【創作彼女の恋愛公式】のタイトル画面

エロゲーの感想

【創作彼女の恋愛公式】の感想

2021年12月15日 古城

10,300文字

もう一度、君と翔ける、恋を、創作を、青春を――

創作彼女の恋愛公式Aino+Links
【創作彼女の恋愛公式】のパッケージイラストゲーム属性:シナリオゲー
ジャンル ―― ADV
発売日  ―― 2021年11月26日
パッケージ版価格  ―― 9,800円(税抜)
ダウンロード版価格 ―― 9,900円(税込)
スタッフ
企画・シナリオ工藤啓介
原画有葉
SD原画九条だんぼ
アートディレクター志水マサトシ
音楽樋口秀樹/柳英一朗/西坂恭平
主題歌 ―― 奇跡なんか、いらない。(Vo.佐咲紗花)
EpisodeED ―― Re:Create(Vo.新海雅代)
あらすじ

今年から従姉妹の家に移り住むことになった主人公・鏡寿季かがみとしき
寿季は上京するにあたり、ある想いを胸に秘めていた。

それは、失ってしまったクリエイターとしての力を取り戻すこと――

かつて、寿季は幼馴染の少女がいた。
その名は、彩瀬逢桜あやせあいさ

幼い頃から傍にいて、創作に関しては良きライバル関係だった。
しかし、年齢を重ねるうちに自分と逢桜は何かが違うんだと思うようになっていく。
その後、逢桜は家の事情で東京に引っ越してしまう。

離れ離れになった寿季と逢桜は手紙で近況を話しながら、
互いの書いた小説を送りあっていた。
しかし、進学を境にぱったりと逢桜からの連絡が途絶えてしまう。

 

それでも寿季は創作活動を続け、同人ゲームを製作し、
さらにはライトノベルで商業デビューを果たしていく。

順調にクリエイターとして成長していった寿季だが、
半年前のとある出来事を境にスランプになってしまう。
同年代のクリエイター達と同じ時間を過ごせば、
刺激になってスランプを脱出できるかもしれないと考える。
そこで都内にある様々な分野のクリエイター達が集まる私立才華学園さいかがくえんへの入学を決意する。

――そして、春。
無事に才華学園に合格した寿季は上京し、東京で偶然にも逢桜と再会する。

――公式サイトより引用

評価

評価おすすめ度
【創作彼女の恋愛公式】の評価★★★★☆
満足度
満足度81点

作品の紹介

今回は、新規ブランド「Aino+Linksアイノリンクス」から発売された【創作彼女の恋愛公式】を紹介します。

本作では、スランプに陥った作家・ライターの主人公がでてくるのですが、めちゃくちゃ共感できました。

現に、この感想記事を書こうとしたときに筆がすすまず、絶望して虚空をみつめ続けていましたから。

終わりだ

ヤバすぎる状態から生還して、何とか書ききることができましたので、気になった方は本感想をご覧になっていただければと思います。

所持証明

所持しているのはパッケージ版(豪華限定版)です。

どんな人向け?

  • 体験版を楽しめた人
  • ラブコメ漫画が好きな人
  • クリエイターの卵
  • クリエイターの生き様を見たい人
  • 共通ルートが長めだと嬉しい人

攻略情報など

プレイ時間

私のプレイ時間は、ボイスをだいたい聞いて20時間強です。最初のエッチシーンまでは12時間半かかりました。

 

攻略

非常に分かりやすいルート分岐選択肢なので、とくに攻略情報は必要ないです。

 

システム

バックログ画面からのシーンジャンプ機能あり。

※シーンジャンプをする場所によっては、エラーで落ちることがあります。タスクバーにあるアイコンを右クリックしてゲームを終了させましょう。シングルモニターでプレイしている場合は、Windowsキーを押せばタスクバーがでてきます。

感想

どんなお話?

作家・ライターとして活動する主人公の 鏡 寿季かがみ としき は、作った同人ゲームがヒットして商業デビューを果たしています。

鏡寿季

しかし、とある理由によりスランプにおちいり、物語を書けなくなりました。

寿季は、立ち直るキッカケをつかむために、さまざまな分野のクリエイターがあつまる私立才華さいか学園への入学を決意します。

姫子「この学園では『ノベル科』『CG・イラスト科』『声優』『音楽科』など様々な学科が存在している」

※こう見えて教師です

学園で出会ったさまざまな人間との関わりのなかで、寿季はスランプを脱することができるのか……というのが話のあらましです。

 

共通ルートは全8話の構成です。第1話では、3年ぶりに再開した幼なじみである 彩瀬 逢桜あやせ あいさ にスポットがあたっています。

逢桜「トシ……くん?」

逢桜ちゃんと桜の季節に逢う……洒落ていますね

第1話のネタバレ(クリックで展開)

 

何度もした、友情を確かめる儀式。

幼少期に、両思いであった逢桜と寿季。

しかし、お互いに気持ちを伝えることができないまま離れ離れになってしまいました。

 

再開した逢桜と寿季は、お互いに意識しあっている。

しかしそれは、幼少期の思いを引きずっているだけなのかどうかが分かりませんでした。

そして第1話のラストでは……

寿季
「大切なのは今ここにいる俺たちの気持ちだと思うから」

逢桜
「そらなら、いっせーのせで言い合う?」

寿季
「ああ、いいよ」

逢桜
「じゃあいくよ、いっせーのーせっ!」

逢桜&寿季
「トシくんが!」「逢桜が!」

逢桜&寿季
「「――好きだった!」」

3年ぶりの友情を確かめる儀式を経て、俺たち初恋は終わりを迎えたのだった――

そしてお互いに、かつて言えなかった思いを伝えあい、初恋の気持ちにケリをつけるのです。

「今の彼女」と「今の彼」と、お互いに向きあうスタートラインに立ったといえます。

 

 

共通ルートは、スランプの脱出を目指すなかで、クリエイターとしても人間としても成長していく物語。

個別ルートは、「クリエイターとしての生きること」と「普通の人としての幸せ」を天秤にかけてどういう結論を出すのか。それぞれのヒロインが、主人公とどのような形で付き合っていくことになるのか。どのような恋愛公式を導き出すのかに注目してプレイすると面白いかと。

 

 

長所と短所

UIとシステム

逢桜「――野球がしたい」

トシ‥‥野球好きか‥?

UIに関して一番気になったのは、白文字なのにテキストウィンドウが白いこと。

見えにくいったりゃありゃしない。

見える子ちゃんに「みえてる?」と聞いている幽霊

見えない

その他にも、バックログ画面からのシーンジャンプ機能をつかったときの挙動がおかしい場面もありました。

これらは体験版でも確認できたので、てっきり製品版では改善されているのかと思ったんですがね。

 

共通ルートが長い

本作は共通ルートが長いです。私のプレイ時間20時間のうち半分以上(11~12時間ぐらい)は共通ルートでしたから。

 

共通ルートは全8話から成り立っていまして、エピソードごとにエンディングがあります。

話のながれも同様に、各話ごとにスポットのあたるヒロインが変わり、なにか問題を解決したり、当該ヒロインとの距離が近づいていきます。

つまり、付かず離れず(あるいは付き合ったり別れたり)の流れがつづく、ハーレムちっくなラブコメ漫画をイメージしていただければ分かりやすいかと。

(※本作はハーレムモノではありません)

 

ハーレム至上主義者であり、エロゲの共通ルートが好きであり、ラブコメ作品が好きな私にとっては、好みにドンピシャのつくりでした。

エロゲはかくあるべきと、この構成を否定する人もいますが、多様性はあって然るべきでしょう。「〇〇じゃないと認めない」みたいな奴がいると、私の好きなものが淘汰されていきそうで、苛ついてくるんですよね。

ゆめみ「わたしは今、滅茶苦茶イライラしています」

 

個別ルートは短め

共通ルートにくらべると個別ルートは短めです。今までの流れよりも早急に感じてしまう人も多いでしょう。

また、エッチシーンの入れ方も、どのルートも同じような流れのエッチシーンが3回つづきます。それこそエッチシーンを外しても成立するであろう構成になっていたので、エロゲとしてはどうなんだろうと思いました。今からプレイする人は、本編とエッチシーンを切り離して考えるのが吉だと思います。

 

グランドエンドは賛否が分かれている!?

詳しくは後述しますが、私は好意的に捉えていますし好みの展開でした。

ですが、事実としてモヤッとした気分になった人もいたようです。

 

たとえばですが、目の前に悪党がいたとします。悪党は「悪としての矜持」を語っていました。あなたは悪党の言いぶんに、多少なりとも理解を示せるでしょうか。それとも悪は悪だと断罪するでしょうか。自分とは違うタイプの人間の行動に、理解を示せるタイプならば本作は合っているのかもしれません。

 

CG、背景、音楽など全体的に高品質

素材数が豊富です。志水マサトシさんが携わる背景は美しく、有葉さんのキャラクターデザインは素晴らしく、九条だんぼさんのSDイラストは可愛らしい。

また、作中でTwinBoxさんと永山ゆうのんさんのイラストが登場するのですが、好きなイラストレーターなのでテンションが上りました。

 

購入判断の仕方

上記の長所や短所を踏まえますと、

体験版をプレイして楽しめれば製品版も楽しめるでしょう。

体験版では1~2話をプレイすることができます。体験版の範囲が楽しめれば、少なくとも共通ルートである3~8話も楽しめるはずだからです。

どういうシリアス展開を入れるのかとか、ストーリーとキャラ萌えはどのぐらいの比重なのかとか、ライターさんの癖が見えてきます。序盤からガンガン伏線を入れていますので、個別ルートの展開を楽しめるかどうかの予測ができるかもしれません。

 

 

エッチシーンについて

卑語なし。ピー音なし。アナルモザイクなし。

 

いや、分かるよ。

たぶん本作は、アンチエロゲな部分もあるというか、「都合よくヒロインのセリフを聞き逃す主人公」みたいなエロゲのお約束展開を極力しないようにしていましたもん。

だからエッチシーンでも、エロゲライクに卑語をバンバン言わせるのを避けたかったんでしょう。でも実用性と天秤にかけて、エッロイ媚びるようなセリフはバンバン言わせる。ここがライターさんの落とし所だったんでしょう。

でも……

卑語を付けてくれい!!!

いや言い方が悪かったです。

卑語が欲しいですお願いします。

18禁の同人誌を描いているヒロインもいれば、18禁の小説を読むのが好きなヒロインもいれば、仕事柄オタク心を分かっていそうなヒロインだっているんですよ?

卑語を入れても違和感はないと思うんですけどねぇ。

まぁ卑語なしでも濃いめのエッチシーンでしたが。

 

桐葉とバックで

非抜きゲーの感想でこういうことを言うのは、極めて恥ずかしいんですが……

アナルが綺麗でした。

不浄の穴とか言われることもあるアナルですが、この美しさもはや清浄の穴やろ。

他作品のアナルが「江ノ島の海」だったとするなら、本作のアナルは「宮古島の海」。

遠浅で穏やで透きとおった海が広がるその光景により、日々のストレスにやつれた心のバカンスになりました。

何を言っているんだろう、そろそろ誰か止めて……。

それと……江ノ島の海を愛する皆さん……すみませんでしたっ!

 

エレナと正常位

各ヒロイン最後のエッチシーンは、夜が明けるまで何度もセックスを繰り返して、最後はレイプ目のようになる展開。

近年、濃いエロキャラゲーにて流行りつつあるシーンでした。

セックスしたらお掃除フェラをしてもらうという流れを何度も繰り返します。

分かるよ、分かりますよ。

私もいつしか、塩っぱいものを食ったら甘いものが欲しくなり、甘いものを食ったら塩っぱいものが欲しくなる無限ループに陥ったことがありますもん。

満足そうな表情の井之頭五郎

いやぁ最高なんだよね、アレ。体には良くないけどね。

 

あ、エッチシーンの話に戻しますが、全ヒロインにきちんとフェラが用意されていて嬉しかったです。最近ではパイズリフェラやシックスナイン(共にフェラとは別モノと私は考えている)をフェラ枠につかっているエロゲを見ることもありますし。

フェラシーンは良かったんですが、欲を言えば、もっと深く咥えたほうが気持ちよさそうに見えると思いました。

 

エレナのパイズリフェラ

ちなみに、尻フェチなんで尻のエロさを語りましたが、おっぱいの見えるアングルが8割のおっぱいゲーですので、おっぱい派の人も安心してください。

モザイク越しに分かるぐらいにチンコをしっかり描きこんでいたのもGOOD。チンコ・ソムリエの皆さんも安心してください。

 

 

ネタバレ感想

賛否の分かれているグランドエンドに関して、私は好意的にとらえています。

そのことも含めて、ネタバレ感想に書いておこうと思います。

語りたいことを詰め込みました。

既プレイ者はぜひとも見てください!

ネタバレ(クリックで展開)

 

メモ

※以降「クリエイター」ではない側面を、便宜上「普通の人間」と呼ばせていただきます。

 

桐葉ルートについて

桐葉ルートでは、桐葉とトシくんが恋人関係であることが露見してSNSで拡散されます。桐葉は、逆上したオタクくんに襲われたことがキッカケで「失声症」になります。

こういうシリアス展開は、苦手な人もいるんだろうなぁと思いました。

閑話休題。

トシくんは、桐葉ために何ができるのかを考え、アドレセンス・シンドロームの「不死川梨華ルート(※桐葉をモデルにしたキャラのルート)」を書き直しました。桐葉はそのシナリオを読み、「このキャラの声を何が何でも演じてみたい」と思ったことにより失声症を克服できたのです。

桐葉「これがあんたの見ていた理想の私の姿なのね」

桐葉ルートは、そんなに刺さっていなかったはずなのに、ただただこの1点にズキュンと心を奪われたんですよ。

なぜなら、この展開が好きな曲の歌詞とリンクしたからです。

スキマスイッチの「奏」という曲の歌詞(3:36~)です。

君がどこに行ったって 僕の声で守るよ

声を商売道具にしている人間が、「僕の声で守るよ」というセリフを吐いたことに感銘をうけたんですよね。

カッコよくないですか?

めっちゃカッコよくないですか?

だってこの歌詞に説得力をもたせられるのは、プロの歌手として成功している限られた人間だけなのですから。

そんな限られた人間が、自分のいちばんの武器をつかって「君を守るよ」って言ってんですよ。

めちゃくちゃカッコいいじゃないですか。

かかか かぁーっこいい――――――!!

んで、桐葉ルートの話に戻りますが、桐葉の「クリエイター」として「普通の人間」としてのピンチを、トシくんの武器である「物語を書く」ことで守る展開が刺さったのです。

スランプにおちいったとき、桐葉の声に救われたトシくん。失声症になったとき、トシくんのシナリオに救われた桐葉。

そんな2人が、クリエイターとして恋人として支え合って生きていくんだろうなぁという終わり方がめちゃくちゃ好きです。

 

各ルートで導き出された恋愛公式

「クリエイター」と「普通の人間」どちらの側面も、切っても切り離せないものだと思いました。

桐葉は、失声症をキッカケに周りの人間に支えられていたことに気づく。柔らかい人間になります。そして公私ともに寿季と支え合う関係になりました。

ゆめみは、寿季から「だって、俺が好きなゆめみは、絵を描くことを楽しんでいたゆめみだから」と言われ、それが絵を描く理由になります。そして寿季がゆめみの前を走って引っ張っていく関係になりました。

エレナは、寿季からCOLORLESSとしての自分を肯定してもらい、COLORLESSとして活動することが苦じゃなくなります。そしてエレナは寿季が追いつづけていてくれるようなクリエイターであろうと決意します。

逢桜は詳しくは後述しますが、寿季とともに歩みつづける関係になります。

それぞれ、クリエイターとしてのあり方、恋人としての関係性に違いがあります。

 

桐葉「恋愛に公式なんて無い、ということが分かりましたよ」

グランドエンドで提示された答えは、「恋愛に公式はない」ということ。

【創作彼女の恋愛公式】というタイトルがあらわすとおり、それぞれのクリエイターがそれぞれの形で恋愛の公式を導き出すのが本作の肝でした。

 

グランドエンド

逢桜「徐々に体が動かなくなっていく難病で、最終的には呼吸も出来なくなって亡くなるんだって」

逢桜ルートでは、逢桜が難病にかかっていて、今年いっぱいの命であることが判明します。

(まぁ序盤からバンバン伏線を仕込んでいたので、さすがに予想できていましたが……)

逢桜は他のルートでは筆をおり、最後の親孝行として1日でも長く生きるために安静にしていたのです。

 

逢桜
「両想いってだけで、わたしは良かった」

逢桜
「それ以上は望まない。幸せなことが多い分、いなくなる時に心残りも多くなってしまうから」

寿季
「なら、後悔させないぐらい幸せにしてみせる」

寿季
「最後に、幸せだったって逢桜に言わせてみせる」

逢桜ルートでは、他ルートの逢桜とはうってかわって、クリエイターとして最後の大仕事に挑戦します。そして寿季と恋人関係になり幸せを求め、彼女らなりのハッピーエンドを目指すのです。

逢桜「わたしは奇跡なんて、いらないんだ」

「奇跡なんていらない」それが彼女の出した答えでした。

成功の確率が限りなく低い手術(奇跡)にかけるよりも、残りの時間でクリエイター人生をまっとうし、普通の女の子としての幸せを追い求める生き方を選んだのです。

最後のセックスシーンは批判されがちかもしれませんが、残された時間で精一杯愛し合いたいという2人の気持ちを思えば、私はそんな破天荒なセックスもありだと思うのです。命を削りながらのセックスって気持ちよさそうだなぁと思ったのは私だけだろうけど。

けっして模範的な生き方ではないですし、マジョリティかもしれないけれど、そういう人がいてもいいと思う。

例えば、もう長くは生きられないからと、医者から止められていた酒やタバコを再開する人間がいたっていいと思うのです。

その行動が幸せかどうかを決めるのは当人たちなのですから。

 

逢桜「ごめんね。わざわざこんな体勢にしてもらって」

腕が動かなくなった逢桜は、寿季に背中をあずけて、アドレセンス・シンドロームの愛姫ルートのラストを代筆してもらいます。

愛姫ルートは、逢桜本人の体験をあらわしたかのような内容で、彼女たちなりのハッピーエンドをむかえる展開でした。

 

逢桜「うん、行こう。どこまでも一緒に」

時は流れ、最後に逢桜と寿季がならんで歩いている描写が……。

私は逢桜はもう亡くなったんだなと思いましたが、ボカすような書き方でしたね。(ちなみに逢桜がここで制服を着ているのは、死んでいる証拠にはならない。なぜなら、もし生きていたとしたら長期の入院生活により留年しているはずだから)

 

逢桜が「奇跡なんていらない」と言って手にしたものは以下のとおりです。

  • 最後までクリエイターとして生きることができた
  • 自分が死んだ後も人々の心に残りつづけるシナリオを書いた
  • 自分の生き方や思いを、愛姫ルートとして残すことができた
  • 寿季と恋人関係になり、ハッピーエンドを書くことができた
  • 寿季と恋人関係になり、最後まで目一杯の幸せを感じることができた
  • 寿季は「桜季」として、これからもクリエイターの逢桜とともに歩み続ける

これほどまでのハッピーエンドはないんじゃないでしょうか。

私はこの手のエンディングが大好物なのもありますが、それを差し引いても良い終わり方だと思いました。

友人としてライバルとして拳を合わせる関係から、背中を預ける恋人になり、共に歩み続けるパートナーへと変わっていくCGの変化がエモいです。

 

その他

■諦めないヒロイン

エレナ「この想いが続く限り、諦めることはない」

諦めないヒロインがマジで好き。普通、学生時代の恋愛って一過性のものじゃないですか。

まだ思いが残っているのに必ずしも諦めなきゃいけないワケじゃないと思うのです。

エロゲでは大抵そのままゴールインするので、エロゲオタクはその感覚がにぶっているのかもしれません。

 

■諦めないヒロインその2

芽衣「で、どうして鏡くんと同じ大学にしたの?」

逢桜ルートの終盤のシーン。

勉強が苦手だった桐葉が、一生懸命勉強して寿季と同じ大学に入ったかと思うと、めちゃくちゃ萌えますね。萌え~。

 

■後輩組

ゆめみ「どんなことがあっても、前に歩き続ける人だから」

ゆめみの寿季にたいする信頼感が半端ない。

それにしても結菜ちゃんは、めちゃくちゃヒロインの風格があったのに、ルートがないのはもったいなかったですよね。

 

■姫ちゃん

姫子「人としての幸せを望むなら、クリエイターを辞めるべきだし、クリエイターとしての成功を望むなら、人間を辞めろ」

こんなことを言っていた姫ちゃんが、甘さを見せるシーンがめっちゃ好き。才華学園OGのエピソードも見てみたいっすね。

 

まとめ

ココがイマイチ

  • エッチシーンを抜いても成り立つ構成
  • 魅力的な攻略不可ヒロイン
  • 個別ルートが短め
  • UIやシステムに難あり
  • グランドエンドは賛否が分かれている

 

 

ココがおすすめ

  • 卑語なしだけど濃いめのエッチシーン
  • 創作に関するネタがふんだんにある
  • 共通ルートを長らく楽しめた
  • サブキャラが魅力的
  • イラストが素晴らしかった
  • 私は終わり方が好きだった
  • 書きたいことを書き抜いていた

 

 

5年半サイトを運営していて、毎週2記事以上のペースで長文を書いてきた私にとって、この題材は刺さりました。

クリエイターではないですが、文章を書けない苦しみは誰よりも分かるつもりです。笑

クリエイターの人もそうじゃない人も、本作をプレイしみてください。

パッケージ版

ダウンロード版

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