【アマナツ+】のパッケージイラスト

PRを含みます エロゲーの感想

【アマナツ+】の簡易レビュー

古城

2,860文字

この夏の恋は、終わらない――

アマナツ+あざらしそふと
【アマナツ+】のパッケージイラストゲーム属性:キャラゲー
ジャンル ―― 恋と友情の純愛ラブコメADV
発売日  ―― 2024年08月30日
パッケージ版価格  ―― 8,000円(税込8,800円)
ダウンロード版価格 ―― 8,000円(税込8,800円)
スタッフ
シナリオ早瀬ゆう
原画ぎん太郎
SD原画まろたろ
音楽えびかれー伯爵
声優青山ゆかり/秋野花/甘利ろろ
主題歌 ―― フィードバックサマー(Vo. 夢乃ゆき)
あらすじ

夏の田舎で恋をする、そんなシンプルな青春ストーリー。
それまで都会に住んでいた主人公が、突如田舎に引っ越し少女と恋仲になる。
そんな日常が続く中、舞台は夏の終わりに差し掛かり、七箇山学園祭の時期が近づいてくる。

「私……ご主人様のメイドになりますニャン♪」
「今から私のクラスに来て、ゾンビやって下さい!!」
「同じ実行委員なら、文化祭の期間一緒にいられる時間が増える」
(ぶ、文化祭って、こんなにカオスなの……!?)

学校行事に慣れていない主人公は、少女らと共に文化祭へ積極参戦する。
夏休みが終わっても、一際残暑の残る七箇山。
初めて彼女の部屋にお邪魔したり、ショッピングモールへ行きデートもする。
そんな自分の彼女と過ごす楽しい日常は、まだ終わらない――

――公式サイトより引用

評価

評価おすすめ度
【アマナツ+】の評価★★★★★
満足度
満足度80点

作品の紹介

今回は【アマナツ+】をご紹介します。

2022 年に発売した【アマナツ】の続編です。未プレイ者は、本編の感想記事をどうぞ。

本編
【アマナツ】のパッケージイラスト
【アマナツ】の感想

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アマナツは面白かったけれども、そこまでぶっ刺さった訳ではありません。

しかし、アマナツ+は私の琴線に触れました。

【アマナツ+】のパッケージ画像

私が所持しているのはパッケージ版です。

攻略情報など

プレイ時間

私のプレイ時間は、ボイスをだいたい聞いて 11 時間ほどです。最初のエッチシーンまでは 30 分ぐらいかかりました。

 

攻略情報

最初にキャラクター選択をするだけです。

 

 Hシーン

卑語なし。ピー音なし。アナルモザイクなし。
各ヒロイン5シーンずつ。

 

システム

難易度修正パッチバックログジャンプ
簡単なしあり
備考

ネタバレ感想

以下、ネタバレあり。
好きなことを散発的に書いているので内容が飛び飛びです。

関係が深まった後のお話

夜雪「す、好きに……見て……?」

続編ですので、関係が深まったあとのエピソードを楽しむことができます。

上の画像のシーンは、下着を漁ってもいいと彼女からお許しがでた場面。

夜雪「う、うぅぅ……下着、見られるの、恥ずかしい……」

自分で許可したはずなのに、恥ずかしそうにしている姿にはグッときますね。

通常のイラストも、SDイラストも、どちらもクオリティが高いため、視覚的に楽しい作品となっておりました。

 

 

似ているキャラ……

無印のときから思っていたんですが……

アマナツの主要キャラクター集合

主人公が兵藤一誠にしか見えねぇ!

兵藤一誠

髪型や髪色が似ているなぁと思っていたんですが、制服の下に赤いシャツを着るセンスが1番似ています。

さらに……

鋼「恋愛は、軟弱な者がするものだ」

こっちは比企谷八幡にしか見えねぇぞ!

比企谷八幡

目付きや喋り方が似ているんですが、それ以上に捻くれた思考回路が似ています。

夜雪「正直、どうでも良い」

あ、はい、すみません。どうでも良いっすよね。

好きですよ、彼らのキャラクターデザインは。私が勝手に似ているなぁと思っていただけですから。

 

 

他ルートでも輝くヒロイン

下の画像のセリフは、夜雪先輩ルートの雨晴こがねちゃんのもの。

こがね「せんぱーい! お二方~!! おはようございまーす!!」

私は、他人が気にしないようなところに目を留め、妄想を膨らませて悶え転げているタイプのオタクなのですが、こがねちゃんのこのセリフにグッときました。

最初に、主人公のことを「せんぱーい!」と呼び止める。その次に、他の2人のことを「お二方」と呼んでいる。こがねちゃんの好意が、無意識に表れているように感じました。

こがねちゃんとは結ばれなかった世界線ですが、それでも贔屓してくれている特別感があり、思わずニヤついてしまいましたね。

 

 

ヤキモチ焼き展開

全国に約1億人ほど存在すると言われている、ヤキモチ焼きヒロインスキーに朗報です。

和葉「ちょっと! 人の男に色目使わないでしょ……!! 次やったら殺すからね!!」

本作では、ヒロイン3人それぞれに独占欲を見せてくれるシーンが用意されていましたぜ。

 

 

可愛らしい衣装

メイド服和葉SDイラスト

メイド服和葉のフェラ尻

可愛らしい衣装が用意されているうえに、きちんとそれがエッチシーンでも使われていて素晴らしい。

上の画像は、私の性癖にドンピシャのシーンでした。メイド服の可愛さも然ることながら、鮮やかな色合いの縞パンが美しい。ムーっと突き出された口の形もエロかったです。

もっとお尻アングルのフェラが増えてほしい。

 

 

イベントCGの構図を意識しているライティング

和葉「ちゃっかり雨晴さん、コイツの隣にくっついてたし……」

和葉「みんなでキャンプに行ったときも、カレー食べてるとき、雨晴さん……コイツの隣に陣取ってたし……」

実は私が1番感心したのは、イベントCGの構図に言及したセリフです。

エロゲ制作において、テキストとイラストは別の担当者が手がけることがほとんどですから、意識しないと整合性が取りにくいと思います。その点、アマナツ+では、こがねちゃんが主人公の隣に陣取っているシーンが多いことに触れていました。テキストとイラストが密接に絡み合っているように感じられ、好印象を受けましたね。

 

 

和葉ルートの終盤が好き

一也「ああ、俺の長い役目は、もう終わったんだって」

和葉は「お父さんっ娘」です。しかし、お父さんはなかなか家に帰ってきません。いつしか和葉は、寂しい思いを押し殺すようになりました。

表面的には明るく元気な女の子ですが、本当は誰よりも寂しがり屋だった。そんな彼女の本心に気づき、その寂しさを埋めてあげたのが主人公です。

久しぶりに帰宅したお父さんは、和葉と主人公がお互いに深く信頼し合ったパートナーであることを感じ、寂しそうにこう呟きました。「ああ、俺の長い役目は、もう終わったんだ」と。

父親としての役割を終えた寂しさと、大事な娘を託せる相手が現れた安堵感がないまぜとなった、味わい深い一言でした。

本編でこのエピソードを見ても、ここまで心は動かなかったでしょう。2年の月日を経て発売された続編だからこそ、より重みを感じられたのだと思います。

 

 

雨晴こがねが可愛い

こがね「……と、言うことは~?」

雨晴こがねちゃんは、本作でも安定した可愛さでしたよ。

まとめ

本編での不満点が解消されて、続編ならではのエピソードが盛り込まれた本作。

萌え、笑い、感動と、さまざまな要素を楽しむことができる完成度の高いファンディスクだったと思います。

パッケージ版

ダウンロード版

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