皆様ごきげんよう。古城です。
かつて以下のような記事を書きました。
エロゲのプレイスタイル10選__姿勢編
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今回は、エロゲのプレイ前、プレイ中、プレイ後のスタイル・スタンスに触れていきます。
プレイ順
次にプレイするエロゲをどのように選ぶのか。
1:気の赴くままに選ぶ
そのときそのときの気分で、次にプレイする作品を決めるタイプの人。
おそらく、この界隈で1番自由なやつこそが“エロゲ王”だと信じて疑わない夢追い人。
2:何かしらの基準に従って決める
購入した順にプレイ。抜きゲー・非抜きゲーを交互にプレイ……などなど、何かしらの基準をもってプレイしていく人。
多分このタイプの人は、靴を履くときは右から、食事をするときはサラダから、ラーメンを食べるときはスープから、お寿司を食べるときは玉子からと、良くいえばコダワリ派――“通”と呼ばれる人。悪くいえばお堅い人――面倒な人なのかもしれません。
3:他人に委ねる
Twitterなどで「次にプレイする作品は何がいいですか?」とアンケートを取っている人。
すべてを自分で決めたい私からしたら「んなもん自分で選べ」と思わなくもないですが、こうやってコミュニケーションをとりながらエロゲをやるのは、それはそれで楽しそう。どちらかというと“陽”の属性の人なんでしょうね。
CONFIG
いざプレイ……の前にCONFIGをいじるのかどうか。
4:すぐにCONFIGをいじる派
ゲームを起動してタイトル画面にたどりついたら、すぐにCONFIGをひらき設定を変える人。
テキスト表示速度は最速で~、既読文字色変更はなしで~、ボイスカットをOFFにして~と、もう自分のスタイルを確立してしまっている玄人。
ゲーム起動直後から本編がはじまるパターンのエロゲに文句を言うこともしばしば。
私はあの演出は、意図があるならアリだと思っています。印象に残りやすいですから。
5:適宜調整派
実際にプレイしはじめて、気になるところがあったらCONFIGをひらいて適宜調整していく慎重派。
6:ナチュラル派
デフォルトの設定のまま突きすすむ“THE漢”と称したくなるナイスガイ。
彼らのテーマ曲は当然「なすがままに」を意味する『Let It Be』。
進行方法
クリックして読み進めるのか、はたまたオートプレイか、それ以外か。
7:クリック派
マウスをポチポチとクリックして読み進めていくオーソドックスなスタイル。
私はこのプレイスタイルです。長時間エロゲをプレイしたあと、マウスを握っていないのに指先がピクピクして「マウスをクリックしているような感覚」になることがあるんですが、私だけでしょうか?
怖い。この現象が怖い。
ついでに社会が怖い。労働が怖い。人間が怖い。
8:ホイール派
マウスホイールをクルクルと転がしながら読み進めていくスタイル。
このタイプの人は、マウスのカチッカチッというクリック音すら嫌う神経質な人。あるいは体の動作を最小限におさえて楽をしたい省エネ派。
たまにマウスホイールの効かない古のエロゲをプレイしてキレ散らかしている人を見かけます。
このスタイルだとテキストを飛ばしてしまいそうな気がするんですが、どうなんでしょうか。
9:Enterキー派
キーボードのEnterキーをカタカタと押しながらプレイしている人。
ベテランになればなるほど、Enterキーを押すときの「ッターン!」という音が小気味よく、カッコよくなっていきます。
10:オート派
AUTOモードにして読み進めていくタイプ。
エロゲの感想において「デフォルトのAUTOモードの速度が、自分の読み進めるはやさと合っていて感動した」という記述を見かけたことがあります。AUTOをあまり使わない私からしたら、目からウロコな視点だったので衝撃をうけましたね。
11:ながらプレイ派
エロゲをAUTOモードで流しながら別の作業――つまり「ながらプレイ」をする人。
常にエロゲに“真剣”な私からしたらありえないプレイスタイルですが、どうプレイしようがその人の自由です。
12:フットペダル派
フットペダルとは、足でペタペタと踏むことによって、マウス入力の代わりになるもの。
手がフリーになるので、お前らの嫁、ラブドールの花子さんだっり郁代ちゃんだったりを抱きかかえながらプレイすることができます。
使っている人、いますか?――
13:コントローラー派
PCに「コントローラー」やら「左手デバイス」やらを繋げて使っている人。
おそらくエロゲ以外もプレイする人、Steamゲーマーの人でしょう。
ボイス
ボイスをきちんと聞くかどうか。
14:ボイスをきちんと聞く派
エロゲ声優にたいしてコダワリのあるオタク。ボイスも重要な要素の1つだと捉えているオタクはこのタイプ。
最近だと原画家の克さんが、ボイスを最後まで聞く派だとおっしゃっていました。
それも勿論あるのですが、私自身のものの見方として全体の印象よりも細部のちょっとしたところほど魅力を感じることが多く、声優さんのボイスの場合それが語尾に現れやすいと思っていて、最後まで聴くようにしているという感じですね。
— 克🔞 (@_COQ) October 4, 2022
15:ボイスを聞き飛ばす派
とにかく数をこなしたい人。いちいち最後まで聞いていられない人。声にたいするコダワリのない人は聞き飛ばすことが多いんじゃないでしょうか。
16:ボイスミュート派
ボイスはすべてミュートにする人。
逆にここまでくると清々しい。
視点
物語を読み進めるときに、どういう視点で見ているのか。
17:主観視点
主観視点といっても2タイプあります。
1つ目は、「――投影、開始」の掛け声とともに、主人公に自己投影するタイプ。
2つ目は、さまざまな登場人物の心情に寄り添う共感型。
私は物語の内側に入り込めば入り込むほど感情の振れ幅がおおきくなり、楽しめると思っているので、できる限り主観に近い視点でみるようにしています。
18:客観視点
一歩引いた視点で見ている人。
外から眺めて“愉悦”を感じたり、「壁になりたい」とか宣っているのがこのタイプ。
このタイプは、昔よりも増えている印象がありますね。
19:俯瞰視点
物語を、はるか上空から眺めている人。
エロゲをプレイすればするほど陥りやすい状態です。
たとえば「○○と比べて~」とか「過去作よりも~」とか「○○の展開に似ていて~」とか、他の作品と比べてみてしまうようになり、楽しめる作品が減っていきます。
なので私は、意識して俯瞰高度をさげることが、あらゆるエロゲを楽しむコツであり、エロゲという趣味を長く楽しんでいくコツなんじゃないかと思っていますね。
「このエロゲが面白いかどうか俺が見極めてやるか」と、上から目線のプレイ開始ツイートを見かけたときにはさすがに吹きました。お前は何様だ!?
スキップの使用
ゲームを進行するうえで、スキップを使用するかどうか。
20:基本的にスキップを使用しない
どんなに合わない作品でもきちんとやり遂げる。
あらゆる苦行に耐えることのできる鋼の意思のもちぬし。
21:場合によってはスキップを使用
パンピー。
22:エロシーンスキップマン
昔は「エロゲにエロはいらない」って発言を見ましたが、最近はその手の発言は減っていますね。好きにすりゃいいですが、わざわざ声高に叫ぶ必要はないかと。
お気に入りの抜きゲー(※エッチシーンCG率90%以上の作品)の感想で「エロシーンは全部スキップしたけどプレイ時間が短くて~」という記述をみたときには、意味不明すぎてさすがにイライラしちゃいました。
23:エロシーン以外スキップマン
別にこれも好きにしていいと思うんですが、私としてはエッチシーンに入るまでの“溜めの長さ”こそがエロゲの醍醐味だと考えます(開幕エッチシーンなんて作品もありますが)。
攻略法
どのように攻略をするのか。
24:攻略うんぬんは気にせずにプレイ
何も気にせず、直感にしたがい選択肢を選んでいくタイプ。
「自分が選んだ結末以外は見ない」と、1ルートだけしかプレイしない人を見かけたときには衝撃が走りました。そういう考えもあるのかと。
ドラム&パーカッション奏者の方でした。【君が望む永遠】の実況をされていて、めちゃくちゃ悩みながら選択肢をきめて、エンディングに辿りついたときには男泣き。ぶっちゃけ私もつられて感動しちゃいました。
それほどまでに1ルートに熱い想いをかける人もいるんですよ。長年エロゲをプレイしていくうちに、忘れてしまった感覚なのかもしれない。
25:自力攻略派
選択肢に込められた意図もふくめて楽しむタイプ。自分の意思で選んだほうが、より感情移入ができるので、私はこのプレイ方法が好きですね~。
26:攻略情報に頼る派
はじめから攻略サイトをみてプレイするタイプ。効率を重視している人。
クリア後
ゲームクリア後の行動。
27:すぐに次のエロゲへ
けっして過去を振り返らずに前へすすみつづける武人。
ちょっとぐらい余韻を味わってもいいんじゃない?
28:感想を書く
自分の考えをアウトプットする人。
文字だけじゃなくて、動画などの媒体で発信する人もいます。
29:感想を漁る
他人と感想を共有したり、自分の価値観とは違うモノに積極的に触れていく人。
30:再プレイ
復習をかかさない優等生。
以上です。
普段はあまり他人のプレイスタイルを知ることってないですよね。
プレイスタイルの違いにより、感想が違えることってあると思うんですよ。
たとえば私はストーリー以外にも、ボイス、音楽、演出などなど、いろんな要素を重視しています。プレイ時間が私の半分以下の人――ポンポンと読み飛ばしいている人の意見には共感しづらい傾向にあります。
どういうスタイルでプレイしているのか公開・共有する機会があると面白いだろうなぁと思って記事を書いた次第です。
他にも、
- テキストウィンドウの濃さ
- テキスト表示スピード
- ボイスカットON-OFF
- 音量のバランス
などなど、CONFIG設定のコダワリも、人によって違うので気になりますね~。
それでは~。