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君に頼みたいことは一つ
俺が用意した舞台で戦って、人間をひとり殺して欲しい
| 黒曜鏡の魔獣(雨傘日傘事務所) |
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| ジャンル ―― ノベルゲーム |
| 発売日 ―― 2006年12月18日 |
| 価格 ―― 1,430円(税込) |
プレイ時間
私のプレイ時間は12時間ぐらいでした。
攻略情報
評価
| 評価 |
| コスパ ―― 10 ゲーム性 ―― 4 ストーリー ―― 10 グラフィック ―― 6 エッチシーン ―― 6 |
| おすすめ度:★★★★★ |
| 満足度 86 点 |
感想
どんなお話?
主人公 エルセディオ・ロウ は、「法の獣」と呼ばれている魔獣です。

エルセディオ・ロウ
エルセディオを召喚したと思しき人物 カラス・メルヴェール から、ある命令がくだされます。

「君に頼みたいことは一つ。俺が用意した舞台で戦って、人間をひとり殺して欲しい」
果たしてエルセディオは、何に加担をしているのか。カラスの目的はなんなのか。
さまざまな登場人物の思惑が交差し、ぶつかり、収束するまでを描いた物語です。
今となっては好みが分かれそうではある
メインヒロインの2人……どころか出てくる女キャラの大半が暴力系ヒロインです。

ということでヒロインの紹介をば。

自称「 薄幸 」なメイドエルフである リィ・ルゥ 。
彼女の得意技は……目潰し。
目潰しといえば、風来のシレンシリーズにでてくるお竜が有名でしょうか。

暴力系ヒロインのなかでも特に過激でヤバい属性なので、今では絶滅しましたね。これは絶滅も止むなし……。
危険なので、よい子は真似しちゃダメですからね。
閑話休題。
リィ・ルゥはノリで目潰ししてくる以外は、きちんと可愛らしいヒロインだと思います。
普段はSっぽくみえて、実はドMだったり、乙女な一面があったりするところが可愛い。
明るく元気だけれど、どこか儚げ。なによりも笑顔の素敵な女性です。

もう1人のヒロインは アーベル という名の闘奴(=闘う奴隷)。
非常に心優しいボクっ娘なのですが、おでこの広さをイジったときにだけはブチギレます。
デレッデレに甘えてくるところが可愛い。
淫乱な一面を見せたかと思えば、初心で純粋な少女のような顔ももっています。
以上のように暴力系ヒロインではありますが、非常に魅力的なキャラクターにはなっているんですよ。
本作が合わない人は以下のとおりです。
- どうしても暴力系ヒロインが受け入れられない人
- 古くてシステム面に難がある作品はプレイしたくない人
上記2つがOKでしたら、ぜひともプレイしていただきたいです。
バトル展開が最高
本作の何よりの魅力はバトル展開でしょうか。
迫力のあるCGと、丁寧なテキスト描写により、臨場感のあるバトルが表現されています。


主人公エルセディオは「法の獣」という呼び名ですが、実際は エクス・マキナ であり、相手の動きを解析・予測して、最適な攻戦パターンをわりだし戦います。


主に「黒曜の剣」を呼びだし戦うことが多いです。バトル展開によっては無数に呼びだすことなり、戦場にひしめく数多の剣がサイコーに厨ニ心をくすぐります。
また、バトルのBGMに、クラシック曲を使っている場面がおおく、その使い方がうまい。
私が覚えている限りでは、『威風堂々』『G線上のアリア』『怒りの日』『火星』が使われていました。
威風堂々・怒りの日・火星などは、まさに戦闘場面にピッタリの緊迫した曲調です。
それにたいし、G線上のアリアは非常に優雅。当該シーンでも、どこか優雅で趣のある戦いが行われました。
戦闘シーンによって、方向性が全然違うということです。
特に、終盤のバトルの盛り上がりかたは圧巻。
今まで出てきた多数のキャラが各所で戦うのですが、覚醒して縦横無尽の奮闘、思わぬキャラの活躍、窮地に現れる味方、因縁の相手との対峙、決死の覚悟を決める、大事な人を守るために立ち向かう展開……エトセトラ……エトセトラ……。
これでもかと言うほどの激アツ展開が盛り込まれていて、テンションが上がること請け合い。
なにが凄いって、ぽっと出のキャラの戦いですら、手に汗を握り、ジリジリとした焦燥感に駆られるのです。
主人公サイドだけでなく、いろんなキャラの事情が見え、それがぶつかり合う展開を「熱い」と表現せずに、なんと表現できましょうか。
FAVORITE
まとめ
終盤に差しかかるつれて盛り上がるストーリー展開がおもしろく、白熱するバトルシーンが魅力の燃えゲーです。
ヒロインは暴力系でありながら、非常に魅力的に描かれており、読後感の良い終わりかたをしている点も素晴らしかった。
同サークルの【ヴィザルの日記】という作品がありますが、そちらよりも今回紹介している【黒曜鏡の魔獣】のほうが圧倒的にとっつやすく、読みやすい文章だと思います。どちらを先にプレイすべきかと言われれば本作です。
他にも関連作がありますが、本作からのプレイで問題ないです。燃えゲーが好きな方は是非。
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