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わたし達にご褒美、いっぱいちょうだい♥
Love×Holic ~魅惑の乙女と白濁カンケイ~(アトリエかぐや) | |
ジャンル ―― 亜人女子がゴックン搾り尽くしてくれるAVG | |
発売日 ―― 2018年05月25日 | |
パッケージ版価格 ―― 8,800円(税込9,680円) ダウンロード版価格 ―― 6,476円(税込7,124円) | |
評価
評価 | おすすめ度 |
★★★★★ | |
満足度 | |
作品の紹介
今回は【Love×Holic ~魅惑の乙女と白濁カンケイ~】を紹介します。本作は、アトリエかぐや BARE&BUNNY の作品のなかでも人気が高い Holic シリーズの1作目。
あなたは、Holic シリーズのことをご存知でしょうか。
え、CLAMP の漫画のことかって?
それは『×××HOLiC』や!
はい。すみません。伝わるかどうか微妙なネタを披露したところで、冒頭の文章を〆させていただきます。
どんな人向け?
- 亜人女子が好きな人
- キャラクターデザインに惹かれた人
- モテモテ・ハーレム系の作品が好きな人
- キャラが魅力的な抜きゲーを求めている人
- ヒロインがヤキモチを焼く描写が好きな人
攻略情報など
プレイ時間
私のプレイ時間は、ボイスをだいたい聞いて20時間ほどです。最初のエッチシーンまでは1時間ぐらいかかりました。
攻略情報
アイテムを所持していないと見られないエッチシーンがあったりと、自力攻略は少しだけ面倒くさいかもしれません。
システム
難易度 | 修正パッチ | バックログジャンプ |
普通 | あり | なし |
備考 | ||
- |
感想
どんなお話?
舞台は、人間(=ヒューマン)と亜人(=デミヒューマン)が共存する世界。
デミヒューマン女子 ―― 通称「デミジョ」とお付き合いをしたいと考えていた主人公の 天野 太一 は早々に、20回目の告白をしようとしていました。
20回目というのはつまり、今まで19人に断られてきたということ。
学内随一の美人である 鬼上 鈴鹿 にアタック。しかし敢えなく玉砕。辛辣な言葉でえぐられます。手当たり次第に告白しているように思われ、評判が悪くなっていたのです。
こっぴどく振られて傷心中の太一くんに転機がおとずれました。
ヘンタイ女教師に追いかけられて、廊下を走って逃げていたときに、とある女生徒とぶつかります。
高嶺の花であるデミジョ・蒼江 紅音 との正面衝突。
なにが起きたのか、とらぶる~なリトさんばりのラッキースケベに見舞われ、紅音さんとキスをしてしまう。
紅音さんは、唇のはしを怪我して、血が出ました。
その血を主人公が飲んでしまうのです。
………………
…………
……
するとどうでしょう。
主人公のなかに眠っていた特殊な力が引き出されることになる。
それは『覚醒の魔素』と呼ばれるもの。
主人公の「体液」が変質したのですよ。すべての亜人の潜在能力をひきだし、おおきな進化をもたらす究極の秘薬へと。
それからは人生が一変。
あらゆる亜人女子から体液を狙われる、最強モテモテハーレム野郎へと進化しました。
これまでに紹介した2人のデミジョと、セイラ という褐色肌のデミジョもくわえて、3人のヒロインとのドタバタ搾られ生活が幕を開けます――。
ラブホリックの特徴
2つのアビリティ
会話イベントにより好感度を高めていき、一定以上の好感度になるとエンディングを迎えることができます。
エッチシーンでは、魔素の消費量によって、異なるアビリティが高まります。
たとえば「吸血鬼」と「雪女」のハーフである紅音は、最終的にどちらの能力が引き出されるのかは、魔素をどれだけ消費したかによって変わってくるのです。
吸血鬼だと少しSっ気があり、独占欲がつよい。
雪女だとMっ気があり、魅惑的かつ献身的になる。
見た目だけでなく性格にまでも違いがあらわれます。
人気イラストレーター choco-chip さんのキャラクターデザインが魅力的な本作。しかも、亜人であることから、個性の際立ったデザインを楽しめます。それだけでも価値のある作品だと言えるでしょう。
丁寧な恋愛描写
本作では、ヒロインたちの潜在能力を引き出すという名目で、序盤からエッチシーンが用意されています。
ですが、恋愛描写がおざなりになっているかというと、そんなことはない。
序盤の紅音には、恋愛感情がありませんでした。しかし時間が経つにつれて、無意識に好意を示しはじめる。自分の感情を理解してからは、ストレートに言葉であらわしてくれます。
紅音
「あ、おはようっ♪ 嬉しい、朝から会えて」
可愛い女の子に、朝からこのような挨拶をされたら、その日1日、テンションが瀑上がりしちゃうでしょうね。
紅音
「私、負けないよ。絶対。君のこと、一番好きなのは私だもん」
見てくださいよ、このセリフ。最初からは想像がつかないぐらいに、つよい感情を示してくれるんですよ。
鈴鹿は、ツンデレクイーンです。なかなか素直になれないものの、隠しきれないぐらいに好意があふれていて、たま~に甘えてきてくれたときの破壊力はバツグンでした。パッケージイラストからは省かれていますが、1番のお気に入りヒロインです。笑
セイラは最初から主人公のことを「ダーリン」と呼び、好意が全開なのですが、一緒にいるうちに変化が見られます。
嫉妬心を抱くようになったり、しおらしくなり、主人公との距離感がおかしくなったりと、性格や態度までもが変容するのです。
私は、キャラ萌えゲーの場合は、特典付きのものを購入することがある。うってかわって抜きゲーの場合は、特典付きのものを選びません。
しかしラブホリに関しては、特典付きのものを予約購入したぐらいには、キャラクターの魅力に惹かれましたね。
ハーレム感抜群
主人公は、ヒロインからサブヒロインからモブ女子にまでモテまくります。
ヒロインのヤキモチを焼く描写や、独占欲をあらわすシーンや、嫌われたくないと泣くシーンなどなど、私的にグッとくる描写が多くて満足感が高かったです。
個性的なサブヒロイン
主人公のことを付け狙う28歳の女教師。主人公に相手にされないと駄々をこねだしたりと、ガチのおもしれー女です。
なんやこのオバハン……と思ったんですが、私のほうが年上だったわ。うぐぅ。
さまざまなエンディング
先ほど、ヒロインが2つのアビリティを持っていることを紹介しましたが、エンディングもそれぞれ2種類ずつあるんですよ。そのうえ、サブヒロインのエンディングまで用意されています。
個別エンドのはずが、「メリーバッドエンド」のような結末もあり面白かったです。
エッチシーンについて
卑語あり。ピー音あり(かぐや消し)。アナルモザイクなし。
ラブホリの唯一の欠点と言ってもいいのが、フェラシーンが並程度にしか用意されていないこと。
本作の公式ジャンル名は「亜人女子がゴックン搾り尽くしてくれるAVG」。当然フェラシーンが多いであろうと期待されます。ガッカリした人も居たんじゃないでしょうか。
ですが、実用性が高い作品だと思います。特に巨乳ヒロインが好きな人にはおすすめできますね。
イラストが美麗なのが1番の強み。
体がどうこうじゃなくて、顔を見ているだけでもエロく感じてしまいますね。笑
先ほど恋愛描写が素晴らしいことをお伝えしましたが、それがエッチシーンにも反映されております。
少しずつエッチシーンのセリフも甘々に変化していくのです。
実用性目的じゃないにしても、エッチシーンは読んでいて楽しいというか、キュンとくる感じでした。
少しだけ「魔法のアイテム」をつかった特殊なエッチシーンもあります。
性癖にぶっ刺さったのは、紅音のお母さんである舞凍さんのエッチシーン。
人妻が年下の男の子に媚びて「ご主人様のチ○ポ専用の肉便器にならせてください」とかエロすぎません?
いちばん尻がエロかったシーンは、紅音と教室でエッチをする場面です。
尻コキがきたぜ! よっしゃあ! と思っていたら、すぐさま騎乗位に移行してズッコケましたね。
まとめ
ココがイマイチ
- 女のヤキモチ焼き描写は好きだが、男の嫉妬を煽るシーンはいらない
- フェラシーンが思ったほど用意されていなかった
- ピー音あり
ココがおすすめ
- 多様なエンディングが用意されている
- キャラデザが素晴らしい
- ヒロインが全員可愛い
- サブキャラが個性的
- ハーレム感がある
- 恋愛描写がいい
- 実用性が高い
「恋愛描写の良さ」と「ハーレム感」と「エロさ」が高いレベルで兼ね備えてある、最強の抜きゲーです。
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