誰も知らない天体への涙 R18番外編2巻
公式ジャンル | 失った記憶を取り戻さなくてはいけないADV |
メーカー | ANAGRAM |
発売日 | 2019年04月05日 |
通常価格 | ― |
ダウンロード価格 | 1,000円(税抜) |
主要スタッフ
ディレクター | りょーちん |
シナリオ | 桜庭丸男 |
原画 | 長浜めぐみ |
音楽 | Colega・優碧 他 |
評価
おすすめ度:★★★☆☆ |
満足度:75 |
ネタバレ感想
感想……の前にちょっとヒトコトいいですか?
……
……
……
「誰そら」もシリーズを重ねてきて、今回で本編と番外編あわせて4作目。
プレイ時間はボイスをしっかり聞いて1時間半ほど。
あんまりストーリーの進行はありません。
過去作の細部は忘れはじめ、再プレイする気もおきず……。
ということで、物語がもう少し進行してから細かいレビューを書いていこうと思います。
ぴっちょん
今作ではぴっちょんこと金毘羅蝶(こんぴらちよ)がメインとなるお話でした。
ぴっちょんの陵辱シーンが用意されていたのですが、普通の陵辱抜きゲーよりも下手したらこっちの方がエロいかもしれない、と思いました。
というのも陵辱抜きゲーならばでてくるヒロインはそういう色眼鏡でみてしまいますし、寝取られゲーならば「どうせ寝取られるんだろうな」と心構えができてしまいます。
しかしこの「誰そら番外編2巻」では、主人公からしたら部活仲間であり、傷つけたくない相手をレイプしなければなりません。
その落差がすごい!
「可哀想なのじゃ抜けない」という優しいココロの持ち主は憤慨するかもしれませんが、私的には抜けたので大満足。(とかいっていると人非人みたいで憚られますが ^^; )
しかしこのエッチシーン、ぴっちょんの優しさを表現するのにも一役買っていましたね。
自分がひどい目にあっているにも拘わらず、陽華くんのことを気にするぴっちょん。
陽華はホントは優しい人だと、こんなことでは嫌ったりしないと、彼の行為を受け入れようとします。
そんな優しさが辛い。いっそ嫌ってくれたり責めてくれたほうが楽なのに……。
ウサギ
こんなにぴっちょんは可愛らしいのに、あのバニバニ言っている頭のおかしい女はどうにかして欲しい。
あれじゃあ抜けない。
もう少しまともな口調だったらなぁ。
微妙にぴっちょんに髪色と髪型が似ているのも腹が立つ。
澪
今回の澪は、ずいぶんと可愛らしい眼帯でしたね。
おしゃれさん?
それとも何かしらの意味合いがあるのかしら。
バレンタインチョコレートのラッピングみたいなデザインですよね。
プレゼントフォーユーってか?
はは。
無事にすべったところで今回の感想を終わりにしたいと思います。
まとめ
そりゃ気になるところもありましたよ。
プリムラの花言葉「青春の恋」。キンギョソウの花言葉「おしゃべり、おせっかい」。それらの示す意味。
4人じゃなく「5人だ」と言った意味。
『生まれながらにして、二人の人物を愛していた――』という一文。
『俺が望みを二つも願ったから――』という一文。
好きなシーンだってありました。
澪、ぴっちょん、綴莉の3人から「あーん」してもらうシーン。
あのCGは最高でしたね。
あとは、
ルナが人間じゃないのなら。
俺は人間として、正々堂々と、立ち向かいたい。
これまで何度も部員達を傷付けてきている。
そこの罪悪感を、忘れちゃダメなんだ。
開き直っちゃダメなんだ。
その矜持を失ったら……俺は人間じゃなくなってしまう。
という文章。
でもまぁこの記事の冒頭で述べたとおり、まだあまり語ることができるほどの進展はありません。
でも仲のいい女を犯すという陵辱シーンは一種異様でしたし、今後が気になる作りになっていました。
次回も楽しみにしています。
パッケージ版
ダウンロード版
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