【リアルエロゲシチュエーション!DT】のパッケージイラスト

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【リアルエロゲシチュエーション!DT】の感想

2023年5月16日 古城

5,715文字

エッチから始める恋愛フラグ!

リアルエロゲシチュエーション!DT自宅すたじお
【リアルエロゲシチュエーション!DT】のパッケージイラストゲーム属性:抜きゲー
ジャンル ―― フラグクラッシュを乗り越えるえちえち恋愛ADV
発売日  ―― 2023年03月31日
パッケージ版価格  ―― 9,800円(税抜)
ダウンロード版価格 ―― 9,680円(税込)
スタッフ
シナリオ菅野一二三
原画ねたろぅ/どどめ色マヨネーズ
SD原画葉月玉兎
音楽STRIKERS
主題歌 ―― Flug Cruuuuush!!!(Vo.Ayumi.)
あらすじ

童貞を失うということは一生に一度しかない出来事。
だからこそ、好きな相手のすべての童貞が欲しいと思うのは
人の性というものなのかもしれない。

俺こと『奥永 瞬』は、異性とフラグが頻繁に立ち、更に自然とそれがへし折れるという体質を持っている。
エロゲ会社で働く姉からは『フラグクラッシュ体質』とか呼ばれている。
その体質のせいで、異性と恋愛をすることなく今日まで過ごしてきた。

そんな俺だが、恋愛に興味がないわけではなく……むしろ興味津々であった。
ラブラブなカップルなどを見ながら「あんな恋愛を俺もしたい」と思い呟いたりもしていた。

そんなある日のこと――

アナタの童貞、全部私に頂戴

クラスメイトの『杠 恵那』からそんなとんでもない告白を受けたのだ!!
どうやら彼女は、ずっと前から俺のことが気になっており、『恋愛をしたい』という俺の呟きを聞いて告白をしてきたようだった。

しかし、――俺にはフラグクラッシュ体質がある。
そのことを彼女に告げるが、彼女はそれを知った上での告白だと言ってきた。
それでもと悩む俺に、それならどこまでしたらフラグが折れるか試してみましょうと言い彼女は俺を押し倒してきた。

エロから始まる恋愛があってもいいじゃない?
そんなことを言う恵那に対して、好意を抱く俺。

そんな俺の様子に気がついた幼馴染の笠間陽菜乃、姉的存在の姉川絢音からも
立て続けに告白をされることになりいきなりのモテモテ展開――!!

だが俺は恋愛経験が皆無……!!
必然、そんな俺をリードするかのように、激しいアプローチ合戦を繰り広げる彼女たち!!

まるでエロゲ主人公のような俺の恋愛はこうして始まるのであったーー!!

――公式サイトより引用

評価

評価おすすめ度
【リアルエロゲシチュエーション!DT】の評価★★★★☆
満足度
満足度80点

作品の紹介

今回は【リアルエロゲシチュエーション!DT】を紹介します。

公式略称は【リアエロDT】です。

【リアルエロゲシチュエーション!DT】のパッケージ画像

私が所持しているのはパッケージ版です。

どんな人向け?

  • 巨乳好き
  • 豊富な卑語を求めている人
  • ナジミスト(幼なじみ属性が好きな人)
  • ヒロインからの積極的なアプローチを受けたい人
  • エロゲのような非現実的なシチュエーションが好きな人

攻略情報など

プレイ時間

私のプレイ時間は、ボイスをだいたい聞いて18時間ほどです。最初のエッチシーンまでは30分ぐらい(※メモ消失にて不確定)かかりました。

 

攻略情報

推奨攻略順はとくにありません。

 

システム

難易度修正パッチシーンジャンプ機能
普通なしあり
備考

感想

どんなお話?

主人公の奥永瞬には、幼なじみがいます。

日菜乃「瞬の、その表情が見たかったから」

笠間 陽菜乃 CV:蒼乃むすび

彼女とは、めちゃくちゃ距離感が近くて、付き合っていてもおかしくはない。

が、あくまでも友人関係にとどまっている。

それもそのはず。

なぜなら、瞬くんには「フラグクラッシュ」という特異体質があるからです。

この体質は厄介です。異性との間にフラグが立ったばあい、それがポッキリと折れてしまいます。何かしらの邪魔がはいり、関係が進展しないのです。

 

瞬くんは次第に、「自分には恋愛ができないんじゃないか」と考えるようになります。

しかし、ある出来事をきっかけに事態は急変。

恵那「隠してたんでしょう? 本当は恋愛をしたいって、そう思っていたのに、でも、周りの人を心配させたくなくて――」

杠 恵那 CV:いねむりすやこ

あまり関わったことのなかったクラスメイトが、フラグクラッシュ体質のことを知ったうえで、告白してくれたのです。

たとえフラグが折れるようなことがあろうとも、私はあなたを好きで居続けると。

恵那「あなたの恋愛初体験――恋愛童貞を、全部私が奪ってあげる」

瞬は彼女からの告白をうけて、もしかしたら自分にも恋愛ができるんじゃないかと、前向きな考えが浮かびます。

そのまま告白が成立するかとおもいきや……

陽菜乃「ちょぉおっとまったあああああああああああああああああ!!」

幼なじみが、教室に飛びこんできます。

彼女までもが瞬に告白してくるのです。

斬りかかる

かくして、壮絶な恋愛アプローチ合戦がはじまりました。

合戦

特徴

モテモテ

本作は、女性からの積極的なアプローチが好きな人にはドチャクソおすすめできます。

ヒロインは、先ほど説明した2人だけではありません。

 

絢音「ん~? なぁにその顔? そんなにお姉ちゃんに、会いたかったの?」

姉川 絢音 CV:伊ヶ崎綾香

甘やかし系お姉ちゃんである絢音さんもメインヒロインです。

 

祭「……分かってるなら、聞かないでよバカ」

兎月 那由多 CV:水野七海 / 日ノ宮 祭 CV:冬峰小鈴

そして友人である那由多は、サブヒロインとして登場します。

 

祭「そう、愛してるわよ、瞬」

は、他の作品ではまずヒロインにはならない「親友ポジション」でありながら、ルートが用意されているのが素晴らしかった。


「愛してるわよ、瞬」


「あんたが誰を選ぼうとも、ね」

サラッと愛を伝える部分が大好きです。「誰を選ぼうとも愛してる」という表現は、どう関係が変化しようとも親友であることには変わりがないと示しています。彼女ならではの告白だと思いました。

 

諦めない姿勢

陽菜乃「私、諦めないから!」

リアエロDTをプレイして関心した部分といえば、ヒロインの諦めない姿勢です。

どのルートでも選ばれなかったヒロインの失恋描写があります。声優さんの演技も相まってめちゃくちゃ切ないんですよ。

しかし結果的には、諦めずに前向きな、たくましい姿を見せてくれたのでグッときましたね。

 

シリーズ過去作との関連性

1シーンだけ過去作のキャラが登場するシーンがありました。特にストーリー上のつながりはないので、本作からのプレイでOKです。

 

背景には 自宅すたじお の過去作だけでなく、戯画かえるそふとまどそふとroot nuko の作品も登場しますので、ぜひとも探してみてください。

 

 

エッチシーンについて

卑語あり。ピー音なし。アナルモザイクなし。

 

あまりにも理想的な卑語の使いかたでした。

エッチシーンのテキストが、私の理想とするものでしたね。

1フレーズのなかで男性器のことを、おちんちん、おちんぽと言い換えたり、シコシコなどのエロい擬音が入っている。さらには、フィニッシュに向けての盛りあげかたが上手くて、イッて、出して、かけて、射精してと、これまた多様な表現を連呼してくれます。

本当に素晴らしかったです。

 

前は、自宅すたじおの作品を敬遠していたんですよ。

何故かというと、お尻アングルのサンプルCGの構図が好きじゃなかったからです。

恵那ちゃんのフェラチオ

こちらのCGではお尻を向けていますが、お尻全体が画面に収まっておらずにフレームアウトしていますよね。

これが例えばパイズリシーンだとして、乳首が画面内に収まっていなかったらどう思いますか?

おっぱいに関しては気遣われているメーカーがほとんどですが、マジでお尻はこういうところが蔑ろにされているんですよね悲しいことに。

ですが、いざ作品をプレイしてみると印象が変わります。

絢音さんの尻コキ

お尻がエロいアングルもそれなりに用意されていました。

尻コキが何シーンか用意されていて嬉しかったですね。

ありとあらゆるフェチの人に満足してもらえるよう、気遣われていた印象があります。

 

恵那で見抜き

おっぱいは当然エロいです。特にクソデカ乳首が好きな人にはおすすめできますね。

立ち絵からして、E-moteによりおっぱいがブルンブルン揺れています。巨乳スキーなら存分に楽しめるでしょう。

 

陽菜乃で顔ズリ

センスがいいなと思ったのはこのシーン。

私は陽菜乃がお気に入りのヒロインなんですが、もう顔だけでもエロいんですよ。

性器を露出していないにも拘わらず、エロティシズムを感じることなんて滅多にないです。

そんな私が、このシーンには底知れないエロさを感じました。

ドアップすぎる構図は好きではなかったはずなのに、自宅すたじお作品に関しては、その表現の仕方が上手いです。

 

 

ネタバレ感想

お気に入りのヒロインは陽菜乃ですが、恵那ルートについて語ろうと思います。

作中で1番笑ったシーンと、恵那ルートのストーリー展開について。

ネタバレ(クリックで展開)

 

タコさんウインナー

まず、作中で1番笑ったシーンを紹介します。

恵那とタコさんウインナー1

恵那と付き合うことになり、恵那がお弁当を作ってきてくれました。

定番の「あーん」をして食べさせてくれるシーン。

そのまま右手のタコさんウインナーを食べさせてくれるかと思いきや……

恵那とタコさんウインナー2

え、そっち!?

なぜか左手で、しかも手掴みで差しだしてきて、声をだして笑いました。

二刀流とか、大谷翔平かよ!

脳が高速でぐるぐる回り、ありとあらゆるツッコミをしましたね。

天然なのか計算なのかは分かりませんが、これはガチでセンスがいい。

 

終盤の盛りあがり

恵那ルートのストーリー展開に関しては、賛否両論ありそうだなぁと思いましたね。

何故かというと、序盤からちょいちょい不穏な空気を出しているので、エッチシーンを純粋な気持ちで楽しむことができなかったからです。

しかし最後には、熱い盛りあがりを見せてくれました。

瞬くんは、友人の後押しをうけて、居なくなってしまった恵那を探すために、フラグクラッシュの起こるほうへと進んでいく。ずっと枷になっていたフラグクラッシュの体質を生かすのです。

いちばん最初は、恵那が積極的にがんばっていたはずなのに、今となっては、瞬が一生懸命になっている逆転の構図にグッときました。


「他の誰でもない、恵那がいないと、君じゃなきゃダメなんだよ、恵那」


「君が相手じゃなかったら、俺は、俺は……」


「もう、恋なんて出来ないよ」

恵那「私だってあなたと、一緒にいたいっ……!」

 


「……いつか、言ってたよね? 俺の恋愛童貞、全部奪う、って」


「……あげるよ、全部。俺の全部、あげる」

恵那「これからもよろしくね! 瞬くん!」

まさしく恵那の登場からはじまった、フラグクラッシュをのりこえる物語として、綺麗に〆られていたと思います。

 

まとめ

ココがイマイチ

  • テキストウィンドウの消去だったり、バックログ画面をひらくときだったり、もっと素早く切り替わってほしい
  • 右クリックでボイスが停止するのはいただけない
  • 絢音ルートラストCGの澪の左手
  • 恵那と陽菜乃の3Pがない
  • 一部のシリアス展開

 

 

ココがおすすめ

  • グローリーホールなどの特殊なエッチシーン
  • モテモテ・ハーレム感がある
  • DTトロフィーシステム
  • 陽菜乃が可愛すぎる
  • ヒロインの失恋描写
  • 恵那ルートの終盤
  • 実用性が高い
  • 豊富な卑語

 

 

エッチシーンのポテンシャルは、体験版をプレイすれば確認できると思います。

女性から積極的にアプローチされるエロい作品を求めている人におすすめです。

パッケージ版

ダウンロード版

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