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最後の銃声が、夜を裂く―――
| 流星ワールドアクター Gaslight Bullet(Heliodor) | |
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| ジャンル ―― ダークハードボイルドADV | |
| 発売日 ―― 2026年02月27日 | |
| パッケージ版価格 ―― 9,800円(税込10,780円) ダウンロード版価格 ―― 9,800円(税込10,780円) | |
評価
| 評価 | おすすめ度 |
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| 満足度 | |
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作品の紹介
今回は【流星ワールドアクター Gaslight Bullet】をご紹介します。タイトルの英語は《ガスライト・バレット》と読みます。公式略称は【流星ワールドアクターGB】です。
シリーズ累計発行部数が 1,110 万部を突破した『ようこそ実力至上主義の教室へ』の作者である衣笠彰梧さんがライターの作品ですね。

よう実
私が発売前から主張していたとおり、日流ルカという男の物語としては綺麗に完結した作品でした。めちゃくちゃ面白いので是非プレイしてください。続編モノですので、未プレイ者はまずは1作目からプレイしましょう。
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【流星ワールドアクター】の感想
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最終作は、発売前にトクナガP言った通り、新キャラは女性キャラが1名で残りは全員男。エンディングに入るまでの直近8枚のCGは男しか描かれていない。ギャグとシリアスの比率は「3:7」~「2:8」ぐらいの硬派な作品でした。

私が所持しているのは「第七共和国出国パック」です。
どんな人向け?
- 刑事モノが好きな人
- バトル要素のある作品が好きな人
- 過去に囚われ続けた男の一生を追いたい人
- キャラクター同士の軽快な掛け合いを楽しみたい人
- 続きが気になりクリックする手が止まらない作品を求めている人
攻略情報など
プレイ時間
私のプレイ時間は、ボイスをだいたい聞いて 21 時間ほどです。最初のエッチシーンまで 17 時間ぐらいかかりました。
攻略情報
大まかなストーリーとしては一本道なので、初見のプレイが1番印象に残るでしょう。ですから、初回プレイでは、好きな選択肢を選ぶことをおすすめします。クリア後にセーブ&ロードで残りのCGを回収しましょう。
クリア後には、タイトル画面に「Epilogue」が追加されます。それ以外にも、タイトル画面の「EXTRA」を選択肢すると「MEMORY」という項目に「AFTER」が追加されていますので、忘れずにチェックしてください。
Hシーン
卑語なし。ピー音なし。アナルモザイクなし。
システム
| 難易度 | 修正パッチ | バックログジャンプ |
| 簡単 | なし | あり |
| 備考 | ||
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感想
※以下ネタバレあり。既プレイ者向けの感想です。
序盤の掴みが上手すぎる!

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
いきなり物語の核心部分を見せるパターン。すべてを成し遂げた、あるいは成し遂げられなかったルカくんの姿です。しんしんと舞い落ちる雪と、だんだんと薄れゆく意識。何が起こったのか分からないけれど、頭のなかで物語の結末を思い描き、ルカくんの人生に思いを馳せる。ギュッと胸を締め付けられるような切ない気持ちになる私。開始数秒でこの作品に惹き込まれました。

場面が切り替わり、ストライコスが事件の被疑者として取り調べを受けているシーン。これまた何が起こったのか分からない。否応なく、この先の展開にワクワクしました。この時点で私は悟ります。これは面白いシナリオになりそうだと。
1番始めに【流星ワールドアクター】最終作がどのような作品なのか提示されました。日流ルカという男に焦点を当てた物語なのだと。
エロゲの歴史を振り返ると、「PC-98」の時代は、主人公の言動や奇跡がストーリーとして紡がれ、ヒロインはそれに付随する形でした。「Windows」に移行してからは、それぞれのヒロインに焦点を当てた個別ルートが用意されることが増えました。これらの傾向を鑑みると、日流ルカという男の人生に焦点を当て、ヒロインのルートを用意しなかった本作は、まさしく従来のストーリー重視作品だと言えるのでしょう。

ようやく主人公の日流ルカの視点に移るのですが、いきなり高層ビルが大爆発する派手な展開。事件の規模は過去作と比べて大きくなり、5大財閥の社長が抹殺されるのです。

主人公の前に立ちはだかる強大な敵 ―― 八坂、マサヤ、タケオの3人がお披露目される。ここまでで、興味を引く展開、派手な展開、終着点の公開、敵の紹介と、よく練られて作られていることが分かりますね。
私のお気に入りのパロディ

ギエピーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

ギエピーといえば、コロコロコミック版『ポケットモンスター』に登場するピッピの断末魔。コロコロ派だった私にとって、テンションの上がるパロディシーンでしたね。
大きく成長をする日流ルカ

交通課に移動することになったルカは、十三課に戻るための条件を提示されます。達成しなければならない条件は、禁煙すること、敬語を使うこと、風呂に入ること、衣服を洗濯することなど、社会人として、否、人として当たり前に求められること。けれどもルカにとっては、その条件を達成するのは簡単ではありません。
クラリス、メリッサ、小町が協力してくれて、ルカは懸命に努力を重ねる。次第に周囲の見る目が変わり、ルカに対する印象も良くなっていきます。

私のなかでも、ルカに対する印象がどんどん良くなっていきました。なぜなら私は、清潔感のある人のほうが好きだから。そして、一生懸命に努力をしている姿に心を動かされるから。これはアレですよ、ヤンキーが優しい一面を見せたら、めちゃくちゃ良い人だと評価してしまうパターンに似ていますね。

努力を認められたルカは、大門寺警視長により、十三課のリーダーに任命されることに。

ここからの展開がバチクソ面白い。個性派ぞろいで個人プレーに長けた十三課の面々を、四苦八苦しながらも1つにまとめ、協力して事件の解決にあたるのです。

セグイット族の集まるガルバラ地区に潜入したりと、難易度の高いミッションが多い。続きが気になり、寝不足になりながらもバシバシと読み進めていきましたね。それにしても、フード姿のクラリスちゃんがマジで可愛いですな。
失われたデレ成分を求めて
男キャラが多い硬派な作品ですが、無印ヒロインのデレ成分を求めて、些細な言動の機微すら見逃さない覚悟でプレイしておりました。

小町は、ところどころ気のある素振りを見せてくれたり、

クラリスは、一緒に同居することを認めてくれたり、

お気に入りヒロインの2トップと、プラスアルファでメリッサちゃんのデレ成分を摂取することができましたぜ。ただ、シフォンの扱いだけは異常に悪かったですね💢💢💢
有料パッチでもいいので、それぞれのヒロインとの追加ミニエピソードでも販売してくれないかしら。
いわゆる「水着回」と呼ばれるやつ
例えばアニメでは、クールの中頃に「水着回」や「温泉回」など、本筋のストーリーから離れた“少しエロい息抜きエピソード”が用意されていることもしばしば。

流星ワールドアクターGBにおける息抜き回として、「ダイスターホテル」という豪華ホテルへ宿泊するエピソードが用意されていました。もちろん事件の捜査のためにホテルに宿泊するのですが……。
ここでは、どのヒロインと一緒に過ごすのかを選ぶことができます。

私のおすすめは珠子ですね。無印から7年の時を経て、今まで見せたことのない格好と表情を披露しました。7年越しのギャップと考えるとえげつない。パーリナイ。
そのほか、このエピソードでは選択肢の“遊び”もあり、ルカくんがホテルの女性スタッフをナンパする小話も用意されていますよ。
回収されない枝葉末節のエピソード

本シリーズには『流星ワールドアクター The Strange World』というブラウザゲームがあります。このブラウザゲームは、流星ワールドアクターの1作目から地続きのストーリーになっています。ヒロインに焦点を当てたエピソードや、ブレイズの話、ゲノム国の話、デルーガの話、シュバルトの話などは、ブラウザゲームで回収される予定だったのでしょう。しかしサービスが終了したため、2作目・3作目の買い切り型のPCゲームでは、ルカのエピソードに絞って描かれることに。

流星ワールドアクターGBでは、少しだけ未回収のエピソードに触れられています。それは、デルーガを生み出し地球を侵略しようとしている勢力と、諸外国の連合が戦っているという情報です。
つまり「地球外生命体 vs 連合国軍」というエピソードが展開された可能性もあったのかもしれません。めちゃくちゃ壮大ですね。見てみたい。
流星WAシリーズのテーマ

「刑事モノ」と呼ばれるジャンルは、法律を破る犯罪者と、それを取り締まる警察という正義と悪の構図 ――「勧善懲悪」を描くことができますよね。昨今の作品では、敵側のエピソードも描かれており、純度100%の悪役が登場しないことも増えています。

シリーズ2作目のタイトルは【流星ワールドアクター Badge&Dagger】です。バッジは正義の象徴である「警察バッジ」、ダガーは犯罪者の象徴である「短剣」を意味しており、正義と悪の対比をより意識した作品だったと思いますね。

シリーズ3作目のタイトルは【流星ワールドアクター Gaslight Bullet】です。ガスライトは路地裏に設置されている「ガス灯」のことであり闇のイメージ、バレットは悪を貫く「弾丸」のことであり光のイメージをもつ。しかし、この関係は簡単にひっくり返ります。ガスライトは闇夜を照らす光のイメージにもなり、バレットは正義を殺す闇のイメージにもなる。つまり、最終作では正義と悪の表裏一体が描かれており、より複雑怪奇で深みのあるストーリーを楽しむことができました。
涼子の行動の謎を解明する
注文されたコーヒーを注ぐ過程で涼子は、ルカと宗助の飲み物に対して、1つ余分な動作をしていることが判明します。ルカたちは、もしかしたらコーヒーに「キーパーの能力を抑える薬」を入れているのではないかと推測します。
ルカは涼子に、教団との繋がりはないのかと聞きます。すると涼子は、元々は教団の人間だったけれど、テロ事件の前には組織を抜けていたと言いました。

八坂との繋がりはない。つまり、涼子が意図的にコーヒーに何かを混ぜた線はなくなったと、ルカは考えたのでしょう。もしも涼子が殺しに関与しておいて、「彼(宗助)のことは残念だった」と言っているのだとしたら、アカデミー賞を受賞するレベルの演技力でしょうね。
もう1度、念を押すように、涼子が八坂と繋がっていたことを否定する文章が書かれていました。それでは、涼子がコーヒーを淹れたときに行った動作には、どのような意味があったのでしょうか。何パターンか考えてみました。
CASE-1:意味のない動作だった

/ 美味しくな~れ ♥ \
俳優の藤岡弘は、コーヒーを淹れるとき、バリトンボイスで「美味しくな~れ」と言いながら、ひと手間を加えて注ぎます。涼子も同様に、ルカと宗助のコーヒーを注ぐとき、いつものルーティンが出てしまったのではないでしょうか。
あ、すみません、ふざけました。許してください。もうやりませんから。タイピング中に、指が勝手に暴走したんですよ。私の意志ではありません。指のせいです。全部指が悪い。あとで叱っておきますんで。忘れてください。ったく、指の野郎、勝手なことしやがって。
冗談はともかくとして、涼子がコーヒーを淹れたときの行動には、何の意味もなかった可能性もあります。
CASE-2:マサヤがキーパー説

マサヤは戦闘シーンにおいて、おそらく能力は使わず、己の技術や経験を元に、ナイフで戦っていました。

最終的にマサヤは、対キーパー用の手錠をつかって拘束されるのです。
終盤のエピソードで八坂は、自分が「無能力者」であることを公言します。しかし、マサヤは能力を持っているのか持っていないのか判明しないまま終わってしまう。そう考えると、もしかしたらマサヤが、非戦闘用のキーパーの能力を持っていた可能性もありますよね。諜報や権謀術数につかえる能力を。たとえば、催眠・暗示・忘却・認識改変系の能力など。だとしたら、その能力をつかって、涼子に特定の行動を取らせることができたのかもしれません。
あるいは、八坂たちに協力していた男 ―― 立ち絵すら用意されていない胡散臭い口調のモブキャラクター。彼は、冬美を拘束する役割でしたが、キーパーの能力を使えた可能性もあります。アイツはモブのくせにやたらと情報通だったので、少し怪しいかも。
CASE-3:そもそも設定を忘れた説
ライターが多忙で制作期間が空いたため、以前に記載したテキストの内容を忘れてしまった可能性もあります。いや、さすがにその可能性は低いのかも。普通なら以前の文章を読み返すでしょうし、本人にもデバッガーにも、誰の目にも留まらないのはおかしいですから。
CASE-4:涼子が悪人説
涼子の発言はすべて嘘。涼子が悪人の可能性もありますね。あるいは、脅されて薬を混ぜただけだから、自分には何の罪もないと考えているサイコパス。いや、さすがにHシーンの用意されているヒロインに、そのような設定を付与する意味はありません。ですから、その可能性も低いでしょう。
サブキャラの扱いについて
人によっては、サブキャラの扱いの格差に不満をもつ人もいるでしょうね。私は存外、それぞれのキャラクターに意味を持たせていたのではないかと思っています。

かつては、ラスボスのような、あるいはライバルのようなポジションで登場していたシュバルト。彼は、八坂たちがより格上の人物であることを示す役回りでした。可哀想な扱いではありますが、悲壮感を漂わせることなく、ノリノリで自爆したところはシュバルトの魅力なのかなぁと。もしかしたら、分身体による死を経験しすぎて、死ぬことへの恐れがなくなっていた可能性もありますが。

アレックス刑事とながれ刑事も、ストーリーの大きな流れに関わっているわけではありません。ですが、我々プレイヤーを振り回してくれる面白い役回りだったかと。
人間って、規模が大きいものを想像するのが難しい生き物なんですよ。たとえば、ディズニーランドの広さを表現するときに「東京ドーム約11個分」と言うことがありますよね。これって、少しでも想像できるものに落とし込んで例えているのだと思います。それでいうと、アレックス刑事とながれ刑事は、警察という巨大な組織に裏切り者がいるという、実感が湧きにくいスケールの話を、身近なものとして捉えさせてくれる役割だったのではないでしょうか。アレックス刑事が一課に戻りたがっていた理由は、一課のほうがより重大な事件や重要な人物に関われるからでしょう。
ルカと八坂が示す存在意義

本作の最大の敵は八坂です。キーパーが大手を振るう世界において、無能力者でありながらトップクラスの実力を誇るのはロマンがある。ワイヤーや小細工をつかい、地の利を活かして戦う姿にワクワクしました。そんな八坂は子供のころ、路地裏に捨てられていたところを、新垣警視総監(当時はまだ警視総監ではない)に拾われた悲しい境遇を持っています。
彼は、ただただ新垣警視総監の恩に報いるためだけに生きてきました。命令されるままに行動をするという生き方。しかし、用済みになった八坂が始末されるかもしれない段階になって、自分の身の振り方を考えるようになります。その鍵を握るのがマサヤでしょうか。

マサヤは、自分が暮らしていた孤児院が焼失し、行き場を失っていたところを八坂に拾われた過去をもちます。彼もまた、八坂に恩を返すためだけに生きていたのかもしれません。そんなマサヤは捕まったあとに、八坂から「よくやった」との一言をもらいます。それに対してマサヤは涙ぐみながら「ありがとう、ございます……」と呟く。彼の心境を考えると切ない。あまりにも切ない。
マサヤの「ありがとうございます」を伝言として受け取った八坂は、思うところがあったのでしょう。「新垣警視総監と八坂」そして「八坂とマサヤ」の2つは似た関係性にもかかわらず、大きな隔たりがあることを。
さて、あなたもご存知でしょうが、もう1人、似た境遇をもつ人物がいるのですよ。

我らが最高の主人公、日流ルカその人であります。
ルカは幼少期から天涯孤独であり、路地裏に身をひそめながら、その日その日を生き延びることに精一杯でした。そんなルカを拾ってくれて、警察庁の若人課という居場所を与えてくれたのが栗林武蔵刑事ですね。
流星ワールドアクターの1作目を振り返ってほしいのですが、ルカは警察になってからは少しでも成果をあげようと躍起になっていました。それは、唯一の肉親ともいえる存在となった武蔵に認められたいから。そして、自分の存在意義を示したかったからなのでしょう。
しかし、武蔵の裏切りにより目的を失ってしまった。
それからというものルカは、教団事件を解決するためだけに生きる、過去に囚われているだけの絶望の人生を送ってきたことは皆さんのご存知のとおり。

それらの事情を踏まえると、ルカと八坂の最終決戦、激アツすぎません?
―――それだけだ
ルカの最終決戦は教団をつぶすこと ―― 新垣警視総監を殺すことではない。自分と似た境遇をもつ八坂を、ダークサイドに落ちてしまった自分を打ち倒すことだったのでしょう。
決着がついたあと、ふたたび冒頭で聞いたストライコスのセリフに戻ります。
日流ルカの死とは、過去に囚われつづけていた日流ルカという存在の死のこと。ストライコスは、教団事件によって恋人を失っており、復讐するためだけに生きていました。しかし彼に戦闘能力はない。だからこそ、自分の目的をルカに仮託していたのでしょう。現にストライコスは、教団に情報を渡すことで、教団を表舞台に引きずりだすことに間接的に関わっていましたので。
さて、ここでルカと八坂の話題に戻しますね。
最後にルカは、国外に出ようとしている八坂と会話をします。

教祖の命令に従って生きてきた八坂は死にました。これからは、自分の新たな死に場所を求めて、国外に出ようとしているのでしょう。
考えるに八坂は、教団に入信していた多くの信者と同じで、教祖の言う通りにしていれば、より良い世界になるのではないかと思っていたのではないでしょうか。2人のこの会話には、自分たちと同じ境遇の、身寄りのない不幸な子供を無くしたいという願いが見て取れました。
未来には、幸せな光景が広がっていることを祈っています。
―― Fin ――
もっともっと話の続きを見ていたかったのが正直なところ。ただ、エピローグを見て私の燻っていた気持ちは浄化されたのですよ。
ルカは、宗助を失ってからというもの、心の疵を抱え続けていました。
そんななか、夢の中の世界で対面した武蔵と、最後の会話を交わします。
すると、武蔵はルカの手をつかんで抱き寄せました。

こんなんズルいやろ……(´;ω;`)
がむしゃらに頑張っていた若き日のルカが報われた、孤独に教団を殲滅せんと戦っていた日々が報われた、宗助を失ってしまった後悔も含めて抱き締めてくれた ―― 1度死んだ日流ルカという男に、新たな想いが託された瞬間でしょう。ルカは、礼節や社会性を身に着け、だんだんと警察組織に必要な人材へと育っていきました。十三課をまとめるリーダーとして活躍するなかで、十三課が大切な居場所に変わっていったことと思います。人に頼ることを覚え、守るべき大切な人たちもできたことでしょう。
つまり本作は、日流ルカが生まれてから死ぬまでを描いたストーリーとして、綺麗に完結したのではないかと感じました。
余談ですが、発売前に公開されたムービーでは、ルカにボイスが付いているものが多かったです。ですから私は、作中でも肝心なところでボイスが付くだろうと予想していました。予想がドンピシャに当たりましたぜ。
日流ルカの同期たち3人

最初から最後まで日流ルカという男を評価してリスペクトしていたストライコス。

ルカとは互いに実力を認め合っていて、たまに見せるニヒルな笑顔が可愛い宗助。

最終作にて、ついに分かりやすくデレてくれた生田克己警視。やはり、ルカを含めた同期組4人の繋がりが素敵でしたよね。
ヒロインの魅力に触れる
やはり相棒ポジションのクラリスが強い

日流ルカが真っ当な人間へと成長していくなかで、クラリスちゃんが「心から尊敬してます」と言ってくれるようになった変化がエモかったですね。
ルカくんがクラリスちゃんのことを相棒だと認めたシーンにグッときましたよ。
私は最終作が発売する前から、せめて初期ヒロインズのなかでクラリスだけでもアフターストーリーを用意するべきだと主張してきたんですがね。本作をクリアして、改めてその思いを強くしました。
珠子の顔が可愛い

実は1作目をプレイしたときから、めちゃくちゃ顔がいいので攻略ヒロインになってほしいと思っていた珠子。用意されていたCGはどれも素晴らしいものでしたね。ただ、旧立ち絵と新立ち絵の違いには違和感がありました。前作から5年も空いてしまったので仕方ないのでしょうか。
声も顔もいいリンダ

リンダは、教団からも警察からも逃げていて、ルカ以外の誰にも頼ることなく孤独に生きてきたことを考えると、苦しい人生だったと思います。ただ、アフターHシーンでは幸せそうな姿が見られて良かったですね。しかも、アナルセックスが用意されていて素晴らしい。全部が全部ノーマルのHシーンじゃつまらないですからね。このぐらいは攻めてもらわないと。
包容力のある大門寺伊代

ルカくんが死を覚悟した最終決戦前夜に、唯一、弱味を見せた相手が大門寺伊代警視長。ルカとは年齢的には近い世代ではありますが、立場としては上司にあたります。彼女の密やかな包容力や優しさは魅力的だったと思いますね。豪華版の特典小説でも彼女は特別なポジションでしたし。
というか、弱味を見せるルカが可愛い~♪ 笑
まとめ
ココがイマイチ
- もっとヒロインとのエピソードを見たかった
- テキストウィンドウ消去でボイスカット
- 誤字脱字や表記ゆれがある
- 旧作との絵柄の差異
ココがおすすめ
- 先の展開が気になりブッ続けでプレイすることに
- 音楽・背景・イラストが素晴らしい
- 平易で読みやすいテキストが最高
- エピローグのシーンに感動した
- 貧乳好きにおすすめできる
- 魅力的な登場キャラクター
- 魅力的な主人公
- 魅力的な悪役
とにかく楽しかったです。寝不足になりながらブッ続けでプレイしました。
日流ルカは「ブレイズ」という「炎」を意味する種族ですからね。炎の能力が覚醒して、氷の能力と中和して、魔力の流出が防がれるようになるのだと予想していましたが、外れてしまいました。本来なら絶対にそのような設定だったはず。間違いありません。
最高の作品だったのですが、心残りがあるとしたら、やはり初期ヒロインズのイチャラブエピソードをもう少し見たかったということ。有料で良いですから、追加パッチを作成してくださったら嬉しいです。よろしくお願いします。
まさか【暁の護衛】に匹敵するぐらいに面白い衣笠作品に出会えるとは思わなかったぜ。
最後に、流星ワールドアクターシリーズを完結させてくれたことに感謝申し上げます。
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