファイルをWindows XPのなかにドラッグ&ドロップすれば、ネットを経由する必要がないのでおすすめ。

私が入れたソフトは以下のとおりです。

  • Lhaplus(解凍ソフト)
  • WinShot(スクショソフト)
  • MoeL2(エロゲ専用ランチャーソフト)
  • 蜃気楼(フルスクリーン化できないエロゲを拡大表示)

どれもWindows10でダウンロードしたものをXPに移しました。

XPで起動確認済みです。

古いエロゲのプレイ専用のOSなので、こんなもんでも大丈夫かな~という感じ。

次回以降、仮想OSを起動する方法

一度仮想OSを終了したあと、次回以降はどう起動するのかというと、

exeファイルをダブルクリックして起動したあと、

インストール済のOSが表示されているはずなので、そこをダブルクリックすればWindows XPを起動できます。

どうぞ、Windows10で起動できない古いエロゲをお楽しみくださいませ~。

まとめ

以上で需要があるのかないのか分からない仮想PCの導入方法は終わります。笑

今後とも当サイトをご贔屓のほど、よろしくお願いいたします。

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