英語を学習することによってエロゲプレイに支障が……
「英語は子供の頃から学んだほうがいい」
という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
人間の脳は、1~3歳のときに著しく成長するため、3歳までに英語に触れさせることで英語脳を鍛えることができるらしい。
しかし、大人には大人の学習方法がある。どのような手順で英語を習得していくのか、論理的に組み立てて学習することが可能なのです。
私が本格的に英語を勉強したのは、大人になってからでした。
色々と調べた結果、リスニング力が重要だということが分かり、まずは英語耳を鍛えることにしました。
各民族のつかう言葉には、それぞれ固有のトーンがある。このメイントーンを「パスバンド」と呼びます。
以下、主要言語のパスバンドをご紹介。
日本語と英語の周波数は全く被っていないのである。
こりゃ、日本人は英語が苦手な人が多いよなと納得しました。
普段、聞くことのない周波数の音を、耳が拾わないようになっていくのは言うまでもありません。
私は、英語耳を鍛えるCDを繰りかえし聞き、聴覚を研ぎ澄ませていきました。
ある時、エロゲをプレイしていて変化を感じ取ったのです。
あれ……声優の〇〇さんの声が、以前よりも汚い音に聞こえるかも……。
綺麗な声だと思っていた声優さんの発する音に、強烈な違和感を抱くようになりました。
私の耳は、英語を発音するときに必要な「シュ」「ップ」「ットゥ」などの摩擦音や破裂音を認識できるようになり、喋るときに舌と歯のあいだを通る音までもが聞こえるようになったのです。
当然、日本語を発話するときにも、喋っている言葉以外の音が鳴っていて、私の耳はそれを聞き取るようになったのです。
そのせいか、「この声優さん、喋るときの息の通り方が奇麗だな」などという訳の分からない評価基準を持つようになったのでした。
大半の方はご存じないと思いますが、発声や声質や演技力だけでなく、息の通し方にも良し悪しがあるのですよ。笑
能力が進化すると認識できる世界に変化が訪れるのです。
たとえば、霊感のある人が見ている世界と、そうではない人が見ている世界は全くの別物でしょう。
意識によってもエロゲのプレイ体験に変化が訪れる
以前にコメント欄にて私は、『「お汁」という単語が出てくるたびに、声優さんが「おしる」と「おつゆ」のどちらの読み方をするのか緊張感が走る』という話をしたことがあります。
私のコメントを読んだ相手の方は、
と返答されていました。
私はそれを読んで、要らない視座を与えてしまったと後悔しました。
「経て」という単語が出てきたときも冷や汗がでてきます。作品出演数ナンバー1のエロゲ声優界の女王が「えて」と読んでいたときには軽く絶望しましたね。
それ以外にも、ライターさんが「○ヵ月」「○カ月」「○か月」「○ヶ月」「○箇月」の、どの表記を使用しているのかも気にしています。これは、私が日頃から文章をよく書いているからこそ注目しているのかもしれません。ある意味、職業病と似たようなものですね。
プロのイラストレーターと素人とでは、イラストを見たときに注目するポイントは違うでしょうし、エロゲ制作者とエロゲーマーとでは、エロゲをプレイしたときの見方が異なるでしょう。
こだわること、意識すること、注目することにより、エロゲのプレイ体験が大きく変わっていくのです。
ここまで読んでいただいて察したかもしれませんが、私はおそらく、他人からは理解されないようなところに注目していたり、こだわっていると自覚しています。
いずれは、エロゲのプレイ体験が変わる見方を体系的にまとめた記事でも書きたいですね。未だに誰も公開したことのない記事でしょうから、貴重なものになりそうですし。
あ、「薄目の呪い」という言葉を生み出したヤツだけは許さねぇからな(マジで検索しないほうがいい)。