ポケモン対戦動画の視聴のための基礎知識をまとめました。
あくまで「概要を知ってもらう」という程度のものなので、極限まで無駄な部分を削ぎ落としています。
動画を楽しむための最低限の知識といったところです。
種族値
ポケモンの種類ごとに決められているの能力値の違いを指します。
| 種族 | 知能 | パワー | 素早さ |
| チーター | 50 | 100 | 100 |
| 人間 | 100 | 50 | 50 |
| なめくじ | 10 | 10 | 10 |
マジで適当な数値をつけましたが、こんな感じで「種族」によって持っている能力に違いがある……ということです。
つまりチーター対人間で対決する場合は、人間は知能を駆使したり道具を使ったりしないと、チーターには負けてしまいます。
ポケモンも一緒です。
HP(H)、攻撃(A)、防御(B)、特攻(C)、特防(D)、素早さ(S)の6つのステータスがあります。
ちなみに、6つのステータスの数値の合計が600になる強いポケモンを「600族」とよびます。
個体値
生まれつきポケモンがもっている才能を示す数値です。
| 種族 | 知能 | パワー | 素早さ |
| 人間 | 105 | 55 | 50 |
| 人間 | 100 | 50 | 55 |
たとえば、上の表のように、同じ人間でも微妙に能力の差があったりします。
ポケモンも同様に、同じレベルの同じポケモンを捕まえてみれば分かりますが、微妙に能力に差があるのです。
個体値は、0~31の32段階に別れています。
同じポケモンをたくさん孵化して、より個体値の高いポケモンを揃えようとするのは、ポケモン廃人への道の第一歩といえるでしょう。笑
個体値31(一番高い数値)のことを「V」と言います。
ポケモンのステータスは、HP(H)、攻撃(A)、防御(B)、特攻(C)、特防(D)、素早さ(S)の6つありますので、たとえば全てのステータスがVのポケモンは、「6V」と表現されます。
努力値
自由に振り分けることのできる隠しパラメーターのことを言います。
| 種族 | 知能 | パワー | 素早さ |
| 人間 | 150 | 50 | 50 |
| 人間 | 100 | 75 | 75 |
たとえば、ひたすら勉強を頑張った人間と、筋トレやランニングをしてきた人間ではステータスに差がでると思います。
ポケモンも同様に定められた数値(510)を各パラメーター(1つのパラメーターに最大255まで)に振り分けることができるのです。
タイプ相性
これは説明しないでも分かるかもしれませんが、ポケモンはそれぞれタイプを持っています。
炎タイプのポケモンが水タイプの技をくらったら、通常の倍のダメージをうけます。
たとえば自分が炎タイプのポケモンを出していて、相手が水タイプの技を使ってくるだろうなと予測して、水タイプの技を半減することができる草タイプのポケモンに交代する……など相手の行動を予測することがポケモンバトルの醍醐味です。
性格
ポケモンには性格が定められています。同じポケモンでも性格の違いによってステータスに差がでます。
たとえば「さみしがり」な性格だと攻撃が上がって防御が下がります。「いじっぱり」な性格だと攻撃が上がって特攻が下がります。
特性
ポケモンは種族によって「特性」を持っています。
たとえば特性の「いかく」をもった「ギャラドス」は、戦闘にでたとき相手の攻撃力を一段階下げます。
特性の「ふゆう」をもった「ゴース」には、地面タイプの技があたりません。
道具
ポケモンには、1つ道具をもたせる事ができます。
たとえば「きあいのタスキ」をもたせると、HPが満タンの状態で、一撃で瀕死になる攻撃をくらったときに、一度だけHP1で耐えることができるのです。
「こだわりスカーフ」をもったポケモンは、最初に選んだ技以外は選べなくなりますが、かわりに素早さが1.5倍になります。