最近 Twitter で「自分を作り上げたエロゲー4選」というハッシュタグを見かけたんですが、定期的に「人生を変えたエロゲ」という概念で盛り上がることがありますよね。
この話題になると必ずセットで湧き出てくるのが「エロゲに人生を変えられるなんて、どんだけ薄い人生を送ってきたんだ」みたいな言説。
人によって「人生を変えた」という言葉の捉え方がちがうのが見て取れます。
「エロゲにハマるきっかけとなった作品」ってのも、人生を変えたエロゲでいいんじゃないかと思うんですけどね。
グダグダうっせーんだよタコっつー話ですわ。
エロゲーの話。今日はちょっとキモい内容かも知れませんが、エロゲってプレイヤーの人生感まで変えちゃう魔力があると思っています。自分もそれ散るやパルフェにやられて業界の門を叩いたのでまさに人生が変わりました。だからエロゲは好きなんだよなあ......
— 早瀬ゆう (@yuu_hayase) March 16, 2023
今回は、エロゲにかぎらず、人生が変わる契機となった作品について記事にしたいと思います。
非18禁作品
まずは非18禁作品の話題から。
僕の人生を救ってもらった、憧れの男の息子と🥺💪
— 横川尚隆 (@YokokawaNaotaka) June 28, 2020
まさかこんな日がくるとは😭 pic.twitter.com/X66b8Jvm3L
かつて、範馬勇次郎にあこがれて、ボディビルダーになった人が話題になりました。
これはまさしく、人生を大きく変えた作品との出会いでしょうね。
その他にもアニメ版「CLANNAD」を見て電気工になった人、「SHIROBAKO」を見てアニメ業界で働きはじめた人、「SLAM DUNK」を読んでバスケをはじめた人、「テニスの王子様」を読んでテニスをはじめた人、「けいおん!」見て左利き用のベースを購入した人、「ヤマノススメ」を見て山登りを始めた人、「ゆるキャン△」を見てキャンプにハマった人、「魔法少女まどか☆マギカ」を見てもう何も怖くなくなった人、「ブルーアーカイブ」で過酷なオナニーをするようになった人などなど、さまざまな事例を目にしました。
とある作品の聖地巡礼をして、その先で出会った人と結婚をした……という報告を見たこともあります。
同じ趣味の人と結婚できるのは素晴らしいことです。
私はというと、20年以上まえに「メダロット」のアニメをみて、主人公のイッキくんがタコ焼きの美味しさを熱弁している回があって、それ以降タコ焼きが好きになりました。
何かの雑誌か攻略本だったと思うんですが、じゃんけんコーナーがあって、ロックマンが「チョキ」を出しているのを見て以来、じゃんけんではチョキを出すようになりました。笑
該当する雑誌の情報をお持ちの方は、教えていただければ幸いです。
人生において1番ハマったマンガである「湘南純愛組」を読んで、バイクに乗るようにになりました。
あとは何かのアニメの影響で、プリンにドハマリしたことがありますね。
思い出せなくて悔しい……。
でも、こうして振り返ってみると、
あまり人生を変えられてねぇ!
エロゲ
まず私が1番最初に思い浮かんだ事例は、紅茶マスターになれる地獄ゲー「古色迷宮輪舞曲」をプレイして、ガチで紅茶にハマった人。
紅茶の専門ブログをたちあげ、現時点(2023/3/20)で 2,780 もの紅茶やお茶のレビューをあげています。
ここからは自分語りでも。
かつては、今と比べて凌辱ゲーが腐るほどあったんですが、そのなかでも【NOISE】をプレイしてから、より凌辱ゲーが好きになった記憶があります。
主人公がヒロインの心の声を聞ける能力をもっているので、より痛ましさが強調されていたからでしょうか。
【STARLESS】は、ドギツイ性癖がてんこ盛りのヤベーゲームです。これをプレイして私は、スカトロ自体が好きなわけではなく、それに伴う羞恥描写が好きなだけだと知り、安心しました。
LIBIDOでしたっけ? スカトロ愛のつよいエロゲーメーカーがあったんですが、そこの社長は「うんこを食える」と豪語していたぐらにスカトロ好きだったと記憶しています。
そういう“ホンモノ”と比べると、私はなんかはまだまだヒヨッコにすぎないことを痛感しましたね。
あ、やめて、引かないで、まだ帰らないで。
【euphoria】では、エッチシーンにおいてヒロインの「ガチのゲップ」が入っていて、新たな扉がひらいた気がしました。
クリア後にスタッフコメントを閲覧&視聴できるのですが、声優さんがガチでゲップをしました~と語っていて、どこかのおっさんがゲップ音を入れたわけじゃないことが証明されて安心しましたね。
いや、すみません、引かないでください。
というかエロゲでも、ろくに人生変わってねぇな。
【プリマ☆ステラ】では、抜きゲーメーカーであるアトリエかぐやが、シナリオ(キャラ萌え)にも比重をおいた作品をつくったことにより、エロとシナリオのハイブリッド作品になっておりました。
そしてハーレム感満載の共通ルートが最高で、私の求めているエロゲの方向性(エロゲならでは/エロとシナリオの両立/ハーレム感)が定まりましたね。
と言っても、内容は、主人公マンセーのモテモテゲーなんで、シナリオゲーが好きな人には勧められないんですけどね。
私は作品がどんな内容でも、作者を恨むことはしまいと誓っていたんですが、その誓いを破ってしまったのは【マブラヴ オルタネイティヴ】ですね。
一生つづくんじゃないかと思うぐらいの、制作者の悪意にあふれた展開の数々に、「ふざけんじゃねぇ吉宗鋼紀ーーーッ!」とブチギレて叫びながらプレイした記憶があります。
アイツはマジで性格悪いっすよ。いや、でもそれが最高でもあるんですけどね。
【素晴らしき日々 〜不連続存在〜】では、フワフワとした余韻につつまれたままエンディングに入ったんですが、「SCA-自」さんの名前があらゆる場所に並んでいて、「どんだけのタスクこなしてんだよこの人は」と思って、そっからスタッフロールをより注目して見るようになった記憶があります。
ちなみに今「すばひび」プレイするなら【素晴らしき日々 〜不連続存在〜 フルボイスHD版】がおすすめ。
一昔まえのエロゲって、スッタフロールを眺めていると、「ジョン・レノソ」とか「ポーノレ・マッカートニー」とか「リソゴ・スター」とか、The Beatles のパチモンみたいな名前の人をちらほら見かけた記憶があるんですが、
覚えている人、いますか?――
以上です。
結局私は、ろくに人生を変えられていないことがわかりました。
と言っても、浮かんだものをポンポンと書いていっただけで、深く思い返したわけではありません。
ヒロインの好みや、ジャンルの好み、シチュエーションの好みを決定づけたエロゲもあるはず。
なので今後、似たような記事を書くとしたら、しっかりと考えて書きたいと思います。
とりあえず言えるのは、作中に出てきた食べ物にハマる確率は高いっす。笑
もしあなたも、人生を変えたエロゲがあるならば、教えていただければ幸いです。