あなたは、ミャンマーにある「ゴールデンロック」をご存知ですか?
落ちそうで落ちない、奇跡的なバランスを保っている岩です。
今回紹介するヒロインも、一見すると好みが分かれそうな属性をもっているものの、それが奇跡的なバランスで調和されて、魅力の一部になっています。【暁の護衛】という作品に登場するヒロインです。
プロフィール
名前 ―― 二階堂 麗華
声優 ―― 大波こなみ
身長 ―― 140cm
誕生日 ―― 不明
日本有数の資産家のお嬢さま。なんでも卒なくこなす秀才。ときおり容赦ないツッコミと毒舌が火をふく。
魅力
やっぱり麗華なんだよなぁ
私が「二階堂麗華」の良さを一言で表現するとしたら「やっぱり麗華なんだよなぁ」と言います。
どういう意味なのかはこれから説明しますが、その前にまずはどういうヒロインなのかを紹介しましょうか。
麗華は、日本でも有数の資産家のご令嬢。
しかし気難しくて、父親が雇ってくれたボディガードをつぎつぎとクビにしていきます。
護衛をつけずに1人で出歩いていたら、怪しい黒服の男に連れ去られてしまうのでした。
彼女が連れ去られる場面を目撃したのが、主人公である朝霧海斗くん。
彼は黒服たちを追い、無事に麗華を救出します。
今まで一切護衛をつけようとしなかった麗華は、朝霧海斗を自分のボディガードとして傍におくことに決めるのでした。
いわゆる<俺TUEEE系>の主人公なんですが、普段は実力を隠している海斗くん。
お嬢さま相手だろうと敬語をつかうこともできずに、好き勝手に行動するため、めちゃくちゃ評判が悪い。
なので麗華の周りの人たちは、なぜあのような人物を護衛に選んだのかと散々非難します。
が、麗華はどこ吹く風。
例え能力が高くなかろうと、傍にいてくれればそれでいいと彼女は言うのです。
麗華
「気楽に私の傍にいて、適当やってればそれでいいから」
『ハヤテのごとく!』でいえば三千院ナギ、『涼宮ハルヒの憂鬱』でいえば涼宮ハルヒ、『名探偵コナン』でいえば毛利蘭、『犬夜叉』でいえば日暮かごめなどなど、主人公とは相棒関係ともいえるメインのヒロインこそが、【暁の護衛】における二階堂麗華なのです。
しかし私は、上記の作品はすべてサブヒロインのほうが好きです。笑
大抵はサブヒロインを気に入るのです。
けれど例外的に、相棒ポジションといえるヒロインを好きになることもあります。
たとえば『この美術部には問題がある!』に出てくる宇佐美みずきちゃん。
みずきちゃんが好きな男相手に空回りしてしまう様子は、ドチャクソ可愛かったです。
稀有な例ですが、相棒ポジションにも拘わらず、ドンピシャに好みに合致することがあるんですよ。それこそが今回紹介している二階堂麗華なのです。
どんなに他のヒロインに目移りしようとも、最終的には、麗華と海斗の関係性のよさを再認識することになる。
そのときに出てくる言葉が、冒頭にて紹介した「やっぱり麗華なんだよなぁ」です。
私は【暁の護衛】シリーズを3周ぐらいしているのですが、何回プレイしても最終的には麗華の魅力に行き着きました。
麗華と海斗の関係性
身長140cmの麗華にたいして、身長182cmの海斗。
あまり無駄なお喋りはしない麗華にたいして、よく喋る海斗。
育ちのいいお嬢さまである麗華にたいして、スラム街出身の海斗。
なにこの凸凹コンビ、最高すぎか!?
麗華はツンデレ属性をもっています。
海斗が貧乳であることをイジってきたときには、毒舌が火をふいたり、ボコスカと殴ってきます。
このオールドスタイルの暴力系ツンデレヒロインであることがマジで最高なんですよ。
元々はね、主人公がセクハラをしてきたり、酷いことを言ってくるからこそ、暴力系ツンデレヒロインという属性が成り立っていました。
その人気を頂点まで押し上げたのが、『ゼロの使い魔』のヒロインである「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブランド・ラ・ヴァリエール」です。
当時は、声優の釘宮理恵さんの人気が絶頂でした。
釘宮理恵さんが声をあてたヒロインのことを気に入った人は、もれなく「釘宮病」という病気に罹患します。
釘宮病に感染した人は、ところかまわず「くぎゅうううううううううううううううう」という奇声を発することから、難病指定された病気ですね。
釘宮ヒロインのなかでもルイズは、暴力系ツンデレヒロインとして、奇跡的なバランスの可愛さをもっていたので大人気になりました。
2ちゃんねる掲示板において、ルイズにたいする愛を叫んだやつの文章が、「ルイズコピペ」として後世に残っています。
しかしその後は、劣化ルイズみたいなヒロインが大量発生したんですよ。
主人公は何も悪くないのに、暴言を吐いたり、暴力をふるってくるツンデレヒロインが出てくるのです。
そのせいか次第に、暴力&暴言系ヒロインの人気は地の底まで落ちて、ツンデレヒロインの人気までもが陰りを見せます。
話が脱線しまくりましたが、二階堂麗華は、ツンデレヒロインとして奇跡的なバランスの可愛さを保っています。
滅多にデレないからこそ、デレたら可愛いのです。
ただ毒を吐くだけじゃなく、主人公が貧乳イジリしてくるからこそ暴言を吐く。
ちゃんと、暴力系ツンデレヒロインとしての面目を保っているのです。
もちろん不快なやりとりじゃないですよ。
麗華と海斗の掛け合いは、聞いていてめちゃくちゃ楽しい。
今の時代は「貧乳イジリ」も「暴言ヒロイン」も、どちらも見かけなくなりました。
だからこそ麗華と海斗は、非常に貴重な関係性をもった2人だと言えますね。
※暴言ヒロインと言っても、主人公にイジられたときにだけその特性を発揮します。普段は穏やかで優しい性格です。ご安心ください。
あと、エッチのとき若干M気質なのもマジでいい。
もう少し麗華の可愛さを追求してみましょうか。
麗華は、カナタとソナタという名の「子虎」を飼っています。
普段はそんなそぶりを見せないのに、ペットであるカナタとソナタには、海斗のことをペラペラ喋っているのです。
どんだけ海斗のことが好きなんだよ!
可愛すぎません? 実は裏では海斗のことを意識しまくっていたとか。
チャラい男に言い寄られるシーンでは、以下のように発言しています。
麗華
「何一つとしてあんたが気に入らない。逆に私は、あいつのすべてが気に入ってるの。こういえばいい?」
海斗のすべてを気に入っていると言い切るのです。
んでそのチャラ男は、麗華のことを誘拐するのですが、助けにきた海斗くんのセリフも良いんですよ。
海斗
「麗華を返してもらおうか」
??
「彼女は僕のものだ」
海斗
「勝手に私物扱いするんじゃねえよ」
海斗
「その女は、縛って輝く女じゃねえ」
お互いがお互いに、表ではそういう発言はしないのに、実はお互いのことを誰よりも大事に思っている。
だからこそ、麗華と海斗の関係は最高なのです。
2人で一緒に釣りをする光景……マジで良すぎません?
麗華ちゃんの体の寄せ方が可愛すぎます。そして、2人きりの空間で穏やかな時間を過ごしている感覚が最高です。
まとめ
麗華と海斗は、見た目も性格も凸凹なのに、うまいこと調和している感じがある。
2人の醸し出す雰囲気がめちゃくちゃ好きです。
もしもまだ未プレイの人がいたら、「コンプリートエディション」のほうをプレイしてください。
CGが何枚か追加されているのですが、麗華のドチャクソ可愛いコスプレCGは必見です。
麗華以外にも、めちゃくちゃ魅力的なヒロインが多い作品ですよ。ツキちゃんとか、ツキちゃんとか、あとツキちゃんとか。
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