5,200文字
これは、終わらない推理劇――
| CRACK≡TRICK!(CRYSTALiA) | |
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| ジャンル ―― ADV | |
| 発売日 ―― 2025年10月31日 | |
| パッケージ版価格 ―― 4,800円(税込5,280円) ダウンロード版価格 ―― 4,800円(税込5,280円) | |
評価
| 評価 | おすすめ度 |
![]() | ★★★☆☆ |
| 満足度 | |
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作品の紹介
今回は【CRACK≡TRICK!】をご紹介します。公式略称は【クラトリ】です。
私はイマイチ乗り切れませんでしたが、これはこれで面白い作品ではないかと思います。現代型のピーキーなエロゲだと評していますね。

私が所持しているのはパッケージ版です。
どんな人向け?
- 真実はいつも1つ
- おっぱいはいつも2つ
- サスペンス作品が好きな人
- テンポのよさを重視している人
- 予想の斜め上の展開に振り回されたい人
攻略情報など
プレイ時間
私のプレイ時間は、ボイスをだいたい聞いて5時間半ほどです。最初のエッチシーンまで1時間ぐらいかかりました。
攻略情報
どちらを選んでも問題ない選択肢、全てを選ぶことになる選択肢、正解を引くまで選びなおせる選択肢が主ですので、ルート分岐にかかわるのは実質1ヵ所ですね。
システム
| 難易度 | 修正パッチ | バックログジャンプ |
| 普通 | なし | あり |
| 備考 | ||
| - | ||
感想
どんなお話?
ほとんどの人間が電脳化を行っている近未来の世界。
主人公のハヤテ・キサラギは、特殊な教育機関=アカデミーを首席で卒業したものの、地位や名誉に興味がなく、街の片隅でひっそりと探偵業を営んでいます。
助手であり本作のメインヒロインでもあるセラフィナ・グラシャーニと一緒に、不倫調査やペット探しなど、ちいさな事件を解決に導いてきました。

ある日、主人公の旧友であるアデーレ・フォルガンからの依頼が舞い込みます。
依頼の内容は、フォルガン家の親族が次々と不審死を遂げているので、事件の捜査をしてほしいというもの。

フォルガンの屋敷に赴いたハヤテ&セラフィナは、事件の捜査をすることに。
フォルガン家の姉妹であるアデーレ、ディートリンデ、エミーリアの3人のことを守りつつも、事件の真相をつきとめるために奔走するストーリー。
クラトリの特徴
現代型のピーキーな作品である
これは、終わらない推理劇――
上記のキャッチコピーを見て、ミステリー作品として期待してはいけません。
まず「推理」と「 SF 」というジャンルの食い合わせが悪いんですよ。

本作の登場人物には、固有機能と呼ばれる特殊能力をもっている人物もいます。
たとえば主人公の固有機能である「オーバークロック」は、五感が極限まで研ぎ澄まされていき、周囲の動きが止まっているぐらいにスローに感じられる。
某・厨二系バトルエロゲの主人公やん!
このような不思議な能力が存在する時点で、現実的な思考での推理ができません。
制作側もそれを理解しているのか、ガンガン新しい事実をブッ込んでくる。
系統でいうと、ミステリーっぽい顔をしておきながらバリッバリのファンタジーだった『ひぐらしのなく頃に』のような作品でしょうか。

本作のライターであるかずきふみ氏の特色は、平易でテンポのよいテキストにより、飽きずに読み進められるストーリー展開にあるでしょう。
現代では「 SNS 」や「ショート動画」など、短時間で脳に刺激をあたえるコンテンツに日常的に触れているため、集中力や気力を失ってしまっている人もいます。ドーパミン中毒に陥ってしまった人向けに、展開の速いコンテンツが増えているのも、1つの傾向ではないでしょうか。

本作も例に漏れず、テンポよく新展開がブチ込まれる。
ミステリー作品としては、むやみに新しい事実を追加していくことはご法度でしょう。私のように、展開の速さに置いてかれて「 ( ゚д゚)ポカーン 」としてしまう人もいるはず。
ただ、予想外の方向から殴られ続けたり、ストーリー展開に振り回されたい人であれば、むしろ楽しい作品だと感じるのではないでしょうか。
ちょっぴり推理要素もあるよ

少しだけ選択肢による推理要素もあります。ハズレても選択肢を選びなおすだけなので問題ありません。ご自身の思うとおりに選びましょう。
相棒であるセラが可愛い

ヒロインのセラは主人公にとって、助手であり相棒である関係性。グイグイとアタックしてくる後輩ヒロイン。彼女との軽快な会話は楽しいものでした。
相棒ってアレでしょ。犬型のロボットでしょ。

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それは「aibo」や!!!
エッチシーンについて
卑語あり。ピー音なし。アナルモザイクなし。
エッチシーンは「短い」とか「薄い」と言うよりも、「酷い」と評したくなりました。
メインヒロインのセラとのエッチシーンは普通なんですよ。それ以外の非攻略ヒロインのエッチシーンがおざなりです。

そもそもボリュームがあまりない作品なので、非攻略ヒロインとの関係性の描写は薄いです。必要に迫られて体を重ねるだけ。主人公は乗り気じゃないんですよ。
つまり、イチャラブHとして楽しむこともできず、快楽の追求がされている訳でもない。
いやね、もう少し主人公が「ひゃっほー!」「ンギモッヂイイ!!!」「美女を抱けて最高だぜ!」と前向きに楽しんでくれたら良かったでしょうに。あるいは、乗り気じゃなかったはずなのに、女の子からの奉仕が気持ち良すぎて、あえなく陥落してしまうような感じだったならば。
ネタバレ感想
まとめ
ココがイマイチ
- サブヒロインの扱い
- 関係性の描写が薄い
- エッチシーンが薄い
ココがおすすめ
- 次々と襲来する予想の斜め上の展開
- テンポよく読むことができる
- セラフィナが可愛い
- 音楽がいい
前述しましたが、推理モノというよりもサスペンスとして面白い作品でしょう。
現代型のピーキーな作品です。展開の速さに振り回されたい人におすすめします。
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