【廃村少女 ~妖し惑ひの籠の郷~】のメインビジュアル

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【廃村少女 ~妖し惑ひの籠の郷~】の感想

古城

6,420文字

浮世を外れ閉じた花園。
ここから出たいと望むなら、お選びください――

廃村少女 ~妖し惑ひの籠の郷~Escu:de
【廃村少女 ~妖し惑ひの籠の郷~】のパッケージイラストゲーム属性:抜きゲー
ジャンル ―― 酒池肉林の廃村ADV
発売日  ―― 2022年12月23日
パッケージ版価格  ―― 8,800円(税込9,680円)
ダウンロード版価格 ―― 8,800円(税込9,680円)
スタッフ
シナリオ薄迷/名井世それ/御導はるか/シャア専用◎
原画あおいあいう/ちょびぺろ/佑りん/蒼瀬
音楽エスクード
主題歌 ―― 闇恋華(Vo. ひうらまさこ)

あらすじ

小さな町に伝わる、隠れ里の伝説。
自分たちが暮らす町に残る古い伝承を調べるため、
主人公・八雲一樹やくも いつきは、部活仲間の少女たちと、噂の山に足を踏み入れる。
それはどこにでもある、青春の一ページ的な小旅行……の、はずだった。

「……ここは、どこだ?」

気がつくと、一樹たちは見知らぬ場所にいた。
薄霧の中に建つ朽ちた家屋。時が止まったように澱んだ空気。
自分たち以外に人の気配はないが、あちこちに暮らしの痕跡が残っている。
そこは人々に捨てられた、山奥の小さな廃村……伝説の隠れ里『姫香村ひめよしむら』。

いったいどうやってたどり着いたのか誰も覚えておらず、
さらには村から出ようとしても、霧にまかれていつの間にか戻ってきてしまう。
自分たちが得体の知れない『何か』に閉じ込められている気配を感じつつ、
出られる時を信じて、一樹たちは村でのサバイバル生活を始める。

しかしその日から、一樹は村の中で淫らな行為に耽る少女たちの姿を見るようになる。
蕩けるような甘い香りが満ちる廃村に響く、見知った少女の濡れた嬌声。

一樹もまた、彼女たちを犯す淫夢を見て、自分の中に黒いものが染み込むような感覚を覚える。

「ここは“かごのさと”。
主様は迎えられた客人にございますれば……
どうか、よく考えてお選びください」

異変に戸惑う一樹の前に現れた少女、籠女かごめ
彼女は、村から出るには一人、人柱となって残る者を選ばなければならないと言う。
仲間の犠牲など受け入れられない一樹は、脱出の手がかりを求めて、廃村を調べていく。
一樹たちの運命は、淫らな力の支配する廃村からの脱出か、それとも……?

そのさとは、悦びに溢れる楽園か、
情と欲に縛られた牢獄か――――

――公式サイトより引用

評価

評価おすすめ度
【廃村少女 ~妖し惑ひの籠の郷~】の評価★★★★★
満足度
満足度84点

作品の紹介

今回は【廃村少女 ~妖し惑ひの籠の郷~】をご紹介します。

廃村に閉じ込められた主人公たちが、脱出するために奮闘するストーリー。

廃村ね、廃村。知っていますよ。クソデカい蛇のことですよね。

パイソン

……それはパイソンや!!!

【廃村少女 ~妖し惑ひの籠の郷~】のパッケージ画像(所持証明)

私が所持しているのはパッケージ版です。

どんな人向け?

  • 伝奇モノが好きな人
  • 嗜虐心を満たしたい人
  • 怪しげな雰囲気の世界に閉じ込められたい人
  • ストーリー展開の良いヌキゲーを探している人
  • 伝奇・廃墟・サバイバル・ハーレムなどの単語に惹かれた人

攻略情報など

プレイ時間

私のプレイ時間は、ボイスをだいたい聞いて 21 時間ほどです。最初のエッチシーンまでは5分ぐらいかかりました。

 

攻略情報

選択肢はそれなりにありますが、比較的、分かりやすいと思います。

推奨攻略順は『 サブヒロイン(澪 or 愛香 or エマ or つばめ or 由良々)→ 梓 → 朱理 → 籠女 』です。メインヒロインのルートは、謎が明かされるうえ、スッキリとした〆方になっております。サブヒロインから先にプレイしたほうがいいでしょう。

 

システム

難易度修正パッチバックログジャンプ
普通なしあり
備考

感想

どんな作品?

概要

【廃村少女 ~妖し惑ひの籠の郷~】のパケを開封

パッケージの蓋を開けると、本作のヒロインのセリフが書かれいてます。

どうやら私は、プレイ前から「廃村」に誘われていたらしい。

籠女「ここは……“かごのさと”。主様は迎えられた客人にございますれば……」

本作は、不思議な廃村に迷いこんだ主人公たちが、脱出するために奮闘するストーリー。「廃墟で女の子と酒池肉林エロサバイバル!」がコンセプトです。

つまり、廃墟伝奇サバイバルハーレムエロなどの要素に惹かれる人ならば楽しめるでしょう。

 

伝奇ストーリー

主人公たちは、作品の舞台である「姫香村ひめよしむら」から脱出できません。

籠女「お選びください――人柱を。この村に残す、生贄を」

村で出会った不思議な少女によると、ここから出るためには「人柱」が必要とのこと。

もちろん主人公たちは、人柱を選ぶことはない。メンバー全員で帰還したいのですから。

なぜこのような閉じた世界になってしまったのか。ここから脱出するにはどうすればいいのか。姫香村の「歴史」や「因習」も関わってくる伝奇ストーリーです。

 

サバイバル

由良々「廃墟に泊まれるなんて、ちょっとドキドキするね……」

村から脱出する方法を探るだけでなく、まずはご飯や寝床を用意しなければなりません。

拠点となる建物を探す、寝泊まりできるよう部屋の掃除をする、手分けして食材を探しにいく、集めた食料を調理をする……エトセトラエトセトラ。

クローズドな空間で、メンバー全員で生き残るためのサバイバル描写も好きでしたね。

ヒロイン紹介

籠女かごめ CV:御苑生メイ

籠女

主人公たちが迷いこんだ廃村で出会う、不思議な少女。

籠女「きひひひ……嬉しい。わたしの名を、覚えていてくださったのですね」

最初は、彼女にたいして苦手意識があったのですよ。なぜなら、「きひひ」という笑い方に嫌悪感を覚えたうえ、言動がどこか意味深で、何を考えているのか分からない。そして、人間らしい感情がないのではと思うほど、淡々とした口調で話すのですから。

――ですが、その考えは木っ端微塵にふきとびました。

籠女「なんです、そんな、……童を見るような目は……」

主人公は、籠女が1人遊びをしている場面を目撃します。籠女は、手をキツネの形にして、1人2役で会話をしていたのでした。

それを見られた籠女は、頬を赤くそめて、プイと拗ねてしまうんですよ。

まるで、底知れない上位存在が、自分たちのもとまで降りてきてくれたかのよう。

籠女というキャラクターに一気に血が通い、人間味と可愛らしさが溢れ出し、まるっきり印象が変わりましたね。ガツンと後頭部から殴られたような衝撃でした。

そのうえ、ストーリー上での重要性も高かったです。

致命的なネタバレ(クリックで展開)

籠女「仕方ない主様、ですこと。振り向いてはいけないと、あれほど申し上げましたのに」

村を脱出するためには「人柱」が必要なのですが、ほぼ全ルートで籠女が犠牲になってしまう。

しかも、主人公たちには気付かれないように犠牲になろうとするのです。

私はエロゲの好きな要素の1つに「失恋描写」というものがあります。エロゲには複数のルートが用意されているからこそ、攻略ルート以外には失恋描写が用意されている作品があるのです。失恋描写があると、そのヒロインにたいする想いが強くなりますよね。彼女が幸せになる姿が見たいという渇望するのです。

それと同じ感情を、籠女にたいして抱くことになる。

籠女は、主人公のことが大好きだからこそ、人知れず犠牲になるのですが、その姿があまりにも健気で健気で……。

これを繰りかえし繰りかえし見せられるのです。私は、なんど同じシーンに遭遇しようとも、胸がギュッと締め付けられました。

溜まりに溜まった想いを、籠女ルートで爆発させてくれるのですから、そりゃ面白い作品になるわけですわ。

 

加賀美 朱理かがみ しゅり CV:風鈴みすず

加賀美 朱理

主人公のクラスメイト。聡明で頭脳明晰なタイプ。

朱理「ごめんなさい。そんなに驚かれると思わなくて……」

基本的には、本作のヒロインは主人公のことを慕っています。しかし、朱理はクールな性格であり、感情を読み取るのが難しくて、そこが良いアクセントになっていました。

 

八雲 梓やくも あずさ CV:乙倉由依

八雲 梓

主人公である一樹いつきの義理の妹。

梓「心配するよ。山を滑り落ちたんだもん。もし兄さんに何かあったりしたら……わたし……」

お兄ちゃん大好きっ子で可愛いのですが、ストーリーの流れ上、目のハイライトが消える「レイプ目」のような立ち絵がチラホラでてきます。ホラー要員だと言わんばかりに……。そのせいで、ヒロインとしての魅力が損なわれていて可哀想な役回りでした。もっと報われたって良いんですのよ。

 

エマ・A・薬師院えま・あーろん・やくしいん CV:金松由花

エマ・A・薬師院

主人公のクラスメイトであり、お金持ちのお嬢さま。親は医療関係者。

エマ「うう……でこぼこで歩きにくいですわ。それに靴が汚れちゃう……」

凄く良いキャラクターをしているんですよ。

彼女は温室育ちであるため、ちょっと歩くだけでも不満を漏らしはじめ、ブーブーと文句を口にします。我儘をいうわ駄々をこねるわで、なかなかどうして、作品全体にピリリとした刺激を与えてくれる立ち位置でした。

エマ「でしょう? そこは凄いと言っていただいて構いませんのよ」

あなたは、私の説明を読んでネガティブなイメージを持たれたでしょうか。ところがどっこい、エマは魅力的なキャラクターなんですよ。

彼女は、主人公のことを「付き人」のように扱っています。主人公のことを慕っていて、男として頼りにしていることが伝わってくるんですよ。

そのうえ彼女には、医療の心得があり、いざという時に頼りになります。扱いやすい性格をしているため、ちょっと褒められればドヤ顔をしはじめるのも愛らしい。

エマ「おっふろ~♪ おっふろ~♪」

良いことがあるとニコニコ顔でウキウキし始めるのも可愛いですよね。最初こそ悪印象を抱く人がいるかもしれませんが、ストーリーを通して成長をする魅力的なヒロインでした。

 

烏野 つばめからすの つばめ CV:赤月ゆむ

烏野 つばめ

主人公の後輩。

つばめ「このっ! 変質者! あたしたちを解放しろー!」

ガルルと牙を向いて襲いかかってくる姿は、まるで威勢よく吠える小型犬のよう。

気が強くてツンツンしている性格に見えて、弱くて不安定な部分があり、そのギャップが可愛らしいヒロインでした。キャラクターデザインが最高にブッ刺さりましたね。

 

古戸 由良々ふるべ ゆらら CV:霧島はるな

古戸 由良々

主人公の後輩。つばめとは親友同士。

由良々「ふ、ふえ……」

気が弱くておっとりとした性格。主人公のことを真っ直ぐに慕ってくれるその姿は、まるで愛らしいプードルのよう。

しかし、芯の部分がつよくて、彼女の逞しさには驚かされることもあります。

 

刑部 澪おさかべ れい CV:波野夏花

刑部 澪

主人公の先輩。主人公たちが所属する部活の部長。

澪「部長として、必ず君たちを安全に家まで帰してみせるから……この場は私についてきて欲しい」

サバイバル知識に長けていて、皆をまとめようと頑張ってくれる頼れるリーダー。

男勝りな性格をしているものの、幽霊が嫌いだったり、弱さを見せたり、女の子らしいギャップが顔をのぞかせることも。

彼女の名前は「」と書いて「れい」と読みます。私は何百回も「みお」と誤読してしまい、発狂しそうでした。

ウウウオアアー!!

 

楪 愛香ゆずりは まなか CV:倉下撫子

楪 愛香

主人公の先輩。澪とは親友同士。

愛香「ひみつ」

みんなを柔らかく包み込む、包容力の塊のような女です。からかってきた後にお茶目にウインクをしたりと、手玉に取られているような感覚がありました。

エッチシーンについて

卑語あり。ピー音なし。アナルモザイクなし。

 

私の性癖にクリティカルヒット

本作は、不思議な廃村に閉じ込められるお話なのですが、かつての村の「因習」の影響で、主人公やヒロインたちが強制的に発情状態になることがあります。

梓&朱理&エマのトリプルフェラ

これは、どのタイミングで見られるエッチシーンだと思いますか?

正解は、廃村で過ごすことになった初日です。いきなりハーレムご奉仕シーンを見せられて、私は勝利を確信して、天高く拳を突き上げました。

梓のフェラチオ

フェラスキーとしては、それなりにフェラシーンが用意されていたうえに、チュパ音もなかなかの爆音だったので大満足。

つばめのオナニー

そして、本作の特徴といえば、ヒロイン全員にオナニーシーンが用意されていることでしょう。

つばめがお尻を叩かれながらバックで

主人公もヒロインも発情状態になっているため、陵辱のような雰囲気のエッチシーンが多め。ヒロインは主人公のことを慕っているので、和姦とも陵辱とも取れるシーンですね。生意気な後輩ちゃんが、隠語をつかって媚びて、快感に喘いでいる姿がエロすぎる。

エマの角オナ エマと後背位

和姦も陵辱も好きな私としては、そのどちらもを一緒に楽しめる本作は、性癖にドンピシャでした。更には、お尻がエロいアングルが多いので言う事なし。

澪「私は一樹くんの女ですぅっ」

敬うべき先輩が媚びている姿も半端なくエロいですよね。嗜虐心が満たされます。

ハーレムエッチシーン

倫理観が崩壊したような、狂ったハーレムエッチシーンも好きでした。

廃村少女 〜絡艶異聞〜

廃村少女 〜絡艶異聞〜

もしも廃村から脱出することが出来なかったら」を描いたIFストーリー。本編にシナリオを追加するアペンドパッチです。ハーレムエッチシーンを楽しむことが出来るでしょう。プレイ時間は1時間半ほど。シーン回想は6枠でした。

廃村から脱出出来ないというある種のビターエンドを描いています。メインヒロイン攻略後にプレイすることによりハッピーエンドを台無しにする気持ちよさを味わいたいのか、あるいは、サブヒロイン攻略後にプレイして余韻のいい読後感を残しておくのかはあなたの自由です。

廃村少女 外伝 〜嬌絡夢現〜

廃村少女 外伝 〜嬌絡夢現〜

本編ではサブヒロインだった5人――澪、愛香、エマ、つばめ、由良々に焦点を当てたファンディスクです。プレイ時間は6時間半ほど。シーン回想は22枠でした。

まとめ

ココがイマイチ

  • サブモニターでフルスクリーン起動させてほしい
  • サブヒロインのルートは似たりよったり

 

 

ココがおすすめ

  • 胸を打つメインルート
  • 夢か現実か曖昧な感覚
  • 個性的なキャラクター
  • 背徳的なHシーン
  • サバイバル描写
  • 伝奇ストーリー
  • 廃墟

 

 

エッチシーン主体でありながら、伝奇ストーリーとしての面白さもある作品です。

怪しい雰囲気の廃村から脱出するために四苦八苦したり、生き延びるためのサバイバル要素があったり、強制的に発情状態になり背徳的なエッチをしたり、さまざまな展開があなたを楽しませてくれるでしょう。

籠女ちゃん

どうか、よい旅でありますように。
そして――――いつかまた、どこかで。

パッケージ版

ダウンロード版

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