【ヘンタイ・プリズン 山岸姫瑠ミニシナリオ】

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【ヘンタイ・プリズン 山岸姫瑠ミニシナリオ】の感想

古城

2,222文字

ヘンタイ・プリズン 山岸姫瑠ミニシナリオQruppo
山岸姫瑠
ジャンル ―― 露出狂のプリズン脱獄ADV
配信日  ―― 2022年04月28日
パッケージ版価格  ―― 
ダウンロード版価格 ―― 
おすすめ度:★★★★★
満足度_80_点

感想

どんな作品?

本作は【ヘンタイ・プリズン】の無料アペンド作品です。

プレイ時間は1時間半で、エッチシーン回想は1枠

最新版にアップデートすると、全ルートクリア後にタイトル画面の「SCENARIOS」に追加されます。

本編
【ヘンタイ・プリズン】のパッケージイラスト
【ヘンタイ・プリズン】の感想

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「遊び」がある

以下ネタバレありです。

 

残念ながら今回は出番のなかった妙花ですが、終始パネルが登場していたので、謎に存在感がでていました。

以前波多江組の三羽烏が妙花に挨拶しに来た時、妙花の等身大パネルを置いていってくれたのだ。

しかも段々と、妙花のパネルが増えていく。

妙花の等身大パネルが5枚

姫瑠がプリズンに帰るときには、パネルを1つ持って帰っていて笑いました。

 

ノアちゃんがパネルを使って遊ぶ

関心したのは上のシーン。

柊一朗と伊栖未が会話しているのですが、その後ろでノアが「いないいないばあ」じゃないけどれど、隠れてから飛びでてくる謎の遊びをしています。

エロゲーマーのなかには、テキストだけを目で追う人もいるようです。しかし私は、じっくりとボイスを聞きながら全体を眺めているので、こういう細かな「遊び」が用意されていると嬉しくなります。

 

 

衝撃の事実が発覚!?

柊一朗「オレは……萌え……?」

なんと宇宙背景が動いた……!?

ヘンプリ本編にも度々登場していた宇宙の背景。

これが実は、宇宙の写真をはったパネルだったことが発覚しました。

な‥‥なんだって―――!!

衝撃の事実すぎて、思わず笑ってしまいました。

柊一朗のリアクションにあわせて、このパネルを伊栖未とノアが運んでくる光景が、なんだか微笑ましいですね。

 

 

姫瑠について

姫瑠アペンドであるにも拘わらず、まだ姫瑠について触れていませんでしたね。

正直アペンドプレイ前は、私のなかでは姫瑠さんは「おもしれー女」枠というか、面白くて心根がまっすぐでアホな女って感じだったんです。

しかし姫瑠アペンドでは、ちゃんとヒロインになっていた。

ヒロインとして見ていなかったキャラを、ヒロインとして見ることができたのは、このアペンドが良質なものであった証拠だと思います。

 

出会ってしまう

姫瑠「ここは……ドスケベ・パラダイスだ!!」

誰しもが思ったはず。

姫瑠さんが青藍島に行ったらどうなるんだろうと。

「姫瑠」と「青藍島」という、出会ってはいけないものが出会ってしまったら、どういう化学反応がおこるのだろうか、気になっていた人は多いでしょう。

 

姫瑠「むっ、ラップバトルか……!?」

期待は裏切られませんでした。

「HAMETEOR」という名の青藍島の住人と、いきなりドスケベ用語をつかったラップバトルがくりひろげられ、なんと、姫瑠さんが勝利をおさめるのです。

HAMETEOR
「ぅーわッ! ぅーわッ! ぅーわッ!」

HAMETEORのやられボイスが、某格ゲーのKOボイスと酷似していたのは笑いました。

 

姫瑠とシスター

体にダイナマイトを巻くシスター

姫瑠がいると、シスターのテンションがおかしくなるというか、普段見られない一面を見ることができます。

もう2度と見ることはないと思っていた、ダイナマイトを巻きつけた立ち絵が有効活用されていて素晴らしい。

 

ノア「あんがい似てますね」

Qruppoの作品ではわりと恒例になっている、声真似シーンもありました。

今回は、シスターが妙花ちゃんの声真似をしていましたね。

 

樹里亜「いいですか柊一朗ちゃん? 善行を積み、功徳を重ね、誰かの卒業アルバムを見ないことを、主はお望みになっています」

余談ですが、上の画像のシーンでは、セリフの途中で「ベッチェー」というボイスSEが使われています。セリフを聞きとばす人は気づかないかもしれません。

 

お嬢さまであるということ

手料理をふるまう姫瑠

姫瑠アペンドで1番描かれていた魅力は、お嬢さまであるということ。

ふだんの発言や行動から忘れがちになってしまいますが、姫瑠は育ちのいいお嬢さまです。

料理の腕があり、お嬢さま言葉をつかい、性善説を信じていて、面倒見がよくて、面白い。

本編ではなかなか見られなかった一面が、存分に描かれていたと思います。

 

オタクである

思えば姫瑠さんは本編にて、ガンダムシリーズなど富野由悠季作品のパロディ的な発言が多かったです。

 

姫瑠「自分はこの作品が一番好きだ。愛していると言ってもいい。絶対履修するべきである!!」

本アペンドでは、姫瑠さんのオタクな気質も色濃くあらわれていました。

異性とアニメなどのオタク趣味で一緒に盛り上がれるのって楽しいですよね。

 

 

ラスト

姫瑠「大きくなって、それでもその気持があったら、迎えにきてくださいます?」

別れ際のこのセリフはグッときました。

ときおり滲み出てくる育ちの良さや品の良さが好きすぎる。

 

いろいろあったのだけれど、それはまた別の話だった。

そして最後の最後に、めちゃくちゃ気になる展開をたった数行のテキストで済ませるという、妙花ルートさながらの〆られ方をしていてビックリしました。

こんな気になる終わらせ方ズルすぎじゃないすかね?

まとめ

本編とは打って変わって、終始明るいノリが楽しいアペンドでした。

これからもヘンタイ・プリズンの世界が広がっていくことを楽しみにしています。

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