エロゲに求めている7つの要素

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エロゲに求めている7つの要素

2023年10月24日 古城

今回は、エロゲにおいて私が重視していることを7つご紹介します。

この記事を読めば、当サイトの感想記事を、より楽しく読めるようになること請け合い。

価値観が似ている人は、当サイトの感想記事はそのまま参考にしていただけます。真逆の感性の人は、差異を意識しつつ読んでいただけると、より感想記事を参考にしやすくなると思うのです。

エロゲに求めている7つの要素

1.オリジナリティー

プレイ本数が多くなると、ありきたりな作品には“既視感”を覚えるようになるんですよ。

作品がもつ個性を重視するようになります。

そう考えると、エロゲを初めたばかりの人と、プレイ本数がおおい人の感想には、差異が生まれるんでしょうね。

なので、プレイ歴のながいエロゲーマーの言うことは、話半分に聞いておけばOKです(暴論)。

1つ言いたいのは、批評サイトの点数を信奉しないでほしいということ。

 

――閑話休題――

 

当然ながら、オリジナリティーのある作品が、必ずしも素晴らしいとは限らない。

極道ヒロインが主人公のタマをとりあうという設定の【ごくかの!】は、それが面白さに直結していたとは言えません。

ごくど〜少女達にタマを奪い合われるADV

 

湘南を舞台に、ヤンキーヒロインとの恋愛を描いた【辻堂さんの純愛ロード】は、不良娘だからこそデレたときのギャップが凄まじい。

設定が活きている作品でした。

不良娘といちゃつくADV

 

以上のように、結局はその作品が面白いかどうかが重要であり、オリジナリティーというのは、プラスアルファの要素です。

たとえば「 珍獣屋(※検索注意)」というゲテモノ料理を扱っている飲食店がありますが、奇抜だったら何でもいいというワケではないのです。私は、この店に行くぐらいだったら、近場で定番料理を食べていたいっす……。

2.魅力的なヒロイン

エロゲの花形と言えば「ヒロイン」でしょう。

私は、魅力的なヒロインと出会うためにエロゲをプレイしていると言っても過言ではありません。

ここ最近のお気に入りヒロインたち。

3.モテモテ・ハーレム感

ハーレムそのものよりも「ハーレム感」を求めています。

たとえば、ロープライスの抜きゲーで、たいしたバックグラウンドもないまま女を並べてセックスしているシーンがあるじゃないですか。それは、ハーレム状態ではありますが、ハーレム感は味わえない。

複数のヒロインから好意を寄せられている主人公を見たいのです。結果だけ示すのではなく、過程を描いてほしいのです。それこそが私の言う「ハーレム感」です。

美少女ヒロインからモテている感覚を味わいたいじゃないですか。

チヤホヤされたい。モテたい。そうした気持ちを原動力に、自分を磨いていくのが漢ってやつですからね(偏見)。

両手に花、そして乳首クリクリ

早くこれになりたい

他人から作品をおすすめされるのは大嫌いですが、ハーレム感のあるエロゲの情報はいつでも募集しております。

余談ですが、ハーレム感を求めている私でも、一対一の恋愛をえがいた作品を絶賛することがあります。最高のヒロイン、最高の恋愛ストーリーを見せられると「こういうのも良いじゃん」ってなりますね。一対一の恋愛が好きな人は、私が絶賛しているその手の作品はガチでおすすめします。ハードルを高めに設定しているので。

4.テキスト描写の良し悪し

7つの項目のなかで何を1番重視しているかというと、テキスト描写の良し悪しです。

私はあまりストーリー展開そのものは重視しておりません。

それ以上に、テキストが合うかどうかが重要なのですよ。

合う合わないとはどういうことか。簡単に言うと「フィーリング」の1語で済ませられます。が、もう少し詳しく分析してみましょうか。

  • テキストが平易で読みやすい
  • 誤字脱字のない or 少ない文章
  • ギャグシーンが笑いのツボにハマる
  • テキストのテンションの高さが心地良い
  • 正しい文法・適切な単語がつかわれている
  • パロディネタには、知っている作品が使われることが多い
  • テキストから感じるリズム感やテンポ感が好みに合致する

などなど、複数の要因が好みに合っているかどうかが、フィーリングが合うということだと思っています。上記の7項目は、パッと思いついたものですね。

 

ダウンタウンのまっちゃんが「お笑いのセンス」について語っていたことがあるんですよ。

おとぎ話の『桃太郎』の紙芝居をつくるとして、5枚のイラストを用意することになりました。限られた枚数を、どの場面に使用すればいいのでしょうか。その選択の良し悪しが、お笑いのセンスだとおっしゃっていました。

桃太郎

その5枚のチョイスに納得できるかどうかが、ライターと私の相性だと考えます。私が戦闘シーンに心惹かれる人だとしたら、鬼を退治するシーンに2枚のイラストを使われていたら嬉しくなる……みたいな感じ。

 

表現力にもライターの個性は出ますよね。

元芸人の島田紳助が「話術」について語ったことがあります。頭のなかで実際の場面を想像して、それをそのまま喋ると良いんだとおっしゃっていました。

たとえば「1万円札が道に落ちている」と説明しても、あまり想像力は働きません。しかし「店先で水を撒いているオバちゃんがいて、濡れた1万円札が地面にビターっと張りついていた」と具体的に説明すると、頭のなかに絵が浮かんできやすいのです。

頭のなかの絵を共有できるかどうかも、ライターとの相性は関係あるでしょう。

バラ撒かれる1万円札

5.ストーリー・世界観・設定

テキスト=シナリオが細かい部分 ―― ミクロ だとしたら、ストーリー・世界観・設定などは大まかな部分 ―― マクロ です。

ちょっとした矛盾、粗、綻びを許さない人も見受けられますが、前述の通り、私はそこまで重視していません。数ある重要な要素のうちの1つという扱いです。

もちろん、ストーリー・世界観・設定などの大枠がしっかりしていれば高評価です。

マブラヴの資料集みたいに、アホみたいに膨大な設定を見せられたら流石にワクワクしますので。笑

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6.性癖に刺さるエッチシーン

やはりエロゲにおいてエロは重要です。重要ったら重要なのです。

!すでのな

改めてエロについて語るのは恥ずかしい (*´艸`*)

抜きゲーの感想記事で赤裸々にアホらしいことを書いているので、そちらを見ていただければと思います。

あ、尻フェチゲーとフェラ特化ゲーの情報はいつでもお待ちしておりますよ!

7.エロゲとして発売する意味があるのか

世の中には「エロゲは読み物」と主張する派閥もありますが、私からしたら「エロゲはゲーム」です。

私がプレイしはじめたときは、エルフやアリスなどのゲーム性のある作品や、抜きゲーにしても調教SLGなどが多数ありました。エロゲはゲーム性あってこそのものなのです。

TADAさん、蛭田昌人さん、田所広成さん、剣乃ゆきひろさんなどなど、「システム面」や「ゲームデザイン」こみで高い評価をされているクリエイターをリスペクトしておりました。

はにほー

もちろんアドベンチャーゲームにも、ゲームとして追求できるものがあります。

それは「演出」や「選択肢」です。エロゲは、テキスト、立ち絵、背景、CG、SE、BGM、ボイス、エフェクトなどの素材を調理することでつくられています。演出如何によって、総合的な完成度が違ってくるのです。

また、選択肢によるルート分岐もエロゲの魅力の1つですね。

文章を読むだけなら小説でも構わない。エロゲにしか出来ないものを欲しているのです。

それが、18禁であるからこそのエロやグロなどの表現。演出を含めたエロゲならではの物語体験。そしてエロゲならではのゲーム性です。

コンシューマーゲームと比べると少数で制作されているので、クリエイター個人の「個性」や「世界観」が反映されやすいのも、エロゲの魅力の1つでしょう。

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まとめ

ご覧のとおり「シナリオが~~」で100点を付けたり0点を付けている人とは考え方が違います。人によって重視するものや、評価点になるものが全然違うんですよね。

もしよろしければ、あなたはエロゲにおいて何を求めているのか、どういう部分を評価ポイントにしているのかを教えていただければ幸いです。

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