【これは盲点だった!?】ボイスをしっかりと聞くというプレイスタイルついて

管理人の見解

【これは盲点だった!?】ボイスをしっかりと聞くというプレイスタイルついて

※アイキャッチ画像は「人気声優のつくりかた」です。

古城
皆様ごきげんよう。古城です。

今回は「ボイスをしっかりと聞く」というプレイスタイルに関するあれこれを語っていきます。

プレイスタイルの違い

私は半数以上の作品は、(少なくともメインヒロインの)ボイスをしっかりと聞いてプレイしています。

面白くないエロゲ、退屈な展開、不快なキャラクターのボイスは、しっかりと聞かずにポンポンと読み進めることがおおいです。

 

うってかわって、ほとんどの作品でボイスを聞かずに読み進めていくスタイルの人もいらっしゃいます。

そういう人に話を聞いたところ

名無し
先が気になってドンドン読み進めてしまう。

あまり余計なことを考えずにストーリーの筋だけを追いたいんだ!

と、おしゃっていました。

 

今回は、ボイスをしっかりと聞くスタイルについて考えていきます。

最初に言っておきますが、どちらのプレイスタイルが正しいだとか、優れていると主張したいワケでははありません。

ボイスを聞くプレイスタイル

声が与える影響

キャラクターの存在感が増す

絵だけ文章だけの表現とはちがい、声がつくことにより「感情の機微」や「ココロの内に秘めた想い」でさえ表現できます。声がついただけなのに、伝わってくることや感じ方が変わるのです。また、情報量が増すにつれてキャラクターの輪郭がしっかりとしてきて、よりリアルに、より存在感のある二次元キャラクターになっていきます。

 

情報伝達

アルバート・メラビアン氏の行ったコミュニケーションに関する実験によると、「メッセージに込められた意味」と「発言」に矛盾が生じた場合、発言内容が7%・声のトーンや口調が38%・ボディランゲージが55%の割合で伝達されるんだとか。

つまり、「怒ってないよ」と言いつつイライラした顔とイライラとした声色をしていた場合、相手には「怒ってるんだ」と捉えられるのです。

嘘だッッ!!!

すべての状況に当てはまる実験ではないですが、情報伝達において声のもつ役割は大きいんだと言えます。

 

表現の幅

「声」と一口に言っても、声質・声色・声量・抑揚・滑舌・息遣い・テンポ・ピッチと、さまざまな表現の幅があります。

もちろん技術的な面だけでなく、どれだけ感情を込めるかも重要でしょう。

 

昔この動画を見たときちょっとビックリしたんですが、宮野さん(3:50~)とか福山さん(5:16~)の演技のように、表情や動きまでシンクロさせながら声を当てているのが凄いです。

アニメ版の「リトルバスターズ!~Refrain~」では、終盤の例のシーンは緑川光さんの名演技により心が揺さぶられた人は多いでしょう。あのシーンはなんと「一発録り」だったそうです。見ていない人には1ミリも伝わらない例えですみません。

 

その他の効果

  • 主人公にボイスをつけないことで、プレイヤーとの距離を近づける
  • 主人公にボイスをつけて、プレイヤーとの距離を離す
  • 誰が喋っているのか一瞬で理解できる
  • ボイスをつけないことで、誰が喋っているのか隠せる
  • 誰かが喋っている後ろで他のキャラを喋らせたりと、演出に使える
  • テキストを読みすすめるという能動的なゲーム対し、受動的な効果をつける

 

癒やし

なんだかんだ御託を並べてきましたが、一番言いたいのは、

好きな声優さんの声を聞いていると、癒やされるっつーことです!ドンッ

それだけなんですw

なんなら、好きな声優さん目的でエロゲを買うこともあるぐらいにはコエのオタクです。

演出を楽しむ

テキストだけを追っていると、演出を見逃してしまうこともしばしばあります。だからこそ、ボイスを聞いている間に演出を楽しむのです。私はエロゲは読み物ではなくゲームとして楽しんでいるので、ゲームとして出す意義があるのかどうか、選択肢や演出面やシステムやUIを他の人よりも重視しています。

演出に関して語りだしたら記事が長くなってしまいますので、今回はの使い方にフォーカスします。

以下、いくつか体験版の1シーンから紹介させていただきます。

ところどころ飛ばしていますが、立ち絵の動きに注目してみてください。

 

CASE-1

この青空に約束を―

背景の切りかえと、立ち絵の動きにより、臨場感を出しているのが凄いです。

 

CASE-2

カミカゼ☆エクスプローラー!【萌えゲーアワード2011 大賞銀賞 受賞】

一連のセリフのなかで、漫符まんぷ(この動画の場合は汗の記号)をつけ、2回立ち絵をきりかえ、最後は立ち絵を上下にうごかしています。

これ以外にもっとうまい使い方をされている場面もあるんだけど、わざわざ探すのが面倒だったんや。

クロシェットは、この頃からすでに立ち絵のうごかし方がうまいメーカーとして注目されていました。(以前にもそういう作品はあったものの)ワイド画面を活かしていたり、エッチシーンにも力を入れている萌えゲーの代表作として、後続に与えた影響は大きいんでしょうね。業界人でそう主張している人も見かけましたし。

 

CASE-3

恋色空模様

なんと、本編とは違う内容の体験版です。

恋色空模様は、立ち絵を左右だけじゃなく奥や手前にもってきたりと縦横無尽にうごかしているのが特徴的。「立ち絵+背景」がメインの現在のエロゲにおいて「紙芝居」と揶揄するやつは分かっていない、むしろ「人形劇」のほうが適切なんじゃないかと私は主張しているワケですが、この作品こそ人形劇と呼ぶにふさわしいハチャメチャ具合なのです。

 

CASE-4

マルコと銀河竜 〜MARCO & THE GALAXY DRAGON〜【全年齢向け】

全年齢向け作品からも1つ紹介。

もしこの作品をプレイする予定ならば、動画を見ずにご自身で体験してみることをおすすめします。

マルコと銀河竜は、立ち絵が少なめで、1,000枚以上ものスチルを贅沢につかっています。たった1クリックだけのためのイベントCGが用意されているところもあるのです。クリックするごとに場面が切りかわる贅沢感とスピード感は、ぜひともご自身で体験していただければと思います。

 

CASE-5

幕末尽忠報国烈士伝 −MIBURO−

一人称視点であるというノベル系アドベンチャーゲームの特性を活かした戦闘が素晴らしい。ときたま二人称視点&三人称視点にかえて戦闘を客観的にみせる工夫もすごい。その他にもこの動画にはのっていませんが、1クリックのためだけの立ち絵が用意されていたりと、豪華な仕様の作品です。

ちなみにMIBUROをプレイしたい方は、「ChuSingura46+1」およびそのファンディスクから先にプレイすることを推奨します。

 

以上のように、文字だけを追っていて演出を見逃してしまうのはもったいない場面もけっこうあったりします。もちろん演出にこだわっていないメーカーやゲームはごまんとあるんですけどねw

背景を楽しむ

演出同様、テキストだけを追っていては背景をじっくりとみる機会が少なくなるかもしれません。

 

CASE-1

まんじゅう

©ういんどみる

たとえばういんどみるの昔の作品では、マスコットキャラクターのまんじゅうが作品内の背景に密かに登場していたりして、隠れミ○キーを探すみたいで楽しいです。

おや……誰か来たようだ……。

某ネズミ

/ ハハッ \

 

CASE-2

それ散るのスクショ

©BasiL

それは舞い散る桜のように

それ散るは、背景の色んな場所にでてくるアフロのモブが、雨の日は傘をさしていない“漢”であることにツッコミを入れたくなります。

また、主人公の舞人くんがきめた学級目標が、背景差分で描き足されていたり、しかもそれが後半のとあるセリフにつながったりと、芸が細かいです。

最近の作品は、背景に人を描かないことが多く、昔の作品は、背景に人を描きがちな気がします。

もちろん今でも「ぬきたし」なんかは、たくさんモブキャラが描かれていますし、Navelの「SHUFFLE!エピソード2」なんかは、同メーカー過去作のキャラが背景のいたるところに登場している、めちゃくちゃファンサービスに溢れた仕様になっております。

 

CASE-3

≫ ガラス姫と鏡の従者

近年、背景で話題にのぼるのがやはりわいっしゅさんではないでしょうか。

細やかで美麗な背景がすばらしい。ぜひともたまには背景にも注目してみてください。

想像力が働く

ボイスを聞くという行為には、ペースダウンを促す効果がある。

たとえば日常生活では、めちゃくちゃ忙しいときには何も考える暇がない。でも暇なときには、意識せずとも脳がいろいろなことを考えだすのです。

それと同じで、ペースを落とすことにより想像する余地が生まれるのです。

ただ文章を「理解する」のと、想像することによる「擬似的な体験」では、得られるものが違います。

 

私の好きなサッカーでたとえさせてほしい。

サッカーをする人

ここいちばんの大舞台で、1点ビハインド(1点負けている状態)からなんとか追いつき、最後の最後にゴールを決めて逆転したとします。

そのときの喜びが大きい順に並べると、

  1. プレッシャーのかかるなかでゴールを決めて、逆転の立役者となった選手
  2. ゴールを決めた選手とともに練習を積みかさねてきたチームメイト
  3. ずっとチームを追っかけて応援してきた熱狂的なサポーター
  4. サポーター
  5. なんとなく試合を見た人
  6. まったくサッカーに興味のない人

みたいな順番になると思うんですよ。

渦中の人物の体験や感情に近づけば近づくほど、似たような感情の動きを得られるんだと思うのです。

だから私は、ときたま意識的にペースを落とすこともありますし、より登場人物に近い視点で読みすすめようとすることがあるのです。

妄想する

これはもしかしたら私だけかもしれませんが、ボイスを聞きながら、なんとなく頭のなかにキャラクターを思い浮かべて、実際に喋っている姿を想像します。

ときおり勝手に頭のなかでキャラクターの会話が進んでいき、実際に流れている会話とちがう流れになっていることがあります。

これを繰り返しやっていると、あまり練習せずとも絵がうまくなる可能性があります。頭に浮かべた映像を紙にうつせばいいからです。

最初はまったく頭に浮かばないかもしれませんが、繰り返しやれば浮かぶようになってきて、イメージ力や想像力がつくと思いますので、気が向いたらやってみてくださいw

まとめ

最初にも言いましたが、楽しみ方は人それぞれです。

私は、食事をするなら、盛りつけを目で楽しみ、香りを楽しみ、食感や味を楽しみたいというだけです。人によっては味が良けりゃなんでもいいかもしれませんし、食事は栄養をとるためのものと割り切っているかもしれません。食事にまったく興味のない人もいるでしょう。

そこに優劣なんてありません。

なにを楽しむか、どう楽しむかは自由なのです。

エロゲだって、読み物だと考えている人もいるでしょうし、ストーリーの筋を追いたい人だっているでしょう。

ぜひともあなたがベストだと思える方法で、ご自由にお楽しみください。

それでは~。

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