古いエロゲをプレイしたいけれど、Windows10では起動しない。
そういう場面に遭遇したことがある人もいるでしょう。
そこで今回は、Windows10が入ったPCに、もう1つのOSを導入する方法をお伝えします。
VMwareという仮想マシン・ソフトウェアを使います。
※とくに難しい作業はないのですが、当方は何かあった場合の責任を負えません。検索をして自己解決できる方のみ導入しくてください。
※PCスペックが低すぎる場合や、PC操作に自信がない方にはおすすめできません。
下準備
OSを用意する
古いエロゲをプレイするのに【Windows XP】が便利だと思います。
今回はWindows XPを例に、説明したいと思います。
まずはOSのインストールディスクを用意してください。
持っていない場合は、「Windows XP インストールディスク」をメルカリやヤフオクで検索するか、「windows xp インストールディスク 購入」などでグーグル検索してください。
中古でも大丈夫ですが、「インストールDISC」と「プロダクトキー」の2つが必要です。購入する前に、プロダクトキーがあるかどうかご確認いただくのが確実です。
※メーカー製のインストールディスクでも大丈夫だとは思いますが、インストールできないものもあるかもしれません。
※間違えて「Windows XP Home Edition」を「Windows XP Professional」にアップグレードするやつを買わないようにしましょう。
VMware導入
「VMware Workstation Player」をインストール
VMwareの公式サイトを開いてください。
「製品」タブのなかにある「Workstation Player」をクリックしてダウロード画面に行きます。
「無償ダウンロード」を押すと新しいタブが開く(上の画像の画面になる)ので、「ダウンロードする」をクリック。
「今すぐダウンロード」からWorkstation Playerをダウンロードできます。
セットアップ
ダウンロードが完了したら実行ファイルを起動してください。
※Windows11をお使いの方は、右クリックをして「管理者として実行」する必要があるとのこと。
すると以下のような画面がでてきます。
「次へ」をクリック。
チェックボックス(使用許諾契約書に同意します)にチェックを入れて、「次へ」をクリック。
このまま「次へ」を押して大丈夫です。インストール先を変えたい場合は変えてください。
そのままでもオーケーですし、チェックを外しても大丈夫です。
こちらも任意でチェックを外しても構いません。「次へ」を押しましょう。
このあとに「続行」を押すとインストールがはじまります。
仮想PCにOSをインストール
OSのインストール
デスクトップのショートカットアイコン、あるいはインストール先フォルダからexeファイルをダブルクリックして起動させてください。
※Windows11をお使いの方は、プロパティから常に「管理者として実行」できるようにしておきましょう。
非営利目的ならば「無料」で使用できます。
上を選んで「続行」をクリック。
「新規仮想マシンの作成」をクリック。
この画面がでてきてから、あるいは事前にDVDドライブに「Windows XP のインストールディスク」を入れておくと、
「Windows XP Professional(Home Edition) が検出されました。」と表示されます。
「次へ」を押してください。
プロダクトキーを入力してください。
フルネームの部分はテキトーで大丈夫です。
パスワードは、仮想環境で利用するのであれば、特に設定しなくても大丈夫でしょう。
マシン名、場所はそのままで大丈夫です。変えたい人は変えてください。
こちらも設定をイジる必要はなく、そのまま「次へ」。
このまま「完了」しても大丈夫ですが、「ハードウェアをカスタマイズ」を押せば設定の変更ができます。
ちなみに私は、メモリを1024MBに変更しました。
「閉じる」を押すと先ほどの画面に戻るので、「完了」を押せばインストールが開始されます。
しばらく放置しておきましょう。
待っていればXPのインストールを完了してくれます。
インストール後
インストール後に行うこと
左下のWindowsアイコンをクリックしてスタートメニューを開き「マイ コンピュータ」を開く。
「VMware Tools」をダブルクリックしてインストールしておきましょう。
これを導入しておけば、画面のサイズを変更したり、Windows10の画面からWindows XPの画面に「ドラッグ&ドロップ」でファイルを移すことができます。
ライセンス認証
Windowsのライセンス認証を、インストールから30日以内にしないと利用できなくなります。
忘れないうちにライセンス認証しておきましょう。
私はネット接続が上手くいかなかったので、電話で認証をしました。
必要なソフトの導入
サポート外のOSですし、脆弱性があるので、ネットの利用はおすすめしません。
念の為にセキュリティソフトを入れておいたほうがいいでしょう。
「エロゲの修正パッチ」や「必要なフリーソフト」は、Windows10の方でダウンロードして、そのファイルをWindows XPのなかにドラッグ&ドロップすれば、ネットを経由する必要がないのでおすすめ。
私が入れたソフトは以下のとおりです。
どれもWindows10でダウンロードしたものをXPに移しました。
XPで起動確認済みです。
古いエロゲのプレイ専用のOSなので、こんなもんでも大丈夫かな~という感じ。
次回以降、仮想OSを起動する方法
一度仮想OSを終了したあと、次回以降はどう起動するのかというと、
exeファイルをダブルクリックして起動したあと、
インストール済のOSが表示されているはずなので、そこをダブルクリックすればWindows XPを起動できます。
どうぞ、Windows10で起動できない古いエロゲをお楽しみくださいませ~。
まとめ
以上で需要があるのかないのか分からない仮想PCの導入方法は終わります。笑
今後とも当サイトをご贔屓のほど、よろしくお願いいたします。
シェアやブックマーク、コメント等々、いつでもお待ちしております。