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抜きゲーみたいな島に住んでいる貧乳はどうすりゃいいですか? 2 スス子ルートアペンド(Qruppo) |
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発売日 ―― 2020年08月14日 |
価格 ―― 100円(税込) |
声優 ―― 藍沢夏癒 |
おすすめ度:★★★★★ |
満足度 85 点 |
※このアペンドは「ぬきたし2」本編がないと起動できませんのでご注意を!
感想
待望のスス子ルート
麻沙音
「世の中すごいことってたくさんあるけど、一番すごいのはBGMの力だね」
というアサちゃんの発言からスス子ルートはスタートする。
いろんな場面でBGMを入れ替えて、どのような作用があるのか検証しはじめるのです。
その流れでBGMの力によって、淳之介くんがスス子をすこになったかのように思いきや実は……というのがスス子ルートの序盤の流れ。
BGM関係ないやんけ!
そう思われるかもしれない。
いやいや、そんなことはない。
だって、「婚前交渉はしない」という拗れまくった価値観をもつあの淳之介くんが、BGMのムーディーな雰囲気にながされ、スス子とスッススをするまでに至ったのだ。

はい。……ということでスス子すこ勢としては、待ちに待ったスス子ルートなわけですが、お値段なんと100円!
100円ですよ。100円。
プレイ時間は、ボイスをしっかりと聞いて3時間30分ほど。
100円で3時間30分幸せな時間が過ごせるわけですよ。
出会い系サイトで数千円をかけて女の子と合う約束をして、いくら待っても約束の場所にあらわれない。
「あぁサクラにつられたんだな」と徒労におわった、あのときの虚無の1時間とくらべると、とても贅沢な時間の過ごしかた&お金の使いかたなわけです。
Qruppoというメーカーは、ほんまに頭がおかしい。
性帝視点が最高
スス子アペンドでは、淳くんがB世界にとんでいる間の性帝の様子が語られています。
だんだんと性帝が馴染んでいく様子が、テンポよくコミカルにつづられていくのです。
つぎつぎと場面が切り替わり、テンポ感が最高。
テキストのテンポの良さをいちばん重視する私にとっては、この速いスピードが心地いい。もう序盤から最高すぎてずっとニヤニヤしながらプレイしていました。
B世界にいたビッグスリーもまた、元の世界の性格とはちがいがあります。桐香はあいかわらず愛らしくて可愛いのですが、郁子は自尊心がボロボロでネガティブになりますし、礼ちゃんなんかはシャイでまるで別人。
Favorite line
好きなセリフを発表します。
………………
…………
……

©Qruppo
「かまちょ!!」……世の中にはこのような可愛らしい日本語が存在するとは思いもしませんでした。
いや言葉自体は知っていたんですよ私も。
ただ、「日本語は正しくきれいに使え(イライラ)」みたいに思っていた私が、奈々瀬の「かまちょ」を聞いて、まじで華麗にテノヒラクルーしました。
なんだよ「かまちょ」って。こんなに可愛い言葉だったのかよ。知らんかったわ。
チャンカワイよろしく枕に顔をうずめながら
「惚れてまうやろー!」
って叫んでしまいました。
友人関係
淳くんと水引ちゃんとシューベルトの3人の友人関係も、掘り下げて書かれていたように思います。
3人で飯を食いにいって「普通」の会話をしているシーンがあまりにも尊い。

©Qruppo
会話を盗み聞きしていたSSおよびNLNSの面々と同じような感情が、私にもめばえました。
ドスケベワードが頻発するこの「ぬきたし」という作品において、普通の会話がホッとするというか貴重なものに感じるのは逆にすごいです。
エッチシーンについて
初エッチシーンにて、スス子がリードをしようとするのですが、淳之介のアソコがでかくて痛い。
童貞力を発揮した淳之介は、嫌よ嫌よも好きのうちだと勘違いするのですが、

©Qruppo
とツッコまれることに。
なんだよこれ、ふざけすぎだろ。まぁ笑ったんですけど。
そして2回目のエッチシーンでは、スス子こと那賀伊波といえばやはり「フェラチオ」ということで、待望のフェラシーンがくるのですが、
途中でチュパちゃんがでてきて
とか言って、フェラチオバトルがはじまって、まじでピキッときました。まぁ笑ったんですけど。
いやスス子が勝って、早々にチュパちゃんが退散してくれてよかったですよ。
あのフェラシーンは、チュパちゃんがでてきたところ以外は実用的でした。
そして最後にはバックでエッチして、腰をいわせるスス子。
なんだかエッチシーンにも笑いをぶっこんできていましたね。
「サイコパスか!!!!!」の件は好きでしたよ。チュパちゃんがでてきたのはアレでしたが。
デカいチ○コを痛がっているのも可愛かった。やはり漢ならチ○コと度量はデカいほうがいい。
物語の〆方
終盤には、光姫さんが洞窟のおくに祀られていた御神体をつかってオナニーをしたことにより、火山が大噴火する展開になります。
せまりくる火山弾を淳くんが「立体亀頭装置」をつかったり「全身を勃起させたり」しながら跳ねのけるのが、元の世界とB世界で培ったものをすべて使っているようで熱い。
さらにはアーマーハメドリくんやミサドリくんと共闘するのも激アツ。
そして最後に仲間を助けるときに「嫌な顔をされながらパンツを見せられる」というB世界でのスス子との思い出をかてに、力をだしきる展開も良かったですね。
「ぬきたし2」本編での感想記事で私は「嫌な顔をされながらパンツを見せられると興奮するというのは、私のデータにはないぞ」と語っていたのですよ。
しかしスス子ルートアペンドのラストシーンでは、
といい、嫌な顔じゃなく笑顔でパンツを見せてくれたのでテンション瀑上がりでした。
これなんだよなぁ。これ。
Qruppoはホンマ分かりて御膳。
そして追い打ちをかけるかのように、スス子バージョンのエンディングが流れてきて
「最高すぎか!?」
とクソデカい聲がでました。
まとめ
スス子の魅力が満開でしたし、ゲロイン属性が追加されたりとあらたな一面も見られました。
スス子がガチで可愛かった。

©Qruppo
これでホントのホントに「ぬきたし」が終わったんだなぁと思い、あらためて感無量の面持ちになりました。