皆様ごきげんよう。エロゲーマーの古城です。
かねてより当サイトに、以下のような声が届いておりました。
「エロゲ声優の紹介記事を書いてください」
「エロゲ声優のこと、わかんないっピ……」
「エロゲ声優の話題を扱ってください」
ブログをはじめて幾星霜。コエのオタクに後押しされて、ついにエロゲ声優の紹介記事を書くことにしました。
できるだけ幅広い世代を紹介するようにしています。
エロゲ声優を90名紹介(今回は30名)
- 五十音順です。
- すべて2022年9月現在のデータです。
- 使用している画像や動画は、体験版範囲のものか、提供されているサンプルCGです。
- 〇〇年~という記載は、私が確認できる範囲で「エロゲ・同人エロゲ」においてはじめて出演された年です。デビュー年とは限りません。
- 作品タイトルは販売サイトへリンクしています。公式サイトへのリンクも張っていますので、ぜひとも当該キャラのサンプルボイスを聞きつつ読んでくださいね。
1. 藍沢夏癒
藍沢夏癒(あいざわなちゅ) | |
フリー | |
2013年~ | 46本 |
藍沢夏癒さんは、フリーランスの声優。
ちょっと高めのハスキーボイスが特徴的で、主に同人音声作品に出演されています。
商業エロゲでは【ぬきたし2】のスス子役にて存在感をみせました。
スス子は、語尾に「〇〇っす」と付けるキャラクター。すっすすっす言っているだけなのに、めちゃくちゃ可愛らしいんです。
スス子ルートには特殊エンディングが用意されていて、スス子が【ぬきたし】の主題歌のアレンジバージョンを歌っています。後半は「す」だけで歌うというファン必聴の楽曲となっておりました。(ゲームをプレイして、作中で聞いたほうがテンションが上がると思いますよ)
て言うかそもそも「あいざわなちゅ」という名前の響きが可愛すぎません?
こんなん私には、天地がひっくり返っても思いつきませんわ。
藍沢夏癒さんの今後の商業作品での活躍にも期待しております。
ビッチなんかに絶対負けたりしないスタイリッシュ逃亡&バトルADV
2. 葵時緒
葵時緒(あおいときお) | |
フリー | |
2008年~ | 179本 |
Twitterをみるかぎり、結構お酒好きな印象の声優さん。
抜きゲーのなかでも黒いパッケージの作品に出ることが多いです。クリア後にスタッフコメントが見られる(聞ける)作品において「たまには相思相愛も良いよね~」とか言っていて吹きました。いや、どんだけ酷い目に合ってきたんだよと。
CLOCKUP作品の出演率が高く、【DEAD DAYS】の鮫肌キルルという、主人公にたいしてストーカー・盗撮・盗聴・監禁をしちゃう狂ったヤンデレキャラの演技が印象的でした。
かと思えば、【日向千尋は仕事が続かない】では、日向千尋という正統派の可愛らしいヒロインを演じていらっしゃる。演じ分けの妙を感じることができましたね。
近年では非抜きゲーのCVを担当することも増えてきました。今後の動向に目が離せません。
3. 蒼乃むすび
蒼乃むすび(あおのむすび) | |
2017年~ | 60本 |
愛称は「むっすん」。お絵かきが大好きな声優さんで、姉と二人暮らしをされているんだとか。少し地声は低めですが、さまざまなキャラ声を演じていて幅広い声域をされている方です。
NGがなく、抜きゲー非抜きゲー問わず出演されていて、近年もっとも勢いのある声優の1人。後に紹介する予定の小波すずさんと仲がいいです。
2019年末に【対魔忍RPG】の主役格「井河アサギ」の声優に抜擢されました。15年演じられたなかせひなさんの跡をつぐ形です。
【自爆カノジョ】では、落ち着いたテンションの蒼乃むすびさんと、ハイテンションの蒼乃むすびさんのどちらも楽しむことができます。
【現実が見えてきたので少女を愛するのを辞めました。】では、それまでのイメージとは違いロリキャラを担当されました。幼いながらも大人びた雰囲気のヒロインと、蒼乃むすびさんの心安らぐ声がマッチしていて魅力的でした。そもそも作品自体がぶっ飛んでいて面白いのでイチオシです。
【Role player:小粥姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE!】というコスプレセックスを題材とした抜きゲーでは、蒼乃むすびさんの様々な役柄を見ることができるのでオススメ。ヌルヌルと動くアニメーションが激エロです。
4. 青葉りんご
青葉りんご(あおばりんご) | |
ロックンバナナ ≫ ベストポジション | |
2005年~ | 337本 |
愛称は「りんごりん」。エロゲ声優だけじゃなく、歌手としても有名で、2022年9月現在エロゲの主題歌を70曲担当しています。
ラジオでは絶えずロリ声で喋りつづけ、ぶりっ子っぽく聞こえます。リスナーをイラっとさせることもしばしば。しかし歌うと、芯のある力強い声でカッコいい。
表の業界でも同名義で出演するナイス☆ガールです。本人いわく、エロでも歌でもアニメでも、意味があって描かれているものだから、そこに貴賤はないんだとか。
バラエティ番組『ありえへん∞世界』では、「キステク日本一」の声優として紹介されました。地上波で「チュパ音」を披露されたのです。ちなみに同番組で「エロカワ声優」として紹介されたのがたかはし智秋さん。際どい服でおっぱいを強調しまくっていて、エロゲ声優である青葉りんごさんよりもエロ推しだったのが笑えます。
青葉りんごさんは出演作が多いので、なんのキャラを紹介するのか難しいところですが、【ハピメア】の平坂景子はどうでしょうか?
青葉りんごさん特有のロリボイスとは少し違い、落ち着きのある低音ボイスをまじえた声です。キャラの性格とボイスが絶妙にマッチしていました。
5. 青山ゆかり
青山ゆかり(あおやまゆかり) | |
フリー | |
1999年~ | 441本 |
他の記事でも何回か語っているので、もう耳にタコができたかもしれませんが、青山ゆかりさんのツンデレキャラのボイスにやられちゃう人が続出し、「ゆかり教育」なる言葉が生まれました。ツンデレの女王だとかツンデレの神様だとか大仰に語る人も多かったです。【つよきす】の鉄乙女さんからツンデレキャラが増えました。
もちろんツンデレ以外にも、おバカなキャラや、クールなキャラなどさまざまな役柄を担当されています。
AXLの全作品(15タイトル)に出演されているので、青山ゆかりさんのファンがAXLファンであることも多いです。ファンならば他にも、ねこねこソフト・ソフトハウスキャラあたりも押さえておきたいですね。
【恋する乙女と守護の楯】の春日崎雪乃は、パッケージの真ん中に配置されているぐらいには重要かつ魅力的なヒロイン。
この作品は、女装主人公モノの有名作です。今では戯画からリメイクされているんで、そっちのほうがとっつきやすいかも。
【真剣で私に恋しなさい!】の川神一子みたいに、ツンデレではなくワンコ系ヒロインの声も非常にマッチしていて良いと思います。
【Aster】の柚月沙希は、主人公に好意をもっているんだけど、とある事情があって一歩引いているというどこか切なさを感じる良ヒロインでした。
当時、青山ゆかりさんに大ハマリして、満を持して【瀬里奈】をプレイして、寝取られルートで脳を破壊されてしまった北田くん元気かなぁ……。あなたは今どこで何をしていますか?
6. あかしゆき
あかしゆき | |
フリー | |
2003年~ | 195本 |
以前はサトウユキという名義でしたが、2013年に人気漫画『黒子のバスケ』の赤司征十郎と結婚したため赤司弓妃に改名されました。現在はひらがなにして「あかしゆき」と名乗ることが多いです。
思ったことをズバズバ言う性格なので、その発言が波紋をよんだこともあります。しかし、活動期間が長いのに現在でも出演本数が落ちていません。根強い人気がある声優さんです。
当初は大人しめの役が多かったものの、2007年に転機が訪れます。
キッカケは【姫騎士アンジェリカ 〜あなたって、本当に最低の屑だわ!〜】にアンジェリカ・ロートシルト役で出演したことです。
このキャラは、有名なセリフが沢山あるんですよ。
「むおおおおおぉぉぉ~ん!!」
「い、いぐぅうううううぅぅぅ!!」
その他にも 「びゅぅうううううん」「すごいぃ~ん☆」「にゃにゃ、にゃはぁ!?」「オマンコこわれりゅうううう!!」 などの人語をこえた喘ぎを、眉一つ動かさずにスラスラと情感をこめて披露されたのです。このイキ過ぎた演技には、業界もユーザーも震撼しました。
以降、その手の過激な喘ぎ声の役が増えたのです。
私は一時期、あかしゆきさんの声を聞くとマイサンの元気がなくなってしまうスランプ状態に陥っていました。【新生 ふたなりアイドル★でかたま系〜追加イベントてんこ盛り!射精の宴スペシャル〜】のみさくら語[*1]を聞いたせいです。しかし現在では無事に和解しています。
過激な喘ぎがない作品でも、いい演技をされる方だと思うんですよ。
イチオシなのが【学園退魔!ホーリー×モーリー】の御子柴伊織。可愛くてヤキモチ焼きの幼なじみヒロインです。
このゲームは、「悪魔に取り憑かれた人物」を探しだし、悪魔を退治して助けてあげるお話。
基本的には純愛和姦ゲーなのですが、選択肢を間違えると、ヒロインが陵辱されたり寝取られることがあります。スリリングな選択肢を楽しめるゲームです。
シナリオが面白いうえに、和姦も陵辱もエロいというハイブリッドな作品です。
【悪の女幹部フルムーンナイト】の十五夜まりあも大好きです。このゲームは、「悪党」である主人公が、自分を虐げてきた「悪の女幹部」たちに復讐をするお話。そのなかでも十五夜まりあちゃんは、序盤から主人公のことを信頼し、サポートしてくれる立場なんですよ。他のヒロインとは違う立ち位置にいるから、彼女の献身性や一途さが際立つワケです。
主人公の「小者っぷり&クズっぷり」が面白く、ヒロインたちとの掛け合いが楽しい。キャラ数がおおくて賑やかで、いろんなエンディングが用意されている神ゲーです。和姦・陵辱・ハーレム要素のある抜きゲーで、シナリオも面白い作品を求めている人にはドチャクソおすすめ。
7. 赤月ゆむ
赤月ゆむ(あかつきゆむ) | |
アトリエピーチ | |
2015年~ | 36本 |
身長140cmのかなり小柄な声優さん。Gカップ。ロリ巨乳体型じゃん。アトリエピーチ所属なので、顔出しで活動されています。電妄[*2]に出演されたときに、顔を真っ赤にされていたのでシャイな印象を受けました。
似たような名前で、YouTuberの赤月ゆにさんという方がいますが、全くの無関係なので混同しないようにしましょう。
【勇者を引退してよろず屋をオープンしたけど、なぜかアダルトグッズに人気が集中している件。 呪われワーウルフ・ヘレナ】というクソ長いタイトルの作品をプレイして、赤月ゆむさんに良い印象を受けました。
ヒロインのヘレナは、勇者=主人公に敗北した「魔王軍」の戦士です。まるで犬っころのようにガルルル言いながら牙をむいてくるんですよ。
でもけっきょく自爆して、エロい目にあって、「覚えてろよ~」と涙目で敗走するヘナチョコっぷり。
強気な態度とはウラハラに、赤月ゆむさんの声に優しさがあふれていて、絶妙な可愛さを発しているんです。例えるなら、ちっこいチワワがワンワン吠えていて何だか微笑ましい気分になるような感じ。
赤月ゆむさんのお声と、永山ゆうのんさんのイラストが絶妙にマッチした良ヒロインでした。
8. 明羽杏子
明羽杏子(あかばねきょうこ) | |
2016年~ | 34本 |
近年ではメインヒロインを務めることが多くなり、メキメキと頭角を現しだした若手声優。
【神様のような君へ】の朝倉霧香は、ぼっち系ヒロイン。うろたえて真っ赤になっちゃうところや、デレてからの甘えてくる姿が可愛い。
【アマカノ2】の黒姫結灯は、最初は主人公のことを拒絶するも、デレデレになったときの破壊力が凄まじい、原初のツンデレ。
担当ヒロインに当たりが多いんです。
昨年発売した【創作彼女の恋愛公式】では、彩瀬逢桜という特別なポジションを与えられたセンターヒロインを担当しました。
彼女は、主人公の幼なじみにして初恋相手。そして現在では、「小説家のライバル」として切磋琢磨しつつ、「友達として」助けてくれて、「幼なじみ」として近くにいてくれます。この特別な関係性というか距離感が、とにかく心地良い。
明羽杏子さんのハツラツとした伸びのいい声と合わさり、すごく印象に残ったヒロインです。
9. 秋野花
秋野花(あきのはな) | |
2010年~ | 248本 |
年下キャラやロリキャラを演じることが多めの声優さん。ゲームとプラモデルが趣味なんだとか。
演技力が高くて、声のレパートリーが広い。キャラによって「声の出しかた」と「声の高さ」と「喋るスピード」を絶妙に変えます。声優にあまり興味のない人や、聞き分けが苦手な人は、気づかないことが多いかもしれません。
まどそふとディレクターのもじゃすびいさんは、「かすかな息遣いや、少しの間を入れることで『行間』を表現するのが上手い」と絶賛されていました。
インレ代表の葉山こよーてさんは、「上手すぎて、普通のキャラで起用するのはもったいなく感じてしまい、クセのあるキャラをお願いしがち」だとおっしゃっていました。
【なないろリンカネーション】の滝川琴莉は、パッケージのセンターを陣取る茶髪の子。本作においてかなり重要な立ち位置のキャラとなっております。
この作品は「笑える」「泣ける」「ホラー」などの要素を求めている人におすすめ。
【景の海のアペイリア】のアペイリアは、秋野花ヒロインのなかでも人気が高いです。この子は人工知能なので、少し無機質な、抑揚を控えめにした喋り方をしています。
アペイリアは純粋さの塊です。「ラージャ」「ポジティブ」「ネガティブ」などの口癖と、人差し指で○×をつくる可愛らしい仕草が特徴的。
本作は、アペイリアを救うために奮闘する物語です。ハードSF作品としてめちゃくちゃ面白いので、秋野花さん目当てじゃないにしてもおすすめ。
【イブニクル】のキャスリンは、秋野花さんにしては珍しく、大人びている役柄のヒロインです。
ALICESOFTディレクターのよーいちろーさん曰く、キャスリンは秋野花さんがモデルになっているんだとか。なんでも「秋野花さんが趣味に没頭して楽しんでいる話」を聞いてインスピレーションが湧いたそうです。つまり秋野花ファンならプレイ必須の作品というワケですね。
ちなみにゲームの内容は、ハーレムを目指して旅をするRPG作品。ALICESOFTらしい丁寧なつくりで、なかなか面白かったです。
【アマナツ】の雨晴こがねは、マシンガントークを炸裂させる人懐っこい後輩ヒロインで、控えめにいって “最高” でした。
4作紹介しましたが、リンクしているサンプルボイスを聞かれましたか?
ヒロインによって、声の出し方が違っているのを分かっていただけたかと。
個人的には、【枯れない世界と終わる花】のレンちゃんあたりが、秋野花さんのロリボイスの基本形だと思っています。
抜きゲーを求めている人は、声が似ている姉妹声優の蒼依ハルさんが出演なさっている【こいのす☆イチャコライズ】なんかがおすすめ。
10. 安玖深音
安玖深音(あぐみおと) | |
フリー | |
2003年~ | 164本 |
けっこう誤植されることが多かったのですが、「安玖/深音」ではなく「安玖深/音」が正しい区切り方です。あだ名は「アグミオン」と呼ばれることが多いですね。
名前をローマ字にして並べかえると、表の声優さんの名前になるという都市伝説がありますが、それは気の所為ということで。
アグミオンといえば、やはり妹キャラのイメージが強いです(実妹義妹問わず)。
その中でも人気なのは、【夜明け前より瑠璃色な】の朝霧麻衣。
主人公の義理の妹で、お料理が得意で、吹奏楽部に所属。フルートのよく似合う可憐な少女です。
アグミオンのハツラツとした明るい声を聞いていると、自然とこちらも元気になるような気がします。
【天神乱漫 -LUCKY or UNLUCKY!?-】の千歳佐奈は、人気投票で一番をとるほどの人気っぷりでした。
のちにOPムービーの謎のポーズ「荒ぶる天神乱漫のポーズ」がフィギュア化されることになります。
世界広しといえど、こんなヘンテコなポーズのフィギュアは世界初でしょう。
余談ですが、後に紹介する成瀬未亜さんと仲がよく、2人で「コロボックルズ」なる非公式ユニットを結成しました。
私の記憶だと彼女らの身長は、アグミオンが148cm、成瀬未亜さんが150cmだったと思います。
11. あじ秋刀魚
あじ秋刀魚(あじさんま) | |
フリー | |
2008年~ | 178本 |
あじ秋刀魚さんの名前の由来は、寝る前にふと閃いたもので、とくに深い意味はないんだとか。愛称は「あじ子」です。
2008年に行われた「CV キャスト オーディション」にて、総勢254名のなかから【殻ノ少女】の朽木冬子役に選ばれ華々しいデビューを飾ります。
冬子は、一見すると大人びていてミステリアスな雰囲気なんですが、少年のような喋り口調で、透明感あふれる声をしていました。
殻ノ少女シリーズの知名度と相まって、非常に人気の高いキャラクターじゃないでしょうか。
その他にも、あじ子さんと言えば、戯画の「キスシリーズ」を思い浮かべる人は多いでしょう。
キスシリーズは、2022年9月現在14本でているのですが、
なんと……そのすべてにレギュラー出演しています。
そのなかでも【キスベル】の長津田夕美は、目立たないながらも、一部でカルト的な人気があるイメージです。
ゲーム自体はそこまで楽しめなかったけど、長津田夕美は可愛かったという声もあるほど。
あじ子さんの声は、うるさくないというか、耳に優しいというか、癒される系統の独特なお声をされています。
キスシリーズ9本のセット版である【キスイロ】には、なんと、歴代のあじ子ヒロインが集結した【あじキス】なる狂気の作品が収録されていました。
余談ですが、地上波でエロゲの話題になったときに、あじ秋刀魚さんの名前がでてきたことがあります。お笑い芸人に「声優界に さんまさん いるんだ」とツッコまれていて、思わず「ファーーーwww」と笑ってしまいました。
12. 東シヅ
東シヅ(あずましづ) | |
フリー | |
2020年~ | 34本 |
2013年ごろから活躍する八尋まみさんの後を継ぐように出てきた新進気鋭の声優。
2020年から年間10本以上の出演ペースを維持しています。
ペットの鳥をこよなく愛しているお方。好きなお菓子は「たべっ子どうぶつ」。
東シヅさんの作品では、【ドーナドーナ】のポルノが一番好きっすね。
「出しちゃ~う?」「これとか好きそ~」「なでなでしてー」「現場からは以上です」などなど、ダウナーで抑揚の少ないボイスが最強に頭にのこる。
ボソボソーっと喋っているほうが、東シヅさんの声のポテンシャルが発揮されるように思います。
本人は明るくてブッ飛んだキャラをやりたいみたいです。
元気な系統の声でいったら、【青春フラジャイル】の鳥羽せつながおすすめ。
ストーカーヒロインという属性が強すぎるんですよね。
誰が言ったか、「わからせたくなる声」というのが当てはまりそうな感じ。
13. 飴川紫乃
飴川紫乃(あめかわしの) | |
ansur | |
2017年~ | 68本 |
2017年にでてきて、その2年後には20本以上にも出演することになる、今ノリにノッている声優の1人。愛称は「飴ちゃん🍭」。
本と紅茶とパスタと入浴剤が好きなんだとか。
インパクトのあるハイトーンボイスをしています。声質がハッキリしていてワンパターンに聞こえるんですが、それこそが飴川さんの長所です。
サッカー選手で例えるなら、右サイドからのカットインというワンパターンなのに、毎回シュートを決めてしまう天才アリエン・ロッベン。
はい。すみません。伝わらないネタですみません。
飴川さんといえば、やはりその声質からロリキャラのイメージが強い人も多いでしょう。
大人気作【ぬきたし】に出てくる渡会ヒナミの「ロリじゃないですけど!」は、あまりにも印象がつよいです(公式サイトのサンプルボイスの02を参照)。
どう見てもロリですからね。
しかし私としては、ギャル属性のほうが親和性が高いんじゃないかと考えています。
見た目はギャルっぽいのに、ネガティブでオタク気質な【アイキス】の桜田杏。彼女は本作のなかでも人気が高いイメージ。
飴川さんの元気いっぱいな声もイイんですが、彼女のように気怠げなトーンの声もイイ感じ。
この作品以外でもギャル系ヒロインとして起用されていることが多く、私はそちらのほうが向いているんじゃないかと感じています。
余談ですが、昔行われたクラウドファンディングにて15万円のコースを支援すれば、飴川さんとお話することができました。再びそういう機会が訪れたときのために、今から15万円貯めておきましょう。
え? 高い? いやいやオタクくんなら出せるでしょ!
14. 綾音まこ
綾音まこ(あやねまこ) | |
81プロデュース ≫ アトミックモンキー ≫ アトリエピーチ ≫ フリー | |
2013年~ | 180本 |
兵庫県出身でB型、靴のサイズは23cm。身長152cmの小柄な声優さんです。
声優としての目標は、「困ったときは綾音まこを呼べば間違いない」と言われる役者になること。
その言葉どおり、わりと固定イメージがなく、幅広い役柄を演じていらっしゃいます。
歌手であるAyumi.さんは彼女のことを「綾音マッッッッコさん」と呼んでいるんですが、まるで卑語を音消し修正しているみたいな、その呼び方がすげぇ好き。
綾音まこさんは、わりと素だと早口な印象があり、たとえば「ありがとうございます」だったら「あざます」とわずか1秒ぐらいで言う感じっすね。
多分、はんなりとした京都人と彩音まこさんが会話をしたら、あまりにも噛み合わなくて、殴り合いの喧嘩になること請け合い。
さて、余談が過ぎましたが、彩音まこさんの役で好きなのが【オモカゲ】の一之瀬湊。
オモカゲは、ヒロインが強制発情状態になる「アヘ顔多め卑語マシマシ」の抜きゲーなんですが、ヒロインの湊は、幼なじみヒロインスキーとしては最高のキャラでした。
彼女のルートは、昔とくらべて距離ができていた幼なじみと、再び深い関係になるという流れが美しかったです。
シナリオがおもんないと言っているヤツは “ニセモノ” 。オモカゲの湊ルートを褒めているやつは “ホンモノ” 。
【眠れぬ羊と孤独な狼】のダルマ女も良いキャラしていますね。
たぶん外伝のほうだと思いますが、ダルマ女さんが狂喜乱舞して奇声をあげながら銃を乱射していて、彩音まこさん楽しそうだなぁと思いました。
15. 歩サラ
歩サラ(あゆみさら) | |
フリー | |
2013年~ | 152本 |
一度は美容師の資格をとるも、やらずに後悔するよりはと、声優の世界に飛びこんだんだとか。
デビュー時に見ていたドラマ『CHUCK』のヒロイン「サラ・ウォーカー」の「ウォーカー」の部分を「歩」に置きかえたのが名前の由来。
しかし、名前を読み間違える人が多かったからか、「ポサラ」というあだ名が定着することに……。
噂程度ですが、歩幅が小さく、よちよちとペンギンのように歩いている姿が目撃されたとかなんとか。
なので私は、ペンギン歩きのことを「サラ・ウォーク」と呼んでいます。
………………
…………
……
さて、そんなポサラさんですが、落ち着きのあるお上品な声質をしているからか、お嬢さまヒロインのイメージがつよいです。
たとえば【初恋*シンドローム】のルナライト・ベイカー。
優しそうな声色で、どこか気品を感じさせてくれます。
ポサラさんは様々な役柄に挑戦されています。
たとえば【オトメ*ドメイン】の飛鳥湊。
スカートを捲られているほうが湊キュンなんですが、非常に可愛らしいですよね。
……だが男だ。
女装主人公モノの作品なのです。
元気いっぱいなキャラでいったら、【きまぐれテンプテーション】のアンネリーゼ。
声質は同じでも、喋り方を変えるだけで印象が変わりますね。
あとは別の世界線にて、どすこいなギャグキャラをやったり、寝取られちゃうお嬢さまをやったりもしているのですが、そちらはご自身で探してみてください。
16. 有栖川みや美
有栖川みや美(ありすがわみやび) | |
2007年~ | 218本 |
デビュー時から、わりとメインのヒロインを担当することがおおく、一気に注目をあつめた印象があります。はじめて出演の連絡をうけたのが「有栖川駅」だったので名前に「有栖川」とつけた模様。愛称は「みやびん」。
2016年末から、体調不良により何作か立てつづけに降板したものの、その後に声優業をつづける意向をしめされました。
テンションが高い役柄がおおいです。本人もラジオなどでハイテンションっぷりを見せてくれます。
ωstarの抜きゲー【彼女×彼女×彼女 】では織節秋奈という、何かと主人公の世話をやきたがる、ちょっぴりヤキモチ焼きなヒロインが可愛かったです。
有栖川みや美さんの凄さを知りたいのなら、【ChuSinGura46+1】のご城代こと大石内蔵助は外せません。
キリッとしているときは通常の等身なんですが、ふだんはデフォルメの4等身ぐらいになっています。『天上天下』の棗真夜のような存在。
この演じ分けが凄まじい。
サンプルボイスの前半2つと、後半2つを聴き比べてみてください。
余談ですが、みやびんは、チュパ音を鳴らすときに指をつかうのですが、よく齧ってしまい、絆創膏を手放せなかったというのは業界でも有名な話。
17. 杏子御津
杏子御津(あんずみつ) | |
フリー | |
2008年~ | 88本 |
名前からして糖分高めなんですが、甘~いロリボイスが特徴的な声優。
代表作といえば【星空のメモリア】のメア=S=エフェメラルが第一に思い浮かびます。
クールぶっているけどホントは泣き虫な自称「死神」。
「……バカバカ」「今日のあなたはバカバカね」「今日のあなたはバカバカだから」「今夜のあなたもバカバカね」「今日のあなたはダメダメね」「今日のあなたはパカパカね」「今夜のあなたはバカバカバカだったわ」などなど、シリーズをとおして誇張抜きで100回以上は「バカバカ」と言っているんじゃないかと思われるぐらい、この言い回しが印象的でした。
ここ数年の作品で言ったら、【タマユラミライ】の小伯白なんかは、いいキャラしていたかと。
先ほど紹介したメアとはちがい元気系のキャラです。カラダは小さいけれどお姉さんぶってくる子。
「〇〇べさ!」などと方言っぽい口調が特徴的。
【恋嵐スピリッチュ】のサブヒロインエリーゼも、杏子御津ファンなら押さえておいたほうがいいでしょう。
杏子御津さんの早漏煽りソングを聞くことができますから。笑
紹介したキャラが全員銀髪なところをみると、銀髪と相性のいい声質なのかもしれません。
銀髪といえば、某フェイトなんちゃらという作品群にもよく似た声の人がでているが別人です。完全に別人です。
あんまり余計なことを言っていると天に召されます。やっちゃえバーサーカー!
18. 伊ヶ崎綾香
伊ヶ崎綾香(いがさきあやか) | |
シロクマの嫁 | |
2014年~ | 34本 |
声優として活動するだけでなく、経営者として個人サークル「シロクマの嫁」「ブラックマの嫁」や、商業エロゲメーカー「しろくまだんご」を運営。広報や営業などの仕事から、作品の制作に関わることまで、ありとあらゆる業務をこなす人。
主に音声作品がメイン。音響マニアックであり、音にたいするコダワリがつよい。
私としては、たまにラジオ等に出演したときの「ドッピュン♪」という発言があまりにもエロ可愛らしくて好きです。
【癒しの女神の実験台】にて、ディレクション業のみならず、ご自身も黒崎幸枝役として参加されています。
全編バイノーラル録音されている作品なんでヘッドホン必須。さすがにこの記事を読んでいる人でボイスを聞き飛ばす人はいないと思いますが、音声をバイノーラルで聞きたい人におすすめの作品です。
とうぜん外部からの仕事も請け負っていて、【リアルエロゲシチュエーション!2】の時任りの役などで活躍されています。
19. 一色ヒカル
一色ヒカル(いっしきひかる) | |
1997年~ | 577本 |
かつて「エロゲー声優四天王」の一角に数えられることの多かったレジェンド声優のうちの1人。
愛称は「ピカリン」。本人は「ヒカルお姉さま」と呼ばれたがっています。
2004年~2007年の間は、年間60本以上出演されていて、とくに2005年には年に76本の出演が確認されています。今の規模からしたら、バケモンみたいな勢いだったことが分かっていただけるかと。現役で活躍中で、今年も(2022年9月現在)5本の出演をされています。
実家が寿司屋らしく、試しにカレーに酢をかけてみたら不味かったというエピソードを各所で話していました。
それ以上に私の記憶にのこっているのは、ピカリンが音声収録時、「カリ太チンポ」というセリフを「かりたチンポ」と読んでしまい、「すみません、かりぶとチンポでお願いします」って言われたエピソードです。これを聞いたときは笑いました。
あとは「実妹は『二色テカル』として近々声優デビュー予定」とブログで発表されたのですが、結局はエイプリルフールネタだったことを覚えています。
一色ヒカルさんといえば、包容力のあるお姉さん・お母さんなど年上キャラのイメージが強いです。
酔いどれお姉さんを担当することも多かったからか、「酔いどれ声優」と言われることもありました。
妹ヒロイン全盛時代に【Crescendoフルボイス版】や【ナースにおまかせ】などの姉キャラで、インパクトを残したのが絶大な人気を博した一因でしょうか。
人気が高かったヒロインの例をあげると、アリスソフトの【妻しぼり】の葵咲良。
包容力マックスの妖艶な人妻ヒロインです。
本人は「苦手」だとか「演じると命を削られる」とか言っているロリキャラですが、【3days】の藤見たまきのように、人気があり、声が素晴らしくマッチしているキャラも多いです。
トロい性格のドジっ子なんですが、主人公に好意をもち、いつも側にいようとするのが可愛い。
一色ヒカル嬢の普段とちがった一面がみえる意欲作【ANGEL BULLET】のセーラ・V・ウインタース。
公式ジャンル名は「土下座調教西部劇AVG」。主人公である変態ドM牧師と、純情ヒロインとの掛け合いが特徴。
主人公が無茶なプレイを要求した場合、「あーもう、うるさいうるさいっ! あんたの言ってる事なんて『うんこ』にしか聞こえないわよ!」とキレながらプイッとそっぽを向いてしまいます。その後も説得を続けようとすると「だから『うんこ』にしか聞こえないってば! うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこう……(以下略)」と叫びはじめます。主人公はヒロインがキレればキレるほど興奮していくので、エンドレスに2人がぶつかり合うのは面白かったですね。
一色ヒカルさんがこのようなキャラを演じるのが珍しかったこともあり、非常にインパクトのある作品だったかと。
20. 井村屋ほのか
井村屋ほのか(いむらやほのか) | |
2001年~ | 97本 |
ほめらじ[*3]PPに出演されたときの「Sですか? Mですか?」の質問によって「M村屋ほのか」という愛称がつけられました。
井村屋ほのかさんといえば、無口、大人しい、年下キャラのイメージがつよいです。
が、本人の性格はいたって真面目で、真面目なキャラこそ彼女の魅力が発揮されるんじゃないかと思うのです。
たとえば【BALDR SKY】に登場する桐島レイン。
彼女は主人公の部下であり、かけがえのないパートナーでもあります。
記憶喪失である主人公のことを常に気遣い、支え、導いてくれます。時には彼のことを思い、叱咤激励することも。穏やかな口調ながらも気が強いんですが、その根底には優しさがある。主人公のためなら命を投げだす覚悟すらあるのです。
バルドスカイのストーリー上の正ヒロインよりも、つねに活躍しつづける彼女こそがまさに真のヒロイン。
アクションゲームが好きな人や、井村屋ほのかさんが好きな人なら外せない作品ですね。
真面目なキャラといえば、【遥かに仰ぎ、麗しの】の仁礼栖香も有名です。
彼女は、とにかく真面目で几帳面な性格。礼儀正しくて、自分にも他人に厳しい。視野がせまくて意固地になりやすい一面もあります。
特に有名なのが、主人公に拒絶されたと勘違いした栖香ちゃんが、どうすれば状況を打開できるのかと悩んだすえに小説を参考にするシーン。
参考にした小説はなんと……ポルノ小説。
その結果、彼女の言い放った一言が「尻穴奴隷にして下さい」。
あまりの斜め上の発言に、理解の追いつかなかった主人公が返した言葉は「ええと……シリアナード・レイって何?」。
このシーンがあまりにも有名で、本作をプレイしたことがない人でも知っている人は多いでしょう。
本作のエッチシーン20枠のうちの8枠が栖香ちゃんという、笑っちゃうぐらいに配分のおかしいエロ担当でした。
ですが私は、エロさうんぬん関係なしに、彼女のことが本作で一番のお気に入りです。
健気さや一途さが暴走してしまうところが、とにかく可愛かったのですから。
井村屋ほのかさんの真面目系以外では、ツンデレヒロインやメンヘラヒロインなど、紹介したいヒロインもいるんですが、サンプル音声が公開されていないので、ここまでにしておきます。
21. 卯衣
卯衣(うい) | |
2009年~ | 91本 |
卯衣さんは、声優だけでなくアーティストとしても活躍しています。アルトサックスが吹けるんだとか。
表の世界にて抑揚のすくない……つまり棒読みキャラの棒読みっぷりのうまさを評価されて「うまい棒」とか言われていたのは笑いました。
これは決して馬鹿にしているワケではないんダナ。彼女の魅力はなによりもその声質にあると思うんダヨ。独特のイントネーションにハマる人も続出なんダゾ。
ということで、これこそ彼女に適役だと思った、近年でも一番の人気キャラは【絆きらめく恋いろは】の朱雀院椿。
刀をつかって戦う作品である本作において、作中でも最強格の剣士なんですが、その実、心優しいお姉さんキャラ。
彼女の個別ルートは、他のルートとくらべて群を抜いて面白かったです。
人気が高かったせいか、椿お姉ちゃんをメインにすえたファンディスクがでたり、彼女単独のイチャラブストーリーが発売されたり、無限に擦られつづけていました。
卯衣さんのファンなら、押さえておきたい一作ですね。
私のイメージする、卯衣さんの演技とはズレているんですが、【月に寄りそう乙女の作法】の桜小路ルナも紹介しないワケにはいかないレヴェルの人気キャラです。
ルナ様は、主人公が仕えることになるお嬢さま。常に冷静で、感情表現に乏しいですが、尊大な口調をしています。ただ威張り散らしているだけではなく、自分に非があれば謝るし、然るべき相手には敬意を払います。
浮世離れをした雰囲気に、透き通るような白い肌。Sっ気はあるのだが、たまに茶目っ気をみせたり、言動一つ一つに「優しさ」を感じられたり、その魅力は留まるところを知らない。
「Getchu.com 美少女ゲーム大賞」において、2012年~2014年の3年連続で「キャラクター部門1位」に選ばれる人気っぷりでした。
2014年に至っては、ゲーム本編に登場したわけではなく、「初回特典」に登場しただけです。さすがにオカシイだろと思わなくもないですが、この人気っぷりは凄いですね。
22. 榎津まお
榎津まお(えのきづまお) | |
フリー | |
2000年~ | 387本 |
ちょっぴりハスキーな声で、ロリ的な声の高さなんですが、演技力があるので榎津まおさんと気付きづらいこともしばしば。
榎津まおさんの代表作といえば、やはり【CROSS†CHANNEL】の山辺美希。
声が可愛いうえに、ノリがよくて主人公との掛け合いが楽しい。そして見た目も、魔法使いのでてくる世界的ベストセラーファンタジー小説のヒロインをモデルにしていて、ゆるやかなウェーブのかかった髪の毛が可愛い。
いずれは公開する予定だった、「私の好きなキャラ」の記事にて1位を飾ることになるかもしれないキャラですね。
それだけ好きってことです。
榎津まおさんのセリフは、リズム感がいいというか、テンポがいいというか、韻を踏んでいる感じがするんですよ。
美希「にゃんにきにゃかにゃか♪ にゃんにきにゃかにゃか♪」
近年では抜きゲーにでることが多い榎津まおさん。Mielの抜きゲーでは『チンポ乞い三三七拍子』を披露されていて、けっして衰えることのないリズム感のよさに感服し、涙を流しました。
【女理事長御堂貴音~撃チン・学生のデカマラにBBA穴を堕されて孕ませオナホ化~】の感想
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演技力の高さでいえば、最近だと【聖奴隷学園2】の光毬&小毬でしょうか。
生意気な双子ちゃんなんですが、2人とも榎津まおさんの担当です。
同じ声質で喋っているはずなのに、違和感なく2人が会話しているように聞こえるのが凄い。
今もなお、最前線で活躍されつづけている榎津まおさんのことを応援しております。
23. 桜川未央
桜川未央(おうかわみお) | |
2002年~ | 473本 |
桜川未央さんの名字の読みは「おうかわ」です。「さくらがわ」ではありません。ぱれっとから発売されたエロゲ【さくらシュトラッセ】のラジオに出演したさいに、風音さんに「さくらがわシュトラッセ」というあだ名をつけられたのは悲しいお話。
その後も「エロ川未央」などなど、たくさんの燦々たるあだ名をつけられることになるのですが、「みおみお」と呼ぶのが無難だと思います。
代表作はなんでしょうかね。【あまつみそらに!】の一ツ橋神奈ですかね。
神様で幼なじみという不思議な設定というか関係性のヒロインです。ハキハキと喋るタイプですね。
私としては【君と目覚める幾つかの方法】の京橋みことのような、ゆる~い感じの喋り方こそ、桜川未央さんの魅力がでているような気がします。
24. 小倉結衣
小倉結衣(おぐらゆい) | |
アトリエピーチ ≫ フリー | |
2003年~ | 339本 |
表の声優業界にも小倉唯さんという方がいますが、別人です。混同しないようにしましょう。
小倉結衣さんのあだ名は、大野まりなさんが名付けた「おぐおぐ」が一番主流じゃないでしょうか。
顔出しで番組やイベントにも出るんですが、とにかく明るくて、いつも楽しそうに笑っていらっしゃるイメージがあります。
印象にのこっているエピソードは、solfa15周年記念ライブでのトーク。小倉結衣さんが「黒幕キャラをやりたい」ってアピールしまくっていたら黒幕キャラが増えて、とある月の収録が全部黒幕キャラになったんだとか。アピールって大事なんすね。笑
そんな小倉結衣さんですが、代表作は、誰がなんと言おうが【アマツツミ】の水無月ほたるですよ。
公式サイトのサンプルボイスがFlash製で聞けなくなってしまったんで、体験版をインストールして録画しました。
なんつーか、正ヒロインの風格をしているでしょ!?
小倉結衣さん本人も、忘れられないヒロインとして「ほたるん」を挙げていて、思い出をブログに書き綴っていました。
主役格といえば【アルテミスブルー】の田島ハル。彼女は「主人公兼ヒロイン」という立ち位置です。
大空に憧れる新米パイロット。真っ直ぐでガッツのある頑張り屋でした。
おぐおぐの、一風変わった演技がみたいなら【時間封鎖】の神野麻耶佳というキャラがおすすめ。主人公にたいしてガチで殺意をもっていて、叫びながら襲ってくるシーンには笑ってしまいました。
【時間封鎖】の感想
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辱ゲーですが、シナリオも魅力的な作品です。
25. 海原エレナ
海原エレナ(かいばらえれな) | |
1998年~ | 390本 |
正統派ヒロインから年下、年上、異性、動物などなど幅広い演技をこなしているため「エレナ神」と呼ぶ人もいたレジェンド声優。
名前の由来は、漫画の「美味しんぼ」と「竜の眠る星」の登場人物からそれぞれ名字(海原雄山)と名前(エレナ)をとったもの。
海原エレナさんのキャラで人気が高いのは、【つよきす】の「椰子なごみ」でしょうか。リンクした公式サイトの同ページにいる「楊豆花」というキャラも海原さんです。演技の違いを聴き比べてみてください。
初登場のときは、一匹狼って感じで、ナンパしてきたモブ男にたいする「消えろ……潰すぞ」が第一声だったと記憶しています。
そのときは「えぇ……!?」ってなりました。
しかしこの子は、外と内の線引がすさまじく、その内側に入ったときのデレがとんでもない。
拒絶するときの突き刺すような冷たい声から、甘く柔らかく温かみのある声えと変貌していくサマが素晴らしい。
そんな彼女のギャップに撃沈した紳士は多いんじゃないでしょうか。
なごみんは少し低めの声でしたが、高めの声で明るいキャラなのは【夜明け前より瑠璃色な】の「鷹見沢菜月」。
主人公の家の隣に住む、幼なじみヒロインです。
中間ぐらいの高さだと、【装甲悪鬼村正】の「綾弥一条」ですね。
公式サイトがFlash製で見られないので、動画でサンプルボイスをご視聴ください。
彼女は、なんつーか、凄まじいまでの正義マン。己の正義感と、主人公の価値観とがバチバチにぶつかりあっていた印象があります。
彼女はエロゲ史上初、自分の内臓で主人公を攻撃したため、グロインとか呼ばれていたような記憶があります。
26. 風音
風音(かざね) | |
2002年~ | 385本 |
全盛期には年間50本以上でていたのですが、ここ数年も年間10本以上でているので、もはやエロゲ声優界の顔ともいえる有名声優さんです。
インターネットラジオ番組「ほめられてのびるらじお」のパーソナリティ。番組でのSっぷりから、「風音様」と「様」を付けて呼ばれることが多くなり、次第に番組リスナー以外でも「様」を付けている人を見かけるようになりました。どこのメーカーの何の作品かは忘れましたが、Twitterで新作のキャスト公開されたとき、風音さんだけ「様」表記になっていたことを覚えています。
「ほめられてのびるらじお」での逸話は沢山あります。風音さんは、前もって台本を読むことがないためか、噛みまくるのが恒例。エンディング告知ではじめて噛まずに言えたのが第71回の放送時でした。
代表作は、アリスソフトから発売された有名な抜きゲー【超昂閃忍ハルカ】の鷹守ハルカ。
普段は温和で優しいのですが、戦闘時には凛々しい姿を見せてくれます。
エッチシーンでは和姦から凌辱まで、あらゆるパターンの風音ボイスが楽しめますのでおすすめです。
アニメ化するほどの人気&知名度をほこる「恋姫シリーズ」の孫権も代表作ですね。
いつぞやの人気投票では1位を獲得しておりました。
下の画像は、【真・恋姫†夢想-革命- 孫呉の血脈】の孫権。
すごく真面目で気難しい性格なのですが、心を許した相手にたいする甘えた姿が可愛らしい。
物語が進むにつれて、主人公とともに成長していく姿が描かれていて、その立ち位置も相まって、非常に人気の高いキャラクターです。
もちろん風音さんのボイスも素晴らしい。戦場に立って声をはりあげるカッコいい姿と、甘えるときの優しい声とのギャップが凄いんです。
余談ですが風音さんは、ヘリウムガスを吸うと声が北都南さんっぽくなるという逸話があります。
27. 風花ましろ
風花ましろ(かざはなましろ) | |
アトリエピーチ ≫ Honey Rush | |
2014年~ | 146本 |
一度、会社員として就職するも、自分のやりたかったことは何だろうかと考えて、声優業界に飛びこんだんだとか。
デビュー翌年以降は、毎年10本以上の出演ペースを維持されていて凄いです。
ちょっぴりハスキーな系統の声で、ハキハキと喋っているのに、なぜか嗜虐心をそそる弱々しさを感じるのが不思議。
ということで、風花ましろさんのお声は、ひどい目にあっちゃう役でこそ輝くような気がします。笑
たとえば【夏とプールとイソギンチャク 〜わたし巨乳にされちゃった?〜】の須崎愛梨。
こちらはOPムービーです。「夏イソでいこう~♪」ってめちゃくちゃ頭にのこるんすよね。地味に好きな曲です。
どういう作品かというと、イソギンチャクとのひと夏のラブストーリー……かと思いきや、ガッツリとひどい目に遭っちゃいます。
しかし愛梨ちゃんは、ノーテンキな感じなので痛々しくない。むしろノリノリで楽しそうなんです。
悲惨なのか幸福なのかよくわからんくて脳がバグります。
人智を超えているというか、エッジが効きまくった結末をぜひともご覧いただきたいですね。
もし気に食わない展開だとしても、責任は取りませんけどね。
裸足少女の作品でも活躍されているイメージがあります。たとえば【新妻こよみ】の今里こよみ役です。
清楚でお淑やかな印象のお嬢さん。ヤキモチ焼きな一面がありベリーキュートです。
28. 奏雨
奏雨(かなう) | |
2008年~ | 162本 |
名前の由来は「叶う」という言葉に、キレイな漢字を当てはめたもの。
ダジャレが好きみたいで、ダジャレを募集してそれを読み上げ、ただひたすら笑う放送をされていました。すげぇ笑いの沸点が低いというか、楽しそうでいいな~と思いましたね。
そんな奏雨さんの代表作は【初情スプリンクル】の冥堂羽月。
メインヒロインである羽月を中心に物語が進行していく作品です。
彼女は、自信家でプライドが高いんですが、天然でどこか抜けている部分もある。しかし付き合うと、甘えん坊のツンデレになるというキャラクター性。
けっこう属性がおおい感じっすね。傲慢ポンコツ系ツンデレチョロインです。
彼女を気に入るかどうかが、本作を気に入るかどうかに繋がる重要なキャラでしょう。
私的に奏雨さんのヒロインで外せないのが【彼女と俺と恋人と。】の美萩野綾乃です。
主人公の世話をやいてくれる、家事万能で良妻賢母なヒロイン。
この作品は3Pゲーなんすよ。
共通ルートで結ばれるこの子が、本作の起点となって物語がつづきます。
ハーレムスキーにはおすすめの作品っす。
あとは【水蓮と紫苑】の若弥紫苑も好きですね。
ツンデレヒロインだということは覚えているんですが、
ストーリー内容はまったくというほど思い出せない。
この作品は抜きゲーであって、シナリオはおまけのようなもの。原画家の唯々月たすくさんの素晴らしいイラストと、ヒロインたちとのイチャラブセックスシーンが魅力なのです。
私の感想記事を見返すと、めちゃくちゃ絶賛していますね。良い印象がのこっているヒロインです。
29. 夏和小
夏和小(かなこ) | |
2016年~ | 30本 |
2016年に彗星のごとく現れた実力派の若手声優。
けっこう最初は「夏和小」という名前を読めなかった人もいるみたいです。「なつわしょう」じゃないですからね。
/ そんな名前の人は知らない! \
「夏和小」と書いて「かなこ」と読みます。当然私のPCでは単語登録してあるので変換したら出てくるようになっています。
あどけなさを感じさせる可憐な少女の役がおおく、異常なほどセンターヒロイン率が高いです。
代表作に誰を挙げればいいんだよ!
と叫びたくなるほどです……。
筆者は、夏和小さんを認知してから、出演作は全部予約買いしています。
風のうわさ程度ですが、高校時代に放送部にはいっていて、朗読で全国大会に出場したんだとか。
そんな夏和小さんですが、最近だと【AMBITIOUS MISSION】の有瀬かぐやが良かったですね。
私のなかでの夏和小さんのオーソドックスな声域のキャラです。
皆のハートとため息を盗む怪盗なんですが、私のハートも盗まれました。
発売前から目をつけていて、特典狙い撃ちをしたのですが、ドンピシャで予想がアタリましたね。
まず顔が良いですし、声も可愛い。
性格はツンデレちっくで、デレてからの甘えるシーンの破壊力が高かったです。
ニヘラ~って感じの気の抜けた笑い顔が、めちゃくちゃツボでした。
代表作として挙げる人が多いであろうキャラは【喫茶ステラと死神の蝶】の四季ナツメでしょうか。
夏和小さんヒロインのなかでは、中低音をまじえた声をしています。
大学では異性からの絶大な人気をほこり、告白をされるもすべて断り「孤高の撃墜王」だとか言われています。
四季ナツメを気に入っているユーザーもおおいことから、撃墜王の名は伊達じゃないことがわかりますね。
クールで冷たい印象なんですが、話してみると意外とノリがいい。デレたときの破壊力が抜群。そしてエロい。
夏和小さんは、エッチシーンでの演技も、そりゃあ素晴らしいんですよ。
このキャラも紹介せずにはいられない。【アオナツライン】の椎野ことね。
最初は主人公らに心を閉ざしていて、刺々しい態度をとっているのですが、心を開いてからは、素直になったり、小悪魔な一面が顔をのぞかせる後輩ヒロイン。
彼女は「自分が可愛いことを自覚した発言や行動」がみられるんですよ。なかでも、主人公の手のうえに自分の顔をポンと乗っけてきたCGが可愛らしかったですね。
最後に紹介するのは【さくら、もゆ。】のクロ。
主人公にとっての家族であり相棒。人見知りなケモミミロリっ子。
感動的なストーリー展開と相まって、よりキャラクターの魅力がブーストされている感じでしょうか。
深く愛されているキャラなんすよね。当サイトで「好きなキャラクター」のアンケートをした結果、どれだけ愛されているキャラなのかが顕著になりました。
30. 金田まひる
金田まひる(かねだまひる) | |
2000年~ | 479本 |
「キンタって言うな!!」
名前の読みは「かねだまひる」なんですが、がちゅみり[*4]にゲスト出演されたとき、「きんたまひる」さんですってわざと紹介されて、「キンタって言うな!!」とツッコム流れがありました。その後も「きんた」と呼ばれるんですが、そのうちツッコムことをしなくなりましたね。事務所の社長にすら「きんた」と呼ばれるようになったそうです。本人は「まひる朕」と呼ばれたがっているので、そのように呼ぶのが吉でしょう。
強気で勝ち気なタイプのキャラを非常に得意としています。有り体にいうとウザいタイプのヒロインがハマり役です。やかましい演技において金田まひるさんの右に出る役者はいません。
そんな彼女の声質やキャラクター性を体現したといえるのが、【つよきす】に出てくる「カニ」こと「蟹沢きぬ」。
すっげぇ口の悪いボクっ娘。
とにかく負けず嫌い。ちっちゃくて可愛らしい見た目なんですが気が強いのです。「印象に残った立ち絵を紹介!」という記事で紹介しましたが、“中指を立てた” 立ち絵が印象的でした。
しょっちゅう周りの人を “おちょくる” のですが、反撃で頬をつねられると涙が滲みます。
が、絶対に負けを認めません。
カニ「な、泣いてない、泣いてないもんね!」
ディスっているように聞こえるかもしれませんが、本作において一番好きなキャラだったりします。
付き合ったあとにバカップル化するところだったり、他のヒロインと仲良くしているとヤキモチを焼くというころだったりが可愛い。
普段とのギャップが半端ないのです。
金田まひるさんのエピソードでよく覚えているのが、ラジオにて目標を聞かれて、「エンドロールまで気付かれない声優になりたい」とおっしゃっていたこと。その後にだんだんと、演技力と演じ分けの妙をみせてくれます。
金田まひるさんらしからぬ演技を聞くたびに、彼女にたいする尊敬の念がわいてきて、あのときの言葉を思い出します。
余談ですが、金田まひるさんは一時期スライムにハマりまくっていて、冷蔵庫のなかはスライムで埋め尽くされていたんだとか。自作したスライムを仕事仲間にくばっていたようです。
編集後記
執筆秘話
ということで、是非とも苦労話を聞いてください。
今回は、今まで書いた記事で、いちばん時間が掛かった&辛かったです。
まず最初に、紹介したいエロゲ声優の候補を挙げていったんですが……
150名ぐらいになりました。
やばい、これじゃあ絶対見てもらえない。50名ぐらいに絞らないと……。
いや無理だ! 絞れない! せめて100名以下にするか……。
と、何度も何度も人数を調整したすえに90名紹介することにしました。
いざ書き始めたんですが、10名書き終わったところで、3連休がつぶれたうえに、文字数が1万文字を超えていました。
終わった。マジで終わった。心がポッキリと折れる音が聞こえたんですよ。
だってさぁ、1人につき3キャラぐらい紹介するなかで、なるべく作品が被らないようにしようとか、作品知名度やキャラ人気を考慮しようだとか、声の系統が違うキャラを揃えようだとか、自分の好きなマイナーキャラも入れようだとか、古い作品はサンプルボイスが聞けないので選べなかったりだとか、アレコレ考慮してしまい、
1人を紹介するだけで数時間掛かってしまうという体たらく。
仕方ないので、記事を3つに分けることにしました。
何ヵ月ものスパンをあけて、ようやく書き切ることができたのです。
何日も休日がつぶれてしまい、あまりにも割に合わないので、反響次第じゃPart1で打ち切らせていただきます。
もし続くようなら、Part2以降では楽しい「編集後記」を書きたいと思います。
愚痴に付き合っていただき、ありがとうございました。
もしあなたが、本記事を少しでも楽しんでいただけたのなら嬉しいです。
杏花とは美少女ゲーム声優である。 通称 杏のうた
紹介できなかった美少女ゲーム声優はたくさんいます。そのなかでも、杏花(あんずはな)さんを PICK UP させていただきたい。
杏花さんご本人が『杏花とは美少女ゲーム声優である。 通称 杏のうた』という歌をニコニコ動画にアップされています。
美少女ゲーム声優としての苦労や悲哀、そして愛が感じられる歌です。
歌詞のなかでも特に好きなのが「起用されない The Animation 最悪」という部分。
The Animation とは、エロゲがエロアニメ化されたときにタイトルに付きがちなやつである。
つまり「キャストを変更すんじゃねぇ!」という魂の叫びでしょう。
エロゲーマー古城は、杏花さんを応援しています。
それでは~。
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