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あの催眠漫画の金字塔が、特大ボリュームで、ついにゲーム化！
| 催眠性指導 -Secret Lesson-（だーくワン！） | |
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| ジャンル ―― 学園催眠支配ADV | |
| 発売日 ―― 2024年12月20日 | |
| パッケージ版価格 ―― 15,000円（税込16,500円） ダウンロード版価格 ―― 12,000円（税込13,200円） | |
評価
| 評価 | おすすめ度 |
 | ★★★★☆ |
| 満足度 | |
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作品の紹介
今回は【催眠性指導 -Secret Lesson-】をご紹介します。
２次元のエロ文化において、外部からの圧力によって迫害を受けているジャンルをご存知でしょうか。それが催眠モノです。
現在では『催眠』という単語が規制対象になっていますね。
サイトによっては『催眠』という単語が完全に削除されており笑ってしまいました。これでエロゲの専門店なのですからビックリしますよ。あえて言おう、カスであると。
逆風が吹くなかで大ヒットを記録した催眠モノこそ、今回紹介する【催眠性指導 -Secret Lesson-】ですね。私はもともと催眠ジャンルが大好きです。本作はまさに私の性癖にクリーンヒットしました。
私が所持しているのはパッケージ版です。
どんな人向け？
- 催眠術師
- 寝取りスキー
- 原作のファン
- 大ボリュームの作品を求めている人
- ハーレムプレイや母娘丼が好きな人
- 狂ったシチュエーションの数々を楽しみたい人
攻略情報など
プレイ時間
私のプレイ時間は、ボイスをだいたい聞いて 26 時間ほどです。最初のエッチシーンまでは 10 分ぐらいかかりました。
攻略情報
助手の愛莉ちゃんを性指導の現場に連れていくかどうかでのルート分岐があります。自力攻略が面白い作品ではないので、攻略サイトを見てプレイするのもアリでしょう。
攻略サイトでは、序盤のエッチシーンのテキスト差分などを回収していませんが、タイトル画面にある鑑賞モードの「シーン回想」から回収できます。
システム
| 難易度 | 修正パッチ | バックログジャンプ |
| 面倒 | なし | あり |
| 備考 | ||
| － | ||
感想
どんな作品？
催眠性指導シリーズについて
愛上陸さんの手掛ける催眠モノのエロ同人誌『催眠性指導』シリーズはご存知でしょうか。エロアニメ化したり、官能小説が発売したりと、幅広いメディアミックス展開がされている大人気作です。
ファンの多い催眠性指導が、このたびエロゲ化することになりました。
https://nexton-net.jp/ms-toybox/darkone/saiminseishidou/product.html
https://x.com/Ms_toybox/status/1881295507433431364
１万円を超える高額商品なうえに、年末に発売したにもかかわらず、年間ランキングでは２位になるほどの売り上げを記録したんですよ。
ダウンロード販売が主流となっている現在において、とんでもない偉業であることは想像に難くないでしょう。
原作の同人誌を読んだほうが良いのか
このシーンは、主人公が撮影したセックス動画を、攻略ヒロインが見ているシーンです。セックスの相手となっているのが、原作に登場した「眠り姫」の異名をもつ「野崎悠」という名前の女の子。
このように、原作に出てきたヒロインも登場します。あくまでも脇役的なポジションですので、原作のことを知らなくても大丈夫です。もちろん事前に原作を購読しておくと、原作キャラの登場するシーンではテンションが上がるでしょうね。
エロゲ版の購入検討のために、まずは原作のエロ同人誌を読んでみることも１つの手。このシリーズが好きな人ならば、エロゲ版をプレイしても満足すること間違いなしでしょうから。
関連作について
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【催眠学習 -Secret Desire-】の感想
続きを見る
同メーカーが発売した【催眠学習 -Secret Desire-】というエロゲがあります。
ストーリー上の繋がりは全くありません。
共通点といえば、BGM を共有しているぐらいなので、未プレイでも問題ないでしょう。しかし、この作品は催眠モノのお約束展開が揃っています。催眠モノに馴染みがない人は、変わり種である【催眠性指導】よりも先に、【催眠学習】をプレイしておくほうが、より催眠ジャンルへの理解を深めることが出来るんじゃないでしょうか。
どんな内容？
主人公の田中はじめが、催眠をつかってエロいことをするストーリー。
お腹がぷっくりと膨らんでいるにもかかわらず、律儀にも制服のボタンを閉じている真面目くん。どうすれば、まだ学生なのにこんなにもメタボなボディを手に入れることができるのでしょうか。
催眠性指導は、催眠モノとしては変わり種の作品です。
本来このジャンルは、主人公が催眠能力を手にいれて、試行錯誤をして能力の効果を確かめて、さまざまな催眠を重ね掛けしていき、状況が変化していくところに面白さを感じるのではないかと考えます。
催眠性指導のばあいは、どのように催眠が使われているのか。
プレイ開始してすぐに、全ての学生・教員に催眠をかけて、特殊なルールを設けるところから始まるのです。
- 田中はじめは政府に任命された性指導員である
- 恋人たちは性行為に関する指導を受けなくてはいけない
- 性指導員の言うことはすべて正しい――
つまり、本作の催眠は舞台装置としての役割が大きい。
カレシを作った女の子は、性指導を受けるために主人公のもとにやってきます。このシステムは実に合理的で、カレシ持ちである＝それなりのルックスの女の子が、処女を散らすまえに、性指導員である田中はじめの餌食になりに来るのです。
まるで、甘い匂いで獲物をおびきよせる、ウツボカズラのような主人公ですね。
催眠モノではありつつ、寝取りモノとしての側面が強い作品でしょう。
やっていることは極悪非道かもしれませんが、認識改変されているキャラクターたちは、感謝の言葉を述べます。狂った世界観での、狂ったシチュエーションの数々を楽しめる作品ですから、性癖にマッチする人ならば、絶対に買って損はないはず。
※以下、プレイ内容をご紹介しますので、多少のネタバレになるかもしれません。
エッチシーンについて
卑語あり。ピー音あり。アナルモザイクなし。
特殊なシチュエーションの数々
【田中はじめ】
「女の子が、股間に精液をぶっかけられたときに、メスとしてどのように反応するかを調査したいんだよね」
田中はじめの提案した謎の調査により、後輩女子たちの股間に精液をぶっかけるシーン。
性指導員の助手をつとめている女の子と、風紀委員の女の子に奉仕をしてもらって、精液をかけていくという、かなり珍しいシチュエーションでした。
複数プレイが豊富
３Ｐ・４Ｐなどの複数プレイや、母娘丼が豊富に用意されています。エロゲは基本的に、１枚のイラストのなかに登場する人物が多ければ多いほど、作画カロリーが高くなると言われています。催眠性指導では、大半のシーンで画面に複数人が描かれているという、凄まじい労力の構図が多いんですよね。
尻フェチの私としては、ヒロインたちがメイド服を着てお尻を並べているシーンに、テンションが瀑上がりしました。
ちなみに上の２枚の画像に登場するヒロインは全て原作のキャラクター。
母娘で主人公のチンポを取り合っている構図が最強のエロいのですよ。
倉敷玲奈＆倉敷麗華、小幡優衣＆小幡夏美、宮島桜＆宮島椿の母娘ペアを気に入った人は、原作を購読したほうが良いでしょう。心が満たされること間違いなし。
桜庭まゆ
キリッとした顔立ちのヒロインが多い本作において、おっとりとした表情をしている桜庭まゆちゃん。彼女は最強に顔が美しいんですよね。そんな女の子が、下品なポーズをしているわけですから、それだけでもエロいのです。しかも下から覗くような特殊なアングルで描かれていて素晴らしい。
さらに、桜庭まゆのカレシである片平歩くんの活躍が素晴らしかったんですよ。
片平歩くんのチンポは非常に、その、なんと言うか、ミニマムな感じなのですが、主人公の大きいチンポとの対比が活かされていました。
基本的には、主人公がヒロインを独占する本作において、片平歩くんだけは射精するシーンがあります。桜庭まゆの母親である桜庭花蓮の手によって射精させられるのです。
主人公は、片平歩にたいして徐々に徐々に、恋人ではなく、恋人の母親に興奮するように仕向けました。
その結果、桜庭まゆとは破局をして、その母親の桜庭花蓮と片平歩が恋人関係になることに……。人間関係を破壊していく愉悦を、興奮に繋げている尖ったシチュエーションでしたね。
選択肢による変化
背が高くて凛々しい顔立ちをしている弓道部の先輩＝高梨雫さん。彼女は「格好いい」ではなく「可愛い」と言われたい女の子です。可愛い女の子になるために、主人公に助言を求めます。彼女は、デートシーンまで用意されている優遇っぷり。もっともっと、こういう日常のイチャラブシーンを見たかったぜ。
本作では、選択肢によって大きく方向性の変わるキャラクターが何人かいました。高梨雫さんもそのうちの１人。
可愛くなることを諦めて「王子様キャラクター」として格好いい方向性を目指すことになった高梨雫さん。主人公のことを「子猫ちゃん」ならぬ「豚ちゃん」と呼びはじめて、声を出して笑ってしまいました。ギャグっぽく感じてしまい、あまり私の“癖”には刺さりませんでしたね。
うってかわって、こちらは可愛い方向に進化した高梨雫さん。猫耳と尻尾をつけて「にゃーにゃー」言っている姿は、見た目とのギャップが半端なくて、めちゃくちゃグッときましたね。やはり格好いいよりも可愛いほうが好きだな、私は。
崩壊していく常識
厳格な体育教師として生徒から恐れられている御影友姫さん。彼女は負けず嫌いであり、主人公によってイカされたことが悔しくて特訓をします。道具をつかったオナニーをするのですが、やればやるほど感度が上がっていくのですよ当然ながら。全ては主人公の手のひらのうえで転がされていたのです。
最終的には、露出趣味の痴女として、生徒たちからはドン引きされる始末。誰よりもプライドの高かった彼女が、無様を晒しまくる姿が興奮を誘います。
アナル舐め＆フェラチオ
私が最も好きな行為は、アナル舐め＆フェラチオの合せ技。このシチュエーションが６シーンも用意されていて神でした。上の画像のシーンでのヒロインは、暗示をかけられて、アナルを美味しい美味しい言いながら舐めています。
主人公は指導をする立場にいるので、丁寧な言葉遣いで接してくれる敬語ヒロインが多かったことも、私の好みにガッチリとハマった部分でしたね。
ボテ腹セックスもある
本作には「妊娠体験指導」という謎の制度もあります。当然、主人公が中出し孕ませセックスをしたいがために作った制度です。
ボテ腹エッチシーンもいくつか用意されていました。私は本来はボテ腹は好きではないのですが、この作品においては、狂った性行為の「成果」としての側面を強く感じて、必要なシーンだったと感じたんですよ。
結城愛莉について
性指導員である田中はじめの助手に選ばれた結城愛莉ちゃん。彼女は、主人公の活動に協力をする特殊なポジションでした。めちゃくちゃ好きなヒロインなので、ネタバレ込みで語りたいと思います。
プレイ体験を著しく損なうネタバレを含みます。既プレイ者のみご覧くださいませ。
癒やし
毎日毎日、愛莉ちゃんが「コーヒー」か「お茶」を入れてくれるところから活動がはじまります。同じセリフを何度も聞くことになるのですが、彼女のセリフを飛ばすことはありませんでしたよ。あまりにも好きすぎて。
どうやら、愛莉ちゃんとの日常会話には、とんでもない癒やし効果があるらしい。お香を炊くよりも、マッサージを受けるよりも、入浴剤を使った湯船に浸かるよりも、ヒーリング音楽を聞くよりも、湘南乃風のライブでぐるんぐるんタオルを振り回すよりも。
エピソードの断片から見える人物像
愛莉ちゃんの親は離婚をしているため、お母さんと２人で暮らしています。
母親に迷惑をかけまいとして、一生懸命に仕事をこなす真面目な性格になったのでしょう。また、片親がゆえに、自分のことを見てほしい褒めてほしいという思いを募らせているのではないかと推測します。
ですから、愛莉ちゃんは、田中はじめが褒めたときに、満更でもなさそうに頬を赤らめて照れるんですよね。逆に、田中はじめが性指導の現場に連れていかないと、不満を募らせていきます。おそらく、他人から必要とされることに喜びを覚えているんじゃないかな。
直接的にデレるシーン
えっ!!?
あっあっあっ。
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！
愛莉ちゃんは基本的に、素直にデレてくれないツンデレキャラなんですわ。しかし、１シーンだけストレートにデレてくれる可愛いシーンがありました。リアルに声を出して発狂しましたよ。ミスター無感情と呼ばれているこの私が。
お願いだからデレデレモードの愛莉ちゃんとのセックスシーンを用意してクレメンス……(´；ω；｀)
助手の後輩
助手として立派に成長した愛莉ちゃんが、先輩風を吹かせるエンディングも用意されていました。先輩として後輩を導くという、普段と違った一面を見られて新鮮でしたね。どのルートでも活躍する愛莉ちゃんは本当に凄いぜ。
友人の月島千羽
愛莉ちゃんを冷遇すると、友人の月島千羽ちゃんに愚痴をこぼすようになります。
その後、月島千羽ちゃんから性指導員の話を聞いた母親の月島香澄さんが、性指導室にのりこんできます。なぜなら、性指導員という制度からお金儲けの匂いを嗅ぎとったから。
この母親は狂っていて、田中はじめと懇意になるために、娘を好き放題に使ってくれと差し出してきます。
何事にも動じない田中はじめが、この母親にはマジでドン引きしていて笑いました。
このままエンディングに突入すると、ツンデレ状態のままの愛莉ちゃんと結ばれることに。素晴らしきハーレムエンドでしたぜ。
友人に接しているときの愛莉ちゃんは、普段とはまた違った一面を見せてくれて可愛いですね。千羽ちゃんは千羽ちゃんで、主人公のことを愛していて、めちゃくちゃ尽くしてくれる最高の女の子でした。
クオリティの高いエピローグ「うたかたの夢」
私が１番最後に見たエクストラストーリーでは、年老いた田中はじめが、今まで抱いてきた女を思い返していました。結局、誰とも深い関係にはならずに、ただただ孤独な今を生きているのです。あまりにも寂しく切ないシーンを見せられて、こちらまで何ともいえないアンニュイな気持ちにさせられました。
しかし……
部屋に愛莉ちゃんが入ってきて、手を握り、心配そうに声をかけてくれたのでした。
田中はじめは、性行為のためだけに女と関わってきたのですが、愛莉ちゃんだけは、そういう関係を抜きに一緒にいてくれたのです。
ここで愛莉ちゃんは「もちろんですよ。だって私は、先輩の助手ですから」と発言するのですが、助手という言葉の意味合いが、今まで感じていたものとは違い、重いもののように聞こえます。
田中はじめは今まで、上っ面だけで「愛している」と言うことはありましたが、ここでは本心からの言葉をかけました。
愛莉ちゃんも同様に、言葉を返してくれようとするのですが、田中はじめはここで事切れてしまう。
………………
…………
……
夢かい！！！
思わず私は、大塚愛ばりに「夢かい」とデカい声で叫んでしまいましたよ。良かったよ夢で。こんな終わり方はあまりにも切ないじゃないか。
いつもと変わらない日常がそこに広がっていたのですが、愛莉ちゃんは言います。
私は先輩の助手ですからね、と。
夢のなかの彼女と、現実の彼女がここでリンクするのです。
よく分からない感情が私のなかを渦巻き、気づけば目が潤んでいましたね。
あまりにも最高の〆方をしてくれたので、心地いい余韻を味わえました。
やはり愛莉ちゃんは最強だな。愛莉ちゃんしか勝たん。
田中はじめは、欲望のままに催眠をつかって女を抱いています。ダルンダルンに弛んだ体型を見て分かるとおり、欲望を制御するのが苦手なのでしょう。１人暮らししているので、両親から小煩く注意されることもありません。そう考えると、田中はじめの健康を慮って、あれやこれやと注意してくれる愛莉ちゃんの存在は、やはり特別なんじゃないかと思うのです。
愛莉ちゃんは、田中はじめと並ぶと体格差が“映える”んですよね。やはりロリボディは至高。ロリボディこそがベスト。
ここまで愛莉ちゃんがぶっ刺さるとは思いもしませんでした。声優の蒼乃むすびさんのボイスもかっちりとハマっていて最強に可愛かったですぜ。
まとめ
ココがイマイチ
- １シーンだけの出演に終わるのが勿体ないモブキャラ
- 卑語が画一的なのでバリエーションを増やしてほしい
- ピー音あり
ココがおすすめ
- 催眠を使った特殊なシチュエーションの数々
- 寝取りスキーにはガチでおすすめ
- 満足感のある特大ボリューム
- 愛莉ちゃんが最強に可愛い
- 選択肢による方向性の変化
- 複数プレイの宝庫
- 母娘丼の山盛り
大絶賛していますが、そりゃあ不満もありますよ。もっとサブヒロインの出番を増やしてほしいとか、男性器の呼称を「チンポ」に統一するだけじゃなくて「おちんちん」や「おちんぽ」などの呼び方も増やしてほしいなどなど。
しかし、それらの不満が消し飛ぶぐらいには、性癖にドストライクな作品でした。
催眠モノや寝取りモノが好きな人には、ぜひともおすすめしたいですね。莫大なボリュームがあって、どのシーンにも実用性を感じるという至高の一品でしたので。
＼ ＳＨＡＲＥ ／