公式ジャンル | 青春恋愛ロックンロールADV |
メーカー | OVERDRIVE |
発売日 | 2007年11月22日 |
通常価格 | 8,800円(税抜) |
ダウンロード価格 | 3,055円(税込) |
鬱/青春/バンド/フルプライス/廉価版あり | |
高鳴るリズム 響けば キラキラ 光る |
ゲーム属性 |
作品の紹介
なぜオタクはメガネなのか。
なぜ世の中のメガネたちはピュアなのか。
なぜ世の中のメガネたちはアニメやゲームにはしるのか。
青春とはなんぞや。
パンクって何? ロックって何?
そんな数々の疑問が湧いてきたあなたにおすすめするのは、キラキラとした青春のきらめきを描いた作品である「キラ☆キラ」。
ロックンロールを題材とした作品でして、バンドを結成して活躍することにより知名度や人気をあつめるというサクセスストーリーから、さまざまなトラブルや挫折の経験まで、明るく楽しい部分から、暗く苦しい部分までをリアルに描いた良作です。
この作品をプレイすれば、青春とは何か。パンクやロックとはどういうものか。その答えが分かるかもしれません。
ちなみに、なぜオタクがメガネなのかの答えは分かりませんし、アニメやゲームや漫画のせいだとかそんな回答はどうでもいいのです。忘れてください。関係ない話でした。
頭をロックンロールモードに切り替えて、この続きをお読み下さい。
私が所持しているのはパッケージ版です。
ライターを目当てにしていたのと、バンドをやっていたことがあるので興味が強かったです。
当時普通にパッケージで買ったのですが、(自分でも覚えていないですが)なぜか廉価版の方も買っていました。
プレイ前期待値:80
プレイ後満足度:84
どんな人向け?
- パンクロッカー
- バンドにかける熱い青春を感じ取りたい人
- ズシッと重く心にのしかかるシリアスシーンを求めている人
- 心情描写の細やかな作品を求めている人
- 繊細な人間
ストーリーについて
主人公 前島 鹿之助 は、彼女に振られて失意の日々をすごす。部活には顔をださず、受験勉強をするわけではなしに、ただアルバイトに精を出す毎日をおくっていた。
そんななか出会った少女 椎野 きらり と、 STAR GENERATION というバンドのライブにいき感銘をうける。
Chapter1
そこで廃部寸前の「第二文芸部」の文化祭の出し物として、ライブを行うことに決め、エキセントリックな練習をこなし、いざ本番を迎える。
Chapter2
ライブは無事成功におわり、第二文芸部バンドは解散するかと思われたが、最後におこなったライブハウスでの演奏が、インターネット配信により人気をあつめ、全国ツアーをする運びとなった。
夢と楽器をつめこんだボロボロのワゴン車で、各地を巡りつつ、ときにはライブで成功をおさめ、またあるときには手痛い失敗をしながらも青春の日々を送ります。
Chapter3
Chapter3以降は、全国ツアー中に仲良くなった特定のヒロインとの個別エピソードとなるわけですが、それぞれのヒロインや主人公がかかえる問題に直面する、シリアスな展開となります。
Chapter2までの、楽しく苦しく時にはハチャメチャな青春の日々。そしてChapter3以降の、胸をうつ重く詳密な心理描写と、どこまでも現実的なストーリー展開。
その2つの魅力をもつ作品だと言えます。
攻略情報
プレイ時間
私のクリアするまでのプレイ時間は、ボイスをほとんど聞いて30時間ほどでした。最初のエッチシーンまでは(選択肢にもよりますが)10時間ぐらいです。
攻略
自力攻略はそんなに難しくありません。攻略が楽しいタイプの作品ではないので、攻略サイトを見てのプレイでも大丈夫でしょう。
一番効率のいい攻略サイトはこちら。
フラグデータも書かれている攻略サイトはこちら。
攻略順
私のプレイ順は『 千絵 → 紗理奈 → きらり 』でした。
お好きな順番で大丈夫ですが、きらりエンドは後にまわした方がいいかもしれません。
体験版
体験版はこちら/DMM GAMES
キャラクターについて
椎野 きらり
ボーカル担当。
明るく前向きで、自分のことよりも他人のことを優先できる心優しい少女。
樫原 紗理奈
ギター担当。
資産家のお嬢さま。病弱で学校を休みがち。穏やかな性格なのですが、これと決めたら譲らない一面も。
石動 千絵
ドラム担当。
鹿之介とは幼なじみの関係で、家庭の事情により留年をしているために同学年でありながら年上のお姉さん。
前島 鹿之助
ベース担当。主人公。
バンド活動中は、やむを得ない事情により女装をして「前島 鹿子」として活動することに。
お気に入りヒロイン
紗理奈!
感想&見解
Hシーン
胸尻比率 | |
着衣脱衣比率 | |
中出し外出し | |
卑語なし。ピー音なし。アナルモザイクあり。 |
エッチシーン評価
尺が短めです。射精時のSEや視覚的演出もないです。
地の文章がおおくて、エッチシーンにてIQがさがっているはずの脳みそにはよろしくない作りになっています。
実用性という面を度外視すれば、非常に雰囲気の良いイチャラブの延長線上のエッチシーンとして楽しめると思います。
エッチシーン数
主題歌
主題歌
キラ☆キラ / 第二文芸部
挿入歌
O.H.B.I ~校歌絶叫~ / 第二文芸部
挿入歌
t r a v e l e r s / 第二文芸部
挿入歌
Too Fast To Live Too Young To Die / STAR GENERATION
ロックンロールが題材の作品なだけあって、やはり印象に残る曲が多いですね。
そのなかでも一番好きな曲は「君の元へ」です。キラ☆キラの楽曲のなかでは珍しくバラード調の出だしで、私好みのメロディラインでした。
©OVERDRIVE
音楽鑑賞モードが、各バンドのジャケットを選択して、曲を選択するというオシャレな仕様でした。
まとめ
この作品を青春バンドゲーとして紹介もできますが、シリアスなシーンも特徴的なのです。
たとえば悪役として「物語の都合上配置されたキャラクター」というのはおらず、それぞれがそれぞれの人生を生きているようなリアリティがあります。必ずしもその人物の行いが旗から見て「正しい」とは限らないとしてもです。
人間は誰しも間違いを犯すからこそ「ままならない」……そんな人生の不条理を描いたお話でもあります。
熱く爽やかな青春物語を求めている人、心にズッシリとのしかかってくるようなシリアスなシーンを求めている人、その双方におすすめします。
パッケージ版
ダウンロード版
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