3,044文字
目指すはエロ漫画家!
身近な女の子たちがキャラクターのモデルになってエッチなポーズをとってくれる!?
ラブえっちデッサン ~Hな魅力を描くために!おまかせポーズモデル~(桃色劇場) | |
ジャンル ―― Hな漫画描きライフADV | |
発売日 ―― 2014年01月17日 | |
パッケージ版価格 ―― 3,000円(税抜) ダウンロード版価格 ―― 3,036円(税込) | |
評価
評価 | おすすめ度 |
★★★☆☆ | |
満足度 | |
作品の紹介
俳優の成宮さん(違ったらごめんなさい)が、テレビ番組にて「尻フェチ」であること、エロい意味ではなくて「芸術的」に尻が好きだと語っていたのを見たことがあります。
お尻がおおきめに作られた「土偶」を持ち出して芸術のあれこれを語っていました。
イケメンが芸術をもちだし「尻フェチ」を語ることで、いやらしくない感じがマックスだったのがすごいです。
ちなみに私も「尻フェチ」ですが、あくまで芸術的に好きなだけだと付け加えておきます。
そう……芸術。
古来より裸婦と芸術は切っても切り離せない関係にあります。
今回紹介する「ラブえっちデッサン」も、芸術を扱った崇高な作品です。
私も芸術のなんたるかを知るために、この作品をプレイしました。
嘘ですごめんなさい。悪ノリがすぎました。
抜きゲーです。抜きゲーなんです。
女の子たちにエロマンガのデッサンモデルをお願いするという、芸術とは程遠い位置にある抜きゲーなんです。
見どころはある作品でした。
どうぞよろしくお願いします。
私が所持しているのはダウンロード版です。
攻略情報など
プレイ時間
全ルートクリアまでのプレイ時間は4時間でした。最初のエッチシーンまでは20~30分くらいです。
攻略
選択肢は数個、しかも非常に分かりやすいタイプなので、自力攻略は簡単です。
推奨攻略順
お好きな順番で大丈夫です。強いて言うなら、摩璃のグッドエンドがおそらくメインのルートのような気がします。
Hシーン
卑語あり。ピー音なし。アナルモザイクあり。
システム
バックログ画面からのシーンジャンプ機能なし。
ボイスカットをOFFにできないのが不便でした。
パッチ
一部のシーンを回想で閲覧できなかった問題を修正。
どんな人向け?
- 女の子にデッサンモデルをお願いするというシチュエーションが、好みに合致した人
- 短いながらも、しっかりと起承転結のあるストーリー展開を求めている人
- エロマンガ家を目指している人
感想
キャラクター紹介
「モデル派遣サービス」で主人公の元へとやってきて「レイ」と名乗る少女。主人公のクラスの委員長と瓜二つだが、その関連性は!?
主人公の累とは幼なじみ。男勝りに聞こえる口調だが、優しさと献身性はガチ。
漫画研究部の部長。漫画研究部とかいいつつ、この子も主人公もエロ漫画しか書いておらず、実質エロマンガ研究部でした。
いやー私もエロ漫画について語り合える女の先輩がほしかったなぁ。笑
エッチシーンの特徴
この作品は、エロマンガを描いている主人公が、ヒロインたちにデッサンモデルをお願いするという流れなのですが、他の和姦系作品とはちがい、特殊なポーズや妄想がいりまじっているのが面白い。
実際のヒロインたちとのエッチシーンと、だいたい同じ構図でマンガ内のキャラクターのエッチなシーンを見ることができるのは面白い試みだとおもいます。
テキストのノリ
©桃色劇場
ここは少し好みが分かれそうな部分なのですが、テキストのノリがいいほうで、個人的にはスベっているように思えましたが、感性に合っている人には長所となりえます。
ハーレム感
©桃色劇場
それぞれが主人公専属のデッサンモデルになりたいと張り合う序盤とハーレムエンドに関しては、ハーレム感がバツグンでした。願わくは、このノリで一本道でもよかった気がします。
シリアス
「私と仕事、どっちが大事なの?」とかいうセリフ、現実でも彼女が言いがちなセリフとしてよく挙げられますよね。
©桃色劇場
まさかそんなセリフを選択肢として突きつけられるとは思いませんでした。笑
しかも対応を誤ると、バッドエンドとは言わないですがなんとも言えないモヤモヤとした展開になります。
©桃色劇場
エロマンガのキャラクターに嫉妬しだして、ただただ面倒くさい展開へと流れていくのです。
この作品で1番好みがわかれそうなのがこの部分で、個人的にはクソシリアスの類に感じてしまい、評価を落とす要因になりました。
主人公が割とクソな発言をしだすルートもあるので、そこは大きく好みから外れました。
しかし、なかには「シナリオが良い」という人もいますので、これらのシリアスが最終的にはしっかりと解消されて、短いストーリー展開ながらも起承転結をしっかりと作っていたことは評価に値する部分なのかもしれません。
たとえば摩璃のグッドエンドなんかは、クソみたいな主人公を摩璃が懸命にささえて、最後には無事ハッピーエンドに至り、しかも綺麗にタイトル回収をするという良い流れだったと思いますし、見どころはあったと思います。
まとめ
ココがイマイチ
- シリアス展開がいらない
- システム面は微妙
- テキストのノリは好みが大きく分かれそう
ココがおすすめ
- 特殊なポーズをとってくれる
- 現実と妄想がリンクしているのが面白い
- ストーリー展開は人によっては楽しめる
- ボリュームやシーン数は問題なし
私には合わない部分もありましたが、他の人の意見をみてみると、好みに合致した人も多かったようですし、おすすめはしやすいですね。
そして他の作品には見られないような長所も感じられました。
白縁 美麗
CV:野中みかん