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ドアを開けたら伝説の美女が待ち構えていた!?
クレオパトラがやってきた!? 〜現代に降臨した古代女王と濡れ透け性生活〜(ATELIER G/H) | |
ジャンル ―― 歴史美女と好き放題できちゃうアドベンチャー | |
発売日 ―― 2016年12月16日 | |
パッケージ版価格 ―― 2,450円(税抜) ダウンロード版価格 ―― 1,950円(税抜) | |
評価
評価 | おすすめ度 |
★★☆☆☆ | |
満足度 | |
作品の紹介
今では「異世界転生モノ」は人気ジャンルの1つです。
良作から駄作まで、さまざまな作品が跋扈しています。
異世界転生モノは数あれど、よもや「クレオパトラ7世」が現代日本に転生してきて、エッチな主従関係になるというストーリー展開をつくるのはエロゲだけ。笑
ということで【クレオパトラがやってきた!? 〜現代に降臨した古代女王と濡れ透け性生活〜】を紹介したいと思います。
私が所持しているのはパッケージ版です。
攻略情報など
プレイ時間
私の全ルートクリアまでのプレイ時間は2時間半ぐらいでした。最初のエッチシーンまでは3秒です。
攻略
とくに攻略のたのしさはないので、攻略サイトを利用するのもありです。
システム
バックログ画面からのシーンジャンプ機能なし。
どんな人向け?
- オイルまみれの体に興奮する人
- 和姦も調教もどちらも見たい人
- 高飛車な性格のヒロインが好きな人
感想
キャラクターについて
クレオパトラ7世 CV:計名さや香
世界三大美女のうちの1人だといわれている「クレオパトラ7世」を名乗る少女が本作のヒロインです。
エッチシーンについて
卑語あり。ピー音なし。アナルモザイクあり。
エッチシーン数は全部で25枠です。基本CGは20枚なので、何シーンか使いまわしがございます。
特徴
特筆すべきところは、
ほぼ全てのエッチシーンでオイルまみれ
だということ。
オイルでテラテラと輝く体に興奮する人にはおすすめのエロゲです。
卑語に関して
プレイ開始して最初のエッチシーンで、ペニスのことを「ファルス」とか呼んでいて、まじでイライラしてモニターを破壊しそうになりました。
どうやらオシリス神への崇拝としてそう呼ぶのだと。
なんだよファルスって。まじワロス。
しかし、ほどなくして現代日本のペニスの呼称をおぼえて、普通の卑語をつかうようになります。そこらへんは安心してください。
特徴
クレオパトラに関する逸話を元にしている
一応ですが、おおまかなストーリーの流れは、クレオパトラの伝承に関係していますし、エッチシーンにおいても「世界で初めてフェラチオをした女性」という言い伝えとか、そういうのを意識したシーンがちらほらありました。
その点に関しては好印象。
ただ単にクレオパトラの名称を借りただけの作品にならないようにしたのでしょう。
ただこのクレオパトラ、けっこう高飛車な性格で私としては好みに合いませんでした。
「ほほほ」という笑い方も、めちゃくちゃ癪に障る。
ハイライトシーン
サンプル画像にもあるので、ネタバレにはならないと思いますが、いちばん面白かったシーンを紹介します。
主人公とクレオパトラの仲がだんだんと深まってきたころ、主人公がクレオパトラのためにとスイーツを買って帰るのですが、クレオパトラが主人公の部屋に男を連れこんでチンコをしゃぶっていたシーンです。
不意打ちすぎて、思わず声をだして笑いました。
ウッキウキで帰った主人公が、数クリック後に地獄に叩きおとされるサマがワロリンティーヌ。
大きく分かれる2つのルート
上記で紹介した、男を連れこんでチンコをしゃぶっていたシーンは「100人の護衛にフェラチオをしてヌキまくってあげた」という伝承になぞらえたものでしょう。
そんなクレオパトラですが処女でした。なんでも転生をしたから処女膜が復活しただとかなんだとか。笑
個人的には「ビッチ」か「清純」かに振り切ったほうが良いと思いましたが、まぁ好き好きでしょう。
この作品は、純愛和姦ルートもあったのですが、選択肢の選びかたによっては、調教ルートに突入するのが面白いところ。
正直タカビーなクレオパトラが好きではなかったので、調教ルートのほうが好みでした。
すこしネタバレになりますが、調教ルートの最後では、仕事をやめセックスにふけって金がなくなった主人公が、クレオパトラに売春させます。これも「売春をやって超人気だった」という逸話になぞらえたのでしょう。
徹頭徹尾クレオパトラ7世の言い伝えをストーリーに盛り込んだのは素晴らしいと思います。
UIについて
なんだかギラギラとした趣味の悪さを感じるデザインがけっこう好きでした。
総評
上記のとおり、目をみはるところはあったものの、クレオパトラ7世というヒロインにいまいち魅力を感じなかったことと、エッチシーンが想定していたよりは薄味だったことから、どうしてもイマイチな印象をうけました。
もし購入を検討されている方がいましたら、ミニ体験版をやるかサンプル動画をみて、好みに合いそうかどうか調べてください。
まとめ
ココがイマイチ
- クレオパトラの高飛車な性格
- 「ほほほ」という笑い方が嫌い
- エッチシーンが思ったよりも薄味だった
ココがおすすめ
- 和姦と調教のルートに分かれているのが素晴らしい
- 調教ルートのイラマチオでは、鼻から精液が吹きでているのがエロかった
- クレオパトラ7世に関する言い伝えを作品に取り入れている
オイルまみれなのが好きな人と、タカビーなヒロインが好きな人と、和姦と調教のルートに分かれている作品を求めている人にはおすすめできるかもしれない……。