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エロゲーの感想

【アインシュタインより愛を込めて】の感想

5,136字

 

 

恋はどこからきて、どこにいくんだろう――

アインシュタインより愛を込めてGLOVETY
パッケージ画像ゲーム属性:シナリオゲー
ジャンル ―― 恋愛アドベンチャー
発売日  ―― 2020年10月30日
パッケージ版価格  ―― 8,800円(税抜)
ダウンロード版価格 ―― 8,800円(税込)
スタッフ
企画・シナリオ新島夕
原画きみしま青
アートディレクター志水マサトシ
音楽水月陵/竹下智博
主題歌
1stOP ―― 新世界のα(Vo.Luna)
2ndOP ―― Answer(Vo.Duca)

あらすじ

人の気持ちが分からない奴だと言われる。

だけど人の気持ちなんて、誰に分かると言うのだろう?

夏のはじまり。
北牧学園2年生。試験で毎回首位の愛内周太あいうちしゅうたは、はじめてその座を明け渡す。
トップになったのは有村ありむらロミ」という、ネットで先鋭的な論文を発表し続ける、
謎の少女だった。

そして、周太はロミにある相談をもちかける。

愛内周太あいうちしゅうた有村ありむらロミ」
2人の天才の出会いをきっかけに、
はるかな夏の冒険が始まる。

公式サイトより引用

 

 

 

評価

 

 

評価おすすめ度
【アインシュタインより愛を込めて】の評価★★★☆☆
満足度
満足度78点

 

 

 

作品の紹介

 

 

豪華スタッフ陣により、発売前から注目されていた【アインシュタインより愛を込めて】通称【アイこめ】を紹介します。

まだストーリーを消化できていないので、評価をするのがむずかしい。おいそれとオススメしづらい作品です。

とりあえず私は、好きか嫌いかでいったら好きです。

 

 

所持証明

所持しているのはパッケージ版です。

 

 

 

攻略情報など

 

 

プレイ時間

私のプレイ時間は15時間ぐらいでした。最初のエッチシーンまでは3時間20分です。

 

 

攻略

任意のヒロインを5回選べば個別ルートに入れます。とくに攻略情報は必要ないでしょう。

ロミルートにでてくる選択肢は、全部みることができるので、お好きな順番で大丈夫です。

 

 

攻略順

私は『 佳純 → 忍 → 唯々菜 → ロミ 』の順でプレイしました。

推奨攻略順は上記のとおりです。この順番でやらないと、忍ルートの後半の展開に唖然としますし、唯々菜ルートに関しては意味不明に感じてしまうかもしれません。

ロミルートは、他3人のルートをクリアしないとプレイできません。ロミルートが解放される前にロミを5回選ぶとノーマルエンドに入れます(一貫して1人のヒロインを選ばないようにしてもノーマルエンドに入れるのですが、その場合テキストをすべて読むことができません)。

 

 

システム

バックログ画面からのシーンジャンプ機能あり。

 

 

 

どんな人向け?

 

 

以下の条件に当てはまる人にはおすすめできます。

  • 新島夕さんのファン
  • 体験版をプレイしてテキストが肌に合っていた人
  • 体験版をプレイして主人公を不快に思わなかった人

新島夕さんのファンならば迷わず買ってもいいのではないでしょうか。あとはテキストが肌にあっていれば、大部分は楽しめると思います。なによりも主人公を気に入るかどうかが、この作品を楽しめるかどうかの分かれ目だと考えます。

 

逆に以下の要素を求める人にはおすすめできません。

  • 分かりやすく、すっきりとできる展開
  • イチャラブストーリー
  • エッチシーン

シナリオのどこを重視するかによって、評価がわかれるタイプの作品です。

 

 

 

感想

 

 

どんなお話?

本作のコンセプトは、"ひと夏のサイエンスラブストーリー"
物語は大きく四章構成となっています。

ヒロインと出会い科学特捜部を創設する序章から始まり――
転機を迎える運命にヒロインとともに立ち向かっていく学園編。
主人公である愛内周太の秘密にせまる過去編。
そして世界に散りばめられた謎を解明する、真相編。

主人公とヒロイン達はめまぐるしく変わっていく境遇の中で、
運命に翻弄されながらも、ささやかな幸せにたどりつくために、
手を取り合って進んで行きます。

公式サイトより引用

個別ルートは、共通ルートの布石になっているような展開もあります。物語の根幹に関わってくるロミ以外のヒロインを目当てにしている人は、不満をもつ可能性が無きにしもあらず。

 

アインシュタインより愛を込めて】は、「人の気持ちが分からない」と言っていた主人公の周太が、人と交流をすることで成長する物語です。

根暗で捻くれものな周太が、ズレた感覚で周囲を小馬鹿にします。そこに面白みがあるのです。とにかくヒロインとの掛け合いが楽しい作品でした。

 

 

キャラクターについて

有村 ロミありむら ろみ CV:月野きいろ

ロミ

ネットで先鋭的な論文を発表しつづけている才女。周太のことをあらゆる場面でサポートしている女の子。とにかく可愛い。反則。レッドカード。あぁ……だから髪が赤いのか(暴論)。

 

坂下 唯々菜さかした いいな CV:桜木ひな

唯々菜

周太がはじめて彼女と出会ったときに、天使の羽のようなものが見えます。そうして「マイエンジェル」扱いされることに。

周太に、特に目立つ個性がなく「普通」だとディスられまくります。「都道府県でいえば埼玉っぽい顔」だとディスられているシーンは笑いました。ま、まぁ埼玉は人口が多いし、ある意味普通だよね。

 

新田 忍にった しのぶ CV:佐本二厘

忍

周太が住むマンションの隣人。洋食屋を経営しています。

めちゃくちゃ性格がいい。ほんとに性格がいい。そしてふーりんの声がまじ最高。

年上のお姉さんで世話焼きなんですが、周太には「うぜぇな」と言われたり、寂しい女扱いされたり、襲われかけたりするのですが、すべてを許して受け止める母性のカタマリのような女性です。

忍「私、数学とか苦手でね」

周太「見ればわかります」

忍「見ても分からないと思うぞ」

 

西村 佳純にしむら かすみ CV:風音

佳純

ボクシング部に所属しています。周太とは真逆で、小難しいことを考えるのが苦手なサッパリとした性格。その対比が面白い。

個別ルートでは、当然彼女も可愛かったのですが、周太と佳純ともーちゃん(片桐猛)の3人で過ごす時間が楽しいルートでもありました。

 

愛内 周太あいうち しゅうた

主人公。捻くれていて世間の感覚とはズレているところがめっちゃ好き。

 

 

エッチシーンについて

卑語なし。ピー音なし。アナルモザイクなし。

+ エッチシーン数(クリックで展開)

ロミ_1

唯々菜_2

忍_3

佳純_3

合計:9シーン

 

エッチシーンは尺が短いです。

「ひと夏の甘酸っぱい思い出」を期待していたら、「セミの一生」ぐらいの短いものが提供されました。

すべてのヒロインにパイズリフェラがあります。

パイズリフェラにコダワリがあって入れているならいいのですが、パイズリが好きな人とフェラが好きの人の両方が楽しめるだろなぁ……みたいな感じで入れられても困ります。

純正のフェラを求めているのですよ、フェラスキーとしては。

 

 

ネタバレ感想

ネタバレあり(クリックで展開)

 

正直にいうと、まだ【アインシュタインより愛を込めて】という作品をしっかりと理解できてはいません。

なので、初見プレイで感じたことをツラツラと書いていきます。

本作では、脳と交信している解明できていない機能のことを「」と呼んでいます。

この「魂」と呼ばれる存在と、「脳」あるいは「心」が物語のキーになっているのでしょうか。

 

パッケージ画像のタイトルの下に描かれている副題『The only source of knowledge is experience.』は、アルベルト・アインシュタインの名言ですね。

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全文は『Information is not knowledge. The only source of knowledge is experience.』=『情報は知識ではない。知識とは唯一経験から得られるものである。』です。

そのことを踏まえると、人類が「世界の全てを、宇宙の全てを解き明かす」ことは土台無理な話でしょうし、人類を超越した知識量の「鯨」の力を受け入れることも無理なのでしょう。

そして、鯨の圧倒的な力をもってしても侵略できなかったのが、愛内周太の「魂」だったのです。

 

あらゆる情報を集積していて、全知全能とも称されたAIロボットの『巫女』。

巫女「私はあなたの答えを、一番気に入りました」

巫女が周太たち(正確にはアインシュタイン)に負けてしまったのもまた、「魂」の存在によるものでしょう。

ということで、私はこの作品を『 魂 vs 脳 』みたいな構図に捉えていたわけです。

 

魂は「人との交流」によって「形を得て、強固になっていくものだ」と作中では言われていました。

『恋はどこからきて、どこにいくんだろう――』という疑問にたいする答えが明確にだされなかったのは、やはり「恋」は脳で情報として捉えることができるものではなく、魂の交流によって生まれるものだということでしょうか。

 

もちろん周太だけでなく、ヒロインたちも同様に魂の交流がえがかれています。

ヒロインごとの対比が面白くて、佳純など、もともと人との交流がちゃんとできている、ある意味満たされているヒロインは、最後には離れていった周太を待つ展開に。

人との交流が少なかった唯々菜ロミは、周太をはじめとした科学特捜部の面々と交流することで魂がつよくなり、積極的に主人公の問題へと関わっていきます。

表層的な会話もたのしいのですが、魂の交流という深層部分もたのしい作品でした。

 

余談ですが、佳純ルートでは最後には周太の脳が7歳ぐらいまで(記憶が曖昧ですw)退行するのですが、あれも『 魂 vs 脳 』みたいな構図で、私は魂が勝つ……つまりは明るい未来の待っているルートだと捉えています。

 

ロミとアインシュタイン

まだ消化しきれていないのがロミに関すること。

なぜ好意を示した周太にたいして「在り方が好き」あるいは「愛を込めて」と必ずしも恋愛とは結び付けられないような答え方をしたのか。

なぜノーマルエンドでは、アインシュタインとともにいたのか。

なぜロミとのエッチシーンは、シーンの切り替えが不自然だったのか。

一瞬ですが、けっこう突飛な発想が頭をよぎりました。実は海の事故でロミは死んでいて、魂をモーメントに移した状態じゃないかとか(髪型は変わっているが幼い見た目をしているし、公式サイトの血液型表記がロミだけされていなかったため)。

しかし結論は違います。

ロミに「人と交流しろ」と伝える周太

上記の画像の言葉をかりれば「女の子になるため」に「街に灯をともすべく」ラストでは周太から一時的に離れていったのではないかと。

あるいは両親から全うな愛情をうけてこなかったロミは、愛情の向け方がわからなかったのかもしれませんね。

つまり、異性としての好意をしめした周太と、改めて向き合うために距離をあけたんでしょう。

 

残っている彗星病患者のために「アポロクライシス」を設立したり、これからは周太だけでなく周囲の人とも交流をしはじめるんじゃないでしょうか。

その先に、周太とロミがともに道を歩む未来があったらいいですね。

 

上記のような結論をだした上で考えてみれば、ノーマルエンドのひまわり畑のCGでは、よくよく見たらアインシュタインが透過しているので、周太の深層世界のイメージかもしれませんし、エッチシーンに関しては精神的に結ばれたことの現れかもしれませんし、あくまでも恋愛的な回答をしなかったのは、ロミが自分のことを解決できていないからでしょう。

ロミの血液型に関しては何故隠しているのか未だにわかりません。実は周太と血がつながっていたとかいう衝撃事実はやめてくれよ。笑

 

話は変わりますが、アルベルト・アインシュタインの名言に『誰かのために生きることにのみ、生きる価値がある。』というものがありますが、これは周太の父が出した答えとどこかリンクする部分がありますよね。そう考えると面白い。

 

あと、ニセコイ/エヴァ/2位じゃダメなんですか?/ねこねこソフトのラムネ/魅せてくれ内田などなどいろんなパロディネタがあって面白かったですね。

ちなみに1番好きだったネタは、全裸ボクシングでした。

 

ギニアムの騎士……?

ロミ「…………なにそれ」

 

 

 

 

まとめ

 

 

ココがイマイチ

  • エッチシーンが薄い
  • 個別ルートが犠牲になるタイプの構成だった
  • バトルシーンなど、おざなりな描写があった
  • もっともっとイチャラブや皆で楽しく過ごすシーンを見たかった

 

 

ココがおすすめ

  • クセのある主人公が好きだった
  • 平易で読みやすくて笑えるテキスト
  • ヒロインが魅力的だった
  • 成長物語としてグッド
  • 絵や音楽が素晴らしい
  • 考察の余地あり

 

 

「絶対プレイしてくれ」とは言いません。

興味がある方だけ手にとっていただければと思います。

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パッケージ画像

FANZA GAMES

 

 

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