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これは、私に下される最後の審判。
| アンレス・テルミナリア(Whirlpool) | |
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| ジャンル ―― ADV | |
| 発売日 ―― 2022年03月25日 | |
| パッケージ版価格 ―― 9,800円(税抜) ダウンロード版価格 ―― 9,800円(税込) | |
評価
| 評価 | おすすめ度 |
![]() | ★★★☆☆ |
| 満足度 | |
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作品の紹介
今回は【アンレス・テルミナリア】を紹介します。
重い枷をせおった主人公らの、壮大な恋愛ストーリーでした。
創作物のなかには「世界を救うか、ヒロインを救うか」という究極の2択を突きつけられるものもありますよね。
その選択を迫られたら、エロゲオタクの98%ぐらいは迷わず「ヒロインを救う」を選ぶんじゃないでしょうか。
エロゲオタクほど性欲に忠実な人種は、他にいないでしょうから。
え、私ですか?
そりゃあ世界もヒロインも救いますよ。ははは。

私が所持しているのはパッケージ版です。
どんな人向け?
- 同メーカー過去作の【pieces】を楽しめた人
- 水鏡まみず氏のイラストのファン
- 体験版をプレイして各ヒロインを気に入った人
- 特殊な設定のゲームを求めている人
- 壮大な恋愛ストーリーを求めている人
攻略情報など
プレイ時間
私のプレイ時間は、ボイスをだいたい聞いて26時間ほどです。最初のエッチシーンまでは8時間ぐらいかかりました。
攻略情報
攻略は非常に容易です。最初の4つの選択肢はどれを選んでも直後のテキストが変化するぐらいなので、5つ目の選択肢でセーブ&ロードをすればオーケーです。
推奨攻略順としては、恋ルートを最後にしたほうがトゥルーエンドの内容を理解しやすいと思います。
Hシーン
卑語あり。ピー音あり(音消し修正)。アナルモザイクなし。
システム
| 難易度 | 修正パッチ | シーンジャンプ機能 |
| 簡単 | あり | あり |
| 備考 | ||
| - | ||
感想
どんなお話?
「ギフト」と呼ばれる異能の力をもつ少年少女があつめられた学園が舞台。
主人公の 小早川 祈 のギフトは『自らが決めたひとつのことを除いて、新しい記憶を持ち越せない』というもの。
日常生活をおくることすら困難なギフトをもっている主人公らの、壮大な恋愛ストーリーです。
piecesとの関連性
同メーカーの過去作【pieces】をプレイしていないと、本作【アンレス・テルミナリア】のとあるサブキャラクターの行動原理が分からないかもしれません。
ただ、ストーリーの本筋には関係ない部分なので、未プレイでも大丈夫です。
ヒロイン紹介
御厨 恋 CV:北大路ゆき
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学園に編入してきた明朗快活な少女。
恋
「実は私、もうすぐ死んじゃうんだ」
と公言していて、残りの人生を悔いなく過ごすために、積極的に行動しています。
主人公を「運命の人」と信じ、共通ルートからグイグイとアタックしてきます。
ことあるごとにキスをしようとしてきたり、欧米人も真っ青になって逃げ出すぐらいにはアクティブなヒロインです。
りな CV:澤田なつ
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主人公の「一番の友達」である猫耳の生えた少女。主人公以外には存在すら認識してもらえません。
猫耳がピクピクと動いて可愛らしいです。ルートごとに声の高さが変わっているような気がしたんですが、気の所為でしょうか?
橘 シャロン CV:東シヅ
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小悪魔系女子の後輩。
なんだかんだで人の頼みを断れず、振り回されて苦労しているところがガチで可愛い。
ルチア=ヴァリニャーノ CV:小波すず
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「ヴァリニャーノ神言教」の教主で、神の声を聞くことができる少女。
女性的な可愛らしさとは少し違い、子どもっぽい可愛らしさがあります。たとえばデートをするシーンでは、はしゃいでいるルチアをみた周りの人たちから「可愛いわね」とクスクス笑われているシーンが印象的でした。実に微笑ましかったです。
長所と短所
世界を巻き込んだ壮大な恋
私はRPG作品などの、おまけ要素程度の恋愛ストーリーが大好きです。世界の命運をにぎって冒険をする主人公らの恋愛って、やけに壮大で非現実的で、ロマンチックだと思うんですよね。
それで言うと本作【アンレス・テルミナリア】は、世界を動かしてしまうほどの大きな力をもっている人間の恋愛ストーリーになっていて、私が好きなタイプの恋愛をみることができました。
個別ルートのなかではシャロルートが優れています。
世界を守るために活躍する『葬者連盟』という組織に所属しているシャロですが、「自分の立場」と「主人公への思い」という天秤にかけられた2つの大事なものに翻弄される展開にグッときました。

テレ顔やジト目など、微妙な表情がトニカクカワイイ
個性あふれるヒロインたち
本作の何よりの魅力は、やはりヒロインの個性じゃないでしょうか。

前述しましたが、センターヒロインの恋は、共通ルートからグイグイアタックしてきて場をかきまわしてくれます。北大路ゆきさんの素朴な声とフィットして、魅力的なヒロインとなっていました。
小波すずゲー

ルチアの声を担当している小波すずさんの演技が凄かったです。
なんというか、極めてナチュラルに喋っていて、これは「素の小波すずさん」じゃないかと思えるような演技をしているんですよ。
何よりも関心したのは、「♪」とか「~~~~~~~~~ッ!!」っていうセリフになっていない部分に、独自に解釈をした声をあてているところ。
他の作品でも同様の傾向は見られるものの、本作はこの「声にならない声」の当て方が上手かったように思います。
ドエロ乳首

サンプルCG
原画家の水鏡まみずさんの描く、ぷっくりと膨らんだ乳首がエロいです。ケツ派で、おっぱいにはあまり興味のない私でもエロく感じる「存在感のある乳首」になっております。笑
エッチシーンでは、シャロのシーンがエロかった。エッチな言葉を囁くように言って興奮させてくれるので、実用性が高かったです。
願わくは、もう少し卑語の修正時間を短くしてほしい。
〆方が良い
グランドルートにて、私の好きなタイプのエピソードが織り込まれていて嬉しかったです。
理解しづらいストーリー
グランドルートですべての真相が判明するのですが、個別ルートでは、あらゆる要素が隠されたまま展開するので、理解しづらい内容になっていました。
特に、りなルートは理解しづらいです。
私はじっくりと内容を噛み砕きながら読んだので大丈夫でしたが、人によってはこのルートを全然楽しめなかったかもしれません。
おそらく2周目をプレイしたら楽しめるルートなんだと思います。
イチャラブとストーリーの食い合わせが悪い
イチャラブシーンは、全体的に良質だったと思います。
ストーリーに関しては、シャロルートとグランドルートが良かったと思います。
しかしストーリー展開がイチャラブを阻害しているところもありました。
たとえばルチアルートにおいて、祈とルチアが付き合いはじめてからのネコを拾うエピソード。ルチアがネコに心を寄せているため、付き合った直後の「熱に浮かされた状態」というか「ラブラブ感」みたいなものが阻害されているように感じた人もいたでしょう。
その他
マジでどうでもいい話かもしれませんが、作中に度々出てくる『くろーず恋 the ラジオ』という言葉の『the』の部分を『the』と読み上げていたのが気になりました。

後ろが母音じゃない場合でも、強調するときに「ジ」と読むことがあるらしいし、ネイティブでは結局伝わればオッケーみたいな寛容さがあるからコレで良いんですかね。
恋ちゃんの場合、「ジ」と読んだほうが格好いいよねって思っていそうだし、キャラクター解釈によって敢えてそう読んだのかなぁ……?
まとめ
ココがイマイチ
- ストーリー展開とイチャラブシーンの食い合わせが悪い
- 展開を理解しづらい個別ルートがある
- 卑語の修正が邪魔
- お前呼びヒロイン
ココがおすすめ
- ヒロインがみんな個性的
- 共通ルートが面白かった
- シャロルートが良かった
- 〆方も良かった
- 恋が可愛い
- キャラデザが良い
- ぷっくりとした乳首がエロい
- 思わずニヤけてしまうようなデートシーンがあった
ストーリー展開が恋愛のスパイスになって絶妙な味付けになっているルートもあれば、そのバランスが悪くて微妙な味付けになっているルートもありました。
体験版をプレイして、キャラクターの性格、掛け合い、エッチシーン、声優の演技、立ち絵やCGを気に入るかどうか。
あるいは、同ライターの過去作【pieces】を楽しめたかどうかを、購入の判断基準にすると良いと思います。
ダウンロード版
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